2009年10月28日水曜日

沖縄編2009

10月は日本への出張がありました。10月10日(土)・12日(月)の3連休を利用して、沖縄の久高島で合宿セミナー『沖縄編2009』が実施されました。

IMGP5733

 

日程:10月10日(土)ー12日(月)+追加プログラム
会場:沖縄・久高島交流館
対象:主にリピーターの方対象 
費用:総経費頭割りのシェアリング+ダーナ方式
 
 
沖縄・久高島について

沖縄の久高島は、日本に、大陸から「仏教」や「儒教」といった「大陸文化」が入ってくる前の、日本の原型・基底部分を知ることが出来る貴重な場所のひとつです。歴史的にも、現代的にも、いろいろな逸話のある場所です。

「久高島」について
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E9%AB%98%E5%B3%B6
「久高島」のホームページ
http://www.kudakajima.jp/
合宿セミナーの会場:久高島交流館
http://www.kudakajima.jp/kouryuukan/index.html
 
今回の合宿セミナーの会場は「久高島交流館」でした。2階建ての建物で、1階に多目的ホール、宿泊用の部屋は1階に10畳間4室、2階に8畳間4室があります。


合宿セミナーの必要経費・受講料

参加費用は、「シェアリング+ダーナ」のシステムです。必要経費の見積りを頭割りした分を参加者のみなさんから運営資金としてお預かりしました。

受講料の部分は、プログラム終了後に参加者の方がご自分の満足度・納得度で決められるダーナ(寄付)方式で、定額の受講料の設定はありません。「精神性」に関する「知識」にお金で値段を付けてはいけない、という伝統が遵守されています。


「沖縄編2009」の2泊3日のスケジュール

10月10日(土)
12:00- 昼食・交流館チェックイン
14:00-15:30 オリエンテーション・講義①
15:30-16:00 ティー・タイム
16:00-17:45 実習②
18:00-19:30 夕食・自由時間
19:30-21:30 講義③

10月11日(日)
06:00-08:00 実習④
08:00-10:00  朝食・自由時間
10:00-12:00  実習・講義⑤
12:00   昼食・自由時間
13:00-16:30 久高島の歴史文化探訪
17:00-18:00 実習⑥
18:00-19:30 夕食・自由時間
19:30-22:00 講義⑦

10月12日(月)
06:00-08:00 実習⑧
08:00-09:30  朝食・自由時間
09:30-12:00  実習・講義⑨
12:00 チェックアウト・昼食

※午後・夜は沖縄本島で追加プログラムがありました。 

 
 
  IMGP5726 IMGP5727
 

 
参加者の方からのフィードバック

『沖縄編2009』には13名の方が参加されました。

以下は、ご姉妹で参加された宮崎在住の「N.K.」さん(女性)と広島在住の「A.K.」さん(女性)、名古屋在住の「T.T.」さん(男性)と「N.A.」さん(女性)、神奈川在住の「A.Y.」さん(女性)、沖縄在住の「K.K.」さん(男性)、の6名の方のフィードバックです。 

宮崎在住の「N.K.」さんは、宮崎で「ヨーガ・スタジオ」を運営されています。妹の広島在住の「A.K.」さんは、青年海外協力隊として2年間のカンボジアでの勤務を終えられ、出身地の広島で教職に復職されています。「N.K」さんと「A.K.」さんは、昨年11月のバンコク郊外の『ワンサニット・アシュラム』の合宿セミナーにもご姉妹で参加されています。

名古屋の「T.T」さんと「N.A.」さんはわたしたちの合宿セミナーへ初めてのご参加でした。神奈川の「A.Y.」さんは、今年6月の『穂高編2009』の週末セミナーに参加されています。

沖縄在住の「K.K.」さんは、昨年6月と今年6月の『穂高編』に参加され、今回の『沖縄編2009』には現地スタッフとしてご協力頂きました。お陰さまで、スムースな合宿セミナーの運営が可能となりました。ご理解とご協力に、深く感謝いたします。




合宿セミナーの環境と会場選び

わたしたち先週からバンコクの大学の仕事に戻っています。3週間留守にしていましたが、コースの方はうちのタイ組のスタッフによって進行していました。

タイのクラスに戻り、タイ組の受講生の中に戻りますと、すっかり、タイな気分に戻ります。

「ヨーガ」としてやっている講義や実習の内容は、タイでも日本でもまったく同じなのですが、気候風土とメンバーが変わると、全体の波動が変わります。タイの方がクラスの空気の粘度が高くなり、皮膚が雰囲気の圧力を感じるようです。

それは、南国の高温多湿な気候のせいだけではない、ようです。タイの風土と文化と、そこに生きるタイの人々の感性や精神性が複雑に織りなす複合的作用によるものでしょう。

「ヨーガ」のように、「こころとからだ」が交錯する「ボディー・ワーク」を仕事としている者には、異国の磁場で異文化の波動に交わることは、自分の成長面にもプラスに働いて呉れているようです。

異国では何が起こるか解りません。すぐには理解できないことや、自分の思うようにならないことに、しばしば直面します。そのため、どうしても、その土地の匂いや、流れる風の向きにも敏感になり、五感をフル回転させて、自分を取り巻く情況を読むスキルが、自ずと研ぎ澄まされて行くことになります。

そのような知らず知らずのトレーニングの影響もあるのか、例えば、合宿セミナーを企画する場合にも、いつも、無理なく、適切な場所や会場に巡り会っているように思えます。

6月に訪ねた時に予感はありましたが、無事終わってみて、結果的に沖縄の久高島には、ヨーガの合宿セミナーを実施するにも最適な要因が整っている、ということのようです。

 IMGP5715


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『沖縄編2009』の合宿セミナーのフィードバック①
(宮崎在住の「N.K」さん)


相方先生&沖縄セミナー参加の皆様へ

沖縄での2泊3日、大変お世話になりました。今回、相方先生のお陰で、沖縄の久高島という特別な場所へ行かせて頂けたコトに感謝です。
相方先生には、引き続き、月末からまたタイでお世話になります。宜しくお願いいたします。

また、今回、ご縁がありセミナーに参加された皆様と会うことが出来、嬉しく思います。

そして、妹がカンボジアで作ったフェアトレードの商品を購入して頂きありがとうございました。これからも、引き続きこの活動を継続していけるよう、妹と協力して進めていきたいと思います。
取り急ぎ、沖縄のフィードバック送らせていただきます。


【プロフィール】

①住んでいるところ

海と田舎が好きで、温かい土地に住みたくて、4年前に広島から宮崎に移住しました。 椰子の木と綺麗なビーチがあって、サーフィンのメッカでハワイのような所です。


②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと

スポーツジムでのヨーガのレッスンと、自分でスタジオ(http://kusunamikiyogastudio.miyachan.cc) をのんびりやってます。

以前は、広島で鉄鋼会社のOLを5年間してました。ニュージーランドにワーキングホリデーで1年行ってました。


③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
ヨーガ、スローライフ、プチ自給自足、旅、サーフィン、アウトドア、読書

④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ

10年位前にスポーツジムで始めて、5年位前から、定期的に行うようになりました。

始めたきっかけは、もともと自然と共に暮らすような生活に興味があり、実際、そういう暮らしをしてる方達がしてたので、なんとなく始めた感じです。 また、昔から自分の中にあった、自然との一体感みたいなのを深めたくて始めました。


⑤今後のヨーガへの展望や希望


ヨーガがもっと一般社会と関わっていけるように願ってます。例えば、一般企業や、病院、介護施設等で働いている方が働いてる場所でヨーガを行える環境作りなど。


【フィードバック】

1)沖縄・久高島の環境

①久高島の環境

那覇空港からジャンボタクシーで安座真港へ行き、そこから船に乗りました。

行きは高速艇で、帰りはフェリーでした。安座真港から久高島の徳仁港までの所要時間は、高速艇で片道15分、フェリーで20分位でした。
行きの高速艇は、かなりアップダウンが激しかったので、私は、遊園地のジェットコースター系の乗り物に乗ってるようで楽しかったですが。。。乗り物酔いしやすい方は、フェリーをオススメします。

島自体は、特に何か名所があるという訳ではないですが、昔からの石垣、家並、自然、島の人々が自然、祖先を崇める儀式を行った神聖な場所がそのまま残っていました。レンタサイクルがあり、自転車で周ってる人達を見かけました。


②交流館の宿泊室/ホール

宿泊室は、一部屋3~4人で畳に布団を敷いて寝ました。シャワーがあり、ボディーソープ、シャンプー、リンス一式ありました。

ホールは、下がPタイルになっており、マットを敷けば問題なかったです。

窓を開けると心地よい風が入ってきましたが、時々、少し肌寒く感じたので、10月中旬に久高島へ行く機会があれば、ショールや薄手の上着が1枚あると良いと思います。


③食事について

朝は、宿泊施設で、それ以外は、宿泊施設から歩いて5分位の所にある『とくじん』で頂きました。

どちらも、『とくじん』の女将さんが作ってくださり、なーべら(ヘチマ)味噌炒め、海ぶどう丼、もずく、。。。等、島&沖縄の食材をメインに使った料理で美味しかったです。毎回、女将さんがメニューの説明をして下さいました。

『とくじん』においてあった「サーターアンダギー」は、今回沖縄で食べたサーターアンダギーの中で黒糖の味がしっかりして1番美味しかったです。


④久高島探訪(11日午後)について

地元の方が、石垣、家並み、イラブー(海蛇)の燻製場、昔、島の女性が集まって祈りの儀式を行った男子禁制の神聖場場所などを駄洒落を混じえて案内してくれて、とっても興味深かったです。

特に印象に残ったのが、昔は、男は海人となり、50歳まで島の外へ出て、行く先々で子孫を残し、女は、島に流れ着いた男性との間に子供を作ったというお話でした。島の人の血が濃くならないようにそうしてたそうで、昔は種の保存が第一優先だったそうです。

男性も女性も、現代みたいに選択肢が沢山ない分、昔は、シンプルで本能的な種の保存というのが自然な流れだったんだなと思いました。

後、いしき浜といって、ニライカイナイ(沖縄や奄美で古来信じられてきた海のかなたの楽土・聖地。そこから神々が来訪して福をもたらすとか、火や穀種が来るとか伝える。)の対岸にあるとされる浜も案内して頂き、そこに立った時は、空は曇ってましたが、水平線の彼方が白く明るく見えて、本当にあの水平線の彼方にニライカナイがあるのかも。。。と思うような光景でした。


2)合宿セミナーの講義と実習について


①講義の内容について

相方先生の講義を聞かせて頂いたのは今回で3回目でしたが、先生の講義は、毎回、一枚の絵の上に色を塗っていく作業の様な感じがしました。以前、カバーした部分で色あせてた部分の色をもう一度塗りなおせて、また新しい部分にも新たに色を塗れた感じです。

前回、6月の穂高で聞いた内容に比べると、更に哲学的な部分、身体的な部分、心理的な部分、歴史的な流れ、宗教、文化背景とホリスティックに内容が深く広くカバーされてました。


②実習について
普段行ってるアーサナの流れ、呼吸法を再確認出来ました。


③ヨーガについて理解が深まった点や特に印象に残ったこと

アーサナで身体が動かないように、
プラナヤーマで呼吸しないように、
瞑想で考えないようにすること、

=身体の統合レベルを上げ、

筋肉レベルで起こる葛藤、身体、心に生じる矛盾、葛藤をなくし、
身体は沈静化、頭を活性化し、心の疲労を取り除くこと

→自律神経の働きを整え、

消化力、生殖力を高めるコトとヨーガを行った結果への
流れの理解が深まりました。


④さらに興味や関心を持たれた点

・呼吸法の流れ

・バンダ、ムドラーを行うことで、自律神経にインパクトを加え、ホメオタシスを高める点

・アンタラーヤ(心に蓄積する疲労)を減らし、 クレーシャ(心を覆っている埃)を取り除くコトが大切で、心が疲れると消化力、生殖力が低下するという話

・「心をクリスタルの様に保つ」
=心がその時の状況を映し出しながら、どのような状況にも対応でき、それでいて、その状況から離れたら、心がクリアに戻ってるという心の状態の話

・煩悩を弱める話


⑤今後期待されるヨーガのプログラム
今後も日常から離れて、自然の中に身を置きながら、また、歴史的な背景のある場所でヨーガを行えるプログラムを期待してます。


3)沖縄の印象、役立つ情報など

セミナー最終日に那覇に戻り、参加可能なみんなで首里城を訪れました。

首里城には初めて行ったのですが、城壁は万里の頂上を思わせる造りで、色合いは朱色で、装飾は竜が施されてる箇所が随所に見られ、やはり沖縄は台湾、中国の文化の影響を強く受けているというか、以前1度台湾に行ったことがあるので、首里城は特に台湾に来てるような感じがしました。そして、本殿は、写真で見るよりも実物は小さかったのが印象的でした。

セミナー前日に沖縄に入り、国際通り、牧志公設市場をウロウロしました。その時に、市場の2Fで1Fで売ってる魚介類をさばいてお刺身にして頂いたのですが、個人的な感想では、南方のお魚は、細胞が緩んでる感じで、あまり口にあいませんでした。

市場の2Fは、台湾の方達が沢山働いててビックリしました。地元の方に聞くと、最近は、台湾からの移住者が増えてるとのことでした。
牧志公設市場の奥に行くほど、地元の人達が利用する市場があり、おばあ達が手押しぐるまを押しながら働いていたり、路地に野菜を置いて売ってる姿を見かけることが出来、ますます、東南アジアっぽさを感じました。

那覇には、1,000円~泊まれる安い宿がけっこうあったので(”那覇、安宿”などで検索すると出てきます)、低予算で旅行したい方にも旅行しやすい場所だと思います。

今回で沖縄へ行ったのは3回目でしたが、毎回沖縄へ行くたびに、沖縄は中国、東南アジア、そしてアメリカ、ポリネシア系の文化がミックスされてて、とてもオリジナルで特別な場所だと感じました。 



 CIMG2051 DSCN7638
  
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『沖縄編2009』の合宿セミナーのフィードバック②
(広島在住の「A.K」さん)

相方先生
先日は、沖縄セミナーで大変お世話になりました。
短い期間でしたが、とても充実した三日間になりました。
取り急ぎ、フィードバックを送らせていただきます。


【プロフィール】

①住んでいるところ
・広島県広島市

②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
・小学校教員。昨年まで青年海外協力隊でカンボジアにいました。

③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
・ヨーガ、裁縫、フェアトレード  

④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ
・アジア的なものに興味があり、教室に通い始めました。ヨーガ歴たぶん8年ぐらいです。

⑤今後のヨーガへの展望や希望
・さらに深めていきたいです。


【フィードバック】

1)沖縄・久高島の環境

①久高島の環境

交通)往路の高速艇は、波が強くジェットコースターのようで大変でした。帰りのフェリーは快適でした。

島)島独特の小さい路地や石垣が印象的でした。山がひとつもないので、空がとても広く見えました。


②交流館の宿泊室/ホール

きれいな施設でした。シャワー室なども清潔で、シャンプーやボディーソープもそろっていました。

講義をする場所はこれまでのセミナー違い、パイプいす座りだったのでちょっと疲れました。


③食事について
どれもおいしかったです。沖縄の伝統的な料理で、食べると元気になりました。


④久高島探訪(11日午後)について

とても興味深かったです。ガイドのおじさんの話が、ユーモアを交えつつ、ちゃんと歴史的なことを説明していただいたので、よく分かりました。

一番の驚きは、カンボジアで初めて見た「ヨニー(女性の象徴)」と「リンガ(男性の象徴)」が島にあったことです。昔の日本にも、東南アジアの(インドの?)思想や信仰がちゃんと伝わっていたんだなと実感しました。


2)合宿セミナーの講義と実習について

①講義の内容について

3回目でしたが、さらに内容が整理されていたこと、そして自分自身がサンスクリット語に慣れてきたこともあって、前より理解が進みました。


②実習について

以前よりもさらにシンプルな実習内容になっていて、実習のポイントを再確認することができました。

今回初めて、「骨盤底を意識する」、という感覚が分かりました。


③ヨーガについて理解が深まった点や特に印象に残ったこと

今回改めて「ヨーガとは何か」を自分が勉強しているのだなということを感じました。

それが、インドについての理解やアーサナのポイントなどすべてひっくるめて、自分の生き方を考えることにつながっているのだと思いました。


④さらに興味や関心を持たれた点
仏教や儒教が伝播する前の日本や日本人について、もっと知りたくなりました。

⑤今後期待されるヨーガのプログラム
今後も、仕事を持っていても気軽に参加できるような日本各地でのセミナーがあるといいです。


追伸
参加者の皆様、セミナーではお世話になりまいた。
そして、カンボジアからのフェアトレードグッツをたくさんお買い上げいただきありがとうございました。

添付資料で商品の説明や、生産者の紹介などを載せておりますので、ご覧いただければ幸いです。
http://cid-98d1c52539807761.skydrive.live.com/browse.aspx/%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%ab
→「カンボジア手織り布クロマー」
→「フェアトレード商品広告」

また、カンボジア・アンコールワットへの旅にご興味がある方は、現地情報等お伝えできると思いますので、ご連絡ください。


3)沖縄の印象、役立つ情報など

10月は晴れれば暑いですが、風が吹くと室内は結構涼しかったです。また、スコールのような雨が急に降ることがあるので、折りたたみ傘があれば便利でした。



CIMG2007


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『沖縄編2009』の合宿セミナーのフィードバック③
(名古屋在住の「T.T」さん)


【プロフィール】

①住んでいるところ
愛知県名古屋市

②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
IT関連企業でシステムエンジニア

③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
・佛教やインド哲学に興味があります。
・趣味は波乗りです(最近はあまり行けていませんが)


④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ

2005年11月よりダイエット目的でアーサナヨーガを始める。それが最近流行のフィットネス系ヨーガだったので、確かに体重も減って健康にもなったが、これが本来のヨーガだと思えずにいました。

相方先生達のブログをたまたま目にして、いつかはロナウラ系伝統的ヨーガを教えていただきたいと思っていました。


⑤今後のヨーガへの展望や希望
フィットネスの一部としてでなく、こころを耕す道具として世間に浸透してほしいです。


【フィードバック】

1)沖縄・久高島の環境

①久高島の環境

沖縄の他の地域のように観光地化されていない古き良き歴史を感じることができます。

逆に言えばリゾートへ行きたい人にとっては退屈な環境と感じるかもしれません。 もっとも久高島に渡ってくる時点でリゾート目的の人はふるい落とされているような気がします。


②交流館の宿泊室/ホール

資料を見たときは古い木造の施設を思い浮かべましたが、実際にはちゃんとした宿泊しせつで、ホールも小さな学校の体育館程度の設備があるようです。

浴室はシャワーだけですが、沖縄の人は湯船に浸かって芯から温まるなんていう考えが無いのだそうです。まぁ確かにシャワーで十分でした。


③食事について

食堂「とくじん」さんの「ようこおばあ」が毎回のメニューを説明してくださいます。沖縄料理を初めて食べる我々はいろんな質問ができてありがたかったです。もちろん味は最高でした。


④久高島探訪(11日午後)について

何故、沖縄の神事が女性によって行われるのか
→血が濃くなるのを防ぐため

子供を船に乗せ、波をかぶって濡れた環境でいかに火を熾すか。それを見てりっぱな海人(うみんちゅ)になる素質があるかどうか判断する。

りっぱな海人であれば港々に何人も子供を作っている。島に訪れて来た人の子供を孕むのも「個人」の子供ではなく「島」の子供である。

等々とても書ききないほどの歴史と文化と生き方を教えてもらいました。


2)合宿セミナーの講義と実習について

①講義の内容について

どこを切っても興味の尽きない話ばかりで、しかもアカデミックな資料をベースにしているため、ぶれることが考えられないものでした。


②実習について

プラーナーヤーマやムドラーはその入り口しか体験できなかったことが残念ですが、二泊三日程度ではしかたがないことですね。今度はもう少し長期のものを体験したいと思います。


③ヨーガについて理解が深まった点や特に印象に残ったこと

アーサナは身体を動かさないようにする練習
プラーナーヤーマは呼吸の数を少なくする練習
瞑想は眠くなるようなことをして眠らないようにして心を動かさなくする練習

最終的にチッタ・ブリッティ・ニローダに至るためのシンプルな言葉でした。


④さらに興味や関心を持たれた点

長期キャンプではいったいどれほどのことが得られるのか、興味がわいています。


⑤今後期待されるヨーガのプログラム

やはり仕事をしていると海外の研修には行きづらいものがあります。今回のように二泊三日か三泊四日程度で国内で開催されるプログラムを期待します。


3)沖縄の印象、役立つ情報など

10月といえども直射日光は辛いものがあります。幸いほとんど曇りだったのですが帽子は必須ですね。

以上よろしくお願いいたします。

 

IMGP5730  CIMG2038
 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『沖縄編2009』の合宿セミナーのフィードバック④
(名古屋在住の「N.A」さん)

名古屋の「N.A.」です。
沖縄合宿では、たいへんお世話になりました。
遅くなりましたが、フィードバックを送らせていただきます。

【プロフィール】

①住んでいるところ
名古屋市

②現在されていること(仕事etc.)
メーカー勤務、デザイン関係の部署に在籍

③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
フィットネス関係全般的に…
その他、美術館めぐり、映画・演劇鑑賞 など

④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ

5年ほど前、当時通っていたスポーツクラブのプログラムがきっかけ。
その後、ホットヨガとアシュタンガヨガを始め、現在はアシュタンガヨガをメインに練習中。


⑤今後のヨーガへの展望や希望

アーサナプラクティスがどこまで進んだか、どれだけ上手くできるかではなく、精神面も合わせて日々の実践の“質”を上げていきたいと思っています。



【フィードバック】

1)沖縄・久高島の環境

①久高島の環境

前日に、斎場御嶽から久高島を眺めましたが、水に浮かぶ木の葉のように起伏がない小さな島でした。確かに(物質的には)何もありませんが、逆にゆったり過ごせて、よいところだと思います。

②交流館の宿泊室/ホール

宿泊室は4名だと少々狭いかなと・・・
ホールのパイプイスは、長時間の講義には少々辛かったです・・・

③食事について

「沖縄料理は人によって合う、合わないがはっきり分かれる」と聞いていましたが、私には合いました。特に、海ぶどう丼には感激しました。できれば、揚げたての「もずく天ぷら」が食べたかったです。


④久高島探訪(11日午後)について

古代からの伝統を残しながら生活し続けること、自然を守ることは大変なことだと思いますが、現在までそれが残されていることに感動しました。また、この島に住む人たちのおおらかさ(=生命力の強さ?)は、本来の人間の生き方かも知れないと思いました。


2)合宿セミナーの講義と実習について

①講義の内容について

今回の合宿は「リピーター対象」というこでしたので、理解できるかどうか、少々不安ではありましたが、YOGAの歴史/インドにまつわる事象/サイエンスの3方向から、偏りなく学術的?に研究され、まとめられた資料に基づいた講義は、とても分かりやすかったです。


②実習について

これまで、プラーナヤーマの練習は呼吸が続かず苦手だったのですが、今回の合宿で初めて「辛くない」プラーナヤーマの練習ができました。アーサナは、無理のないゆったりしたものが多くて、とても気持ちよく集中してできました。


③ヨーガについて理解が深まった点や特に印象に残ったこと

全てにおいて、新しい発見がありました。特に「アーサナは、身体を動かさなくする練習、プラーナーヤーマは、呼吸をしなくする練習、瞑想は、眠くなるようなことをして眠らない練習」というのが、シンプルで的を得ている表現だと思いました。


④さらに興味や関心を持たれた点

YOGAは本当に「奥が深い」ののだと再確認しました。


⑤今後期待されるヨーガのプログラム

今回は実質2日間でしたが、最後の方はかなり「駆け足」だったので、これだけの内容ならもう1日あってもいいかと思いました。


3)沖縄の印象、役立つ情報など

以前から、一度は来てみたいところでしたが、今回訪れてみて、古くからの伝統とアメリカナイズされた文化の融合により「日本であって日本でない」感じ、海のきれいさと、人のおおらかさが印象的でした。

合宿翌日に「美ら海水族館」に行きましたが、行くなら平日朝イチ(8:30~)が空いているのでお勧めです。「黒潮の海」の巨大水槽の隣に「オーシャンブルー」というカフェがあり、水槽で泳ぐ魚をゆっくり眺めながらお茶できます。特等席をGETしましょう!


 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『沖縄編2009』の合宿セミナーのフィードバック⑤
(神奈川在住の「Y.A」さん)



相方ひろし先生・ひで子先生、沖縄では大変お世話になりました。
とても貴重な良い経験をさせていただきました。

本当にありがとうございました。
合宿セミナーでご一緒した皆さん一人ひとりにもお礼を言いたいです。

お会いできて本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
遅くなりましたが、フィードバックを送ります。


【プロフィール】

①住んでいるところ
神奈川県川崎市。

②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
会社員をしながらアロマセラピストとして活動しています。

③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
心身の健康と平和。生活の中でもアロマテラピーを楽しむこと 。

④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ
初心者です。6月に穂高養生園のセミナーを受けてから相方先生の教えてくださるヨーガにとても惹かれています。

⑤今後のヨーガへの展望や希望

自分自身ではヨーガを生活に取り入れること。社会全体としてはスポーツクラブ等の体操的なヨガだけでなく、人間をホリスティックに捉えている伝統的なヨーガがもっと広まってほしいです。


【フィードバック】

1)沖縄・久高島の環境

①久高島の環境

素晴らしかったです。風の音と波の音しか聞こえない透明な場所でした。夜は真っ暗です。

曇りの日が多かったのですが、空の色も海の色もきれいでした。

海の岩場にはナマコやウニが手の届くところにいてビックリしました。


②交流館の宿泊室/ホール

和室に布団を敷いて寝るのは修学旅行みたいでよかったです。枕に油染みが付いていて“ちょっと・・・”と思いましたが、清潔な枕カバーがあったので問題なし、でした。

ホールは自然な風が入って気持ちよかったです。肌寒く感じるときもありましたが、薄手の上着があったので大丈夫でした。

私はヨガマットを持っておらずバスタオルを敷いていたのですが、背骨の床にあたる部分が少し痛かったです。


③食事について

食事は全部美味しかったです。いつも野菜がたくさんで、やさしい味がしました。海ぶどう丼は感激しました。


④久高島探訪(11日午後)について

案内してくれたユタカさんというオジサマが面白く博識な方で、とても楽しい時間でした。

久高島の歴史や聖地の話、代々伝わる行事の話、文化・慣習などを話してくれたのですが、もっと知りたくなって交流会館で久高島の本を買って読みました。


2)合宿セミナーの講義と実習について

①講義の内容について

6月に穂高養生園で初めて相方先生の講義を聞いて今回は二度目ですが、言葉に慣れない私でも段々と分かってきました。理解し易いように先生が解説してくださっているので、自分に置き換えて考えることができるようになってきました。


②実習について

初心者の私でも集中して自分のカラダを感じながら、じっくりとできました。


③ヨーガについて理解が深まった点や特に印象に残ったこと

理解はまだまだなのですが、ヨーガとは乗客として乗っている飛行機の行先を変えたいと考え、パイロットの代わりに操縦できるようになって行先を自分の思う場所に変更するようなもの、という説明が、私にはとても分かり易かったです。

そして、最終日にヨーガ・スートラの解説を聞いていて深く心に沁みることが多かったです。

特にサンプラニャータの解説で先生が、

「その時々の心理状態を私たちは自分の性格だと判断する、
常に心理状態は変わっているので判断することは誤りである」

というようなことを言ってくださったのですが、本当にそうだなぁと思いました。自分のことも人のことも判断するのはよくないですね。


④さらに興味や関心を持たれた点

もっとヨーガの精神的な面を学びたいです。目まぐるしい現代に生きている私たちには必要なことをたくさん学べると思いました。


⑤今後期待されるヨーガのプログラム

今後も日本国内で2泊3日くらいの休日を含めた合宿セミナーを開催してほしいです。身に沁みつくまで何度も参加したいです。


3)沖縄の印象、役立つ情報など

初めての沖縄でしたが、とても心地よい土地で大好きになりました。那覇は都会ですが、のんびりした雰囲気でいいです。食べ物も全部美味しかったです。

私は前日から沖縄入りして美ら海水族館へ行ったのですが、すご~く良かったです。高速バスと路線バスを乗り継ぎ片道3時間かかりましたが、それでも行った価値は大いにありました。

久高島は自分とじっくり向き合いたい時や忙しさに疲れた時、また一人で行きたいです。
以上です。

相方ひろし先生・ひろ子先生の益々のご活躍とご発展をお祈りしております。
またぜひ合宿セミナー等に参加させていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



CIMG2001  CIMG1991



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『沖縄編2009』の合宿セミナーのフィードバック⑥
(沖縄在住の「K.K」さん)


相方先生
台風20号の上陸はありませんでしたが
ある程度、雨も降り、一安心です。
今日は快晴です。

久高島でのフィードバックを送ります。


【プロフィール】

①住んでいるところ
南城市知念知名。久高島は、家の二階から眺めることができます。

②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
沖縄本島南部にて公民館、カルチャーセンターでヨーガを行っています。

③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
仏教、琉球古武道、ヨーガ

④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ

二十歳まえに、お寺で小僧をやっていました。それ以後は、座禅を行っていました。沖縄で古武道を始め、怪我がきっかけでアーサナを始めました。


⑤今後のヨーガへの展望や希望

医療や教育の分野でのヨーガの普及活動を行っていきたいと考えています。また、仏教との接点を明確にしながら、日本仏教との再構築を行いたいです。


【フィードバック】

1)沖縄・久高島の環境

①久高島の環境

自宅から見える久高島でしたが、なかなか行く機会はありませんでした(地元の人たちも、聖なる場所へはあまり行きません。)

今回のセミナーがきっかけで、宿泊することが出来ました。車はほとんど通らず、ウィルコム(携帯電話)が繋がらず、そういう場所なんだと、外部からの情報を気にするんじゃなく、自分と向き合うことが出来る場所だと再認識しました。


②交流館の宿泊室/ホール

宿泊室は清潔で、シャワーも気持ちよく使用することが出来ました。

ホールは20名ほどのセミナーを行うには、余裕があり、公民館が少し大きくなったというような、気持ちよい空間でした。


③食事について

いつも漁港で会う、糸数ナビィさんが中心となって、心のこもった食事を提供していただきました。沖縄料理にとらわれず、旬の食材を気持ちをこめて料理していただいたのが、伝わってきた内容でした。


④久高島探訪(11日午後)について

三時間以上たっぷりと歩きながらの探訪は、久高島の空気に触れる絶好の機会でした。曇り空だったので、日差しも気にならず、久高島という土地、精神の意味を知ることができました。

案内人は、「Y.U.」氏。久高島でイラブ取りをしている人でした。今、現在というこの場所から、数千年前から、インドから東南アジアから、海流にのって、流れてきた人の足跡が、よみがえるように、ポツポツと語られる物語から、湧きあがってきました。

浜はビンや空き缶、お菓子の袋などの漂流物がまったくなかったので、「Y.U.」さんに尋ねると、決まった日に清掃を行っているとのことでした。風向きによって、韓国、中国、ロシアからの漂流物があったり、台湾、フィリピンなどの漂流物があったりするとのことでした。

漂流物をみても、北からの流れ物、南からの流れ物と久高島の位置の重要性が分かります。


2)合宿セミナーの講義と実習について

①講義の内容について

ヨーガ・スートラ
生理学
ハタヨーガ
インド哲学

などそれぞれのベクトルの接点を、日本人的な方向から提示していただき、私たち日本人がヨーガについてインドについてモヤモヤしている場所を吹き飛ばしてくれる内容でした。


②実習について

サマーディを体験する自律訓練の体系。という明確なコンセプトに従って、進めていく実習は安全で、確実な道だと確信しました。

相方先生の初めての講義は、昨年で、その時に、35分アーサナシリーズというプリントがあったのですが、講義後もアーサナは、いろいろなヨーガを組み合わせながらヨーガ指導のときに行っていました。

数ヶ月前から、35分アーサナの流れをまったく変更、付け加えをせずに行っているのですが、私がオリジナルで組み合わせたときと、35分アーサナの流れでは、最後の状態が違う。まさに、サマーディを体験するレールの上に乗っているんだというのを実感しています。


③ヨーガについて理解が深まった点や特に印象に残ったこと

インド文化の根底にあるアースティカの人たち、ヴェーダに従う人たちからの方向性も示してもらうことで、日本人としてのあきらめ?そしてバウダにブッダに従う人たちの方向性がよりよく見る事が出来ました。


④さらに興味や関心を持たれた点

ハタヨーガでのアーサナ、プラーナヤーマの実習。

推薦書のヨーガの哲学(立川武蔵)p121に以下の内容があります。
古典ヨーガにおいては、心をはたらかせないために、
気の運動をおさえぎみにするが、ハタ・ヨーガにあっては
気の流動こそが重要である。ハタ・ヨーガの修練の
ほとんどの部分は「プラーナの循環」を、
つまり「気行」をよくすることをめざしている。
とあります。

日本人が進むべき方向性として、チッタヴルッティニローダというヨーガ・スートラのコンセプトと、プラーナヤーマでの活性化という関係性、また、それを行うのにヴィパッサナーの手法がうまく、組み込まれていくのかなどと推測しています。

また、倫理面での、慈悲喜捨、四聖諦、八正道などの理解を目指しています。


⑤今後期待されるヨーガのプログラム

ヨーガの指導者としてハタヨーガの技法、精神性について深めていきたいです。また、日本人として、インド、ヨーガという宗教性をどのように伝えていくか。

ヨーガと仏教からのサマーディ、心の分析、技法などのアプローチを理解、日本社会に適応していく道筋。


3)沖縄の印象、役立つ情報など

沖縄に住んで10年になります。沖縄在住対象の人の一日セミナーの中でインド人は、前後五日間で生きているとありました。沖縄の県民性もそれに近いのではと、納得しました。

ブログを行っています。

沖縄のお土産や、食事処を少しですが、紹介しています。
http://yoga.ti-da.net/c98080.html

また、近所のハルサー(農家の人)が民泊を行っています。
http://yoga.ti-da.net/c122351.html

ご参考ください。


IMGP5732


 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

0 件のコメント: