2010年4月13日火曜日

ロナウラ2010(2)

ロナウラ2010 
カイヴァリヤダーマ研究所での合宿セミナー+スタディ・ツアー
期間:2010年2月27日(土)ー3月6日(土)~10日(水)


ロナウラの「カイヴァリヤダーマ研究所」で日本人の方を対象に
企画された合宿セミナー「ロナウラ2010」の話題の続きです。
 
2月28日(日)から3月6日(土)の1週間の日程で実施された、
ロナウラでの合宿セミナーに加え、次のような追加プログラムがありました。
 
○ウルリカンチャンで自然療法の研修
○世界遺産のエローラ探訪

今回は、
「ロナウラ2010」+「ウルリカンチャンで自然療法研修」
のプログラムに参加された、東京在住の「I.N.」さん(女性)のフィードバックです。
 
DSC00708 


「I.N.」さんは2月末に今までのお勤めを退職されたばかりで、4月に大学院に進学されるまでの充電期間を利用して、今回のインドでの研修プログラムに参加されました。

「I.N.」さんは、昨年6月の「穂高編2009」と、昨年10月の「沖縄編2009」の合宿セミナーに参加されています。


「I.N.さん」のインド17日間研修プログラム

「ロナウラ2010」では、参加者みなさんの日程と興味に合わせて、個別スケジュールを組んで対応させていただきました。以下が、「I.N.さん」の17日間の研修プログラムの詳細です。

スケジュール

2月27日(土)ムンバイ空港到着後、車でプネー移動、プネー泊(Hotel Shreyas) 
2月28日(日)ロナウラにチェックイン
3月01日(月)カイヴァリヤダーマでセミナー
3月02日(火) 〃
3月03日(水) 〃
3月04日(木) 〃
3月05日(金) 〃
3月06日(土)カイヴァリヤダーマをチェックアウト、ウルリカンチャンへ。
途中、プネーで「国立自然療法研究所(NIN)」訪問。
3月07日(日)ウルリカンチャン(自然療法アシュラム)滞在
3月08日(月) 〃
3月09日(火) 〃
3月10日(水) 〃
3月11日(木) 〃
3月12日(金) 〃
3月13日(土) 〃
3月14日(日)ウルリカンチャン・チェックアウト、プネ―へ、プネ―泊
3月15日(月)ムンバイ空港から帰国
3月16日(火)日本着


利用航空会社:全日空

成田からは全日空のムンバイ直行便が便利です。
2月27日(土) NH943 成田/ムンバイ 10:10/19:45
3月15日(月) NH944 ムンバイ/成田 21:05/08:40+


プネーでの宿泊先:
「ホテル・シュレーヤス(Hotel Shreyas)」
http://www.hotelshreyas.in/main.htm

プネーのデッカン・ジムカーナ地区、アプテ通りの閑静な住宅街にある、中級のファミリー・ホテルです。地元のマハーラーシュトラ料理の有名レストランが併設されています。

004 DSC00635


ニサルゴプチャール(自然療法)・アシュラム
Nisargopuchar Ashram
http://www.nisargopcharashram.org/Default.aspx
NISARGOPCHAR GRAMSUDHAR TRUST
Uruli Kancan - 412202, Dist.Pune, Maharashtra (India)

『二サルゴプチャール・アシュラム(Nisargopuchar Ashram)』は、近代インド建国の父であり、またインドにおける近代自然療法の父でもある「マハートマ・ガンディー(1869-1948)」によって1946年4月に設立された、インドで初めての自然療法専門の滞在型医療施設です。

プネーから東に30キロのウルリカンチャンという田舎町にあります。年間6000人が自然療法の臨床指導を受けるためにアシュラムを
訪れています。アシュラムのキャンパスは150ー200人収容可能です。

Nisargopuchar_picture 

 

インドでの研修プログラムや、短期・長期のヨーガ留学について関心ある方は、どうぞ、お気軽にご相談下さい。適切なガイダンスとサポートが可能です。

『カイヴァリヤダーマ』のオフィスとの調整や、最寄りのムンバイ空港
への送迎の手配、また、現地での日本語サポートの手配も可能です。



「ロナウラ2011」の先行予約受付

今後、ロナウラの「カイヴァリヤダーマ研究所」での合宿セミナーを中心に組み立てる研修プログラムの企画も進めて行く予定です。

来年も3月の最初の2週間を利用して、「ロナウラ2011」を実施する予定です。インドでの研修プログラムに興味のある方は、どうぞ、お気軽にお問い合わせ下さい。ほぼ完全な、日本語サポートが可能です。 
 
DSC00679 DSC00706

 
「ロナウラ2010」のフィードバックの項目

「I.N.さん」には次の項目で、「ロナウラ2010」のフィードバックをお願いしました。

【プロフィール】
①住まわれているところ
②現在されていること(仕事・勉強 etc.)、今までにされて来たこと
③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ
⑤今後のヨーガへの期待や展望  

1)『カイヴァリヤダーマ研究所』の環境と施設
①ロナウラという環境と研究所の施設
②ゲスト・ルームと食事
③講義室・実習室
④研究所のスタッフの対応

2)ロナウラでの合宿セミナーについて

①実習クラス
②講義
③夜のサットサンガ
④ヨーガについて理解が深まった点
⑤今後ロナウラを訪問される方へのアドバイス

3)『ニサルゴプチャー
ル(自然療法)アシュラム』について
①ウルリカンチャンという環境とアシュラムの施設
②ゲスト・ルーム
③自然療法医のガイダンス
④アシュラムで提供されているプログラム
⑤ご自分の健康を考えるために有益だった点 
⑥今後ウルリカンチャンを訪問される方へのアドバイス

4)総括・その他

①「ロナウラ2010」に参加された意義はあったか
②プネーの印象
③プネーの宿泊先(ホテル・シュレーヤス)
④JLS(Japan Language Service:ラトール氏)の対応
⑤ロナウラのJK.トラベルの対応
⑥その他


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ロナウラ2010」のフィードバック(2)
2月27日(土)ー3月6日(土)~15日(月)
東京在住の「I.N.」さん(女性)のフィードバック 
  
 DSC00655
 
相方先生

インドでは、大変、お世話になりました。
私は、おなかの調子もなおり、体調もととのってきました。
逆に、味の濃いもの、甘いものをたべても反応しなくなった
胃腸にたいして、寂しさを覚えている今日この頃です。
やっぱり 環境って大切だと実感してます。

 
【プロフィール】

①住まわれているところ
東京です

②現在されていること(仕事・勉強 etc.)、今までにされて来たこと
一般企業で 事務職で数年間働いてました。

③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
工芸 手芸 絵画

④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ
事務職でのパソコン操作での目の疲れ、肩こり改善のため始めました。

⑤今後のヨーガへの期待や展望
日常生活に活かしていきたいです。


DSC00681


1)『カイヴァリヤダーマ研究所』の環境と施設


①ロナウラという環境と研究所の施設


朝晩は、少し肌寒いです。 が、日中は洗濯物が3時間ほどで乾きます。乾燥が激しく、風邪をひき、慣れるまで鼻詰まりがありました。

研究所の施設は、緑豊かな、広大な敷地です。 牛が放牧されてたり、リスや犬がいたり、学びに適したのびのびした環境です。

広い敷地には、食堂、学校棟、図書館、売店、自然療法棟、
アーユルベーダ棟などが点在してます。


②ゲスト・ルームと食事

バス・トイレつきの2人部屋を2人で使用しました。 初インドで、部屋の環境と食事は気になってたのですが、
思ったほど問題はありませんでした。

机やローテーブルもあり、そこそこ広いです。 お湯が出なくなったり、停電だったりしましたが、何日かたったら、住めば都になりました。

食事は、朝9時、昼、夜と出ます。脂っこくないので、食べやすいです。 チャパティにはまりました。

朝6時ぐらいから、お茶も頂けます。とっても、おいしいです。


③講義室・実習室


床は、きれいに掃除され、清潔な印象でした。 マットもあります。


④研究所のスタッフの対応



オフィスの方々は、忙しそうでしたが、感じが良かったです。 丁寧に説明をしていただけたりして、詳細がよくわかりました。



2)ロナウラでの合宿セミナーについて


①実習クラス


朝と夕方ありました。 くつろぎが深く、ありがたかったです。

体調の悪さも、実習をおこなうと、日々軽減されました。

プラーナーヤーマをじっくりできて、
クラスの後は呼吸が深くスムーズになりました。終了後は、静かな心になれ、プラーナヤーマの重要性を感じました。


②講義

後半の「ヨーガ・スートラ」は、スライドになっていて、馴染みやすかったです。日本の講義で聞けない所も、今回は聞けて、ありがたかったです。


③夜のサットサンガ


スワーミージのお話では、幸せとはなんであるのかということを考え直しました。


④ヨーガについて理解が深まった点


自律神経の働きとの関係、瞑想の話、
プラーナーヤーマの重要性。


⑤今後ロナウラを訪問される方へのアドバイス


朝晩冷えるので 長袖があると便利だと思います。
   

DSC00703

 
3)『ニサルゴプチャール(自然療法)アシュラム』について

①ウルリカンチャンという環境とアシュラムの施設

田舎町ですが、町には小さな店が点在しています。

アシュラムの敷地の環境は、思ったより広くて、驚きました。広大な畑や珍しい木々があり、散歩コースは最高です。安全で、安心して歩くことができました。果物のお店もあるので、
季節のフルーツを買って食べることができます。


②ゲスト・ルーム

ツインルームは綺麗でした。 途中からシングルにうつりましたが、シャワーが壊れてでなかったです。しかし、バケツと手桶があったので、代用しました。
日本で必要ないのに、手桶を買って帰りたいほど、手桶好きになりました。


③自然療法医のガイダンス

生野菜とライムとミルクを摂取しないように言われました。
全身泥パックと言われました。


④アシュラムで提供されているプログラム

ヨーガ、オイルマッサージ(力強い)、エネマ、泥パック、様々なバスなど。
午前中は、プログラムに追われ、充実しています。


⑤ご自分の健康を考えるために有益だった点

普段の食生活や生活習慣を、シンプルにしていけば、体は健康になる、と実感しました。

アシュラムを出てから、食べすぎや、香辛料の多いものを食べると胃腸が過剰に動き、普段 食べ過ぎて、体に対して
どんだけ無理をしいていたかが、よく実感できました。

シンプルな食事と生活習慣で、体が日々軽くなっていきました。 日本で痒かった湿疹も、よくなって、ぱさぱさ髪も、さらさらして、体から毒が抜けていったような感じを受けました。

この環境だからこそ、できることを、実感して、ありがたく思いました。
 

IMG_1050



⑥今後ウルリカンチャンを訪問される方へのアドバイス

システムに慣れるまでが、少し、ばたばたとします。

即効性があるものでなく、じわじわ効果を実感できるので、できるだけ長く滞在されるといいと思います。

マッサージは、力強いです。一瞬たりとも、まったく眠たくなりません。し
かし、慣れれば、足のむくみが、一掃される感じで、楽しみになりますよ。

IMG_1027

 
 
4)総括・その他


①「ロナウラ2010」に参加された意義はあったか


初インドでしたので、何かと文化の違いと、国民性の考え方の違いでの驚きは、多々ありました。

インドの勢いに押されながらも、異文化の環境で学べ、
今後の参考となることが、多々ありました。

自然療法では、日々の暮らしで体調が変化し、健康を根本から考えることができました。

色々、お世話になりました。 いい旅ができ、今後の糧にしていきたいです。
ありがとうございました。


②プネーの印象

ウルリカンチャンから来たら、お洒落な店も沢山あり、
とても都会に感じられました。


③プネーの宿泊先(ホテル・シュレーヤス)


バス(お湯)、トイレ付で、綺麗で清潔でした。
 
 
④JLS(Japan Language Service:ラトール氏)の対応

日本語の先生をなさってるので、日本語が堪能で紳士的で、助かりました。


⑤ロナウラのJK.トラベルの対応


親切な応対で、とても安心できました。

   
  
⑥その他

インドでは、時が早く過ぎたとか、長かったという感覚がわからなくなりました。初インドで、必死だったせいもあるかもしれません。

行く前に、沢山不安なこともありましたが、日本で気になってることが、気にしなくなりました。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

0 件のコメント: