2009年11月3日火曜日

TYI Networking Conference 2009

10月31日(土)・11月1日(日)の2日間、『MCB財団タイ・ヨーガ研究所』主催の第2回ヨーガ・コンフェレンスが開催されました。

TYI Network Conference 2009
Knowledge, Friendship & Way of Life

日時:10月31日(土)・11月1日(日)
会場:TOT・アカデミー(Ngam Wong Wan Road)、バンコク
テーマ:知識・フレンドシップ・ライフスタイル
協力:タイ健康促進基金(SSS)

インドからのゲストとして、『ロナウラ・ヨーガ研究所』の現ディレクターである「マンマット M.ガロテ」先生が参加され、基調講演として、「伝統的ヨーガの研究の現状」と「伝統的ヨーガのリバイバル運動」について講演されました。

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「YouTube」に、マンマット・ガロテ先生による日本のメンバーのみなさんへのメッセージが上げてあります(日本語通訳付)。
http://www.youtube.com/user/hhyoga#p/u

バンコクでのコンフェレンスの合間に録画されたものです。研究所の活動への支援会員である「メンバーシップ」に参加いただいているみなさんへの、ディレクターからの感謝の言葉です。特に、「メンバーシップ」に参加されている方は、ぜひ、ご覧下さい。

  
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以下が、「TYI Networking Conference 2009」の2日間のプログラムです。

TYI Network Conference 2009
Knowledge Friendship & Way of Life

TYIネットワーキング・コンフェレンス2009
知識・フレンドシップ・ライフスタイル

Objective(目的)
To build a strong connection among our network
To further develop our practice, especially, mind development
To disseminate TYI movement to public

・タイ・ヨーガ研究所(TYI)のネットワークの強化
・さらなるヨーガ実践の深化へ、特に内面的な心の成長へ向けて
・TYI活動の一般へのパブリシティ向上へ

Audience
Those who passed the yoga teacher training course with TYI,
800 person, expect 120 will join

Date   Saturday October 31st  to Sunday November 1st , 2009
Venue   TOT Academy, Ngam Wong Wan Road

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Agenda

Saturday October 31st
08.00 – 08.30 : R
egistration
08.45 – 09.05 :
VDO: 10 years of TYI
09.15 – 10.30 : The Traditional Yoga Works in LYI, Dr. Manmath Gharote, Director LYI, India
10.45 – 12.00 : The future of traditional Yoga in India and Southeast Asia, Hiroshi & Hideko Aikatas
12.00 – 13.30 : Lunch
13.30 – 13.50 : VDO: TYI networks & volunteers
13.50 – 14.20 : The future of Traditional Yoga in Thailand, Kawee Kongpakdeepong, Director TYI
14.30 – 15.30 : Workshop: how to analyze the real problem to improve our work (Problem Tree) (Thai), Pornpan Prinyatanakul Human Resource Specilaist
15.30 – 16.30 : Workshop: Friendship among networking
16.30 – 17.30 : Divied into 6 groups: Asanas, teaching methods, Yoga literature, Volunteer, Yoga - Dhamma, and Yoga research. Each group discusses how to develop networks among them.
18.30 – 20.00 : Dinner all together

Sunday November 1st
08.00 – 09.45 : Asanas & Pranayama, Hiroshi & Hideko Aikatas
10.00 – 12.00 : Vipasana practice, Ajarn Kampol Thongboonnum
12.00 – 13.00 : Lunch
13.00 – 15.30 : Sharing experiences: Living Yoga Lives, Chomchuen Sittivech, Ms., Theeradech Uthaiwittayarat, Mr., Kawee Kongpakdeepong, Mr.
16.00 : Closing


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ナウラ・ヨーガ研究所について

The Lonavla Yoga Institute (India)
(Regd. No. 1439/1998/Pune)
Bhangarwadi, Lonavla-4l0 407, Pune (India)
Website: www.lonavalayoga.org

ヨーガを学術的な研究の対象とし、科学的合理性を解明することで、ヨーガの一般社会への貢献の方向性を示したのは、『カイヴァリヤダーマ研究所』の創立者である「スワーミー・クヴァラヤーナンダ(1883-1966)」です。
www.kdham.com

『ロナウラ・ヨーガ研究所』は、1954年から「クヴァラヤーナンダ」によって育成され、教育者・研究者としてヨーガに大きな足跡を残した「マノハール.L.ガロテ(1931-2005)」博士が、『カイヴァリヤダーマ研究所』を定年退職後の1996年5月に設立した「研究所」です。アルゼンチン、ブラジル、ドイツ、イタリア、イギリス、タイランド、日本に連絡事務所があります。
www.lonavalayoga.org

晩年のガロテ先生の使命は、重要性と必要性が強く認識されていながらも、あまり進行していないヨーガの伝統文献の研究活動でした。2005年の創立者のガロテ先生の逝去後も、『ロナウラ・ヨーガ研究所』は新ディレクターの「マンマット・ガロテ」氏(体育教育Ph.D.)と3名のスタッフにより、鋭意活動中です。

一見地味ですが、ヨーガの未来に大きな影響を与える研究が行なわれています。

●「ロナウラ・ヨーガ研究所(インド)」の理念:伝統的ヨーガの復興運動

古代のインドに自己修練の体系として発祥したヨーガは、長い歴史の間に伝統として形成され、その知識が現代に生きるわたしたちまで伝承されて来ています。しかし、現代のヨーガ教師には、しばしば伝統的なヨーガの知識が不足しています。長い歴史を持つ他の伝承文化と同様に、古典的なヨーガの伝統も、現在、急速に消滅の危機に瀕しています。

また、現代では、多くのヨーガ教師や
ヨーガの学習者にとって、生きた伝統を継承している真正な人物に日常的に接触して指導を受けるのは、実際に困難なことです。そのような状況でも、伝統的な古典テキストについて精通することは、正統なヨーガの伝統に親しく触れるための有効な手段になります。

しかし、多くの古典テキストは、依然、東洋学の図書館などに写本の形で保管され、眠ったままなのです。伝統的なテキストの研究を通して、伝統的なヨーガの知識を復興させる必要があります。

『ロナウラ・ヨーガ研究所』は、真正で伝統的なヨーガの文献を世界の
ヨーガ・コミュニティーのドアに届けることを意図して活動しています。それによって、伝統的なヨーガの復興運動を起こすことが、わたしたちの願いなのです。

●「ロナウラ・ヨ-ガ研究所(インド)」の活動

1)純粋ヨーガ&応用ヨ-ガの分野での研究活動の実施と支援。
2)ヨ-ガ文献の校訂版と翻訳・解説書の編集・出版と支援。
3)ヨ-ガ文献の批評的批判的研究を推進するため、ヨーガ文献と関連文献のカタログ・ダイジェスト版・索引・用語集の準備と出版。
4)ニューズレターの『ヨーガ・プラディーパ』の発行
5)インド国内や諸外国の個人やグル-プにヨーガの研修セミナーやコースの企画・実施。
6)ヨ-ガに関係する分野で活動している個人・協会・団体と交流、協力関係を構築。
7)ヨ-ガの治療的応用への適切な指導を個人やグループに提供。

●「ロナウラ・ヨ-ガ研究所(インド)」で進行中のプロジェクト

1)ヨ-ガの伝統文献の多言語への翻訳・出版。
2)ヨ-ガの伝統文献のカタログ作成。
3)提携・協力関係にある団体や研究所と共同でヨ-ガの治療的応用の指導コ-スの企画・実施。
4)インドを訪れるグループへのワ-クショップの企画・実施。

    

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