2010年12月31日金曜日

バンコクの近況2010(2)

今年の「仕事期間」を終えて
相方ひでこ

ナマステ&サワディーカ!
皆さんこんにちは、お元気でお過ごしですか。

師走の日本、皆さんのところでは、どんな風景となっているのでしょうか?

インドもタイも、この時期、特に新年のお祝いをしないので、私たちも、日本の暮れやお正月の光景が懐かしく思われる
今日、この頃です。

さて、
このレポートは「バンコクの近況11月・12月」です。今年の「仕事期間」の総括です。


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1)シーナカリン・ヴィロード大学(SWU)ヨーガ講座無事終了

私たちのバンコクでの主な仕事先であるシーナカリン・ヴィロード大学(SWU)の今年度のヨーガ講座は、11月4日(金)・6日(日)の週末合宿で無事終了しました。

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今年度の参加者はいろいろと都会的・現代的ストレスで疲れて、健康面に問題がある人が多かったのですが、後半に向かって皆さん、めきめき健康になって行くのが感じられました。

やはり、
伝統的なアプローチのヨーガは、誰にでも良く効くようです。最後の合宿では、例年通り、受講生全員大いに楽しんで、大いに笑って、ときどき感極まって泣いたりして、写真を沢山撮って、タイ人ならではのハッピー・エンディングを迎えました。

また、
10月31日(日)・11月3日(木)の日本組の合宿セミナー「パナソム2010秋」が終わったばかりでしたので、「パナソム」の参加者2人の方がSWUコースの終了合宿にも引き続き参加され、日本に帰国されました。

そのフィード・バックは、すでにこのブログに掲載
されていますので、どうぞ、そちらもご参照下さい。

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2)マヒドン大学シリラート大学病院・看護学部でヨーガ講座

11月は「パナソム2010秋」とSWUコースの終了合宿の後、すぐに11月9日(火)から、マヒドン大学・シリラート大学病院に付属している看護学部で、3週間の集中講座が始まりました。

参加者は32名。男性が1名で、あとは女性です。
看護学部の教授陣と大学院の学生さんが対象で、公式に看護学部としてヨーガの学習をする、というプログラムです。

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いつものように、「タイ健康促進基金(SSS)」からの助成を
受けて実施されました。

マヒドン大学でのヨーガ講座は、2002年に同シリラート校の
看護学部、2004年にラーマティボディ校の医学看護学部で実施された実績があります。

どちらも「タイ健康促進基金(SSS)」の助成プロジェクトで、期間は3ヶ月でした。この2つのマヒドン大学の講座で、タイの医療界でのヨーガの地位が確立された、という経緯があります。

それ以降、看護学部・看護カレッジや国公立病院での活動に、ふつうにヨーガが組み込まれて行きました。

ここ数年、私たちは主にシーナカリン・ヴィロート大学(SWU)での
一般公開のヨーガ講座を担当して来ました。学部の方での学生対象のヨーガ副専攻は、うちのタイのスタッフで運営されています。

近年、私たちのヨーガ講座には、フィットネス系の新興ヨーガのインストラクターが多かったので、久しぶりの
本格医療関係者との仕事を、大いに楽しみました。

講義の時、参加者から熱い視線を感じるのは、アーサナやプラーナーヤーマの効果の説明をする時に、生理学的用語や医学用語が出るときです。
やはり、医療のプロの皆さんは、そこに反応するようです。

逆に、古典文献に沿っての伝統的な説明には、
反応が今ひとつのように感じました。

それにしても、最前列に座って、 いつも熱心にノートを取り、実習もそれなり理解して
フォローしている若い大学院生の学生さんたちには、私たちも教える側として、大いに責任を感じました。

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将来、専門性の高い研究職や教授職に進む学生さん
たちです。ヨーガが正しく理解され、現場や本人の周辺で、適切に且つ有効に取り扱われることを願ってやみません!

ヨーガを心理学的・生理学的にサイエンスとして理解する
ことは、現代ではとても大切ですね。 その礎を築いたのが、ロナウラの「カイヴァリヤダーマ研究所」の創立者クヴァラヤーナンダ(1883-1966)です。

大学病院の看護学部などでヨーガ講座を受け持つと、改めて、クヴァラヤーナンダの先見性と偉大さを感じます。

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3)1泊2日でベトナムのホーチミンへ
 
シリラート大学病院・看護学部の講座の2週目の後半、私たちはヴェトナムのホーチミン市(旧サイゴン)を訪れる
機会がありました。

私たちのタイのビザは毎年シーナカリン・ヴィロート大学から
の招聘状で発給されていますが、11月には切れますので、一度タイ王国を出国する必要が出ます。

それで、毎年11月に周辺国を探訪することにしています。このところ、ラオスを訪ねていました。

アジアの国々の間の移動は、マレーシアにベースのある格安航空会社の「エアー・アジア(AirAsia)」が便利です。調べるとバンコク・ホーチミン便も格安ではないですか! 往復で、ひとり1万円少々。

それで、今年は念願のベトナム行き!となりました。

ホーチミンの空港に到着して、最初に驚いたのは、イミグレーションに入っても入国の際に提出する書類が見当たらないことです。

近くにいた空港スタッフの人に「入国カードはどこですか?」と聞きましたが、「いらない」と言われたのには、さらに、驚きました。

本当に、「パスポート・コントロール(入国審査)」でも、係官がコンピューターにパスポート番号と名前を打ち込んだだけで、パスポートに入国印を押して呉れました。軽く、「何日間いるのですか?」と聞かれただけです
(日本人は15日間ビザ無しで滞在できます)。

どこの国でも入国審査は厳しくなるのが世界的傾向です。タイでも、入国審査時にデジカメで顔写真を撮りますし、パスポートのスキャンもしています。

ベトナムは、世界の大勢に逆行ですね。敷居を低くして、どんどん外国人に来て貰いたいので
しょうか。

今回は1泊2日の短い滞在で、表面的なことしか
分かりませんでしたが、ヴェトナムの人たちの印象は、他のアジアの国のラオスやカンボジアとも異なり、勤勉に働く人たちであるように、印象を受けました。

ホーチミンの町は今急速に発展しているのでしょうか。新しいビルが建ち、道路も整備されて、活気がありました。2
0年前のバンコクのような感じでしょうか。

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しかし、まだ車よりモーター・バイクが多く、信号も少ないので、道路を渡るのは命がけ!これは、インドに近い感覚があります。

ヴェトナム料理で有名な汁麺の「フォー」を食べましたが、町の普通のオープンの食堂で、どうも肉汁の味が強くて
いまいちでしたが、もう少しグレードの高いレストランなら、それなりの味なのかな?と思いました。

(タイ料理の水準と比べると、他の国も見劣りするのは仕方
ありませんね!タイの水準が高すぎ、ですから)。

しかし、フランス領だったことから、フランスパンのバケット類がすごく美味しかったです! これは、
同じくフランス領だったラオスの比ではないですね。本当に、洗練されて上質なフランス・パンで、バンコクにも買って帰りました。タイはパン類だけはいまいちですから。

また、ホーチミンの中央市場は品数も多く、なかなか見ごたえがありました。私たちも、インドへのお土産にヴェトナムのコーヒー豆と、よくベトナム帰りの方にいただいて、好んで飲む蓮茶
(蓮の花が入っているジャスミン茶のようなお茶)や、目の前を通過した日本人団体客(日本語ガイドつき)のお買い物にまぎれて、ヴェトナム産の干し柿を500グラム買いました。なかなか上等な干し柿でした。 
 
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(ホーチミンのカフェでベトナム・コーヒー)
 

次回は、ゆっくりとベトナムの古都のフエや、かって
海のシルクロードの要所で日本人街があったホイアン、その近くでヒンドゥー文化のミーソン遺跡を訪れてみようと思っています。

(中世までベトナムにもヒンドゥー王国がありました)。


4)タイ・ヨーガ研究所(TYI)の年次ミーティング

さて、
11月25日(木)にマヒドン大学看護学部でのコースが終わって、26日(金)にラームカンへーン通りにある、うちの「タイ・ヨーガ研究所(TYI)」のオフィスに帰りました。

コース中は、看護学部の宿舎(800名居住!)の敷地内
にある外国人用ビルの1フロアーを貸し切りで与えられていました。6部屋にキッチン・冷蔵庫・電子レンジやリビング・TV・エアコンも付いていて、なかなかでした。

翌日27日(土)にはシーナカリン・ヴィロート大学でうちの「タイ・ヨーガ研究所(TYI)」の年次ミーティングがありました。

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うちの主要メンバーが50名くらい集まり、テーマは、
「ヨーガ教師としての自分の再認識」ということで、午前中10-12時はひろし先生の基調講演。午後もひろし先生の講義が午前の延長で1時間、その後は、参加者によるパネル・ディスカッションでした。

私たちのヨーガ講座を受講して来たタイ組は、コース終了後、いろいろな方向に分かれます。

一番理想的な選択は、現在の生活の許す範囲で
お寺でヨーガを指導したり、瞑想寺の瞑想コースに参加したりして、徐々に、一般の社会生活と少し離れたところに自分を置く生活に入ることです。

しかし、
皆が皆、直ぐにそのようなライフ・スタイルに入れるものでもないので、自分のために続けるヨーガの方向性と、他人にヨーガを指導する者としての心構えを、さらにハッキリと確認したい、というのが関心事です。

いずれにしても、
仏像が学校や職場に置かれているのが当たり前、ふつうの人たちにも、瞑想は「良いこと」「やるべきこと」として認識されている仏教国のタイ社会では、ヨーガの普及の上でも、大変スムーズに本来のヨーガの目的の方向に進んで行くのを実感します。

特に、ヨーガに来る人たちは、タイでも敬虔な仏教徒です。彼らには、ヨーガに大いなる親和性があります。

それでは、以下に、
うちのメンバーについて、幾つか例を挙げてみます。

こちらは、2
年間うちのオフィスのスタッフをしていたボン君です。先月、うちのオフィスを辞め正式に出家得度。生涯修行僧として生きて行く覚悟です。 
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こちらは、
やはり出家得度して、尼僧として生きて行くことになったレナ嬢です。タイには尼僧の伝統が絶えていますが、スリランカで受戒して、タイで尼僧の復興を図っている尼寺があります。 
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レナ嬢は大学在学中に1年休学、その尼寺で見習い修行。復学・卒業して暫くは一般社会にいましたが、職業生活にも家庭生活にも興味を持てず出家を決意。行く行くは正式に尼僧として得度、オレンジの衣になります。


こちらは、
うちのスタッフのドル君です。いずれ出家して修行僧になるつもりですが、母君の世話などがあり、まだ出家する時期ではないので、バンコクの仏教大学の博士課程に行っています。 
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こちらも、うちのスタッフでオッド女史です。ここ3年間私たちの
チーフ・アシスタントです。3年前保険会社を退職。ご主人はマヒドン大学医学部準教授。子供なし。いずれオッド女史は僧院に入る人生計画です。
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こちらも、
うちのスタッフのスパポーン女史。6年前に銀行退職。3年前にご主人もIT会社退職。今は夫婦でほとんど僧院で過ごしています。子供なし。

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こちらは、うちのオフィスのTシャツのモデルもやっているスタッフのムー嬢。看護師を辞め、今は
瞑想センターに居るか、町でヨーガ指導という生活。瞑想センターに付属する分譲地を買い取り、自分の瞑想コテッジを建てています(インドやタイのセンターにはそういう制度があります)。
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こちらは、うちのオフィスの「タイ・ヨーガ研究所」のディレクターのカヴィー氏。
広告代理店勤務後、アメリカのボストン大学M.A.留学 (コミュニケーション)。帰国後マヒドン大学研究員を経てサン・サエンアルン財団マネージャー。2004年より「タイ・ヨーガ研究所」ディレクター。!cid_6887DFC59C0E432DA13F37C450B37D36@Ganesha
近年は「アビダンマ」の研究に注力(仏教大学の通信制に良いプログラムがあります)。うちの日本組の合宿セミナーで講師もしますが、「ヨーガと仏教(アビダンマ)」についての題材を継続。もう、どこに出ても大丈夫だな、と言うレベルに
来ています。 
 
 
以上が、うちの回りのスタッフ・レベルの例です。
 
周辺のメンバーにも、いろいろな事例があります。今年9月にバンコクにオープンした新しい仏教センター
「ブッダダーサ・センター(BIA)」では、毎日の瞑想のクラスに加えて、水・土曜日にヨーガ・クラスがあります。120名の参加者がある人気プログラムで、うちのスタッフが指導を担当しています。
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ここの他にも、
うちのオフィスはいくつかの瞑想寺と提携して、週末2泊3日の「ヨーガと瞑想」の合宿を定期的に実施しています。やはり、人気プログラムです。

どうやら、
タイの敬虔な仏教徒であるうちのメンバー連は、伝統的なヨーガに大いに満足し、精神的にも、ヨーガで着実に成長して行っているみたいです。

タイでは、ヨーガで幸せになった人たちが、どんどん増えているようですね!
 
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5)
11日間の合宿セミナー「ワンサニット2010」

この「タイ・ヨーガ研究所」の年次ミーティングの
翌日28日(日)から「ワンサニット・アシュラム」での合宿セミナー「ワンサニット2010」がスタートしました。

それで、すでにバンコクに到着されていた参加者の方5名も27日(土)の年次ミーティングに出席されました。

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さて、
今年もいよいよ「ワンサニット」での10泊11日の合宿です。28日(日)朝8時半に、うちのオフィス近くの集合場所のホテルに14名の参加者の方が、遅れることなく全員集合。

2台のミニバンに分乗して、予定通り、9時に出発、最初の目的地である、ランジット地区の瞑想寺
「ワット・パンニャーナンダラーム」へ。

「ワット・パンニャーナンダラーム」は「ワンサニット・アシュラム」のあるオンカラック地区へ行く途中です。それで、「ワンサニット」で日本組の合宿があるときは、毎回、必ず「ワット・パンニャーナンダラーム」も表敬訪問することが定番です。 

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早めの午前10時過ぎに到着したので、昼食までに
時間の余裕がありました。それで、正門近くの仏像の安置されているホールで行われていた小学生対象の瞑想クラスや、別の建物で進行中の中学生対象のセミナーを見学したり。

また、やはり仏像が置かれている屋外広場ではお坊様の法話が進行中。日曜日でお寺に来たビジターの人たちや、白い衣服を着てお寺に住み込んで修行をしている人たちが、熱心に耳を傾けていました。

昼食の後は、瞑想センターのある奥のエリアを見学。 瞑想ホールでは、20分間ほど歩く瞑想法の指導を
受けました。

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そして午後2時頃、お寺を後にして
「ワンサニット・アシュラム」へ。45分程で「ワンサニット」に到着。

名物のいかだで運河を渡り、アシュラムの敷地内に
入りました。


「ワンサニット」でも、前日まで母体の
「サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団」の関連団体の年次ミーティングをやっていました。

大きなイベントが終わったばかりだったので、スタッフも休暇を取っている人が多く、いつもに比べて閑散とした感じでした。しかし、その後、だんだんとスタッフも戻って来て、タイ人グループのセミナーや、欧米人のNGOスタッフともキッチンで一緒になったりと、普段の「ワンサニット」の雰囲気にも浸れて良かったです。

11日間の長丁場なので、今年はキッチンでの食事は
菜食メニューに統一してもらいました。本当は、毎日朝昼夕と3回キッチンに行くのは、少し食べる回数と量が多いと思うので、1日の食事の比重はランチに置いて、朝食夕食は簡単なメニューで、麺類やおかゆ類中心にしてもらいました。

菜食でもタイ料理ですから、美味しいことは言うまでも
ないのですが、菜食メニューという点では、まだまだ工夫改善の余地があるようですね。

タイの人にとっては、食事は常に人生の一大事です。合宿セミナーのメニュー作りは、プログラムの企画の
大きな比重を占めます!皆、真剣に献立を考えます。 本当に、食べるために生きている!かのようですね。


さて、
今年もコース途中で外出の日を設けました。今年はタイ政府の厚生省内にある「タイ伝統医学研究所」を訪問しました。

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広大な厚生省敷地内にあり、
タイ古式マッサージ(ヌアと言います)の規格化や、昔からタイに伝わる薬草類を使った伝統医療の研究など、国の医療政策としての伝統医療の促進と啓蒙を統括しています。

バンコクの街中にタイ古式マッサージのお店が溢れる
ようになったのは、厚生省が伝統的なマッサージを規格化し、体系的なトレーニング・コースを始めたからです。

結果的に、職業としての多量なタイ古式マッサージ師の雇用創生も出来て、厚生省の成功した政策の一つ、と聞いています。

バンコクの前のタイ首都であり、中世の大都市だった
アユタヤーには「病人がいなかった」という伝承があります。人々は、調子がわるくなると、みんな、お互いを揉んで治していた、という言い伝えです。それを、現代に復活させようと言うのが、「タイ伝承医学研究所」の目的です。

さて、最初に会議室に案内され、30分のプロモーション・ビデオを見て、その後、ビルの屋上にある博物館の見学に行きました。 

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博物館は5つのセクションに分かれています。時間の関係で2部屋しか見学出来ませんでしたが、薬草を作っている様子や、医療に使う道具など、
人形を使って、いろいろな当時の様子を復元しているのが分かり易くて、面白いです。

そして、一番印象に残ったのは、人体模型の内部に豆電球の経絡が付いたもので、ボタンを押すと、左鼻&右鼻、背骨の中央などから、イダー&ピンガラー、スシュムナーなどのナーディーが点滅するのが、大変面白かったです。 
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そうなのです、タイの伝統医学も、ハタ・ヨーガと同じく10本のナーディー理論なのです!

それは不思議なことではないですね。 中世まで、東南アジア全域は、謂わばインド文明圏でした。タイでも、いろいろな知識のルーツはインドに遡れます。

さて、博物館見学の後は、事前に予約を入れておいたタイ古式マッサージ(ヌア)のセンターに移動しました。

さすがに厚生省とあってか、マッサージの前に問診票に記入、血圧も測定されました。もちろん、特に問題のある人はいませんでしたので、そのままマッサージ室へ。

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今年の「ワンサニット2010」も、ヨーガを日本で長く学んで来られている方が多く、講義が続くにつれ、今まで勉強されて来た知識が体系的に整理されて行ったようです。

ヨーガについての正しい認識と誤った認識がどこから来るのか、どこでねじれ現象が起きているか! 皆さんの疑問・不安が1回1回の講義で解消されて行き、問題点の解決策も提示されて行きました。

11日間の合宿中、参加者みんな同じところに泊り込み、毎日一緒に食事をすることで、講義時間外の話も盛り上がります。

ひろし先生の話も延々と続くので、面白い方もいれば、耳がいたい人や、耳にタコ?が出来ている人もいたのではないか、と思います。

「ワンサニット2010」のフィード・バックも、 このブログに掲載されて行きますので、どうぞお楽しみにしていて下さい。

右の
「カテゴリ」 → 〔ワンサニット編〕
をご覧下さい。

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H&H
相方ひで子

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2010年12月15日水曜日

パナソム2010年11月(2)

『パナソム(森のアシュラム)2010秋』

参加者の方のフィードバック(5件)
日程:2010年10月31日(日)-11月4日(木)4泊5日 

バンコク郊外のノンタブリ・ブッタモントン地区にあるリトリート・センター「パナソム(森のアシュラム)」での合宿セミナー「パナソム2010秋」に参加された方たちのフィードバック集です。

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「パナソム2010秋」には6名の方(男性1名、女性5名)が参加されました。内容は南国タイでのスタディ・ホリデー・プログラムです・

4泊5日のスタディ・ホリデー・プログラムは、ヨーガが初めてのエントリー・レベルの方から、ヨーガ歴の長い方・指導層までのベテラン・レベルまで、幅広く対応しています。

どのレベルの方にも有益な内容のプログラムになっています。

テーマは参加者の方のレベルと希望によって、次のモジュールから選ばれています。
・「ヨーガの背景」
・「ヨーガのコンセプト」
・「アーサナ」
・「プラーナーヤーマ」
・「ムドラー」 
・「ヨーガ・スートラ読解」
・「ハタ・ヨーガ文献」etc.....

『パナ・ソム(森のアシュラム)2010秋』
日程:2010年10月31日(日)-11月4日(木)4泊5日
定員:10名前後(6名以上の参加者でコース成立)
対象:ヨーガの初心者からベテラン・指導層まで
内容:南国タイでのスタディ・ホリデー・プログラム
「ヨーガの背景」「ヨーガのコンセプト」「アーサナ」「プラーナーヤーマ」
費用:実費分担+ドネーション

【日程】
10月30日(土)日本からの移動日
10月31日(日)バンコク都内ミニ・スタディ・ツアー
夕方「パナ・ソム」へチェックイン
11月 1日(月)終日「パナ・ソム」でセミナー
11月 2日(火)終日「パナ・ソム」でセミナー
11月 3日(水)終日「パナ・ソム」でセミナー
11月 4日(木)昼食後「パナ・ソム」チェックアウト 

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『パナソム(森のアシュラム)』について
「パナソム(Panasom)」のホームページ
http://panasom-resort.com/
住所:80/2 M.6 Jongthanorm-Watthoncheak Rd.
Bang-Yai Nonthaburi 11140
写真アルバム→
http://picasaweb.google.com/hhyoga/Panasom02
 
「パナソム」は伝統的なタイの建築様式を生かした、都会人向けのセミナー・ハウスです。

新バンコク空港から車で約1時間の距離、バンコク郊外のノンタブリ・ブッダモントン地区にあります。

「ワンサニット・アシュラム」は「精神性とエコロジー」の実験施設でもあり、ややワイルドな、アウトドアー派の設備ですが、「パナソム」の方は、年配の方や都会暮らしの方にも 比較的無理のない環境と設備です(冷房設備もあります)。

「パナソム」での合宿セミナーは、今までに4回実施されています(2008年1月・8月・10月、2009年9月)。

今までのプログラムのフィードバックは、このブログのカテゴリ欄の〔パナソム編〕のところでまとめて閲覧できます。 


●フィードバックの項目

【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ
⑤今後のヨーガへの展望や希望

【フィードバック】
1)「パナ・ソム」の場所と環境
①環境と施設
②ゲスト・ルーム/セミナー・ルーム
③食事について

2)合宿セミナーの講義と実習について
①講義の内容について
②実習について
③ヨーガについて理解が深まった点や特に印象に残ったこと
④さらに興味や関心を持たれた点
⑤今後期待されるヨーガのプログラム

3)タイランドの印象、役立つ情報など
4)追加プログラム・SWUコースの終了合宿に参加した感想

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「パナソム(森のアシュラム)2010秋」(1)
バンコク在住の「M.I.」さんのフィードバック 
 
相方先生 ひでこ先生
今回のパナソムのフィードバックをお送りします。 私のような初心者のフィードバックが参考になるか 不安ではありますが、こういうのでも参加できるんだよー というヘルプになるといいなと思います。

【プロフィール】

①住んでいるところ

タイのノンタブリ県に住んでいます(バンコク都の隣県)。

②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと

タイに1992年に移ってきました。何度か転職をしましたが、現在は、温度管理製品を扱う会社の会社員です。

③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

40代半ばになって、会社員生活も先が見えてきました。隠居後いかに充実した生活を送るか、送れるか、が最大の関心事と言えます。

④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ

家でビデオを見ながらエクササイズをするのが好きなんですが、4-5年前からタイでもヨガのDVDが出回るようになって、家で自己流でやるようになりました。

2年位前からは、休みの日に、アイアンガー・ヨーガに行ったりしていますが、万年ビギナークラスの初心者です。

⑤今後のヨーガへの展望や希望

今回のパナソム合宿に参加して、ヨーガに対する考えが大きく変わりました。まだ、それを咀嚼中で展望まで考えが行かないです。


【フィードバック】

1)「パナ・ソム」の場所と環境

①環境と施設

緑に囲まれたセミナーにはぴったりのところでした。プッタモントンにこんなところがねえ...とタイ在住者としてはびっくりです。

②ゲスト・ルーム/セミナー・ルーム

合宿中は、年間で一番寒いのでは、という気候だったので(20度くらい)、シャワーがぬるすぎたみたいです。

私は、Kご夫妻に部屋を変わっていただいたおかげで、自宅よりも熱々のお湯を楽しみましたが。

今回は、合宿参加者が6人だったのでセミナー・ルームにも余裕がありましたが、10人だと少し狭いかもしれませんね。

③食事について

マイルドなタイ料理でおいしかったです。 しかも、毎食デザート付き!ついつい食べすぎちゃって...。


2)合宿セミナーの講義と実習について


①講義の内容について

上記のヨーガ歴を見ていただいてわかるように、ヨーガの知識が全くないまま参加しましたが(アーサナの意味をはじめて知った、という状態です)、体系だって講義をしていただいたため、頭と胸にストンと入ってきました。

会社員をしていると、勉強=売り上げアップ、効率性の向上を目的に、みたいなところがあるんですが、今回の合宿は、純粋に自分のために勉強ができて、すごく楽しかったです。


②実習について

普段、アイアンガー・ヨーガをやっているので、サバーイサバーイのヨーガに最初は戸惑いましたが、合宿中は体調がすごくよかったので、ああ、これが健康のためのヨガなんだと納得。

クリヤは、合宿前から恐怖を感じていたのですが、思ったより苦労なくできて、やったー!と思わず拳があがりました。


③ヨーガについて理解が深まった点や特に印象に残ったこと

全く知識がない状態で参加したので、理解が深まった、と言えるところはないんですが、これからヨーガとどう付き合っていったらよいかの指針が見えてきた気がします。

食事やお茶の時間に、参加者の皆さんといろいろ話ができたのもすごく楽しかったです。

あと、相方先生の歌も....。


④さらに興味や関心を持たれた点

今回は、ASANA とPRANAYAMAを重点的に説明していただきましたが、それ以外のものが何なのか。

MUDRA&BANDHAって何??とか、初心者ははじめて聞く言葉が多く気になります。


⑤今後期待されるヨーガのプログラム

在タイ日本人向けの短期プログラムがあるといいかもしれません。


3)タイランドの印象、役立つ情報など

相方先生が、ヨーガや瞑想を学ぶのはタイがいい、とよくおっしゃっていますが、今回、講義内容がしっくりと理解できたのは、私がタイに住んで長いからかもしれないな、と思います。

そういう意味でも、日本の皆さんに、タイで合宿に参加されることをお薦めします。


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「パナソム(森のアシュラム)2010秋」(2)
静岡在住の「Y.O.」さんのフィードバック

「Y.O.」さんは、4泊5日の「パナソム2010秋」に続いて、今年度のシーナカリンヴィロート大学のヨーガ・コース「SWUコース2010」の終了合宿2泊3日にも見学参加。

「パナソム2010秋」+「SWUコース合宿」で4泊5日+2泊3日、通しで7泊8日のタイでのヨーガ研修プログラムを消化されました。
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相方ひろし先生
相方ひでこ先生

タイではお世話になりありがとうございました。

【プロフィール】

①住んでいるところ

静岡県熱海市

②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと

アーサナを主とした少人数のクラスを自宅他で開いています。フリーの編集・聞き書き。

ボランティアにてアーサナをアレンジした身体のほぐしを障碍者と。

③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

特にではありませんが、「食」に関心があります。特技・趣味はなし。

パナソム前の自己紹介に、ライフワークを、ヨーガでしょうかと記しましたが、今そうは記せない気持ちでいます。

④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ

30年ほど前、泊まりにきた友人たちが朝、奇妙な体操のようなことを始めました。

面白そうだったので、なにそれ、と聞いたらヨガという答え。それが出会い?です。

近所の公民館で教室が始まり、しばらく通いましたが、仕事と子育てが忙しく行かなくなりました。

自宅で心身こわばったりしたときに、簡単なアーサナをしていました。

田舎暮らしをしようと移住した離島に、佐保田ヨーガを教える方がいて再開しました。

5年後母を介護するために神奈川の実家に戻り、良き師を求め、いろいろなクラスに出ました。宗教家の始めたヨーガのクラスやカルチャーセンターなどなど。相方先生が批判されている某団体の講座にも1年間通いました。

ヨーガに関連する本を読み漁り、 リシケシのアシュラムに行ったり・・・

それらが無駄だったかといえば、必ずしもそうではなく、今ここへ至る通り道だったとも思うのですが、年齢を考えれば、回り道だったかとも思えます。

⑤今後のヨーガへの展望や希望

個人的なことですが、自分の学んだことを伝えていかれたらと思っています。

長く障碍者に関わっていて、 彼らに対してとくにそう思います。


【フィードバック】

1)「パナ・ソム」の場所と環境

①環境と施設

タイの田園地帯の環境にまず開放感。樹木と池に囲まれてるのもよかったです。

先生の言われるように、コンクリートに囲まれての空間とでは
そこに流れる空気、気が違うのですね。また行きたいところです。

②ゲスト・ルーム/セミナー・ルーム

広くてきれいな部屋でした。浴室が無駄に広いのはなにゆえかと疑問でした。

シャワーがぬるかったのが難点。若い頃は安宿で水シャワーなんてヘイチャラだったのに・・・

セミナー・ルーム過不足ないと思います。

③食事について

野菜中心の普通の食事が嬉しかったです。美味しくいただきました。

2)合宿セミナーの講義と実習について

①講義の内容について

相方先生の豊富な知識から成る幅広い内容で、しかもどんどん進むのでついていくのが大変でした。

今ノートを見返して中身の濃い講義だったと改めて思います。

ヨーガを学んでいくためだけでなく、 いろいろな意味で生きていくのに重要なことを教えていただきました。

講義中は時事ネタ、芸能ネタ、替え歌までが披露され、それがまたとってもおもしろいので、学んだことより、そっちを思い出して笑ってしまうことが
よくあります。

しかし、それによって飽きることなく講義を聞くことができたのではないかと思います。

②実習について

大変勉強になりました。今まで習ってきたことを再点検しました。

「最小限の努力」「快適で安定」なやりかたで心身の充実を得られることがわかりました。

③ヨーガについて理解が深まった点や特に印象に残ったこと

奥深く長い道のりなのだと改めて理解し、年齢を考え若干へこたれました。

バンダ・ムドラーやクリアの必要性をより強く感じました。

今まで「人格の統合」ということを理解できなかったのですが、今回の講義とガロテ師の書かれたものによって、かなり納得できました。

④さらに興味や関心を持たれ

仏教との関連

⑤今後期待されるヨーガのプログラム

今時点では特にありません

3)タイランドの印象、役立つ情報など

20数年ぶりのタイの発展は予想以上でした。トゥクトゥク、3人乗りバイク、おんぼろバスから、きれいなタクシー、ハイウエイ、モノレールになっていた。

ショッピングモールに、ここはどこと目を見張りました。

洗練されてしまっておもしろくないなんて勝手すぎますよね。でも立ち並ぶ屋台や自由犬たちや人々の笑顔は変わっておらずほっとしました。
インドで抱く緊張感はなかったです。


4)追加プログラム・SWUコースの終了合宿に参加した感想

クリアを受けられてよかったです。

家でだんだんしなくなってきていたのですが、クリアの大事さと気持ちよさを再認識しこれを機にまた始めています。

講義実習ともに英語でしたが、だいたいわかりました。不明点は、全体の講義後に、再度日本語で講義いただけたので確認できました。お心遣いに感謝します。

手入れのよくされた庭も気持ちがよかった。食事と食事の間が短かったのが困りました。その割にはよく食べました。てへ・・

一緒に講義を受けたタイの若者たちの笑顔のよさに癒され、こちらもいつも顔がほころんでいた気がします。

接した人たちは親切で明るくて、もちろんそうでない人たちもいるのでしょうが、魅力的でした。

しかし彼らの受講中のリラックスぶりには驚きました。ほとんどが寝そべって講義を聞いているのですね。

それにひっかかるのはわたしが年寄りだからでしょうか。旧いタイプの日本人だから?それともおおらかさにかけるのか。

講義をちゃんと聞いているのだからそのスタイルは問題ないのかな。

先生たちは特に気にされていらっしゃらなかったようだ。どうなんだろう・・・書いているうちに、だんだんそれもよしと思えてきました。印象に残っていることではあります。

そして大変楽しかったです。

4泊5日プラス2泊3日の今回の合宿は有意義な貴重な時間となりました。

学んだことを今後どのように日常のなかに生かしていくかが課題です。

そしてさらになにをどう学んでいくかです。 ありがとうございました。
 
 
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「パナソム(森のアシュラム)2010秋」(3)
東京在住の「Y.E.」さんのフィードバック(在住)

「Y.E.」さんも、4泊5日の「パナソム2010秋」に続いて、今年度のシーナカリンヴィロート大学のヨーガ・コース「SWUコース2010」の終了合宿2泊3日にも見学参加されました。
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相方先生、ひでこ先生
こんにちわ。
パナ・ソムでは大変お世話になりました。パナ・ソムに辿り着くまでの、移動、宿泊から、プライベートな旅のアドバイスまで、いろいろありがとうございました。

もう12月ですね。パナ・ソムでの時間が既にとても懐かしいです。パナ・ソムでのヨーガの時間は、とても自分にとって有意義なものでした。書き留めたノートも復習しながらゆっくりと理解して、また不確かな部分を明確にし次回に望みたいと思います。

相方先生、ひでこ先生、本当にありがとうございました。
ではフィードバックを送ります。よろしくお願い致します。

【プロフィール】

①住んでいるところ

東京都調布市

②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと

ダンス、健康体操の指導

③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

自然に関する事全般に関心があります。趣味は舞台鑑賞。

④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ

事故を機にヨーガをすすめられ6年間。先生の他界後、アシュタンガ・ヨガを近所のスタジオで5年間。その後アシュタンガからは離れ、現在は自宅でヨーガを実践しています。

⑤今後のヨーガへの展望や希望

先生がいつも言われるように、持続的で生産的なヨーガを続けていきたいと思います。

今後は自分の中でやや混乱している部分をさらに整理して、重要なものを絞っていきたいです。


【フィードバック】

1)「パナ・ソム」の場所と環境

①環境と施設

とても長閑で過ごしやすい環境でした。

②ゲスト・ルーム/セミナー・ルーム

広くて清潔でした。部屋からの眺めも良かったです。 シャワーがもう少し熱ければよかったです。

セミナールームは6人でしたが丁度よい広さ、少し広いくらいでした。小さな机と座布団で楽しく勉強できました。

③食事について

味付けはマイルドでヘルシーだったと思います。だいぶ、おかわりしました。


2)合宿セミナーの講義と実習について

①講義の内容について

「知る」というワクワク感を、講義の度に感じました。断片的な情報で混乱していたヨーガの理解が、少しづつ解かれていくような、理論的で納得できる講義でした。 ノートを見ながら現在復習中です。

②実習について

身体の感覚をより深く見つめることができました。瞑想後、アーサナの実践、そしてプラーナヤーマという流れを、はじめてしっかり行いました。

パナソムの環境、先生の存在やひでこ先生の声は心地よく、集中できました。 アーサナを見直すキッカケになりました。

③ヨーガについて理解が深まった点や特に印象に残ったこと

まず、パタンジャリの心理モデルが3回目にして少し理解できました。

アーサナとは何か? という基本的なことの理解が明確になりました。

アーサナをしている時、プラーナヤーマをしている時、わたし達の身体で一体何が起こっているのか・・・ というあたりのお話はとても面白く印象に残りました。

そして、とにかく伝統的なヨーガというものを理解していく大切さを講義を通して常に感じました。

④さらに興味や関心を持たれた点

プラーナヤーマ。身体のしくみ。バンダ、です。瞑想も関心があります。

⑤今後期待されるヨーガのプログラム

プラーナヤーマ、バンダの集中クラス。

3)タイランドの印象、役立つ情報など

タイの印象は、ひとこと、馴染みやすかったです。

4)追加プログラム・SWUコースの終了合宿に参加した感想

クリヤに興味があったので参加しました。 ネーティは毎日行っていましたが、1・5リットルほどの水をのんで吐き出す浄化法ははじめてで、かなり衝撃的でした。

しかしながら、その後は調子もよく、私には必要かなっと思いました。

トラータカの実践も不思議で、浄化法の面白さや必要性を感じました。

タイの方々と一緒というのもまた新鮮で、文化の違いはこういった交流によりまた確認できるのだな~と、いろいろ面白かったです。

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「パナソム(森のアシュラム)2010秋」(4)
三重在住の「M.K.」さん(女性)のフィードバックです

「M.K.」さんは、現在、ヨーガ指導を職業とされながら、某国立大学文学研究科基層人間学コース・インド文化学専門の大学院生として学究生活を送られています。
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相方ひろし先生、ひでこ先生

こんにちは。先生方はワンサニットを終わられたというのに今頃、パナソムのフィードバックを送りすみません!日々、大学と仕事に追われて、途中で止まっていました。

学術的な場所にいると、世間との温度差をしばしば感じます。
「ヨーガをしています」なんて声に出せない、と相方先生も言われていましたが、まさにその通りです(仕事として割りきっていますが・・・。)

ヨーガのことを学ぶのは興味深いですが、研究対象にすると厄介な分野なんですね。

しかし、立ち位置から客観的に見れることは良いことだと信じています。
(時に溝で苦しんでいますが・・・。)

さて、先日、K大学の印哲の先生にお会いしたのですが、日本では「ハタヨーガ」の研究があまりされていないから狙い目かも、とアドヴァイスいただきました。 も
っとも博士課程の話でしたが。

私自身はあまり注目していなかったのですが、パナソムに参加してから興味がでて、ハタヨーガ文献も改め見直しています。

現在は、セミナー発表が近く『古典ヨーガ体系の研究(高木訷元著作集1)』法蔵館の要約に取りかかっています。仏教用語が多く、仏教を見直すことも大事だと痛感しています。 これもパナソムで思ったことですが。

以上、パナソムに参加して、素晴らしい環境のもと、精神的な安定を得れ、今後の道筋を考えることができ、大変有意義でした。ありがとうございました。


【プロフィール】

①住んでいるところ

三重県

②現在されていること(仕事etc.)

ヨーガ教室主宰、大学院生

③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

ヨーガに関連する哲学、宗教、文化に関心があります。趣味は旅行です。

④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ

12年ほど前に友人に誘われ、初めて参加したのがmeditationクラスでした。じっと静かに座ることが苦手でその後、ハタ・クラスに通うようになりました。様々な段階を踏みながら今日に至っています。

⑤今後のヨーガへの展望や希望

ヨーガの本質を知ることができる環境が広がればと思います。ヨーガを自らに活かしていけること。


【フィードバック】

1)「パナ・ソム」の場所と環境

①環境と施設

静かでのどかな場所でした。11月のタイは思ったより涼しかったです。
蚊の大群に注意が必要です。

②ゲスト・ルーム/セミナー・ルーム

ゲスト・ルームは広く清潔で快適でした。

セミナー・ルームは人数的に講義、実習とも広さに問題なくちょうど良かったです。

③食事について

ビッフェ式でタイの味付け、食材を満喫でき、とても満足でした。


2)合宿セミナーの講義と実習について

①講義の内容について

ヨーガの古典文献に基づいた講義は大変理想的でした。多少の予備知識があると理解がやさしくなると思います(参加前に参考図書を紹介いただけます。)

②実習について

普段は受け手になることがあまり無いので、心地よい誘導のもと、深く自己観察でき、心が休まりました。

③ヨーガについて理解が深まった点や特に印象に残ったこと

『ヨーガ・スートラ』の理論のコンセプト、ハタヨーガの目的。印象に残ったのは相方先生の知識量!かなりシビれました(笑)。

④さらに興味や関心を持たれた点

仏教はもとより、ヴェーダンタ派においてのヨーガとの関わり。

⑤今後期待されるヨーガのプログラム

④を含め、瞑想理論等。

3)タイランドの印象、役立つ情報など

空港から市内を結ぶエアーポートレールリンクが開通し、ますます行きやすくなりました。 バンコク市内は騒々しいですが、交通の便はよく、屋台やマッサージは格安で楽しめます。

P/S. ひでこ先生の別れ際の「頑張って」はとても嬉しかったです。また是非、お二人に会いに行きます。お体お気をつけ下さい。
M.K.


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「パナソム(森のアシュラム)2010秋」(5)
千葉在住の「Kさんご夫妻」のフィードバック

リタイア・ライフをご満喫中のお2人は、1ヶ月の予定で「パナソム2010秋」参加を組み込んだタイランド・ステイに来られ、有意義な時間を過ごされました。
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こんにちは。Kです。タイから帰ってやっと1カ月近くになります。
今回はおかげさまで中身の濃い旅行でした。

チェンマイでは象にのってジャングルを歩いたり、竹のいかだで川をくだったり、年を忘れて楽しみました。

また観光客がいっぱいのお寺に、 金色の仏様に交じって、深い瞑想状態に入っているお坊さんがいて衝撃でした。

座禅を組んで座っておられるのに、とても生きている人とは思えませんでした。こんな環境が普通にあるんですね。

簡単ですが、フィードバックです。


【プロフィール】

①住んでいるところ

千葉県

②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと

リタイア生活

③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

歩くことが好き

④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ

健康維持のため

⑤今後のヨーガへの展望や希望

呼吸法や瞑想をもう少し生活に取り入れたい。


【フィードバック】

1)「パナ・ソム」の場所と環境

①環境と施設

蚊の多さ以外は、スタッフの対応も、周りの環境もとてもいい。もっといたかったぐらい。

②ゲスト・ルーム/セミナー・ルーム

広くてきれいでお湯の温度を除けば快適。セミナールームのほうは、床がでこぼこしててやりにくかったのが気になる。

③食事について

おいしかった。合宿の後2週間以上タイにいて、パナソムの食事が一番好きだったかな。


2)合宿セミナーの講義と実習について

①講義の内容について

穂高についで2度目だったが、人数が少なかったせいかずっと頭にはいりやすかった。

でも、あまりにも豊富に、雨あられのように新知識が降り注ぐので、短時間では消化不良でした。

②実習について

とてもゆっくりできもちがよかった。 どこまでががんばっているのか、自分ではまだよくわからないので、課題がのこった。

③ヨーガについて理解が深まった点や特に印象に残ったこと

必要なものとそうでないものや、呼吸の重要性などがより理解できた。
骨盤を締める、胸を広げる。背骨で自律神経をコントロールすることなどが、改めて大事だとわかった。

④さらに興味や関心を持たれた点

今回の講義で、仏教の本を読みたくなった。

⑤今後期待されるヨーガのプログラム

呼吸法と瞑想を多く取り入れたプログラム


3)タイランドの印象、役立つ情報など

バンコクは思ったよりずっと都会的だった。手をあわせる挨拶のせいか、人が柔らかい感じ。

携帯電話事情は日本よりすすんでいるので、こちらで買って使う手もありです。ちなみに私たちはMBKで3千円で買って、とっても便利でした。

パソコンメールに慣れていないので、字が小さくなったり、大きくなったりしていますが、どこをどうしていいやらわかりません。かんたんですがこれで打つのがせいいっぱいです。 このまま送りますね。

ではまたお会いできますように。


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