2009年5月23日土曜日

ロナウラ・ヨーガ研究所・東京ヨーガ・セミナーのご案内

ロナウラ・ヨーガ研究所・東京事務所主催
ヨーガ・セミナーのご案内


テーマ: インド文化と伝統的ヨーガ
日時 : 2009年6月27日(土) 10:00-16:00

場所 :
神宮前穏田区民会館集会場(東京都渋谷区神宮前 6-31-5)
  

神宮前区民会館地図

交通 :
JR 原宿(6分)
東京メトロ千代田線明治神宮前駅(徒歩2分)
都バス[池86][早81]系統「表参道」(2分)

参加費: 3000 + ドネーション
持ち物: 筆記用具、動き易い服装、ヨーガ・マット
主催 : ロナウラ・ヨーガ研究所・東京事務所


興味のある方は、どうぞお問い合わせ下さい。



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2009年5月16日土曜日

カイヴァリヤダーマ研究所:1週間滞在プログラム

今年3月にロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』の「ヘルス・ケア・センター」の1週間滞在プログラムに参加された、バンコク在住の「N.M.」さんのフィードバックです。


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「N.M.」さんはご主人が企業駐在員としてバンコクに赴任中で、
現在バンコクにご在住です。2007年10月に、わたしたちの仕事先のバンコクのシーナカリン・ヴィロード大学(SWU)人文学部で、バンコク在住の日本人コミュニティーの方を対象にした5日間ヨーガセミナーを実施したことがあります。そのセミナーに「N.M.」さんも参加されました。

ヨーガ歴は長く、今回3月22日(日)-29日(日)の日程でインドに来られ、『カイヴァリヤダーマ』の「ヘルス・ケア・センター」での1週間の滞在プログラムに参加、ヨーガへの理解を深めて行かれました。

「N.M.」さんには、次のポイントでフィードバックをお願いしました。

1)『カイヴァリヤダーマ研究所』の環境と施設
①キャンパス内の環境と施設
②ゲスト・ルーム
③ダイニング・ホールでの食事
④キャンパス内での過し方

2)『ヘルス・ケア・センター』のプログラムについて
①ヨーガ・クラス
②自然療法
③ヨーガについて理解が深まったこと
④特に印象に残ったこと
⑤今後期待されるプログラム 

3)関係者の対応
①『カイヴァリヤダーマ』の事務局・スタッフの対応
②『サンデーシュ日本語サービス(JLS)』の対応
③『J.K.トラベル』の対応

4)インド全般の印象・ご感想など



【関連情報】

バンコク/ムンバイ間:タイ航空TG利用

タイの首都のバンコク空港(BKK)とロナウラに近いムンバイ空港(BOM)の間は、タイ航空が1日2便(朝便・夕便)就航しています。日本から乗り継ぐ場合も便利です。

日本をタイ航空の午前便で出発すると午後バンコク着、夕方のムンバイ便に乗り継ぎ、ムンバイに午後10時着。そのまま迎えの車でロナウラに向かい、『カイヴァリヤダーマ』にチェックインすることが可能です(車で2時間未満)。

今回、 バンコク在住の「N.M.」さんは、タイ航空の
3月22日(日)
バンコク/ムンバイ 午前便TG339  07:40/10:50
3月29日(日)
ムンバイ/バンコク 夜便  TG318  23:35/05:35+
を利用されました。


現地のトラベル・エージェント:「J.K.トラベル」
今回「N.M.」さんも、インド国内の移動はロナウラの「J.K.トラベル」の車(ハイヤー)を利用されました。

3月22日(日)
ムンバイ空港迎え
3月29日(日)
朝食後に『カイヴァリヤダーマ』をチェック・アウト後、
プネーを1日探訪、その後ムンバイ空港まで移動

「J.K.トラベル」は『カイヴァリヤダーマ研究所』を訪れる外国人ゲストを取り扱っているロナウラのエージェントです。インドは公共の交通機関の整備(鉄道・バス etc.)が不十分ですので、効率的でトラブルの少ない国内移動のためには、ドライバー付きの車を雇うことが安全で有利です。

『J.K.Travel』
代表:S.P.S.Anand(Kuku)


現地の日本語サポート:サンデーシュ日本語サービス(JLS)

今回「N.M.」さんも、現地での日本語サポートを、プネーの「サンデーシュ日本語サービス(JLS)」のチャンドラシェカール・ラトール氏に依頼されました。

3月22日(日)
ムンバイ空港迎え、
『カイヴァリヤダーマ』のチェックイン・サポート、キャンパス内のオリエンテーション&ガイド
3月29日(日)
『カイヴァリヤダーマ』のチェックアウト・サポート、
プネー1日観光・ショッピングのガイド、ムンバイ空港チェックインまでフォローアップ

インドの公用語は英語です。『カイヴァリヤダーマ』のキャンパス内も英語が公用語ですので、ある程度英語に親しんでいる方には、コミュニケーションでご不自由はないでしょう。

しかし、観光やショッピングの時に接する地元の人たちは、現地のマラーティー語かヒンディー語が中心です。異文化ストレスを軽減するためには、現地事情に精通している日本語通訳のサポートを依頼することが安心で有利です。

『サンデーシュ日本語サービス(JLS)』
代表:チャンドラシェカール・ラトール(Chandrashekhar Rathod)


カイヴァリヤダーマ研究所のヘルス・ケア・センター
(S.A.D.T.Gupta Yogic Health Care Centre)

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『カイヴァリヤダーマ研究所』のヘルス・ケア・センターは、一般の
ビジター向けに、自然療法(ナチュロパティー)とヨーガの組み合わせによる統合的な保養・療養センターとして運営されている施設です。

最低1週間が滞在条件です。専属の医師とヨーガ教師が常駐し、医学的なコンサルティングとヨーガ的なガイダンスを提供します。

ヘルス・ケア・センターは、1961年にインドで(世界で)初めて、ヨーガのコンセプトと技法を療法的に応用する「ヨーガ病院(Yogic Hospital)」として開設されました。

現在は、一般ビジターがヨーガと自然療法を体験する保養的な滞在から、ストレスが原因の心身症的症状や、高血圧症、喘息などの呼吸器系疾患、糖尿病などの代謝障害などの慢性疾患に対処する医療的な滞在にまで、幅広く対応しています。

また、近年のインドでのアーユルヴェーダへの関心の高まりから、3年前からキャンパス内に「アーユルヴェーダ・センター」も運営、「パンチャ・カルマ」の専門医が勤務し、アーユルヴェーダによる健康指導やアーユルヴェーダでの療法も実施されています。


ヘルス・ケア・センターの日課
1週間滞在プログラム(毎週日曜日スタート)

5:30 起床
6:00 ハーブ・ティー / 散歩
6:30-7:00 クリヤ
7:00-8:00 ヨーガ・クラス(一般).
8:00-9:00 ヨーガ・クラス(セラピー)
9:15 フルーツ・ジュース / ハーブ・ティー
12:00 昼食
12:30-2:30 休憩 / 自然療法
3:00 フルーツ・ジュース / ハーブ・ティー
4:00-5:00 ヨーガ・クラス(一般).
5:00-6:00 ヨーガ・クラス(セラピー)
6:15-7:00 散歩
7:00 夕食
8:00-9:00 講義 / ドキュメンタリー視聴 / 瞑想 / マントラ
9:15 就寝

滞在費(部屋・食事代、ヨーガクラス・自然療法参加込)
1人部屋 1日30ドル
2人部屋 1日18ドル(1人分)



『カイヴァリヤダーマ研究所』2009年3月のフィードバック
(N.M.さん、バンコク在住)

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1)『カイヴァリヤダーマ研究所』の環境と施設


①キャンパス内の環境と施設

広い敷地内には図書館、アーサナホール、教室、LABORATORY、宿舎、自然療法センター、アーユルヴェーダ治療室、などの施設があり、敷地内にはたくさんの樹木、芝生などの植物が植えられていて、緑に囲まれた環境でした。

キャンパス内にある樹木の落ちた実(ジャムウ)などを、子供たちや学生たちが拾い集めて食べたりもしていました。

Kdham2009_4 Kdham2009_5

私もそのジャムウという葡萄に似た実を初めて食べて、すっかり虜になりました。


②ゲスト・ルーム


私の部屋は一人部屋でエアコン・バストイレなしでした。部屋には
机とシングルベッドが2つずつありました(つまり二人部屋を一人で使用しているということですね)。

Kdham2009_13 Kdham2009_11

セイフティボックスなどの鍵がかかる貴重品入れは部屋にはありません
でした。ベッドはマットレスがよくなかったので眠れず慣れるのに時間がかかりました。しばらくは背中の具合が悪く少しつらかったです。

シャワーは共同トイレ(男女共同)の中にあります。朝から夕方は熱い
お湯がでましたが夜7時頃以降は熱いお湯がでなかったので、朝と夕方にシャワーをしていました。

自然療法やアーユルヴェーダのトリートメント後にシャワーを浴びたく
なることもありますので、バス・トイレ付きの部屋がやはり便利だと思います。

掃除は毎日入ります。ベッドのシーツの交換も1週間の滞在中に
1度ありました。

洗濯物も毎日おじさんが御用聞きに来てくれます。


③ダイニングホールでの食事

食事は朝食9時、昼食12時、夕食19時で、それ以外に朝8時半に
ジュース、昼15時ハーブティタイムがあります。食事指導をドクターから皆各自受けているので、そのメニューのものを摂っていくブッフェ形式です。

Kdham2009_6 Kdham2009_2

私は牛乳と夜のご飯(ライス)は禁止でしたが、それ以外のものはOKでした。

ここでの食事は本当に美味しくて驚きました。ここでの食事のおかげで体調がよくなっていった気がします。ニンニク、タマネギ、油、塩分などが最小限に抑えられていて、インド料理なのですが、そんなには辛くはなく、重くて辛いインド料理が苦手な私でも大丈夫でした。

というより、むしろたいへん気に入ってしまいました。ベジタリアン・インド料理に、とても興味を持ちました。献立も野菜などの材料を余すことなく使っていたので参考になりました。今までにない野菜なども登場して、毎日興味深かったです。冷たい飲み物・食べ物は一切でてきません。

ここで栄養学、もしくはクッキングクラスなどのコースを開いてほしいと思いました。


④キャンパス内での過し方

図書館ではインターネットが使用できます。(30分1Rs. 日本語可)。ヨーガの文献も閲覧できます。

早朝、夕方の涼しい時間には、皆それぞれに校内をウォーキングしたりしていました。早朝はまだ暗くてとても冷えるのですが、冷たい空気が肌に心地よかったです。 


2)『ヘルス・ケア・センター』のプログラムについて


①ヨーガ・クラス


1日2回(朝夕)にアーサナのクラスがありました。クラスは男女別々です。夕方のクラスには滞在者だけでなく、ご近所からヨーガ・クラスを受けに来られる人がいました(JKトラベルのKUKUさんもその中の一人)。

パンジャビ・ドレスで参加される方もいらっしゃったので、「本場インド」感が味わえました。そんなにハードなポーズはなくソフトで心地よいアーサナだったので、体が「リラックスする感覚」を意識しました。私が日頃行っているエクササイズ系のヨーガとは違ったものでした。

最終日にアーサナ・ホールにて男女混同で受けたヨーガのクラスは、とても良いクラスでした。先生の誘導が素晴らしかったです。

②自然療法

自然療法は自分の体調や病状に合ったトリートメントを、ドクターが指示してくれます。午前と午後、1日2回のトリートメントを受けます。

私が受けたトリートメントの中でよかったと思ったのは、
ヘッド・マッサージ(ココナッツオイル使用)
バック&ショルダー・マッサージ(セサミオイル使用)
バス(お風呂)
です。

私はヘッド・マッサージが気に入ったのでドクターにリクエストしました。サウナなどのスチームの蒸気に使われる水にハーブ(植物)を
浸したものを使用したり、とても興味深かったです。


③ヨーガについて理解が深まったこと
④特に印象に残ったこと

アーサナのクラス以外に、毎晩メディテーションや呼吸法などのクラスがありました。チャンティングと呼吸法、メディテーションのクラスの後は体がすっきりと軽くなり頭が冴えきて、眠るのがもったいないくらいの感覚に何度かなりました。

インド人の方たちもメディテーションや呼吸法のセッションはとても熱心で、クラスの後は質問が飛び交っていました。

今回ここに来て実感したことが、
呼吸法はアーサナ以上に良い効果をもたらすのではないか…ということです。

ここに来て2日間体調がすぐれず、アーサナしてもマッサージを
受けても、体の凝りと頭痛は消えなかったのですが、2日目夜の呼吸法セッション直後、首から肩のつっかえが(固いコリ)がスコーンと抜け回復したのを実感し、自分でも驚きました。

鼻洗浄もとても効果があったように思います。ネーティ・ポットを購入したので、継続していこうと思います。

⑤今後期待されるプログラム

・呼吸法
・チャンティング
・瞑想法


3)関係者の対応


①『カイヴァリヤダーマ』の事務局・スタッフの対応


スタッフの皆さん とても対応がよかったです。事務局のスタッフ、会計のスタッフ、食堂のスタッフ、図書館のスタッフ、掃除・洗濯のスタッフ、皆さんにお世話になりました。

②『サンデーシュ日本語サービス(JLS)』の対応

ラトールさんにはお世話になりました。こちらのリクエストに臨機応変に対応して下さり、とても助かりました。旅の最後にはラトールさんのご自宅にお邪魔させていただき、ラトールさんファミリーと楽しい時間を過ごさせていただきました。

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③『J.K.トラベル』の対応 

JKトラベルのKUKUさんも夕方のヨーガ・クラスに参加されていて、何度かカイヴァリヤダーマでもお会いしました。「何か困ったことはないか?」といつも声をかけてくれました。とても心強かったです。


4)インド全般の印象・ご感想など

インドは土地も空気も人もタイとは全然違っていました。 また行く機会があることを・・・と思います。

この1週間の滞在は私にとって本当に貴重な経験になりました。今後自分のヨーガをどう深めていくか(取り組んでいくか)が、
次の私の大きな課題です。

ひろし先生、ひでこ先生 本当にありがとうございました。
今後もご指導よろしくお願いいたします。

 

 

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2009年5月10日日曜日

HHヨーガ合宿セミナーの予定2009(続)

2009年の日本の方対象の『HH』のヨーガ合宿セミナーのお知らせの続きです。


1)合宿セミナーの内容と使用されるテキスト

合宿セミナーの内容

合宿セミナーの内容は、近代ヨーガのルーツであるロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』と、『カイヴァリヤダーマ』から派生した『ロナウラ・ヨーガ研究所』とに蓄積されて来たヨーガのリソースに基づいた研修プログラムです。

「ヨーガ」はライフワーク的に継続することで、その真価を発揮します。しかし、一生を通じて、持続的にヨーガからのメリットを積み重ねて行くには、理論的な枠組みとスタンダートな技法に精通している必要があります。

ロナウラには学術的研究に基づいた体系的なヨーガ理論があります。ヨーガに関わる方は、ロナウラの理論とアプローチを知っていることが有益と思われます。

ヨーガで体系的な近代理論を構築して来たのは、インドでもロナウラだけです。


合宿セミナーでの使用されるテキスト

今回の合宿セミナーでは、次のテキストを参照します。『カイヴァリヤダーマ』のムンバイ・センターで作成された56ページの小冊子です。

ムンバイ・センターで開講されているのコース用に作成されたものですが、『カイヴァリヤダーマ』で学習するヨーガの枠組みが良くまとめられおり、実用的なヨーガの全体像を俯瞰するのに、非常に役立つハンドブックになっています。

英語で書かれています。後ほど、参加者の方には、合宿セミナーの前に英語のオリジナル版のPDFファイルと、その日本語訳のPDFファイルをダウンロードして頂くように手配します(日本語版は現在作成中です)。

Note on SAPs

ー 目次 ー

1)  シャンティ・パタ
2)  べーシックな情報
3)  ルール
4)  ショーダナ/シュッディ・クリヤ(シャット・カルマ)
5)  アーサナ
6)  プラーナーヤーマとメディテーションのためのアーサナ
7)  呼吸とプラーナーヤーマ
8)  深呼吸とプラーナーヤーマ
9)  ヨーガの実習への一般的なアプローチ
10)ヨーガ・プログラムのシークエンス
11)図表
12)オーム・スタバナ
13)ノート



2)6月の『穂高養生園』の予約状況

『ホリスティック・リトリート:穂高養生園』
http://www.yojoen.com/

P1000076 P1000080


6月に長野の『穂高養生園』で実施される合宿セミナーの予約状況です。

① 6月15日(月)・17日(水):定員14名/予約13名
② 6月19日(金)・21日(日):定員30名/予約27名
③ 6月22日(月)・24日(水):定員14名/予約16名


『養生園』からは、「6月には新しいホールが使用可能」という連絡を受けていますので、「森の家」と「里の家」の両方を宿舎として利用すれば、最初に「空席待」とご返答した方も、お受けできます。

また、現在の定員以上の方も参加可能になりますので、興味をお持ちの方はお問い合わせ下さい。

「予約確認」は1ヶ月前です。予約申込をされた方には、こちらから直接予約の確認をさせて頂くメールを送りますので、それにご返答下さい。


3) 8月の『ワンサニット・アシュラム』

【日程案】:8月15日(土)-19日(水)

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8月の『ワンサニット・アシュラム』の合宿セミナーは日程の変更が

あります。当初8月第4週を予定していましたが、8月15日(土)-19日(水)での実施を考えています。

興味をお持ちの方は、お問い合わせ下さい。


『ワンサニット・アシュラム』について

『ワンサニット・アシュラム(Wongsanit Ashram)』のホームページ
www.sulak-sivaraksaorg/network24.php

住所:
PO Box 1, Ongkharak、Nakhorn Nayok 26120, Siam (Thailand)
Tel: (66-37) 333-183, Fax (66-37) 333-184

写真アルバム
http://picasaweb.google.com/hhyoga/WongsanitAshram

『ワンサニット・アシュラム』へのマップ
http://www.sulak-sivaraksa.org/en/docs/AshramMap2551.pdf


『ワンサニット・アシュラム』は1985年に「サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団」の傘下に設立されたインターナショナル・コミュニティです。バンコクからは車で1時間のオンカラック地区にあります。

シンプルなライフ・スタイルの実践と、社会活動と精神性を平行して追求するための施設で、仏教哲学と文化の多様性や環境の維持可能性に根差したライフ・スタイルを発展させ、促進することを模索しています。

「セミナー・センター」としても解放され、各種のワークショップが定期的に開催されています。外国からもワークショップ・グループがよく訪れます。

「サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団」代表の「スラック・シヴァラクシャ」氏は仏教思想家・平和活動家として世界的な
著名人で、ノーベル平和賞にも3回ノミネートされています。

キャンパス内の施設は自然環境を生かした「アウト・ドアー」系で、
「自然療法センター」としても利用されています。食事はタイ料理式の
準菜食・玄米食です。南国ですのでフルーツが多彩で豊富です。

『ワンサニット・アシュラム』での合宿セミナーは2002年から企画されて来ました。すでに15回実施されています。延べ参加人数は
130名前後になります。


4)9月『パナ・ソム(森のアシュラム)』

【日程】:9月19日(土)-23日(水)

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【予約】:定員12名/予約7名

9月の長い連休を利用した合宿セミナーです。興味をお持ちの方は、どうぞお問い合わせ下さい。

● 『パナ・ソム(Panasom)/森のアシュラム』について

『パナ・ソム(Panasom)』のホームページ
http://www.panasom.com/

住所:
80/2 M.6 Jongthanorm-Watthoncheak Rd.
Bang-Yai Nonthaburi 11140
Tel: (66) 814245826

写真アルバム
http://picasaweb.google.com/hhyoga/Panasom02


『パナ・ソム(森のアシュラム)』は、伝統的なタイの建築様式を生かした都会人向けのリトリート/セミナー・ハウスです。バンコク空港から車で約1時間、ブッダモントン地区にあります。

「精神性とエコロジー」の実験施設である『ワンサニット・アシュラム』
よりも都会的な設備です。
中高年の方や都会暮しの方にも無理なく滞在できる環境です。 
   
 
5)11月の『ワンサニット・アシュラム』

【日程】:11月16日(月)・11月25日(水)_9泊10日
【予約】:定員12名/予約11名

11月の『ワンサニット・アシュラム』の合宿セミナーも日程の変更があります。11月16日(月)にスタート、25日(水)までの9泊10日になる見通しです。

これは、11月にタイに来る機会に、瞑想の本場のタイで『ヴィパッサナ』の10日間の瞑想コースにも参加、というオプションも可能にするスケジュールです。「ワンサニット+ヴィパッサナ」というプランです。

中部タイのピサヌロークにある瞑想センターで11月25日(水)-12月6日(日)の日程の10日間コースがあります(英語とタイ語で運営されるコースです)。


ワンサニット・10日間の合宿セミナーの内容

このプログラムは、主にリピーターの方を対象として、ヨーガをヨーガとして深めて行く根拠となるインドの伝統的なヨーガ文献の内容(ヨーガ・スートラとハタ・ヨーガ文献)を出来るだけ解説しようとするものです。

また、その過程で、ヨーガの背景にあるインド文化・インド哲学へもさらに踏み込んで行く内容です。技法的には、プラーナーヤーマを中心に、「ハタ・ヨーガ」のクリアー、ムドラー・バンダの練習法について、詳しく指導して行きます。

詳細は参加者の方たちと打ち合わせながら詰めて行きます。

興味をお持ちのは、どうぞお問い合わせ下さい。




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2009年5月8日金曜日

ロナウラ・ヨーガ研究所の新オフィス

『ロナウラ・ヨーガ研究所』の最近の話題です。今月、新オフィスに移転します。

『ロナウラ・ヨーガ研究所(インド)』は、1991年に35年勤務した『カイヴァリヤダーマ研究所』を定年退職された故M.L.ガロテ博士が1996年に開設したオフィスです。

当初はガロテ博士の自宅のあったビルの隣のフラットをもう1つ(1LDK)購入しオフィスとすることで始まりました。後に、スタッフが増えたこともあり2003年にオフィスの隣のブロック(1LDK)を購入、間の壁を一部壊してオフィスを拡張しました。 


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2005年にガロテ博士は急逝されましたが、『研究所』の活動は子息のマンマット・ガロテ氏(体育教育Ph.D.)によって継承され、オフィスも2006年にロナウラ市役所の裏手の住宅街に一時移転(広めの2LDK)。これは賃貸物件でした。

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このオフィスをほぼ3年使用。

そして、今月、最初の旧オフィスを売却した資金を原資にして購入した新オフィスに移転します。

旧ガロテ博士の自宅近くで、マンマット氏の自宅に隣接した新築ビル
の4階です。

2LDKのキッチンとリビングの壁を取り除いた広めのホールに個室が2室、室内の階段から昇る屋上のテラスも屋根を付けて小ホールとして使用されます。かなり、モダンなインドの今風の造りです。

「YouTube」に新オフィスの紹介動画を2つ上げてあります。次のURLです。

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ロナウラ・ヨーガ研究所の新オフィスの紹介動画(1)_1分40秒
ここをクリック→ http://www.youtube.com/watch?v=XrioAf68WFk



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ロナウラ・ヨーガ研究所の新オフィスの紹介動画(2)_40秒
ここをクリック→
http://www.youtube.com/watch?v=phbhnLuHlh8

 

いずれ3階建ての研究所ビルが建築される予定ですが(土地はロナウラに購入済み、インド中央政府の補助金認可待ち),
当面はこの新オフィスが研究所の活動の拠点になります。

この動画に登場されているのは兵庫在住の「C.A.」さんです。現在、5・6月の『カイヴァリヤダーマ研究所』付属カレッジの6週間コース(CCY)を受講されています。

「C.A.」さんは7月からは付属カレッジの1学年間のディプロマ・コース(D.Y.Ed)に進学される予定です。

「C.A.」さんは薬学部出身の薬剤師の方で、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダへの関心から、ヨーガへの興味も深められて来ました。

インド中央政府厚生省のAYUSH局の奨学金にも応募されており、審査を通過されると、7月からインド中央政府厚生省の奨学生として『カイヴァリヤダーマ』のディプロマ・コースに留学されることになります。

また、「C.A.」さんは学術的に伝統的ヨーガの資料の保全を推進している『ロナウラ・ヨーガ研究所』の活動主旨に賛同され、今年度から研究所の支援会員の「メンバーシップ(年会費)」に参加されています。 

『ロナウラ・ヨーガ研究所』の「メンバーシップ」は随時募集中です。4月から今年度(2009-10)が始まっています。今年度も日本のヨーガ・コミュニティーのみなさんからの広範囲な支持とご支援をお願いしたいと思います。

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