2009年2月12日木曜日

カイヴァリヤダーマ研究所のコース・レポート2009(1)

ロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』の付属カレッジで現在進行中の、冬期6週間コース(CCY)の日本人受講生の方の中間レポートです。  
カイヴァリヤダーマ研究所付属カレッジ・冬期6週間コース
(CERTIFICATE COURSE IN YOGA:CCY)
期間:2009年1月15日-2月25日


Kdham2008_1

現在進行中のコースの受講生は34名、外国人は8名、日本人の方は2名(男性・女性)です。

以下は東京在住の「S.T.」さん(男性)の中間レポートです。

> 早いもので、今週で授業は終わり、
> 来週からはもう試験週間に入ります。
> 6週間では、学びの手ごたえは全然足りず
> ディプロマを熱望する気持ちは
> 高まる日々です。

「S.T.」さんは教育系のフリーライターです。ボディーワークや呼吸法に造詣が深く、ヨーガやインド・アジアの精神文化へも関心を深められています。以前、南インドでヨーガの1ヶ月コースに参加された経験もお持ちです。

昨年1月に日本からのヨーガ研修ツアーでロナウラを初めて訪問、『カイヴァリヤダーマ』の付属カレッジのコースに興味を持たれ、今回2ヶ月半の予定でインドに短期留学に来られました。

乾季/冬期である1月・3月の2ヶ月半の期間で、西インド・マハーラーシュトラ州で、次の3つの研修プログラムを消化されます。
・ロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』6週間コース
・ウルリカンチャンの『自然療法アシュラム』10日間コース
・イガットプリの『ヴィパッサナー瞑想』10日間コース

『カイヴァリヤダーマ』の6週間コースは、次の項目で中間レポートをお願いしました。

1)場所と環境
①ロナウラという環境
②カイヴァリヤダーマ研究所の場所と施設
③ゲスト・ルーム
④ダイニング・ホールでの食事
⑤キャンパス内の生活
2)付属カレッジの授業について ①実習クラス
②講義の内容
③講師陣の印象
④他の受講生(インド人・外国人)
⑤授業時間以外の過し方
3)研究所のキャンパスの外にて ①1月17日のガロテ博士記念セミナー
②ロナウラ・ヨーガ研究所訪問  
③プネー訪問

ロナウラの伝統的ヨーガ

ロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』で指導されている「ヨーガ」は、ヨーガの枠組みを決めている「パータンジャリ」の『ヨーガ・スートラ』と、中世の「ゴーラクシャナータ」系の「ナータ派」で発展した多種多様な「ハタ・ヨーガ」の技法の伝統に立脚しています。

そして、「ヨーガ」の伝統的なリソースに根拠を置きつつ、1920年代にインドで始まった近代的ヨーガ研究の発祥の地としての一貫性を保ちながら、合理的な理論とスタンダードな技法の体系が構築されています。

また、宗教色・ヒンドゥー教色のないニュートラルで学術的なヨーガとして、インドの教育・医療分野や政策レベルでも、ロナウラの理論と技法が、実質的なヨーガのスタンダードと見なされて来ました。

一見地味なメソッドですが、一度身に付けておくと、一生マイペースで続けて行けるシステムとして、心身の健康の維持・促進から、無理なく「プラーナーヤーマ(呼吸法)」から「瞑想法」へと進む基礎を築いてくれます。

「ヨーガ」のルーツはインドにあります。ヨーガに興味のある方は、何らかの形で「インド」との接点を持って行くことが有利になるでしょう。

インドへの研修ツアー・短期・長期留学について関心ある方は、どうぞ、お気軽にご相談下さい。適切なガイダンスとサポートが可能です。 『カイヴァリヤダーマ』のオフィスとの調整や、最寄りのムンバイ空港への出迎の手配、また、日本語ガイドなどの手配なども可能です。



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『カイヴァリヤダーマ研究所・付属カレッジ』への短期留学 中間レポート① (S.T.さん、東京在住)
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1)場所と環境
①ロナウラという環境
まさに「これがデカン高原か!」と思える気候です。昼は照りつける太陽の下、乾燥した風が吹き、夜は急激に冷えて、毛布が何枚も必要、という環境です(昼は30度近く、朝方は10度近くまで下がっている印象です)。

1月のこの時期は年間の中でももっともよい気候状態で、雨はまったく降らず、洗濯も午前中で乾きます。

街のマーケットはカイヴァリヤダーマからリクシャーで5分ほど。小さい街なので、大変歩きやすく、観光地でないため、地元の人との交流もほのぼのできます。

6週間コースは1月と5月の2回ありますが、天候でいうなら1月はかなりオススメです。

②カイヴァリヤダーマ研究所の施設


施設は大きく4つに分かれるようです。

①カレッジ施設(ここのコースに参加しています)
②図書館(古典や参考文献)
③科学研究所(ハタヨーガ技法の身体的影響を検証)
④伝統医療センター(ナチュロパシー&アーユルヴェーダ)

実際、コースに参加している間は、主に①と②の施設利用となり、③は、現在ではほぼ博物館に近い状態のようです。

①のカレッジ施設では早目に前の席をとるのが、朝の日課です。日本人2人は、もっともスライドがよく見え、かつ先生の話がよく聞こえる席を連続確保中です。

プラクティス(アーサナの練習)は「サラスワティー(芸術、学術の女神)ホール」という、ここのシンボル的存在の大広間で行っています。

インド人生徒の何人かは、授業前には必ず前にいる先生の足元に手をおき、かつ、祭壇で祈ってから始めています(1年コースのディプロマ(職業資格)コースの生徒たちは、授業前の祭壇の準備、先生への各自挨拶がもっと徹底しているようです)。


③ゲスト・ルーム


通常は、長屋のような寮で、ルームシェアになります(現在はビジターや、ほかの特別コースも並行しているため、シングルを希望してもなかなか通らない模様です)。

ヨーガ愛好家のせいか、幸運にも、シェアをしている留学生同士でもめている様子は見受けられません。いいことです。
わたしの場合、コースの外国人男性3人がひとまとめになり、一軒家でシェアしています。

ルームメイトは、
ドイツ人(65歳) 大手メディア会社を退職。チベット仏教の研究家
スペイン人(35歳) ヨーガ歴3ヵ月でインド留学という自由人

お互いの文化を語り合うのは大変楽しいです。

ところが、現在、コースの3週間目にして、スペイン人のルームメイトは途中自主退学することになりました。原因は英語力不足、不眠症など・・・いろいろありますが、ヨーガを学ぶ精神性が、まだ成熟していないのが実情かと思われます。

人によって、ここに留学する動機、経緯は様々です。何年も準備して念願の入学を果たした人もいれば、ほとんどヨーガを知らずに、ふらりと入学してくる人もいます(相方先生が、外国人で何人か脱落するケースがある、とおっしゃっていた意味がわかりました)。

④ダイニング・ホールでの食事
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マイルドな味で、大変満足しています。もちろんベジタリアン料理で、体調はとてもよいです。

朝は、
・ライスか豆類
・フルーツ(バナナ、パパイヤなど)

昼、夜は
・ダル(野菜の入った汁物)
・温野菜(にがうり、オクラ、じゃがいもなどがメイン)
・ライス
・チャパティー

上記の基本セットに、昼だけは野菜サラダがつきます。

保養(治療)施設としてのビジターも多いため、ある程度の栄養管理はされているのだろう、と思っています。が、人によっては栄養学的にバランスが悪いのでは?という方もいるようです。

わたし自身は、栄養学の評価軸とは違う次元で、体を浄化するのに適している、と思っています。

外国人は、マイルドな料理にあきたり、肉料理を食べようと外食に出かけるケースもあるようですが、今回のコースでは、そういう動きは控えめです。

規則正しい生活で、心身の調整に敏感になっているのを感じると、外食は、なるべく避けたい気持ちになります
(インド人でもそういう学生は多いです)。


⑤キャンパス内の生活

朝は6時から1時間半の実習クラス(プラクティス)。
授業は1日3時間(午前2時間、午後1時間)。
夕方5時から1時間のプラクティス。
就寝は10時ごろです。

拘束時間は少ないのですが、教室の移動、事前準備、洗濯掃除などを考えると、いろいろ忙しく、ちょっとこみいった話を
クラスメイトとすると、時間のやりくりが大変になる、といった毎日です。

また、週1回はカルマヨーガ(ソーシャルワーク)として、施設内の大掃除をします(庭園の草刈、ホールの床磨きなど)。終了後、みんなで輪になって歌を披露しあってからクッキーをもらって解散、という、なんとも微笑ましい習慣に、気持ちが和みます。


2)付属カレッジの授業について
DSCF3449  ①実習クラス(プラクティス) 前述のとおり朝1時間半、夕方1時間です。ちょっと不十分な印象があり、各自で自主的に行うことが多いです。

内容は、かなりスローペースに体を動かします。それも、難しくない単調な動きから入り、背骨の伸び、骨盤のずれ、手足の向きなどを、ていねいに意識して、動かします。

アジャスト(触っての指導)は、動きが明らかに違う場合のみの、ほんのわずかです。

肩にリキミが入っているままの生徒も多く、気になるのですが、自然と自主的にムダな力が抜けていくまで待つ、”内面の学び”を優先しているように思われます。

わたし自身、インド内の様々なヨーガ施設を体験しましたが、ここまで、ていねいにゆっくりと、体の動きに敏感になりながら動かすのは初めてでした。大変満足しています。

ただ、ほかのスクール経験者にとっては、遅すぎて不満も出るのでは?と思って、いろいろ聞いてみたところ・・・

ディプロマコース在籍中で、かつて競技会で優勝した経験者の男子は、「今まで学んだヨーガのやり方とここは全然違ったけど
おかげで、自分の内面に敏感になり、すっかり心も落ちついた」と誇らしげに語っていました。

ただのゆっくりとは違う、学びの説得力がここにはありそうです。
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②講義の内容
科目は全部で6科目。ヨーガを、身体学、心理学、解剖学、価値教育、古典、教授法からアプローチして学びます。

わたし自身、ヨーガをこうした学術的な視点から学ぶことは未経験なので、大変興味深いものがありました(ただし、英語が非常に難しく、かなり苦労しております)。

価値教育では、日本のオウム真理教の事件が書かれた英文の研究レポートも、資料として配布されました(まだしっかり読んでいないため、詳細を報告できずすみません)。

現時点で味深かったのが、「解剖学」の”神経系統”を学ぶ段階で、体内の「不随意運動」にものすごく注目している点でした(内臓活動や反射運動といった、意志でコントロールできない領域のこと)。

そもそもなぜ意図できない領域が自身の内側にあるのか?
この領域は、一体どんな存在なのか?

神経の機能を説明する解剖学の授業から、インド独自の身体論へと話が展開していきます。

このコントロール不能な領域は、人間の不安定さの象徴である。ヨーガの目的は、その存在をどうコントロールできるかによる。それこそが不自由からの解放であり、気づきの進化である。

英語が未熟なため、とらえた内容はこの程度でしたが、”不調和”という概念が人間の自然な生体反応の領域を指していることが興味深いです。

いや、インドでは、これを「自然」という概念ではとらえていない、ということなのでしょう。

日本では、ヨーガはとりわけ「自然(自分以外)との調和」とキャッチコピー的に語られますが、本来は、自分の内にこそ、調和されるべき自然(=不随意領域)があって、これを通過せずして、外にばかり目を向けているのでは本質ではないな、と痛感しました(このとき、クリヤの実践をもっとがんばりたい、と思いました)。

自分の中の不随意な領域にもっと敏感になるとどうなるのか?

それは身体だけでなく、心の領域において、コントロールされていない存在(感情の動き方)に敏感になっていくことにつながるのでしょう。

授業の科目はいろいろあれど、それぞれ最終的には「バランス」という言葉が結論として出てきます。人格を統合していく手段としてのヨーガは、知性でわかる次元とは違う経験が必要なのだと、どの授業でも言っているように思われます。

ヨーガが学術的にどう体系づけられるのか、6週間の滞在では、ほんの断片を見るにすぎませんが、それでも十分、興味をそそられる内容が多いです。


③講師陣の印象
先生はそれぞれ個性的です。体育学のガングリー先生は、すでに校長を退任し、退職してなお、無給で教鞭をとられています。教えるのが好きで仕方ないといった様子で、大迫力の声が教室中に響き渡ります。

動きも早く、豊富なジェスチャーを使って、何かの舞台を見ているよう。まるでミッキーマウスです。

心理学は校長のボガール先生が担当。心の中に穏やかな水面がふわーっと広がっている・・・そんな静かな印象を与える人です。

授業前の唱えるマントラも、指導を欠かしません。「低音で、静かにゆっくりと、響きを感じて・・・」。生徒の声が乱雑な場合は、唱えるのを途中でやめていることもありました。

また、授業中の生徒の突拍子のない質問に対しても、何か、教室ではなく宇宙に語りかけているような、はたまた、昨晩の夕食のおかずを思い出しているような、そんな不思議な感じで答えるのが印象的です。


④他の受講生(インド人・外国人)

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クラスは34人。
インド人・・・26人(男12人 女子14人)
外国人・・・8人(男3人、女5人)ドイツ、エストニア、ポーランド、ギリシャ、スペイン
生徒は21才~65歳まで幅広いです(20代~30代が主)。

学生は、大きく2つに分かれます。
「ヨーガの指導をしたくて資格が欲しい」(主に若い生徒)
「ヨーガはもちろん、インドの精神性を学びたい」(主に年配の生徒)

指導経験ありの生徒は、日本人2人とインド人1人くらいです。

すでに仕事をしている人が多く、よく6週間も休んでこれたな・・・と驚きます。
ポーズを見ていると、初心者の生徒が多く、この6週間を終えただけでは、到底指導は無理なのでは・・・と思ってしまいます。が、デモレッスンをすると、インド人生徒は自信を持ってよくしゃべるので、なんとなくさまになります。

⑤授業時間以外の過し方

ルームメイトとちょっとした会話、授業準備や、洗濯掃除をしているとすぐに時間がたってしまい 、たいしたことはできません。ただ楽しみは、たまにインド人男子寮に行き、いろんな部屋を訪ね歩くことです(というか、なかば強制的に連行されます)。

彼らは歓迎することを尊ぶ文化なので、いろんなスイートを分けてくれたり、ヒンドゥー語を教えてくれたり・・・こちらも、彼らの写真をとって、たまに現像してプレゼントします。

また、施設内にはスタッフの住居もあり(社宅みたい?)テイラー(裁縫師)がいるため、街で買った布地でインドの伝統的な正装(クルタ)を、ちょこちょこオーダーメイドします。

そのテイラー宅に訪問するのが楽しく、チャイを飲みながら、テレビや音楽鑑賞などもしたり(噂のラーマ・デーブ(ヨーガ興行師)もチェックしました)。

テイラーの子どもから、学校の教科書を見せてもらうと、日本よりも、語学、数学において習得レベルがかなり高いのが伺えます。



3)研究所のキャンパスの外にて
①1月17日のガロテ博士記念セミナー


相方先生に引率していただき、ついに参加することができました。

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会場は非常にテンションが高く、セミナーというより、まさにフェスティバル。参加者も約200人はいたと思われます。

この日を祝おうとするスピリットが非常に高く、相方先生曰く、最初の司会者の挨拶は、宇宙の始まりと宇宙における我々の役割の確認から始まった、とのこと。

来賓であるプネー大学の学長のスピーチはもはや起承転結がなく、最初から最後までクライマックス。「世界中でこの研究所がもっとも重要な役割を果たしているー!!」拍手喝采でした

(歴史あるプネー大学がヨーガ研究所と関わりを持つのもここ数年の動向だそうです。民族性の復興運動や、マハーラーシュトラ州としての協調性など、政治的な流れも背景にはあるようです)。

インド内の主要なヨーガ研究者も講演していました。バンガロールのナーゲンドラ氏(スワミヴィベーカナンダケンドラ)を初めて見ることができました。NASAまで勤めた科学者ですが、一見ドリフターズを思い出させる親近感ある風貌です。

インド的逸話を盛りまぜながら、セミナーのテーマである「日常生活におけるヨーガの応用」を熱弁してくださいました。

あの有名なアイアンガー氏も、ビデオで登場。彼の道場があるプネーは、ここロナワラから1時間足らずで、同じマハーラーシュトラ州とあって、つきあいも深いようです。「人生のすべてはヨーガから学べる」。90才を過ぎてなおの熱演でした。

ロナワラヨーガ研究所から貢献者に賞が贈られ、その中には相方先生もいらっしゃいました。大変、名誉なことで、何度もシャ
ッターをきりました。

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②ロナウラ・ヨーガ研究所訪問


念願だったガロテ先生の研究所についに訪問することができました。駅からほど近い、綺麗なアパートの一室です。
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息子さんのマンマット・ガロテさんの熱心な歓迎を受けさらに、現在も翻訳作業をしていると言われる写本も見せていただくことができました。

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実際に触れると意外と丈夫で、当時、書物を残すということがどれだけ偉大なことだったか、実感がわいてきました(1781年、つまり227年前の写本でした)。

相方先生も、ガロテ先生著作の日本語訳、さらに出版準備で忙しいご様子でした。完成が楽しみです。


③プネー訪問

相方先生のご自宅があるプネーに訪問し、いくつかプネーの主要な場所へ観光にも行きました。
 
なかでもとくに印象的だったのがプネー大学。インドの社会的指導者を何人も輩出し、世界からの留学生も数多くいる巨大大学です。

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建物の古さは日本の国立大と同様な感じですが、敷地の広さは半端なく、庭園はもはやジャングルです。イギリスの制度を導入しているため、実際、大学は「大学院」のみで、大学にあたるものは「カレッジ」として、ものすごい数が付属しているらしいです。

カフェに行くと、自由を謳歌している学生たちが男女ともに楽しそうに話しており、こういう光景を見ると、「カーストって、彼らにとってはどのレベルで自分の存在の境界線を決定付けているのだろう?」などと思いめぐらしてしまいます。

先生いわく、結婚と恋愛は別、とのことで、楽しい事情をいろいろ教えていただきました。

かつての相方先生と同様、カイヴァリヤダーマを卒業して、そのままプネー大学(カレッジ)に入学している生徒(韓国人など)も
何人かいるようです(サンスクリット語を学んだり・・・)。

ほかの都市では暮らしづらい留学生も文教都市プネーでは充実した生活が送れる、ということらしいです。

そのほか、相方先生と親しくされている日本語ガイドのラトールさんの日本語学校にお邪魔し、熱心に日本語を学ぶインド人生徒と(といっても挨拶がやっと…)楽しく交流もしました。

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さらに、相方先生が学生時代からお世話になっているゴレ先生のご自宅にもお邪魔しました。

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とても温厚な方で、教授というより、まさに農夫(!)。実際、庭先ではさまざまな果実がとれるようで、アーモンドの実を石で割って、皮を剥き、ナマで食べるという体験もしました(生だとミルク味だということが判明)。温かい歓迎を受け、楽しい時間を過ごしました。

プネーの街は、新市街と旧市街が織り成す表情が豊かで、自然も豊富、高台にある寺院が象徴的な存在となり、文化の香り漂う、落ちついた街の印象を持ちました。

大変、充実した1日を過ごすことができました。
先生、どうもありがとうございました。
短期留学の途中報告は以上です。



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