2009年5月16日土曜日

カイヴァリヤダーマ研究所:1週間滞在プログラム

今年3月にロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』の「ヘルス・ケア・センター」の1週間滞在プログラムに参加された、バンコク在住の「N.M.」さんのフィードバックです。


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「N.M.」さんはご主人が企業駐在員としてバンコクに赴任中で、
現在バンコクにご在住です。2007年10月に、わたしたちの仕事先のバンコクのシーナカリン・ヴィロード大学(SWU)人文学部で、バンコク在住の日本人コミュニティーの方を対象にした5日間ヨーガセミナーを実施したことがあります。そのセミナーに「N.M.」さんも参加されました。

ヨーガ歴は長く、今回3月22日(日)-29日(日)の日程でインドに来られ、『カイヴァリヤダーマ』の「ヘルス・ケア・センター」での1週間の滞在プログラムに参加、ヨーガへの理解を深めて行かれました。

「N.M.」さんには、次のポイントでフィードバックをお願いしました。

1)『カイヴァリヤダーマ研究所』の環境と施設
①キャンパス内の環境と施設
②ゲスト・ルーム
③ダイニング・ホールでの食事
④キャンパス内での過し方

2)『ヘルス・ケア・センター』のプログラムについて
①ヨーガ・クラス
②自然療法
③ヨーガについて理解が深まったこと
④特に印象に残ったこと
⑤今後期待されるプログラム 

3)関係者の対応
①『カイヴァリヤダーマ』の事務局・スタッフの対応
②『サンデーシュ日本語サービス(JLS)』の対応
③『J.K.トラベル』の対応

4)インド全般の印象・ご感想など



【関連情報】

バンコク/ムンバイ間:タイ航空TG利用

タイの首都のバンコク空港(BKK)とロナウラに近いムンバイ空港(BOM)の間は、タイ航空が1日2便(朝便・夕便)就航しています。日本から乗り継ぐ場合も便利です。

日本をタイ航空の午前便で出発すると午後バンコク着、夕方のムンバイ便に乗り継ぎ、ムンバイに午後10時着。そのまま迎えの車でロナウラに向かい、『カイヴァリヤダーマ』にチェックインすることが可能です(車で2時間未満)。

今回、 バンコク在住の「N.M.」さんは、タイ航空の
3月22日(日)
バンコク/ムンバイ 午前便TG339  07:40/10:50
3月29日(日)
ムンバイ/バンコク 夜便  TG318  23:35/05:35+
を利用されました。


現地のトラベル・エージェント:「J.K.トラベル」
今回「N.M.」さんも、インド国内の移動はロナウラの「J.K.トラベル」の車(ハイヤー)を利用されました。

3月22日(日)
ムンバイ空港迎え
3月29日(日)
朝食後に『カイヴァリヤダーマ』をチェック・アウト後、
プネーを1日探訪、その後ムンバイ空港まで移動

「J.K.トラベル」は『カイヴァリヤダーマ研究所』を訪れる外国人ゲストを取り扱っているロナウラのエージェントです。インドは公共の交通機関の整備(鉄道・バス etc.)が不十分ですので、効率的でトラブルの少ない国内移動のためには、ドライバー付きの車を雇うことが安全で有利です。

『J.K.Travel』
代表:S.P.S.Anand(Kuku)


現地の日本語サポート:サンデーシュ日本語サービス(JLS)

今回「N.M.」さんも、現地での日本語サポートを、プネーの「サンデーシュ日本語サービス(JLS)」のチャンドラシェカール・ラトール氏に依頼されました。

3月22日(日)
ムンバイ空港迎え、
『カイヴァリヤダーマ』のチェックイン・サポート、キャンパス内のオリエンテーション&ガイド
3月29日(日)
『カイヴァリヤダーマ』のチェックアウト・サポート、
プネー1日観光・ショッピングのガイド、ムンバイ空港チェックインまでフォローアップ

インドの公用語は英語です。『カイヴァリヤダーマ』のキャンパス内も英語が公用語ですので、ある程度英語に親しんでいる方には、コミュニケーションでご不自由はないでしょう。

しかし、観光やショッピングの時に接する地元の人たちは、現地のマラーティー語かヒンディー語が中心です。異文化ストレスを軽減するためには、現地事情に精通している日本語通訳のサポートを依頼することが安心で有利です。

『サンデーシュ日本語サービス(JLS)』
代表:チャンドラシェカール・ラトール(Chandrashekhar Rathod)


カイヴァリヤダーマ研究所のヘルス・ケア・センター
(S.A.D.T.Gupta Yogic Health Care Centre)

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『カイヴァリヤダーマ研究所』のヘルス・ケア・センターは、一般の
ビジター向けに、自然療法(ナチュロパティー)とヨーガの組み合わせによる統合的な保養・療養センターとして運営されている施設です。

最低1週間が滞在条件です。専属の医師とヨーガ教師が常駐し、医学的なコンサルティングとヨーガ的なガイダンスを提供します。

ヘルス・ケア・センターは、1961年にインドで(世界で)初めて、ヨーガのコンセプトと技法を療法的に応用する「ヨーガ病院(Yogic Hospital)」として開設されました。

現在は、一般ビジターがヨーガと自然療法を体験する保養的な滞在から、ストレスが原因の心身症的症状や、高血圧症、喘息などの呼吸器系疾患、糖尿病などの代謝障害などの慢性疾患に対処する医療的な滞在にまで、幅広く対応しています。

また、近年のインドでのアーユルヴェーダへの関心の高まりから、3年前からキャンパス内に「アーユルヴェーダ・センター」も運営、「パンチャ・カルマ」の専門医が勤務し、アーユルヴェーダによる健康指導やアーユルヴェーダでの療法も実施されています。


ヘルス・ケア・センターの日課
1週間滞在プログラム(毎週日曜日スタート)

5:30 起床
6:00 ハーブ・ティー / 散歩
6:30-7:00 クリヤ
7:00-8:00 ヨーガ・クラス(一般).
8:00-9:00 ヨーガ・クラス(セラピー)
9:15 フルーツ・ジュース / ハーブ・ティー
12:00 昼食
12:30-2:30 休憩 / 自然療法
3:00 フルーツ・ジュース / ハーブ・ティー
4:00-5:00 ヨーガ・クラス(一般).
5:00-6:00 ヨーガ・クラス(セラピー)
6:15-7:00 散歩
7:00 夕食
8:00-9:00 講義 / ドキュメンタリー視聴 / 瞑想 / マントラ
9:15 就寝

滞在費(部屋・食事代、ヨーガクラス・自然療法参加込)
1人部屋 1日30ドル
2人部屋 1日18ドル(1人分)



『カイヴァリヤダーマ研究所』2009年3月のフィードバック
(N.M.さん、バンコク在住)

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1)『カイヴァリヤダーマ研究所』の環境と施設


①キャンパス内の環境と施設

広い敷地内には図書館、アーサナホール、教室、LABORATORY、宿舎、自然療法センター、アーユルヴェーダ治療室、などの施設があり、敷地内にはたくさんの樹木、芝生などの植物が植えられていて、緑に囲まれた環境でした。

キャンパス内にある樹木の落ちた実(ジャムウ)などを、子供たちや学生たちが拾い集めて食べたりもしていました。

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私もそのジャムウという葡萄に似た実を初めて食べて、すっかり虜になりました。


②ゲスト・ルーム


私の部屋は一人部屋でエアコン・バストイレなしでした。部屋には
机とシングルベッドが2つずつありました(つまり二人部屋を一人で使用しているということですね)。

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セイフティボックスなどの鍵がかかる貴重品入れは部屋にはありません
でした。ベッドはマットレスがよくなかったので眠れず慣れるのに時間がかかりました。しばらくは背中の具合が悪く少しつらかったです。

シャワーは共同トイレ(男女共同)の中にあります。朝から夕方は熱い
お湯がでましたが夜7時頃以降は熱いお湯がでなかったので、朝と夕方にシャワーをしていました。

自然療法やアーユルヴェーダのトリートメント後にシャワーを浴びたく
なることもありますので、バス・トイレ付きの部屋がやはり便利だと思います。

掃除は毎日入ります。ベッドのシーツの交換も1週間の滞在中に
1度ありました。

洗濯物も毎日おじさんが御用聞きに来てくれます。


③ダイニングホールでの食事

食事は朝食9時、昼食12時、夕食19時で、それ以外に朝8時半に
ジュース、昼15時ハーブティタイムがあります。食事指導をドクターから皆各自受けているので、そのメニューのものを摂っていくブッフェ形式です。

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私は牛乳と夜のご飯(ライス)は禁止でしたが、それ以外のものはOKでした。

ここでの食事は本当に美味しくて驚きました。ここでの食事のおかげで体調がよくなっていった気がします。ニンニク、タマネギ、油、塩分などが最小限に抑えられていて、インド料理なのですが、そんなには辛くはなく、重くて辛いインド料理が苦手な私でも大丈夫でした。

というより、むしろたいへん気に入ってしまいました。ベジタリアン・インド料理に、とても興味を持ちました。献立も野菜などの材料を余すことなく使っていたので参考になりました。今までにない野菜なども登場して、毎日興味深かったです。冷たい飲み物・食べ物は一切でてきません。

ここで栄養学、もしくはクッキングクラスなどのコースを開いてほしいと思いました。


④キャンパス内での過し方

図書館ではインターネットが使用できます。(30分1Rs. 日本語可)。ヨーガの文献も閲覧できます。

早朝、夕方の涼しい時間には、皆それぞれに校内をウォーキングしたりしていました。早朝はまだ暗くてとても冷えるのですが、冷たい空気が肌に心地よかったです。 


2)『ヘルス・ケア・センター』のプログラムについて


①ヨーガ・クラス


1日2回(朝夕)にアーサナのクラスがありました。クラスは男女別々です。夕方のクラスには滞在者だけでなく、ご近所からヨーガ・クラスを受けに来られる人がいました(JKトラベルのKUKUさんもその中の一人)。

パンジャビ・ドレスで参加される方もいらっしゃったので、「本場インド」感が味わえました。そんなにハードなポーズはなくソフトで心地よいアーサナだったので、体が「リラックスする感覚」を意識しました。私が日頃行っているエクササイズ系のヨーガとは違ったものでした。

最終日にアーサナ・ホールにて男女混同で受けたヨーガのクラスは、とても良いクラスでした。先生の誘導が素晴らしかったです。

②自然療法

自然療法は自分の体調や病状に合ったトリートメントを、ドクターが指示してくれます。午前と午後、1日2回のトリートメントを受けます。

私が受けたトリートメントの中でよかったと思ったのは、
ヘッド・マッサージ(ココナッツオイル使用)
バック&ショルダー・マッサージ(セサミオイル使用)
バス(お風呂)
です。

私はヘッド・マッサージが気に入ったのでドクターにリクエストしました。サウナなどのスチームの蒸気に使われる水にハーブ(植物)を
浸したものを使用したり、とても興味深かったです。


③ヨーガについて理解が深まったこと
④特に印象に残ったこと

アーサナのクラス以外に、毎晩メディテーションや呼吸法などのクラスがありました。チャンティングと呼吸法、メディテーションのクラスの後は体がすっきりと軽くなり頭が冴えきて、眠るのがもったいないくらいの感覚に何度かなりました。

インド人の方たちもメディテーションや呼吸法のセッションはとても熱心で、クラスの後は質問が飛び交っていました。

今回ここに来て実感したことが、
呼吸法はアーサナ以上に良い効果をもたらすのではないか…ということです。

ここに来て2日間体調がすぐれず、アーサナしてもマッサージを
受けても、体の凝りと頭痛は消えなかったのですが、2日目夜の呼吸法セッション直後、首から肩のつっかえが(固いコリ)がスコーンと抜け回復したのを実感し、自分でも驚きました。

鼻洗浄もとても効果があったように思います。ネーティ・ポットを購入したので、継続していこうと思います。

⑤今後期待されるプログラム

・呼吸法
・チャンティング
・瞑想法


3)関係者の対応


①『カイヴァリヤダーマ』の事務局・スタッフの対応


スタッフの皆さん とても対応がよかったです。事務局のスタッフ、会計のスタッフ、食堂のスタッフ、図書館のスタッフ、掃除・洗濯のスタッフ、皆さんにお世話になりました。

②『サンデーシュ日本語サービス(JLS)』の対応

ラトールさんにはお世話になりました。こちらのリクエストに臨機応変に対応して下さり、とても助かりました。旅の最後にはラトールさんのご自宅にお邪魔させていただき、ラトールさんファミリーと楽しい時間を過ごさせていただきました。

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③『J.K.トラベル』の対応 

JKトラベルのKUKUさんも夕方のヨーガ・クラスに参加されていて、何度かカイヴァリヤダーマでもお会いしました。「何か困ったことはないか?」といつも声をかけてくれました。とても心強かったです。


4)インド全般の印象・ご感想など

インドは土地も空気も人もタイとは全然違っていました。 また行く機会があることを・・・と思います。

この1週間の滞在は私にとって本当に貴重な経験になりました。今後自分のヨーガをどう深めていくか(取り組んでいくか)が、
次の私の大きな課題です。

ひろし先生、ひでこ先生 本当にありがとうございました。
今後もご指導よろしくお願いいたします。

 

 

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