2007年10月8日月曜日

SWUの日本人コース(続々)

わたしたち(H&H)のインドでのヨーガの研究が始まったのは1987年、もう20年前になります。

タイランドでのヨーガの活動が始まったのは1998年のことです。そろそろ10年になります。



シーナカリン・ヴィロード大学(SWU)の人文学部での仕事が始まったのは2001年です。

現在は学部の学生が卒業単位を取得できる「副専攻(3学期間)」と、一般受講生対象の「ヨーガ専攻コース(前期・後期300時間)」が運営されています。

以前からわたしたちは、SWUでバンコク在住の日本人の方を対象とした「伝統的ヨーガ」のコースを運営することも構想していました。

今回環境と条件が整い具体化できたことに、たいへん満足しています。参加者のみなさんのご理解とご協力に、深く感謝いたします。

今後もSWUでバンコク在住の日本人の方のニーズに合わせたプログラムを定期的に実施して行く予定です。

また、今までバンコクでの仕事に注力して来ましたが、こちらの大学・研究所の仕事も安定して来たので、今後、日本でも定期的にセミナー活動を行なう体制を準備中です。

そのステップとして、今月中には東京に『ロナウラ・ヨーガ研究所』の「東京オフィス」が置かれる予定です。

インドの伝統文化である「ヨーガ」は、「人間」という複雑な「存在」の本質的な領域にまで踏み込む作業ですから、かなり、取り扱いに「注意」が必要です。

「ヨーガ」と良好な関係を築き、自分の人生に「ヨーガ」を役立て行くには、1920年代から始まった「ヨーガ」の「近代化」の背景とそのプロセスを良く把握しておくことが有利です。

そして、「ヨーガ」の全体の枠組みと、「ヨーガ」を構成しているそれぞれのコンセプト、そして、スタンダードな技法群を明確にしながら、自分自身の毎日の実習を組み立てて行くことが、「ヨーガ」で成功する「処方箋」です。
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