2017年4月12日水曜日

カイヴァリヤダーマ研究所2017 (2)

カイヴァリヤダーマ研究所の付属カレッジで、2017年1月2月の6週間コース(CCY)を受講された、京都在住のD.M.さん(男性)の総括レポートです。

期間:2017年1月15日-2月25日

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本家インドの老舗のヨーガ研究所(1924年創立)の付属カレッジ(1951年開校)で、ヨーガを集中的に勉強するということについての、貴重な現地報告です。
 
インドで本格的・体系的にヨーガの勉強をされたい方は、カイヴァリヤダーマ研究所付属カレッジの6週間コース(CCY)から始めて、条件が許すようなら、次のレベルの1年間コース(DYEd)に進学するのが無理の無い確実なコースです。
 
また、2014年5月からインターネットを使ったオンライン・コース(YIC)も開講されています。
http://kdham.com/yoga-instructors-course/
 
インターネット上のビデオ教材での講義と、ロナウラでの2週間のスクーリング参加で6週間コース(CCY)相当の修了証が発給されます。
 
インドからの通信制のヨーガ・コース、という新しい試みで、運営側にも、受講生側にも、試行錯誤のところがありますが、1924年からロナウラに蓄積されて来たヨーガ研究のリソースにアクセス出来るチャンネルが増えたことは歓迎されることです。
  
中・長期間インドでヨーガの勉強をする条件と環境にない方には、オンラインコースは有効な選択肢です。

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【 カイヴァリヤダーマ研究所】
Kaivalyadhama Yoga Institute
Lonavla-410403, Dist.Pune, Maharashtra, India
http://www.kdham.com/
 
カイヴァリヤダーマ研究所は、近代的ヨーガ研究のパイオニアであるスワーミー・クヴァラヤーナンダ(1883-1966)によって、1924年にインド・マハーラーシュトラ州のロナウラに設立された、インドで(世界で)初めてのヨーガの学術的研究所です。
 
カイヴァリヤダーマ研究所で、伝統的なハタ・ヨーガの技法の生理学的・心理学的な効果が実証的に研究されたことで、ヨーガが一般社会の教育・医療分野で応用される方向性が確立されました。
 
現在、キャンパス内では
・サイエンス・ラボ(Scientific Research Department/SRD)
・哲学・文献学研究室(Philosophico-Literary Research Department/PLRD)
・付属カレッジ(G.S.Colledge of Yoga/GSC)
・ヘルスケア・センター(Health Care Center/HCC)
・付属小中学校(Kaivalya Vidya Niketan/KVN)
などが運営されています。
 
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【カイヴァリヤダーマ研究所・6週間コース(CCY)】
G.S.College of YOGA and Cultural Synthesis,
(Recognised by NCTE, Govt. of India)
Kaivalyadhama Yoga Institute, Lonavla - 410403
 
カイヴァリヤダーマ研究所のヨーガ教育は、伝統的ヨーガを、身体的・心理的・社会的・精神的の各側面で、学術的に、ニュートラルにバランス良く扱う枠組みを提供しています。
 
学術的なアプローチですので、ヒンドゥー教の宗教性は混ぜられていません。誰でもがライフワークとして続けて行ける「ヨーガ」の土台が築かれるように組立てられています。
 
付属カレッジでは、年2回6週間コース(Certificate Course of Yoga/CCY)が開講されています。
 
日程:1月15日ー2月24日 / 5月2日ー6月11日
期間:6週間(5週間の講義+1週間の試験)
施設:カイヴァリヤダーマ研究所付属カレッジ
言語:英語とヒンディー語のバイリンガル
資格:高卒以上(最終卒業校の卒業・成績証明書提出)
年齢:制限なし
食事:菜食インド料理
締切:12月15日(1月コース)/3月31日(5月コース)
費用:(授業料・宿泊・食事込)留学生1000ドル
 
6週間コース(CCY)は、エントリー・レベルのスタンダードで
アカデミックなコースです。もともと現役の学校教職員の方が夏期休暇中にロナウラでヨーガ教育の6週間の集中研修を受けて、学校教育の現場にヨーガを導入することを目的に始められたものです。
 
ヨーガを自分のライフ・スタイルに取り入れて行くための必要十分な基礎知識が提供されますし、伝統的ヨーガへの洞察や、効率的なヨーガ指導のための枠組みも紹介されます。
 
外国人にとっても、「カイヴァリヤダーマ」のCCYコースは、インドでのヨーガ学習の、最適で必要十分な導入プログラムとなります。今までに、30名以上の日本人の方がCCYコースを受講されています。
 
2015年からインド政府AYUSH省の主導で、ヨーガ教育のスタンダード化が進められているため、CCYの教授科目もそれに準じて改編されました。
  
CCY修了レベルは、QCI/SVCYPのレベル1(ヨーガ・インストラクター)の検定試験に準拠しています。

    
以下が、付属カレッジのCCYの概要です。
 
理論編
 
科目I:伝統的ヨーガ(講義数 - 12)
 
1 ヨーガとヨーガ・テキストの紹介(3時間)
 
1.1 ヨーガの紹介

1.1.01 伝統的な理解:ヨーガの語源、さまざまな古典的ヨーガ・テキストにおけるヨーガの定義
1.1.02 ヨーガの起源、歴史と発展
1.1.03 ヨーガの学派の簡単な紹介
  
1.2 ハタ・ヨーガのコンセプトの紹介(9時間)

1.2.01 ハタ・プラディーピカーとゲーランダ・サンヒターを中心に重要なハタ・ヨーガのテキストの紹介
1.2.02 ヨーガ的ダイエットの概念
1.2.03 ハタ・ヨーガに於けるサーダカ・タットワとバーダカ・タッタワ(ヨーガに望ましい条件と望ましくない条件)のコンセプト
1.2.04 ゲーランダ・サンヒターに於けるガタとガタ・シュッディのコンセプト
1.2.05 ハタ・ヨーガでのシャット・クリヤーの目的と有用性
1.2.06 ハタ・ヨーガでのアーサナの目的と有用性
1.2.07 ヨーガ・アーサナとヴィヤヤーマ(体操)の違い
1.2.08 ハタ・ヨーガのプラーナーヤーマの性質、目的、重要性
1.2.09 バンダとムドラーの性質、目的、重要性
1.2.10プラーナ、ナーディ、チャクラのコンセプト
 
 
科目II:ヨーガとメンタル・ヘルス(講義数 - 12)
 
1 ヨーガとメンタル・ヘルスの紹介(4時間)
 
1.1 ヨーガ&メンタルヘルス
 
1.1.01 メンタル・ヘルス、ホリスティック・ヘルス、医学的、ヨーガ的観点での定義
1.1.02 メンタル・ヘルスに関連するヨーガの定義
 
1.2 ヨーガ&ストレス管理(8時間)
 
1.2.01 人間の精神:ヨーガ的コンセプトと現代的コンセプト、行動、意識
1.2.02 挫折、葛藤、心身症
1.2.03 心と身体の関係
1.2.04 精神衛生:精神衛生に於けるヨーガの役割
1.2.05 メンタル・ヘルス:ヨーガ的観点
1.2.06 心理社会的環境とそのメンタル・ヘルスへ重要性(ヤマとニヤマ)
1.2.07 ストレスのコンセプト:現代科学とヨーガ
1.2.08 ライフ・マネージメントにおけるヨーガの役割
 
 
科目III:人体の構造と機能とヨーガ実習の効果(講義数 - 12)
 
1 はじめに
 
1.1 基本的な人体の解剖学と生理学(8時間)
 
1.1.01 解剖学と生理学の定義
1.1.02 基本用語の意味 - 系、器官、組織、細胞、基本組成
1.1.03 人体の9つの系の紹介
1.1.04 人体の異なる系の機能
1.1.05 感覚器官の紹介
1.1.06 ホメオスタシス
 
1.2 ヨーガ的活動の利点と制限(4時間)
 
1.2.01 感覚器官の神経筋協調
1.2.02 運動生理学の基礎
1.2.03 ヨーガ的活動の利点
1.2.04 様々なヨーガ的活動の制限と禁忌
 
 
科目IV:ヨーガと価値教育(講義数 - 12)
 
1 ヨーガ哲学(10時間)
 
1.1 パタンジャリ入門

 
1.1.01 シャッド・ダルシャナの一般的紹介、サーンキャ・ヨーガを中心に
1.1.02 パタンジャリによるヨーガの 定義、性質、目標
1.1.03 チッタとチッタ・ブーミー、チッタ・ヴルッティとニローダ・ウパーヤ(アビヤーサとヴァイラーギャ)のコンセプト
1.1.04 イーシュヴァラとイーシュヴァラ・プラニダーナのコンセプト
1.1.05 チッタ・ヴィクシェーパ(アンタラーヤ)とそのに伴うもの(サハブーヴァ)
1.1.06 チッタ・プラサーダナのコンセプトと精神的安定への関連性
1.1.07 クリヤー・ヨーガ
1.1.08 クレーシャとヨーガに於けるその意義
1.1.09 パタンジャリのアシュターンガ・ヨーガ:その目的と効果、その意義
 

2 ヨーガと価値教育(2時間)
 
2.1 ヨーガと価値教育

 
2.1.01 価値観:自然、役割、分類
2.1.02 価値教育の理論的根拠
2.1.03 価値教育の目標と目的
2.1.04 価値教育の方法としてのヨーガ
 
 
科目V:ヨーガ実習の指導法(講義数 - 09)
 
1 はじめに(1時間)
 
1.1 教育と学習
 
1.1.01 教授方法を定義する
1.1.02 教授の概念
1.1.03 学習の概念
 
2 教授法の原則(ヨーガ)
 
2.1 教授法の情報源(2時間)
 
2.1.01 ヨーガの原則:
1)アーサナの原則、
2)プラーナーヤーマの原則、
3)シュッディ・クリヤー、ムドラーとバンダの原則
2.1.02 解剖生理学的原則
2.1.03 心理学的原則
2.1.04 教育学的の原則
2.1.05 社会学的の原則
 
2.2 クラス・マネージメント(2時間)
 
2.2.01 クラスの統制 - 初級、上級、混合、小/大、患者/特別グループ
2.2.02 クラスの配置
2.2.03 座席配置
2.2.04 教材の種類
2.2.05 教材選択の原則
 
2.3 教授法(1時間)
 
2.3.01 教授法に影響を及ぼす要因
2.3.02 ヨーガの教授法で使われるさまざまな方法
 
3 ティーチング
 
3.1 レッスン・プラン

 
3.1.01 レッスン・プランの必要性
3.1.02 ヨーガ的レッスン・プランを準備するガイドライン
3.1.03 レッスン・プランのモデル
 
 
実技編
 
1 アーサナ
 
1.01 シャヴァ・アーサナ
1.02 アルダ・ハラ・アーサナ(片足/両脚)
1.03 ウッタナ・パーダ・アーサナ
1.04 パヴァナムクタ・アーサナ(アルダ/プールナ)
1.05 ナウカ・アーサナ(仰臥位/腹臥位)
1.06 ヴィパリータ・カラニ
1.07 サルヴァーンガ・アーサナ
1.08 マツヤ・アーサナ
1.09 ハラ・アーサナ
1.10 ブジャンガ・アーサナ
1.11 アルダ・シャラヴァ・アーサナ
1.12 シャラヴァ・アーサナ
1.13 ダヌラ・アーサナ
1.14 マカラ・アーサナ
1.15 ヴァックラ・アーサナ
1.16 アルダ・マッチェーンドラ・アーサナ
1.17 ジャヌーシルシ・アーサナ/パスチマッターナ・アーサナ
1.18 パーダハスタ・アーサナ
1.19 カカ・アーサナ
1.20 トリコーナ・アーサナ
1.21 ヴァジュラ・アーサナ
1.22 ウシュトラ・アーサナ
1.23 ヨーガ・ムドラー
1.24 パールヴァッタ・アーサナ
1.25 アカルナ・ダヌラ・アーサナ
1.26 チャクラ・アーサナ(横曲げ)
1.27 ヴィリックシャ・アーサナ
1.28 タダー・アーサナ
 
2 瞑想用のアーサナ
 
2.01 アルダ・パドマ・アーサナ
2.02 パドマ・アーサナ
2.03 スヴァスティカ・アーサナ
 
3 その他の実技
 
3.01 シンハ・アーサナ
3.02 ブラフマー・ムドラー
3.03 ウディヤーナ・バンダ
3.04 ジャランダーラ・バンダ
3.05 ムーラ・バンダ
 
3クリヤー
 
3.01 カパーラバーティ
3.02 ジャラ・ネーティ
3.03 ラバー・ネーティ
3.04 ヴァマナ・ダウティ
3.05 アグニ・サーラ
3.06 トラータカ
 
4 プラーナーヤーマ
 
4.01 アヌローマ・ヴィローマ
4.02 ウジャーイー
4.03 シーターリー
4.04 シートカーリー
4.05 バラマリー
 
5 マントラ
 
5.01 プラナヴァ・ジャパ
5.02 スヴァースティ・マントラ
5.03 オーム・スタヴァナ
 
6 追加実習
 
以下の実習(カイヴァリヤダーマの伝統以外)は、学生がQCI試験を通過するために指導される。
 
6.1 スーリヤ・ナマスカーラ
 
6.2 スークシュマ・ヴィヤヤーマ:
身体の主要な関節の動きとそれを実習するための実演能力。
-首
-肩
-胴体
-膝
-足首
 


付属カレッジ・6週間コース(CCY)の総括レポート
期間:2017年1月15日-2月25日
評者:D.M.さん(京都在住・男性)

 
2016_03_03_15_54_31
 
 
【プロフィール】
 
1. 住んでいるところ/ご家族のこと

 
京都に住んでいます。
 

2. 現在されていること(仕事etc.)/今までにされて来たこと

 
システム・エンジニアとして働いています。
 

3. 学生時代の専攻、職業/専門資格、趣味/ライフワークなど
4. 海外訪問歴(英語コミュニケーション力/異文化親和度)
 
幼少期を海外で過ごしました。
英語でのコミュニケーション力は低い目です。
 
 
5. ヨーガ歴(実習歴/指導歴)
 
指導歴なし。
2000年代後半よりアーサナ・プラーナーヤーマの
練習をしています。
 
 
6. ヨーガに関心を持たれた理由
 
たまたまです。
そのように思うようになりました。
 
 
7. ヨーガがご自分にプラスに作用しているポイント
 
システムに対する洞察を深めるために有益であるように感じています。
 
 
8. 今回カイヴァリヤダーマCCYを受講された動機
 
自分の練習方法を見直すため。
 
 
9. 10年後のご自分のイメージ
 
ありません。
なくなりました。
 
 
 
【フィードバック】
 
1. 場所と環境
 
1.1 ロナウラという環境
1.2 カイヴァリヤダーマ研究所の施設

 
研究所の外側も内側も、バブル期前夜、バブル期の日本を彷彿させるものがありました。
 
 
1.3 ゲスト・ルーム
 
海外から来たほとんどの生徒は教師の人たちも生活している宿舎に滞在しました。
 
研究所から900メートル離れた場所にあります。とてもきれいでした。
 
 
1.4 ダイニング・ホールでの食事
 
海外から来た学生にはスパイスが幾分強い食事のようでした。
 
そのような学生のために、スパイスなしの煮野菜が用意されています。
 
スパイス入りの煮野菜とスパイスなしの煮野菜を合いがけにしていました。
 
 
1.5 キャンパス内の生活
 
とにかく忙しかったです。
 

2. 付属カレッジの授業について
 
2.1 実習クラス(プラクティス)

 
朝、夕に実習のクラスがあります。
 
取り扱われるのは基本的なアーサナとクリヤーの技法のみです。
 
プラーナーヤーマ、バンダには踏み込みませんでした(それらの入門のためのディスカッションはありました)。
 
 
2.2 講義の内容
 
2.2.1 伝統的ヨーガ(Traditional Yoga)

 
ハタ・ヨーガの重要なテキストについて概要が紹介されます。
 
 

2.2.2 ヨーガとメンタルヘルス
(Yoga & Mental Health)
 
フロイトからカール・ロジャースまでの心理学と
比較する形式でヨーガの意義を考察する授業です。
 
 
2.2.3 人体の構造と機能とヨーガ実習が及ぼす作用
(Structure & Function of Human Body &effects of Yoga Practices on)
 
ヨーガのさまざまなテクニックとその効果について、生理学的な観点から論じる内容でした。
 
プラーナヤマについてもっとも多くの時間を割いていました。
 
 
2.2.4 ヨーガと価値教育
(Yoga & Value Education)
 
パタンジャリによるヨーガスートラの概論と、ヨーガと価値教育について論じられる授業です。
 
特に価値教育についての授業は、インドまで行って学ぶ価値のあるものだと感じました。
 
 
2.2.5 ヨーガの教授法
(Practice Teaching in Yoga)
 
講師が若い世代の方であったこともあり、シニアの教授陣がリタイアした後のカレッジを想像させる授業となりました。
 
 
2.3 講師陣の印象
 
さまざまな講師による授業を受けていく中で、異口同音に聞こえてくるものがあり、それがカイヴァリヤダーマらしさなのかな、と思いました。
 
 
2.4 他の受講生(インド人・外国人)
 
インド人受講生の中には、すでにホワイトカラーとして社会の中で働いたことのある人たちが、一定数いて、そのことが印象的でした。
 
キャリア・デザインの中に伝統的なヨーガの短期コースを組み込むような時代が到来しているようです。
 
 
2.5 授業時間以外の過し方
 
キャンパス内に自室がなかったので、やや難儀しました。
 
図書館かカフェにしか座るところがありませんでした。
 
 
3. 研究所のキャンパスの外にて
 
3.1 プネー訪問

 
今回の渡印では、バブル期前夜、バブル期の日本を思い起こさせるもの、こと、がとてもたくさんありましたが、プネーでの一日はその最たるものでした。
 
土地の価値が倍増している話、スターバックス・カフェやH&Mの看板のある風景に驚きました。
  
 
3.2 ロナウラ・ヨーガ研究所(LYI)訪問
 
こちらも以前訪問したときよりも、追い風に乗っている感じがしました。
 
 
【最終試験のフィードバック】
 
1. 理論編

 
1.1 伝統的ヨーガ(Traditional Yoga)
1.2 ヨーガとメンタルヘルス(Yoga & Mental Health)
1.3 人体の構造と機能とヨーガ実習が及ぼす作用
(Structure & Function of Human Body &effects of Yoga Practices on)
1.4 ヨーガと価値教育(Yoga & Value Education)
1.5 ヨーガの教授法(Practice Teaching in Yoga)
  
1.6 口答試験(Viva-voce)
 
外部から試験官を2人呼び、さまざまな質問をされます。初心者には簡単な質問を、多少ヨーガを練習していると思われる人にはそれなりの質問をされます。
 
私はどうやら後者と思われたようで、汗をたくさんかきました。
 
 
2. 実技編
3. 教育実習(Teaching Lesson)

 
6週間の最後の4、5週間目は教育実習でした。
 
世界のさまざまな場所から来た人たちが教えると、ヨーガに対する強い思い入れが伝わってきました。
 
インドの人たちは、その点、対照的で、あっさりしているのがわかりました。
 
 
4. 総括
 
4.1 CCYを受講したメリットはあったかどうか

 
CCYを受講した体験が、今後どのような実を結ぶのか、今の段階では不明です。
 

4.2 ロナウラの総合的な学習環境について
 
キャパシティに対して人数が多すぎるような気がしました。
 
 
4.3 特に印象に残った体験や出来事
 
いろいろな形で2、3年という時間が示されたことが
印象的でした。
 
たとえば、「ヨーガの技法での変化が安定してくるには、
2年、3年必要かな・・・」、といったような言い方で、2、3年という時間の感覚を、複数の講師の授業で聞きました。
 
あるいは、ロング・コースの学生との会話の中で、「2年くらいしてからわたしはとても落ち着くようになったんだよね・・・」という言い方を聞きました。
 
あるいは古いテキストを読む中でも、2年という時間が出てきました。
 
 
4.4 経済面での費用対効果/満足度
 
非常に経済的でした。
 
 
4.5 今後のご自分とヨーガの関係への影響について
 
帰国してから1ヶ月間は日本の元の生活に最適応するためにあっという間に過ぎていきました。
 
まだ次の一歩をどこに置くのかは考えあぐねている感じです。
 
 
4.6 今後CCYの受講を考えている方へのアドバイス
 
ロング・コースを受講しない人にとっては、CCYを受講するよりも、オンラインコースを受講する方が時間的にも、経済的にも、その他渡印に伴うさまざまなリスクを考えても、メリットは大きいと思います。
  
本格的にヨーガを深めたいのであれば、ロング・コースを受講するべきだと思います。
 
CCYのカリキュラムは、QCIの検定に準じたものに推移しつつあり、今後はそのためのコースになっていくような想像をしています。
 
 
4.7 日本からの旅程/航空便
 
全日空成田ームンバイ直行便を利用しました。非常に快適でした。
 
帰路は、自動車が予定よりも早く空港に到着したため、ムンバイ空港で4時間ほど過ごすことになりました。
 
何をするにせよお金のかかる空港なので、ロナウラから食べ物を持ってきたことがとても役立ちました。
 
 
4.8 インド全般のご感想 etc.
 
渡航までの2ヶ月間、インドに行くのが嫌でため息ばかりついていました。
 
いまは、カレッジで出会った人々が恋しいような
気持ちです。
 
 
以上です。
 
 
☆☆☆☆☆

2017年3月26日日曜日

カイヴァリヤダーマ研究所2017 (1)

2017年3月5日(日)-3月19日(日)の15日間の日程で実施された、オンライン・コース(YIC)の日本人受講生対象の「合同スクーリング2017」のフィードバック・シリーズ①です。
   

【合同スクーリング2017】
  
日程:2017年3月5日(日)ー19日(日)/15日間
施設:ロナウラ・カイヴァリヤダーマ研究所
目的:オンラインコースのスクーリング
対象:ビデオ講義の視聴終了/課題レポート提出済の方
参加:19名+メンター2名
食事:菜食インド料理(自然療法の食事法に準拠)
追加:ウルリカンチャンで自然療法、世界遺産エローラ探訪 etc.
 
共同アルバムをグーグル・フォトに作成中です
「2017.INDIA/Lonavla2017」
→ https://goo.gl/photos/ryXakmeF2x2WxnwA8
 
 
2014年5月からカイヴァリヤダーマ研究所で開講されているオンライン・コース(YIC)には、現在、14カ国から300名前後の受講生が登録、そのうち日本人受講生が70名以上を占めています。
  
昨年に続いて第2回目となった「合同スクーリング2017」には19名(男性2名・女性17名)の方が参加、課題レポート提出/実技試験/ティーチング・レッスンの難関を通過されて、全員修了証を授与されました。
    
  
ヨーガは入り口は広く見えるのですが、一旦その中に入ってからが、意外にたいへんな分野です。

そもそも、ヨーガは、遠い異国のインドの異教であるヒンドゥー教の宗教文化に継承されてきたものです。先に進めば進むほど、わたしたち日本人が知らないこと・解らないことが次々と出て来るのは、ある意味、当然のことでしょう。
   
ヨーガのことをより良く知り、着実にヨーガ理解とヨーガ体験を深めて行くには、1920年代からロナウラに蓄積されて来た近代的な学術的リソースを活用することが最短コースです。
   
近代的ヨーガ研究の発祥の地であるロナウラには、合理的なヨーガ理論とスタンダードなヨーガ技法、そして、それらを根拠付けているヨーガの古典文献研究が蓄積されています。
     
今までに色々な「スタイル」のヨーガの実践を経験されて来た方にも、また、ヨーガに付き添うインドの哲学・宗教思想・精神性に関心がある方にも、ロナウラに蓄積されて来たヨーガ研究の成果は有益で魅力的です。
    
本家のインドでも、ヨーガは激動の時代に入りました。
 
2014年に中道右派・ヒンドゥー民族主義系インド人民党(BJP)政権が成立したことにより、本家インドでは、政府の政策レベルで「ヨーガ」を定義し、インド国民の福利厚生のために積極的にヨーガを振興するばかりでなく、世界的な文化戦略のツールとして「ヨーガ」を前面に打ち出しています。
    
インドでもヨーガを巡る状況が急展開している現在、わたしたちは、インド発祥の仏教文化圏に属するアジア人・日本人として、インドの伝統を踏まえながらも、現代日本人に無理や矛盾のない合理的なヨーガを構築し、実践して行くことが課題となるでしょう。
    
    
【オンライン・コース(YIC)】
カイヴァリヤダーマ研究所のオンライン・コース(YIC)は2014年5月に開講されました。
→ http://kdham.com/yoga-instructors-course/
  
オンラインコースのテーゼです。
    
Yoga from the Source,
Knowledge should precede Practice.
(情報源からのヨーガ、知識が実践に先行しなくてはならない)

   
インターネット上のビデオ教材での講義と、ロナウラでの2週間のスクーリングで6週間コース(CCY)相当の修了証が授与されるプログラムです。
  
オンラインによるヨーガ教育プログラムと言うまったく新しい試みで、試行錯誤もありますが、2015年5月と2016年11月の2回のリニューアルを経て、利便性が向上しました。
   
また、日本人受講生のために、日本人メンター(現在3名)により、定期的にオンライン勉強会が開催されています(関西・関東)。日本語での補習教材も着実に積み上げられて来ています。
     
昨年11月のリニューアルにより、主要モジュールのビデオ講義のスクリプトが追加されたことで、その日本語訳を作成中です。近いうちに、講義ビデオへの日本語字幕の実現が図られます。
  
 
【授業科目】
  
現在、オンライン・コースの授業科目は5つのモジュールで126講義・45時間の内容です。
   
モジュール1:パタンジャリ・ヨーガ・スートラ
講師:ガネーシュ・ラオ(21講義・8時間)
   
モジュール2:伝統的ヨーガ/『アシュターンガ・ヨーガ』講読
講師:G.S.サハイ(28講義・10時間)
   
モジュール3:人体の構造と機能
講師:シャラッド・バレーカル(33講義・13時間)
   
モジュール4:ヨーガとメンタルヘルス
講師:R.S.ボーガル(36講義・12時間)
  
モジュール5:ヨーガ技法の教授法
講師:リー・マジェスキー(8講義・2時間)
   
これらは、近代ヨーガを構成する「ヨーガ・ダルシャナ」「ハタ・ヴィッディア」「サイエンス(解剖生理学/心理学/教育)」の各分野の基本事項をカバーする、スタンダードでバランスの取れた内容です。カイヴァリヤダーマ研究所付属カレッジの講義のダイジェスト版です。
  
決してやさしい内容ではないですが、「ヨーガ」に関する基礎教養とも言えるもので、このコンテンツがあたまに入っていれば、ヨーガへの誤解や無駄な迷いは解消されて行きます。
  
 
【ロナウラでスクーリング】
   
オンラインコース(YIC)の修了には、ロナウラのキャンパスでの2週間のスクーリング修了が必修です。
  
昨年の第1回「合同スクーリング2016」では、17名の受講生の方がスクーリングに参加して無事コースを修了、今年の「合同スクーリング2017」では19名の方が無事修了されました。
    
来年の第3回「合同スクーリング2018」の予定です。
  
日時:2018年3月4日(日)-3月18日(日)
会場:ロナウラのカイヴァリヤダーマ研究所
目的:スクーリング・カリキュラムを消化し修了証取得(YIC)
対象:ビデオ講義の視聴を終了/課題レポート提出された方
定員:20名前後(オブザーバー参加も可)
費用:スクーリング実費600ドル+共同経費分担
追加:自然療法アシュラム滞在、世界遺産エローラ石窟寺院群探訪etc.
 
   
  

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
ロナウラでの「合同スクーリング2017」のフィードバック①

評者:東京在住のN.H.さん(女性)
  
N.H.さんは次のスケジュールで「ロナウラ2週間+エローラ探訪2泊2日」のインド研修を消化されました。
  
3月4日(土)
- 成田から全日空の直通便でムンバイ到着
- ムンバイ空港内のニランタ・トランジット・ホテル泊
3月5日(日)
- 車でムンバイ空港からロナウラへ移動
- カイヴァリヤダーマ研究所へチェックイン・スクーリング開始
- ウルリカンチャンの自然療法アシュラム
3月19日(日)
- スクーリング終了・カイヴァリヤダーマ研究所チェックアウト
- ロナウラからプネー経由でエローラへ、
- エローラ遺跡群直近のホテル・カイラーシュ泊
3月20日(月)
- エローラ石窟寺院群探訪(仏教・ヒンドゥー教)
- エローラからオーランガバード経由でプネー帰還
-プネー市内のホテル・シュレーヤス泊
3月21日(火)
- プネーからムンバイ空港へ
-ムンバイ空港から全日空便で成田へ
 
  
  
【プロフィール】
   
1 住んでいるところ:
東京都在住/1人暮らし
2 現在されていること(仕事etc.):
  
ヨーガスタジオや公民館でヨーガ教室を担当しつつ、人材系企業にて売上管理の仕事をしています。
  
5 海外渡航歴/異文化親和度 :
学生時代は北米に留学していました
   
6 ヨーガ歴/研修プログラム参加歴 :

2015年 穂高養生園(一般編/技術編)、ワンサニット2015
 
 


【フィードバック】
 
1 オンラインコースのビデオ講義
  
1.1  受講開始日/受講期間/費やした勉強時間
  
2015年7月に受講開始してから現在まで受講しています。スクーリング終了後も繰り返しビデオ講義を視聴できるのがありがたいです。
   
勉強に費やした時間は正確にはわかりませんが、モジュール1.、2、3のビデオ講義は5回は視聴していると思います。
  
1.2  メンターによる勉強会への参加回数
 
東京2回、 鎌倉7回程参加しています。参加できなかった勉強会の資料も大変勉強になりました。2015年ワンサニットでの資料や講義のノートも課題レポートの際に役立ちました。
 
 
1.3 ビデオ講義の内容(難易度/ご自分の理解度)
  
1.3.1 モジュール1 パタンジャリ・ヨーガ・スートラ
 
とても難易度の高い内容でしたが、それゆえに徐々に理解が深まっていく段階が実感としてあり、ぼやけていたヨーガ・スートラの概要が次第にクリアになっていきました。5つのモジュールの中で一番好きな講義でした。
  
ビデオ講義と今回のスクーリングでのラオ先生の講義でサーンキヤ哲学とヨーガの関連性がやっと明確に理解できました。
  

1.3.2 モジュール2 伝統的ヨーガ( チャランダースの『アシュターンガ・ヨーガ』)

とても難易度が高い内容でした。Ebooksで配布されたチャランダースの『アシュターンガ・ヨーガ』それ自体はとても分かりやすい内容なのですが、ビデオ講義の中で、サハイ先生は様々な文献から引用し、比較して説明をしていたため、文献の知識が無い私にとっては、「一体今はどの文献のことを言っているのかしら?」と迷うことが多く、難しかったです。
   
鎌倉での勉強会が無ければビデオ講義の内容はほとんど理解できなかったと思います。
   
 
1.3.3 モジュール3 人体の構造と機能

(STRUCTURE & FUNCTION OF HUMAN BODY)
 
一番身近な内容で講義も分かりやすかったです。人体の構造と機能の講義であるのに、ヨーガ・スートラに関連付けての説明がとても面白かったです。
    
 
1.3.4 モジュール4 ヨーガとこころの健康(YOGA AND MENTAL HEALTH)
 
このモジュールのビデオ講義が一番難しかったです。Ebooksの教材も所々理解できていないまま、レポートの傾向と対策を頼りに課題に取り組みました。
 
 
1.3.5 モジュール5 ヨーガ技法の教授法(TEACHING METHODOLOGY)
 
難易度としては一番低かったです。Ebooksの教材もビデオ講義もわかりやすい内容でした。

 
  
2 合同スクーリング2017

2.1 カイヴァリヤダーマ研究所について

  
2.1.1 ロナウラという環境と研究所の施設
  
滞在期間中は学びに集中でき、とても恵まれた環境でした。
   
 
2.1.2 ゲスト・ルーム(HCC/Amrta)とキッチンの食事:

女子寮のAmrtaに滞在しました。風通しも日当たりも良く部屋も広くて快適でした。トイレとシャワーが別なのも良かったです。一度だけ夜にシャワーのお湯が出ないことがありました。
  
講義や食事をするHCCと離れた場所(徒歩5分程)にあるので、移動に少し時間がかかるのと、忘れ物をするとへこみます。
  
寮のすぐ近くにハイウェイが通っているので、夜は結構派手なクラクションの音が気になるかもしれませんが、私はすぐに慣れました。気になる方は耳栓が必要かもしれません。

キッチンの食事は毎回とてもおいしくいただきました。後半はスパイスに少々飽きてきましたが、毎日きっちり3食いただきました。

 
午後のティータイムにでる果物のおいしさに毎回感動していました。バナナ、みかん、ブドウ、パパイヤ、スイカ、パイナップル等、暑い時間に食べるフルーツは最高でした。

  

2.1.3 講義室(図書室)と実習室(Manana)
 
講義室(図書室)
 
普通の講義室です。座面が木で硬く、お尻が痛くなるので布をクッション替わりに敷いていました。
  
  
実習室(Manana)

朝5:30-6:00の瞑想と7:00-8:30の実習の時間はとても寒かったです。Tシャツとトレーナーの上にダウンを着て実習しました。靴下も2枚履いていました。
  
午後の実習の時間にはびっくりするくらい暑くなって、頭がぼーっとすることもありました。
   
 
2.1.4 スタッフの対応

皆さんとてもよい対応でした。


2.1.5 キャンパス・ライフ

WiFiが繋がるカフェが女子寮から遠いため、最初は不便だなと思いましたが、ズボラさが手伝って、後半はネット断食も同時にできて、むしろ快適に過ごせました。

午後のスケジュールがタイトでした。講義(図書室)→クティ→実習(manana)の間の休み時間がほぼ移動時間に取られ、実はトイレを我慢することがしばしばありました。膀胱炎になるかも?と思い、後半は遅れて参加することが何回もありました。時間通りに講義が終わらない中、移動+トイレ休憩込みで10分の休憩はキツかったです。
  
  
2.2 講師陣の講義

どの講義も素晴らしく、とても贅沢な講義でした。ビデオ講義の講師のほぼ全員の講義を直接受けることができ、貴重な経験でした。


2.3 クティ(Kuti)でのプログラム
  
1週目はマントラ、2週目はヨーガスートラの詠唱をしましたが、個人的には2週ともヨーガスートラの詠唱をしたかったです。スワミジのヨーガスートラの解説をもっと聞きたかったです。


2.4 実習クラス/実習試験

アーサナ実習ではサッディヤ先生とジョーティ先生の2人のクラスを受講することができました。カレッジでヨーガ講師を育成するための実習と、HCCでのヨーガ実習の違いを体験できたことは貴重な経験でした。


2.5 ティーチング・レッスン

順番が進むほどに課題のハードルが高くなっていっているような気がしました。最初の課題の説明の際に、模範レッスンを(ビデオでも)通しで見ることができたら良かったなと思います。
 
 
2.5 課題レポート

ものすごく時間がかかりました。頭では理解したつもりでも、いざ自分の言葉でまとめようとすると、
何から書いていいのかわからないという壁に幾度となくぶつかりました。それくらい理解が浅かったのだと痛感しました。

通算でどれくらい時間を費やしたがわかりませんが、事前にレポート提出が必須だったため、スクーリングでは現地でしか経験できないことを思う存分吸収することができました。
    
  
3 オンラインコース(YIC)の総括

3.1 オンラインコースを受講したメリットがあったかどうか

メリットしかありません。様々な側面からヨーガをとらえる良き機会となりました。

スクーリングは終わりましたが、やっとスタート地点に立ったような気持ちです。


3.2 ロナウラでの合同スクーリングで深まった体験や理解

2週間繰り返しの実践の中で、身体や心の落ち着き具合や反応の変化が体感としてありました。
  


3.3 ご自分の今後のヨーガの方向性について

自分の成長や進化のために、ヨーガと良い距離を保って付き合っていきたいです。


3.4 「オンラインコース+合同スクーリング」の経済面での費用対効果/満足度

大満足です。
 

3.5 今後オンラインコース受講を考えている方へのアドバイス
 
とても充実した内容のプログラムであり、且つメンターによるサポート体制が整っているため
スクーリングも安心して臨めました。

参考図書を読んだり、ビデオ講義をまとめたり、課題レポートは大変ですがそれらもすべて貴重な財産となると確信しています。


3.6 日本からの旅程・航空便

往路
3/4 11:35 ANA 成田→ムンバイ
3/19 エローラ泊
3/20 プネー泊
復路
3/21 20:00 ANA ムンバイ→成田
 

☆☆☆☆☆
  

5. エローラ探訪

5.1 プネー・エローラの往復道中

8人乗りの車にガイドとドライバーを含み6人での移動だったため車内はゆとりがあり、とても快適でした。移動時間も予定よりも短く、あまり苦になりませんでした。


5.2 エローラでの宿泊先(Hotel Kailas)

とっても静かな場所です。朝は鳥のさえずりと近くにある寺院のお祈りの音で目覚めました。
2週間滞在した寮では車の音が始終聞こえていたので、ものすごく静寂を感じました。


5.3 エローラの遺跡群(仏教/ヒンドゥー教)

言葉を失うほどのスケールの大きさに感動しっぱなしでした。仏教遺跡の中では、しばらくこのまま座っていたいと思うことが何度もありました。


5.4 エローラ・インフォメーション・センター(JICA協力)

日本語のビデオを視聴し、わかりやすい内容でしたが、内容はエローラでのガイドさんが説明してくれたものとほぼ同じなので、時間が無ければ省いてもいいかなと思いました。


5.5 エローラ探訪へ行ったメリットがあったかどうか

遠くて暑いですが一見の価値ありです。
  

5.6 今後エローラ探訪に行かれる方へのアドバイス

開場と同時に入場するといいです。
スクーリングで朝5時起きに慣れているので早起きは苦になりません。
 
 
 
(この項続く)


☆☆☆☆☆

2017年1月25日水曜日

ワンサニット2016 (2)


バンコク郊外のワンサニット・アシュラムで実施された日本組対象の「ワンサニット2016」の参加メンバーの方のフィードバック・シリーズです。
 
 
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【ワンサニット2016】
  

日程:11月27日(日)ー12月7日(水)/10泊11日
施設:バンコク郊外のワンサニット・アシュラム
主題:伝統的ヨーガの理論と技術/ヨーガとアジアの精神性
目的:ヨーガをライフ・ワークとして続ける自信を提供
追加:オンラインコースとの関連付け/補習編としての役割
対象:リピーターの方中心
参加:14名(女性13名/男性1名)
施設:アウトドアーのエコロジー実験施設(冷房温水シャワー無)
食事:菜食タイ料理
 
 
グーグル・フォトに「ワンサニット2016」の合同アルバムがあります。
https://goo.gl/photos/D6RuyJNefLvDxoUX8

「ワンサニット編」はヨーガを包括的に扱う10日間の専門コースとして2009年から始まりました。今回で8回目です。
  
基本的に、リピーターの方を対象とするプログラムです。ロナウラのカイヴァリヤダーマ研究所の付属カレッジのコースへの留学を考えている方や、オンラインコースを受講中の方/受講を考えている方には最適な準備と予習・補習になるプログラムです。

 
【ワンサニット・アシュラムについて】

Wongsanit Ashram
PO Box 1, Ongkharak、Nakhorn Nayok 26120, Siam (Thailand)
http://www.wongsanit-ashram.org/

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ワンサニット・アシュラムはサティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団傘下の団体で、1985年にドイツからの助成金で、エコロジーの実験・実践のために造られた施設です。バンコクの中心部から車で約1時間半、隣県のナコンナヨック県のオンカラックにあります。

セミナー・ハウスとしても解放され、各種のワークショップに使われています。外国からのワークショップ・グループもよく訪れます。サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団代表のスラック・シヴァラクシャ氏は仏教思想家・活動家として世界的な著名人で、ノーベル平和賞にも3回ノミネートされています。

キャンパス内の施設は自然環境を生かしたアウト・ドアー系です。自然療法センターとしても利用されています。
 
 



ワンサニット2016:フィーバック②
評者:東京在住のM.F.さん(女性)
 
 
【プロフィール】

① 住んでいるところ
 
東京都在住。 
滋賀の実家に祖母、両親がいます。神戸に兄が住んでいます。
 
 
② 現在されていること(仕事etc.)・今までにされて来たこと
 
仕事はアウトドア・スポーツの分野でアパレルデザインをしています。

2年半ほどまえに独立し、フリーランスでデザイナー業をしています。2つの契約ブランドのほか、 個人でグラフィックを受けたり、
今は自分のブランドを起こす準備をしています。
 
 
③  学生時代の専攻科目・職業資格・専門資格など
 
大阪でファッションの専門学校に通っていました。
 
(趣味やライフワーク)
・美術館、芸術祭にいくこと
・旅
・料理
・おいしいものを食べにいくこと
・たまにジョギング
 
 
④海外渡航歴/異文化親和度
 
仕事・研修で、フランス/イタリア/オーストラリア/中国
 
個人では、タイ、フィリピン 、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー
 
 
⑤ ヨーガ歴(実習歴/指導歴)
 
6年くらい。指導歴はありません。
ここ3、4年は仕事ばかりで継続が全くできていないのでほぼ初心者です。今回のワンサニットでしきり直しです!
 
 
⑥ ヨーガを始められた理由/最初のヨーガ・レッスンの思い出
 
心が要因の身体の不調を感じ始めたときにヨーガに興味をもちました。

(最初のヨーガ・レッスンの思い出)
ホットペッパーから適当に申し込んだホット・ヨガのうさん臭さに疑問を持ち、知り合いに紹介されたのが相方先生のワンサニットでした(2010)。
 
無知識・未経験で飛び込んだので全くついていけませんでしたが、求めていたものがここにあるのかな、ということだけは理解できました。
 
あらためて2011年のワンサニットに参加し、そこで吸収したものを自分のメソッドとして、 日常で実践しています。
  
  
⑦ヨーガはご自分にどう作用しているか
 
心と身体のバランスをとってくれるものです。いつも身体と対話している気分になります。
 
 
⑧ 「ワンサニット2016」への参加を決められた理由
  
いままでにない身体と心の不調を感じだしたこと。
 
毎年参加したかったのですが、仕事が軌道にのるまで時間がかかり、金銭と時間の配分がとれなかったため、やっと今年念願のワンサニットでした。
 
  
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【フィードバック】 
 
1. 「ワンサニット・アシュラム」の場所と環境 
 
1.1 環境
 
 
作られた自然ではなく、ありのままの自然をそのまま活かした環境なので、心身ともに「素」になれる環境だと思います。
 
人によっては虫や動物たちの音が騒音に感じられるかもしれませんが、私は平気でした。
  
 
1.2 ゲスト・ルーム&ドミトリー
 
自然のままなので、蚊やヤモリくんは元気に動き回ってますが、蚊帳と蚊取り線香など準備があれば防げるので大丈夫でした。
 
前回は大丈夫だったのですが、今回はダニにやられてしまい、アレルギーが発症してしまいました。。。
 
ほかにも噛まれた方いらっしゃったので、シーツなどはこまめに干すか、ダニよけの薬剤かなにかはあったほうがいいかもしれません。
 
  
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1.3 瞑想ホール 
 
お仏壇もあり神聖な空気のあるホールでは朝の瞑想がとても集中できて心地よかったです。また、アーサナをするのにもちょうどよい空間でした。
  
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1.4 土ハウス 
 
前回より蟻が駆除されていたのと、部屋に土手ができていたので、外からの虫の侵入が少なくてとても快適でした。
  
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1.5 池ハウス 
 
池猫さんがとても寂しがりや(?)というか、人なつっこかったのがびっくりしました(笑)。動物は癒しですね。でも爪が痛かったです・・。
 
この池ハウスのみwifiもあることで、休憩時間は30分ほどネットワークを介して仕事をしていたので、日常の生活を完全遮断することなく、スムーズにオンとオフの切り替えができたように感じます。
 
  
1.6 キッチンと食事 
 
いつもであれば日本食が恋しくなるのですが、全くならず3食とも飽きない美味しいメニューでした。前回きたときよりもバリエーションが豊かになっていた気がします。
  
気になった食材に関して、質問するとキッチンのかたも丁寧に答えてくださるので楽しかったです。

 
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1.7 施設面で印象に残ったこと/気になったこと       
 
1.2でも記載したダニですかね。私は特にアレルギーがあり皮膚疾患につながるので、少し恐怖でした。
  
  
2. ヨーガの実習面について   
 
2.1 アーサナ
 
- シャワ・アーサナ 
 
シンプルで一番難しいのがこのシャワ・アーサナだとおもいます。前回のワンサニットではひでこ先生に色々正されたのが印象的でした。今回は今までより「抜く」ことがうまくできたように感じました。
 
- その他のアーサナ   
 
筋肉の緊張と緩和の差をよりいっそう感じました。特にダヌーラアーサナは普段デスクワークが多いせいか、身体の硬直感が緩和されていくのをとても感じました。
 
 
2.2 プラーナーヤーマ
 
- カパーラバーティ(クリヤー)
 
 
呼吸を意識的に起こすことにより、「呼吸の観察」ということの意味が伝わりやすい動作だなとおもいました。
 
- アヌローマ・ヴィローマ
 
 
身体全体に呼吸が行き渡るのを感じることができました。カパーラバティ→アヌローマ・ヴィローマの順のあとに瞑想をすると、とても心地よく、集中してはいっていけるようになりました。
 
- バストリカー   
 
後半抜けたので学びとれずでした。また別セミナーで詳しく学びたいと思います。
 

2.3 クリヤー 
 
- トラータカ

 
あいかわらず30秒ほどで涙がおしよせてきます。PC作業が多いので、深夜仕事になった際は寝る前にアロマ・キャンドルをつかってやってから眠りにつくようにしています。目のまわりの緊張感がとれた気がして、寝やすくなりました。
 
- ジャラ・ネーティ/スートラ・ネーティ 
 
お風呂にはいりながらやっています。毎年冬は鼻炎に悩まされるのですが、今年は鼻の通りが良好です。
   
- ボーマン・ダウティ 
 
2Lの食塩水飲むのが本当にきつかったです・・・そのぶん、嘔吐反射がきちんと反応してくれたので、そのあとはすっきりなのですが。定期的にやってみたいですが、日常で実践するのが難しそうです。
 
- アグニ・サーラ   
 
したあとの消化具合が違う気がします。時間がとれない平日の朝もこれだけは習慣的にするようにしています。
 
 
2.4 ムドラー 
 
- 3つのバンダ(ジャランダーラ/ウッディヤーナ/ムーラ)

 
ムーラとジャランダーラの合わせ技が最初は難しかったですが、慣れていくうちにここに筋肉があるんだな、とわかってきました。内蔵を支える骨盤底筋などはとても重要なのに、普段ぜったい日常では意識しない部分なので習慣化して行いたいと思います。
 
- その他のムドラー/バンダ 
(ジファー・バンダ/アシュヴィニー・ムドラー/ヴィパリータカラニ・ムドラー)   
 
ヴィパリータカラニが最初はとても苦しかったですが、だんだん心地よくなりました(首がこってたせいもありますが、、、)。3分間の逆さになっているなかで身体の血流や緊張感と脱力感、全身で感じることができました。
 

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2.5 実習面で理解が深まったこと/物足りなかったこと
     
 
一つ一つの動作の目的をセットで実習で学べたと思います。意識し、理解してやると、より動作のはいりかたもかわってくるなと思いました。
 
 
3. ヨーガの理論面について   
 
3.1 講義の内容について 
 
とても根本的なことですが、YOGAの意味、目的、「YOGAとは?」をシンプルにわかりやすく理解ができました。
 
先生の講義は前より、一層わかりやすく、さらにユニークに飛んでいたので(かなり笑)、理解しやすくなっていたのもありますが、私自身が前回にくらべて全く初めてではなかったこと、今回はそばにいる友人にもシェアしたい、と思っていたので学び方がちがったからもあると思います。
 
 
3.2 理論面で理解が深まったこと/物足りなかったこと     
 
恒常性、ホメオスタシスや、ストレス理論など、当たり前のようにでてきた言葉の部分が予備知識がなかったので、平行して学びたいと思います。
 
現代人にいかに必要で最適かを説明するので大事な部分だな、と思いました。

 
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4. ヨーガと仏教/タイの仏教文化   
 
4.1 タイ人講師による講義(カヴィー/Kawee)
     
 
ディスカッションもまじえた講義がとてもおもしろかったです。
 
 
4.2 バンコクの現代的仏教施設訪問 

- シャンティ・アソーク
(Santi Asok http://www.asoke.info/index2.html  ) 
- ブッダ・ダーサ・センター
(BIA  http://www.bia.or.th/en/  )
- ワット・パンニャーナンダラーム
www.facebook.com/watpanyanantaram/ )       

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日本との差で一番感じたのは、一般人との距離感でした。出国間近の町のマッサージ屋さんで、担当していた女の子にシャンティアソークに行った、と話したら、とても自慢げに「いいところでしょう!」と喜んでくれました。
   
できるかぎり週末いってお寺ですごすそうです。ほかにもアソークのお寺のプランをいろいろ説明してくれました。(2、3泊できるベジタリアンのプランがあるとか)。
  
信仰心が厚い、という印象は外国から(外国人である私たちの)の
比較した印象であり、彼女たちタイ人にとっては身近な心のよりどころであり、当たり前の場所であるのが実感できました。
 
また伝統はまもりつつも、現代てきな要素をとりいれて現代的な構造になっているお寺の施設は、国民性をまもり、仏教のコンセプトがぶれてない証拠のように感じました。
 
 
4.3 NHKアジアの仏教文化・ビデオ教材シリーズ 
 
- インド編  

  
仏教の比率が思ったよりも少ないことにびっくりしましたが、かといって宗教間での争いに発展するのではなく、その国にそくした形で共存している、という側面では、「宗教」「信仰」が日常にある国なのだと感じました。むしろ日本の「無宗教」信仰心のなさ(習慣はあっても)が他国に比べると少ないのかもしれませんが。
 
- ミャンマー編 
 
パゴタ、お布施への価値観・根本的な人生観が違うことに衝撃をうけました。そのあと、ワンサニットへ宿泊しにきたミャンマーのお坊様がワンサニットの敷地内で歩きスマホをされていたので、現代的な要素もとりいれつつあるのだな、と感慨深く眺めてしまいました、、、
 
- タイ編 
  
急成長しているタイの現代社会のなか、根底にあるブレない仏教文化がすばらしい、とおもいました。先進国では利便性、贅沢に費やされるお金も、ゆるぎなくお布施にまわされるのは人間性=宗教が確固たるものなんだと実感させられました。その一方、お坊様がどんどんメタボ化しているのは気になりますが、、、
 
-チベット編
 
北伝のはしり、輪廻転生の考えかたがどのように日本まで届かなかったのかが気になりました。だからこそお盆の慣習が日本ではできたと思いますが、、、葬儀は生々しかったですが、きちんと死者とこちらの世界を断ち切る(送り出す)行いをすることは、現世にのこった家族などの思いをひきとめず正しいような気がしました。
 
今更ですが、「ポア」など神聖な意味で使われてる言葉を悪用したオウムは腹立たしいな、と思いました。
 
- ガンダーラ編 
- 中国/台湾編 
- ラダック編
 
 
北伝、南伝で大きく差がわかれた仏教のつたわりかた。最後までいて日本編見たかったです。。
  
あらためてひろく知る事は大事だと痛感しました。自分の知識を継続して深めていこうと思います。
 
(途中帰国のため見れず)
- 永平寺編 
- 比叡山編       
 
 
5. 「ワンサニット2016」の総括    
 
5.1 「ワンサニット2016」に参加したメリットがあったかどうか
 
 
*多いにありました。
 
いったん身体をリセットして健康な状態の自分と向き合う大切な時間にもなりましたし、どのような状態にいることがベストであるか、大変考えさせられる期間でした。
 
ただリゾート地において身体を休ませるだけでは現実逃避になると思いますが、仕事からは慣れて、「休み方を学んだ」、という気分です。
 
今後、日常において活かせる術を学んだと思います。
 
 
*メンバーのかたがたがとても調和できる面々でよかったです。
 
キッチンや土ハウスの席も、普通ならなんとなく暗黙の了解で個々の場所が決まってしまい、話す人が同じ人になりがちですが、見事に毎回ちがって、ほどよく遠慮せず、でも気をつかい、とても和やかなメンバーで素敵なご縁でした。人とつながるご縁は何より財産のなります。素敵なご縁ありがとうございました。
 
 
5.2 プログラム全体の総括的なご感想 
 
もう少しアーサナ実習の動作一つ一つの目的ややりかた、重要な部分を座学で学びたかったです(もしかしたら後半されていたのかもしれませんが)。
  
前回参加した際は座学でやった記憶があるのですが、、
  
  
5.3 経済面での費用対効果/満足度 
 
ワンサニット以外参加したことがないので比較はできないですが、得られるものに大してのコスパは非常に良いセミナーだと感じています。
 
  
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5.4 日本からの旅程・航空便 
 
個人的にはいつもタイ航空をつかっていますが、飛行時間も7時間程度なのでほどよく、時差も2時間程度なので普段の生活に支障ない程度で来れる場所だと思います。
 
   
5.5 今後のプログラムへのご要望 
 
今回は先生の替え歌や、話術のアップグレード感がわかりやすくて、すごすぎて楽しかったです。
  
今後も楽しみにしております。
 
  
5.6 タイの印象・役立つ情報などetc.
             
  
都市部の利便性、高級な百貨店が増えていくなかで、屋台文化などかわらない風景が残っているのはなんだか安心しました。
 
またゆっくりおとずれたいです。
 
 
                    
☆☆☆☆☆

2017年1月18日水曜日

ワンサニット2016 (1)

バンコク郊外のワンサニット・アシュラムで実施された日本組対象の「ワンサニット2016」の参加メンバーの方のフィードバック・シリーズです。


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【ワンサニット2016】
日程:11月27日(日)ー12月7日(水)/10泊11日
施設:バンコク郊外のワンサニット・アシュラム
主題:伝統的ヨーガの理論と技術/ヨーガとアジアの精神性
目的:ヨーガをライフ・ワークとして続ける自信を提供
追加:オンラインコースとの関連付け/補習編としての役割
対象:リピーターの方中心
参加:14名(女性13名/男性1名)
施設:アウトドアーのエコロジー実験施設(冷房温水シャワー無)
食事:菜食タイ料理
 
グーグル・フォトに「ワンサニット2016」の合同アルバムがあります。
https://goo.gl/photos/D6RuyJNefLvDxoUX8

「ワンサニット編」はヨーガを包括的に扱う10日間の専門コースとして2009年から始まりました。今回で8回目です。

基本的に、リピーターの方を対象とするプログラムです。ロナウラのカイヴァリヤダーマ研究所の付属カレッジのコースへの留学を考えている方や、オンラインコースを受講中の方/受講を考えている方には最適な準備と予習・補習になるプログラムです。


【ワンサニット・アシュラムについて】

Wongsanit Ashram
PO Box 1, Ongkharak、Nakhorn Nayok 26120, Siam (Thailand)
http://www.wongsanit-ashram.org/

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ワンサニット・アシュラムはサティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団傘下の団体で、1985年にドイツからの助成金で、エコロジーの実験・実践のために造られた施設です。バンコクの中心部から車で約1時間半、隣県のナコンナヨック県のオンカラックにあります。

セミナー・ハウスとしても解放され、各種のワークショップに使われています。外国からのワークショップ・グループもよく訪れます。サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団代表のスラック・シヴァラクシャ氏は仏教思想家・活動家として世界的な著名人で、ノーベル平和賞にも3回ノミネートされています。

キャンパス内の施設は自然環境を生かしたアウト・ドアー系です。自然療法センターとしても利用されています。



ワンサニット2016:フィーバック①
評者:東京在住のE.Wさん(女性)

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【プロフィール】

1. 住んでいるところ/ご家族のこと
東京都世田谷区

2. 現在されていること(仕事etc.)/今までにされて来たこと
現在はヨーガインストラクターとグラフィック&エディトリアルデザインの仕事をフリーランスにて行っています。

3. 学生時代の専攻、職業/専門資格、趣味/ライフワークなど

学生時代はファッション・イラストレーションを学び仕事の為にDTPの勉強をしました。

4. 海外訪問歴(英語コミュニケーション力/異文化親和度)

パリと南仏、NY、インドなど。英語は苦手なのですが好奇心と勇気で海外の旅をなんとか乗り越えられています。

5. ヨーガ歴(実習歴/指導歴)

2013年よりアシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨーガを行い、2014年から指導をしています。

今回の「ワンサニット2016」で定期的に伝統的ヨーガの自主実習を始めたところです。

6. ヨーガを始められた理由/最初のヨーガ・レッスンの思い出

四六時中仕事のことが頭から離れず体調を崩しやすくて、気分転換や健康の為の何かを探していたのがヨーガにたどりつき始めたきっかけです。

水泳に行ったりしていましたが、ヨーガだと頭がすっきりしたのでこういう状態でいつもいたいと思いました。

7. ヨーガがご自分に作用していると思われるポイント

思考に左右されない静かでやすらぎのある落ち着いた感じになるように感じます。

8. 「ワンサニット2016」に参加された理由

穂高養生園の2016基礎編に参加して、もっと実践して実感し勉強を深めたいと思ったからです。


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【フィードバック】

1. 「ワンサニット・アシュラム」の場所と環境
1.1 環境

穂高養生園のタイ版のような自然と共存している場所でした。

1.2 ゲスト・ルーム&ドミトリー
 
ドミトリーに宿泊しました。エコロジーを意識した簡素なシンプルな生活は新鮮でした。

蚊帳で寝るのが初めてだったり、シャワー室やトイレに蚊や蛙がいたり、トイレは紙が流せないことなど日常ではなかなか経験することのない生活でしたが、慣れてしまえば問題ありませんでした。

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1.3 瞑想ホール

仏像やダライラマ法王の絵が置いてあり静かで好きな場所でした。瞑想明けの自然音と静けさがすてきで、戻ってからもよく思い出します。

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1.4 土ハウス

セルフビルド(ですかね?)のすてきな建物でした。

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1.5 池ハウス

池の真ん中にある池ハウスはwifiが通じる場所であり、窓がない吹き抜けの気持ちのよい建物でした。朝ここに立ち寄ると蓮の花が咲いていたり風の通る美しい場所でした。

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1.6 キッチンと食事

食べたことのないようなこちらの野菜中心の食事は見た目も楽しく、いつも楽しみでとてもおいしかったです。

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1.7 施設面で印象に残ったこと/気になったこと

ベッド以外の場所にダニがいたようだったので、座布団などに布を持参してひいて使うなどして対策をしたらよいかと思いました。


2. ヨーガの実習面について

朝の実習と講義の最後にも実習があるのがとてもよかったです。ヨーガを終えた後の実感を持続できるように感じました。
 
2.1 アーサナ
- シャワ・アーサナ
- その他のアーサナ

シャワ・アーサナが今までになく身体の力が抜くことができました。アーサナに取り組むヨーガを普段行っているので取り組み方の違いに慣れず身体が緊張してしまっていましたが滞在の中で取り組むにつれて面白くなっていきました。

アーサナの取り組み方を毎回説明してから行うのも、わかりやすくてよかったです。

2.2 プラーナーヤーマ
- カパーラバーティ(クリヤー)
- アヌローマ・ヴィローマ
- ウジャーイー
- バストリカー

どれもほとんどやったことがなかったので難しかったのですが、とても興味深く頭がすっきりと静かになりました。

2.3 クリヤー
- トラータカ
- ジャラ・ネーティ/スートラ・ネーティ
- ボーマン・ダウティ
- アグニ・サーラ

ジャラ・ネーティ以外はほとんどしたことがなかったのですが面白い経験でした。クリアー・ヨーガとなるものはこれかと意味がわかったように思いました。

日常定期的に行えば身体の内側からすっきりしそうに思うので、取り組んでいきたいです。

2.4 ムドラー
- 3つのバンダ(ジャランダーラ/ウッディヤーナ/ムーラ)
- その他のムドラー/バンダ(ジファー・バンダ/アシュヴィニー・ムドラー/ヴィパリータカラニ・ムドラー)

ウッディヤーナ・バンダが前よりも理解が深まりまったように感じました。先生が用意していただいた洗濯ばさみを使うのが効果絶大でとてもよかったです。

バンダは難しいです。。これからも先生とみなさんと一緒に実習で学びたいと思いました。

2.5 実習面で理解が深まったこと/物足りなかったこと

元々経験が少ないので実習の理解があまりできていないのもあると思います。もっと質問できたらと思いました。またの先生のクラスに参加して実習で理解を深めながらも行いたいと思います。理論を説明しつつの実習は理解しやすく面白く取り組めました。


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3. ヨーガの理論面について

わかりやすくとても興味深かったです。勉強不足なのと、これからの勉強ともっと理解を深めていきたいと思いました。
 
3.1 講義の内容について
 
難しい内容でしたが、先生のお話はとても面白く興味深かったです。ヨーガと仏教とヨーガから広がる世界がとても面白いと思いました。

3.2 理論面で理解が深まったこと/物足りなかったこと

全体像はなんとなく見えて理解できたきたように思いました。

4. ヨーガと仏教/タイの仏教文化

仏教について、自分がわかっていないことが多いと感じました。日本の仏教だけでなく、タイの仏教文化や宗教観をもっと知りたいと思いました。

4.1 タイ人講師による講義(カヴィー/Kawee)

カヴィーさんの講義のアプローチは面白かったです。先生に聞かれることにより、自分の頭を整理することや他のみなさんの意見も刺激になりました。

4.2 バンコクの現代的仏教施設訪問
- シャンティ・アソーク(Santi Asok http://www.asoke.info/index2.html
- ブッダ・ダーサ・センター(BIA http://www.bia.or.th/en/
- ワット・パンニャーナンダラーム(Wat Pannanantaram https://www.facebook.com/watpanyanantaram/)

今のタイの仏教の様子を目にできたのはとてもおもしろかったです。シャンティ・アソークとBIAはもう一度行きたいです。

4.3 NHKアジアの仏教文化・ビデオ教材シリーズ
- インド編
- ミャンマー編
- ガンダーラ編
- タイ編
- 中国/台湾編
- ラダック編
- 永平寺編
- 比叡山編

どれも再度見たいと思いました。色々考えてさせられ、みなさんの意見も面白かったです。

5. 「ワンサニット2016」の総括

参加して本当によかったです。

日常生活から離れて、実習がいつもあり、講義と、自分を見つめ直すこととともに時間を過ごせました。

タイの仏教文化を目にし聞くことができ、ドキュメンタリーを見ながら日本人の自分を自覚して考えさせられたのもとてもよかったです。

5.1 「ワンサニット2016」に参加したメリットがあったかどうか

はい、とてもあったと思います!

長年ヨーガと自分の人生にも考えるところがあったので、いいタイミングでした。

5.2 プログラム全体の総括的なご感想

ヨーガの理論面と実践面と学びながら続けて行うのが頭と身体で理解しやすく、面白くとてもよかったです。

5.3 経済面での費用対効果/満足度

総合的にはすごくよいと思います。コストパフォーマンスはとてもよいかと思います。

5.4 日本からの旅程・航空便

ベトナム航空で帰りにバンコクに2日滞在し観光しました。

5.5 今後のプログラムへのご要望

ワンサニットのプログラムはこれからもやってほしいです。そしてまた参加したいです。

5.6 タイの印象・役立つ情報などetc.

タクシーは安いと思いますが、英語が通じなかったり、場所がわからない率が高かったので大変でした。

タイ・マッサージがリラックスできてとてもよかったので、行き帰りで時間があれば行くのをおすすめします。

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☆☆☆☆☆

2016年4月11日月曜日

カイヴァリヤダーマ研究所2016 (1)

ロナウラのカイヴァリヤダーマ研究所で実施された、オンライン・コース(YIC)の日本人受講生対象の合同スクーリングのフィードバック①です。

     
      
【合同スクーリング2016】  
日程:2016年2月21日(日)ー3月6日(日)
施設:ロナウラ・カイヴァリヤダーマ研究所
目的:オンラインコースのスクーリング
対象:オンラインコース受講生でビデオ講義での学習修了の方
参加:17名(男性1名・女性16名)+オブザーバー1名(CCY2013)
食事:菜食インド料理(自然療法の食事法に準拠)
追加:ウルリカンチャンで自然療法研修/世界遺産エローラ探訪
 
共同アルバム
https://picasaweb.google.com/103061544163066016927/2016INDIALonavla2016?authkey=Gv1sRgCOeM66TGvcb_OQ
  



   
2014年5月から開講されているオンライン・コースには、現在、14カ国から200名前後の受講生が登録、そのうちの50名余りが日本人受講生です。

今回の合同スクーリングには17名(男性1名・女性16名)の方が参加、課題レポート/プレゼンテーション/実技試験の難関を通過されて、全員YIC(ヨーガ・インストラクター・コース/カイヴァリヤダーマ発行・CYAI認定/5年間有効)の修了証を取得されました。
  


わたしたちが、ヨーガのことを、より良く知って行くには、1920年代からロナウラに蓄積されて来たリソースを活用することが確実で最短なコースです。
   
2014年の中道右派のインド人民党(BJP)政権の成立により、ヨーガの本家インドが、政府の政策レベルで「ヨーガ」を定義し、インド国民の福利厚生のために国内でヨーガを振興するばかりでなく、世界的な文化戦略のツールとしてのヨーガを打ち出して来た局面です。
 
インドでヨーガを巡る状況が急展開している現在、わたしたちは、インド発祥の仏教文化圏に属するアジア人・日本人として、インドの伝統を踏まえながらも、現代日本人に無理や矛盾のないヨーガを構築し、実践して行くことが課題と思われます。
 
 
インドの老舗カイヴァリヤダーマ研究所のオンライン・コースは、そのエントリー・ポイントのひとつになるでしょう。
 
日本でも、学術的・客観的なアプローチによる、知識の体系としての「ヨーガ」への認識が広まることが期待されます。
  

  
 
【オンライン・コース(YIC)】 


カイヴァリヤダーマ研究所のオンライン・コース(YIC)は2014年5月に開講されました。
http://kdham.com/yoga-instructors-course/
  
 インターネット上のビデオ教材での講義と、ロナウラでの2週間のスクーリングで6週間コース(CCY)相当の修了証が授与されるプログラムです。
 
5つのモジュールで、合計126講義・45時間の内容です。
 
「ヨーガ・ダルシャナ」「ハタ・ヴィッディア」「サイエンス(解剖生理学/心理学/教育)」の各分野の基本がカバーされており、ヨーガに関する教養講座とも言える内容です。
 
とりあえず、このコンテンツがあたまに入っていれば、ヨーガでの無駄な迷いは解消されて行くでしょう。

ウエブ・コンテンツへのアクセス権は無期限です。オンラインコースを修了された方も、引き続きビデオ講義での復習を続けることが出来ます。

 
モジュール1:パタンジャリ・ヨーガ・スートラ
講師:ガネーシュ・ラオ(21講義・8時間)
内容:ヨーガの理論面の枠組みの「ヨーガ・ダルシャナ」入門
 
モジュール2:伝統的ヨーガ/『アシュターンガ・ヨーガ』購読
講師:G.S.サハイ(28講義・10時間)
内容:ヨーガの技術面を構成する「ハタ・ヴィッディア」の概論
モジュール3:人体の構造と機能
講師:シャラッド・バレーカル(33講義・13時間)
内容:解剖生理学からのヨーガ理解へのアプローチ
 
モジュール4:ヨーガとメンタルヘルス
講師:R.S.ボーガル(36講義・12時間)
内容:現代心理学からのヨーガ理解へのアプローチ
 
モジュール5:ヨーガ技法の教授法
講師:リー・マジェスキー(8講義・2時間)
内容:ヨーガ指導の基本ガイドライン
 
 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
 
合同スクーリング2016+自然療法アシュラムのフィードバック
神戸在住のM.T.さん(女性)


M.T.さんは次のスケジュールで「ロナウラ2週間+ウルリカンチャン1週間」のインド研修を消化されました。

2月21日(日)
- 関空からバンコク経由でムンバイ到着
- カイヴァリヤダーマ研究所・チェックイン
 ↓
3月06日(日)
- カイヴァリヤダーマ研究所・チェックアウト
- ウルリカンチャンの自然療法アシュラム
(→ http://nisargopcharashram.org/index.html)
 ↓
3月11日(金)
- 自然療法アシュラム・チェックアウト
- プネー空港経由でムンバイ空港から帰国へ
  
 

☆☆☆☆☆
 

ロナワラでは 大変有意義な時間をありがとうございました!遅くなりましたが、記憶の新鮮なうちにフィードバックをお送りいたします。


【プロフィール】

1 住んでいるところ/ご家族のこと
 
兵庫県 西宮市
主人と犬の3人暮らしです。
 
 
2 現在されていること(仕事etc.)/今までにされて来たこと
 
現在は地元の方々と、ヨーガを共有していっております。会社員を経て カヤックやクライミングの指導に従事したこともあります。
 
 
3 関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
 
各地の民話の収集や 民俗学、ここ近年は仏教思想とその分布にも興味があります。山や自然の懐に足を運ぶことがライフワークです。

 
4 学生時代の専攻科目・職業資格・専門資格など

法学部法律学科
 
 
5 海外渡航歴/異文化親和度
 
インドは5回目、海外にはよく渡航しますが、基本的に岩場にいるので町のことはわかりません。どこにいてもやりたいことは変わらないので、異文化親和度は高いと思います。
 
 
6 ヨーガ歴/研修プログラム参加歴

ヨーガ歴は16年くらいです。

研修プログラム参加歴
2011年 穂高編①②、ワンサニット
2012年 穂高編③④、ワンサニット
2013年 久高島編
2014年 ロナワラ編、久高島編、
ワンサニット後半から タイ・ランプーンでのヴィパッサナー瞑想
2015年 久高島編、穂高オンラインコース補習
2016年 オンラインコース・スクーリング
 
 
7 ヨーガがご自分に持つ意味
 
自分がぶれそうになったとき、いつも立ち還れる土台のような場所です。 
    

  
  
【フィードバック】
 
 
1 オンラインコースのビデオ講義 
  
1.1 受講開始日/受講期間/費やした勉強時間
 
2014年9月16日開始。この春で1年半になります。ビデオを日々 時間のあるときに見て、ゆっくり勉強を進めました。
 
    
1.2 メンターによる勉強会への参加回数(穂高/東京/鎌倉/大阪)

  
穂高編、その他 大阪編は毎回参加。鎌倉編は参加出来ておりませんが 資料を頂戴しています。
 
   
  
1.3 ビデオ講義の内容(難易度/ご自分の理解度) 

1.3.1 モジュール1 パタンジャリ・ヨーガ・スートラ
 
難易度は高いです。でもメンターのK.N.さんが非常にわかりやすく勉強会で解説してくださり、実に面白いです。
 
『ヨーガ・スートラ』に始まり、『ヨーガ・スートラ』に終わると実感しています。ラオ先生の講義は抜群に面白いです。何度も繰り返し 見ています。
 
   
1.3.2 モジュール2 伝統的ヨーガ
(チャランダースの『アシュターンガ・ヨーガ』)
 
当初、チャランダースさんの名前も聞いたことがなく、一体人の名前なのか 本の名前なのかもわかりませんでした。でもサハイ先生のお話は ゆっくりとわかりやすく、PDFもあり、またメンターのA.K.さんが的確にまとめた資料を作ってくださって、理解が進みました。
 
 
1.3.3 モジュール3 ヨーガとこころの健康
(YOGA AND MENTAL HEALTH)
 
難易度は高いです。ビデオ開始後5分くらいで 必ず眠ってしまいます。結局最後まで起きて見ていたことがありません。環境音楽のようです。ボガール先生の綺麗なターバンの色しか 記憶にありません。
 
 
1.3.4 モジュール4 人体の構造と機能
(STRUCTURE & FUNCTION OF HUMAN BODY)  
 
一番わかりやすくて面白い教科です。プラーナーヤーマの項目はすぐに実践に移し、勉強になります。
 
 
1.3.5 モジュール5 ヨーガ技法の教授法
(TEACHING METHODOLOGY)
 
これはまあ適当に聞き流していました。









1.4 ビデオ講義で興味深かったこと/疑問に思ったこと/さらに興味を持たれたこと
 
こんな宝物のような知識に オンラインで繋がれるなんて、素晴らしい時代だなとありがたく思います。

でも、字幕がないのに相当苦労しました。日本語版がもちろんできてくれれば 申し分ありませんが、せめて単語の綴りがわからないと辞書がひけません。各教科、PDFのような紙の資料が 海外の生徒には必須だと思います。

ラオ先生の他の講義もさらにプラスされるなら、ぜひ選択したいです。
  

 
2 合同スクーリング2016
 
 
2.1 カイヴァリヤダーマ研究所について
 
2.1.1 ロナウラという環境と研究所の施設

 
カイヴァリヤダーマは3回目です。いつもこの時期に訪問しているので、気候も環境も快適です。
 
    
2.1.2 ゲスト・ルーム(HCC/Amrta/Soham)とキッチンの食事
 
私はAmrta kutiという女子寮に滞在しました。CCYやディプロマの学生と仲良くなり 色々教えてもらいました。
 
    
 
ツインのお部屋は広く、机も各自一個あるので、快適に勉強できます。バスとトイレがセパレートで、毎日必要ならお掃除してもらえます。
 

お食事は 毎回違うメニューで申し分ないのですが、旅の後半、体調を崩したときに準備してくださった白米のおかゆがとても嬉しかったです。


 
2.1.3 講義室(図書室)と実習室(Manana) 
 
図書室はちょうどいい広さで、先生との距離も近く講義が聴きやすかったです。机のフタを持ち上げないと 椅子に座れない仕組みに困りました。(先生が来られたときに立ち上がろうと思うと、ノートがバサバサと落ちます)
 
実習室も 新しく素敵なつくりですが、今回は数え切れないほど蚊に刺されました。朝の瞑想の時間は 特に集団リンチ合いました。各自虫除けが必須です。
 
    
2.1.4 スタッフの対応


みんな優しくて親切です。困ったらなんでも尋ねます。

   
 
2.2 講師陣の講義


ビデオの先生方から ライブで講義を伺えるのは とても嬉しい、いい経験でした。ゆっくり喋ってくださるからか、ビデオより英語もわかりやすかったです。

特別編の、アーユルヴェーダやナチュロパシーの講義があって嬉しかったです。本当は このあたりの概論も オマケとしてビデオ付録にあると総合的な力になるなあと感じました。

  

2.3 クティ(Kuti)でのプログラム


『ヨーガ・スートラ』の読誦は「ロナワラ2014」編に続き2回目です。耳で聞き覚えるというのはすごいもので、今もスラスラと出てきます。

今回はKriya yogaとはこういうものなのかなと、なんとなく肌で感じるようになりました。 
  

2.4 実習クラス/実習試験
  
わかりやすいよい誘導でした。せっかく2週間詰めてヨーガ実習できる機会なのでバンダやムドラ、プラーナーヤーマももう少し 踏み込んだ練習がしたかったです。
 
実習試験も抜きうちでしたが、出来ることしか出来ないし、これは積み重ねなので、別に慌てませんでした。
  
   
2.5 課題レポート
 
人生で一番勉強した時間でした。夜21時までの講義のあとから深夜まで連日、よく勉強しました。
  
過去のノートを何度も読み返し、いいことを教わっているのに忘れていることに気づきました。先生方のところへ教えてもらいに行ったり、学生さんとお話したり、友人と討論したりすることでずいぶん理解が深まりました。
  
睡眠時間が少なくて、体調は崩しましたが、レポートのおかげでずいぶん充実したと思います。
 


2.6 プレゼンテーション

「アシュタンガと◯◯」というお題でした。みんなそれぞれ、自分の人生経験と結びつけてお話をされ、とても面白かったです。
 

3 オンライン・コースの総括

3.1 オンライン・コースを受講したメリットがあったかどうか
  
多大にありました。

環境的になかなか6週間まとめて時間をとることは難しいですが、日々自分のペースで 学んでいけるのは大きかったです。

東京と大阪で勉強会を定期的に開催してくださっていることが大きな助けとなっています。
 
   
 
3.2 ロナウラでの合同スクーリングで深まった体験や理解

講義の内容だけではなく、先生方の背中や姿勢からも生きた学びがありました。

図書館の司書の先生や、色々な方々にわからないことをぶつけて、それぞれが、それぞれの方向から答えて下さいました。

どの答えも みんな同じ方向を指していることが興味深かったです。1年いたら、大変だろうけど面白いだろうなあと思います。

   

3.3 ご自分の今後のヨーガの方向性について


アヴィヤーサに尽きると思います。最低限の土台のあり方を教わりましたので、これを日々の暮らしの中で 実践しながら 深めていきたいと思います。
 
  

3.4 「オンラインコース+合同スクーリング」の経済面での費用対効果/満足度


十分な対費用効果があると思います。とても満足しています。

私は一番に登録したので 当初の金額500ドルでオンラインコースを受講していますが、こんなコンテンツで500ドルは安いとありがたく思っています。
 
 
 
3.5 今後オンラインコース受講を考えている方へのアドバイス

 
英語がそこそこ聴ける方は、ぜひ受講されるといいと思います。日本にいながら、正しい古典筋から学べるチャンスはそうありません。
 
聴いていたら英語も徐々にわかってきますし、東西の勉強会はとても勉強になります。
 
  
 
3.6 日本からの旅程・航空便

 
私は関空からタイまでタイ航空、タイからムンバイまでジェット・エアウェイズを利用し、待ち時間もなく快適でした。全部で 12万円くらいだったと思います。

タイで帰りにマッサージができて、疲れた身体がほぐれました。
 
  
 
3.7 インド全般のご感想・役立つ情報などetc.
インドという国、その有機体は、私を成長させてくれる大きな引力を持っています。わからないことはわからない、ときちんと尋ね、意見をハッキリ言う。この姿勢があれば、いいと思います。

今回も不思議なご縁に たくさん紡がれました。日本では漠然とわかりにくいけれど、インドのような苛烈な土地では、縁や運不運が、かなり色濃くあらわれます。

自分の行いが、自分に返ってくるカルマの法則を実感する場所です。
  
 
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 
 
   
4 自然療法アシュラム
 
 
4.1 ウルリカンチャンの環境とアシュラムの施設

 
2回目の滞在です。

ロナワラより一段と田舎です。環境はいいのですが、夜中じゅう 汽笛を鳴らす汽車と薬剤散布に閉口します。薬剤散布が来たら 部屋を閉め切り、逃げます。

全体的にのんびりとした、いところです。
 
 
4.2 ゲスト・ルームとキッチンの食事

 
私たちは一泊900ルピーのいいお部屋でした。お湯も出て快適です。
 
今回はRaw diet と Fruit diet食でしたので、昼間は 生野菜をパリパリ、夕方は季節のフルーツを好きなだけ食べ、大変満足でした。味覚が正常に戻っていくのがわかります。

食べていても5日間で3キロ痩せましたが、病的にではなく、身体も軽く気持ちよくなりました。
 
 
4.3 自然療法医のガイダンス(食事療法)

私は特別 不定愁訴がなかったため、フルーツが美味しい時期だからフルーツダイエットしてみる?』いうような自由なガイダンスでした。今回は滞在が短かったからかもしれません。

次回はもう少し長く滞在して、きちんとファスティングしたいと思っています。
 
 
4.4 アシュラムで提供されている各種治療プログラム
  
マッサージ、スティームバス、マッドパック、エネマなどなどを処方されました。体調が悪いときは 選択しました。
 
  
4.5 ガンディー主義(Gandhian Philosophy)について
 
自然の摂理にそった生き方を推奨し、自分の努力で健康を維持するこの思想に私は賛同します。

国や地域には様々な医療体系がありますが、ガンディー主義、ナチュロパシーの哲学は普遍の真理です。

カイヴァリヤダーマのナチュロパシー医のグプタ先生の言葉が胸に残っています。

『自然界の5元素でおおよその病気は治るものです。5元素で治らないときは、身体の使用期限が終わるとき。その時に向かって 心を整えていくのです』

  
4.6 自然療法アシュラムに滞在したメリットがあったかどうか
あります、また再訪します。

ヴィパッサナーでもそうですが、ここで素晴らしいのは 全ての情報が遮断され、不要なものに心が惑わされずに済むということも大きいです。
 
心身のファスティングです。
 
  
4.7 今後ウルリカンチャンを訪問される方へのアドバイス 
 
自分で体験したことしか身につきません。ぜひご自分の身体で試していただきたいです。
  
    

  
☆☆☆☆☆


最後に、今回のスクーリングを導いてくださった先生方、様々なサポートを現地と日本から行ってくださったKさんとNさん、一緒に歩いた仲間のみなさんに、心からの感謝を申し上げます。
 
かけがえのない時間を過ごせました。いつも自分が立ち還る たしかな土台となりました。
 
やっと入り口に立ったなあ、というのが正直な感想です。ここから一歩一歩 あるいていこうと思います。今後とも、ますますよろしくお願いいたします。
 
 

 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆