2008年1月29日火曜日

お正月合宿セミナー2008(7)

『タイでの合宿セミナー2008年1月』のフィード・バック・シリーズが続きです。今回は広島在住の「N.N.」さんのフィードバックです。今年の「お正月合宿セミナー」には11名の方が参加(男性4名、女性7名)されました。
   
「N.N.」さんは大学の総務課勤務の後、現在は「セラピー」関係の仕事をされながら、「一人放浪旅」派として世界各国を探訪して歩かれています。 
   

今回も12月からインド旅行に出られて、1月2日にバンガロールからバンコクに移動して来られました。

「ヨーガ」はあるレベルから先に進みますと、「ヒンドゥー教」という大きな壁に突き当たります。   
   

「ヨーガ」はインドの「ヒンドゥー教文化」という土壌で継承されてきた伝統文化ですから、当然、ある部分から先は「ヒンドゥー教徒」でないと理解できない部分が出て来ます。
   
また、ヒンドゥー教文化では「自明」な事象のため、あえて外国人には説明されないことも、実はたくさんあります。

この問題は、外国人が「ヨーガ」にまじめな興味を持った場合、必ず直面する重大な問題であり、大きな障碍でもあります。 
    
典型的な例は
・カルマ・ヨーガ
・バクティ・ヨーガ
・ニャーナ・ヨーガ
という用語でしょう。

これらは、ヒンドゥー教徒の人々の宗教実践のカテゴリーを示
す用語です。インドのヒンドゥー教徒の人々には直接意味があり、自明な事象なのですが、ヒンドゥー教徒でないわたしたち日本人や他の外国人にとっては、直接の意味も関連もないものです。
    
興味を持つだけ、時間のムダです。
   
また、ヒンドゥー教はインドの民族宗教です。ヒンドゥー教徒の家族に生まれない限り、ヒンドゥー教徒には成れません。ヒンドゥー教はインドという土壌の外には出れない宗教なのです。

外国人がヒンドゥー教を理解するのは、生易しいことではないでしょう。インドで長期間生活しないと、まず無理ですし、あえてヒンドゥー教を理解したいという興味がないと、なかなかむつかしいでしょう。
      
(インド人の方と国際結婚しても、まったくヒンドゥー教には興味のない方の例も少なくないようです)。
 
それに、ヒンドゥー教は深刻な自己矛盾と膨大な内部問題を抱えています。
    
最大の問題はカースト制です。
   

ヒンドゥー教文化の上質な部分を享受するには、上位カーストに生まれる必要があります。下位カーストの人々にとっては、ヒンドゥー教とは不条理な人権抑圧システムに他なりません。
    

われわれ外国人はこのカースト制に縛られていないので、むしろ、ヒンドゥー教文化の上質な部分にアプローチし易い、というメリットもありますが、しょせん、外国人には越えることが出来ない一線があります。
    
インドの「精神性」の伝統で、インドの枠を越えて広がったのは「仏教」です。本質的に、仏教にはヒンドゥー教のような深刻な自己矛盾や内部問題が
ありませんし、誰にでも、「仏教に従う」という生き方が許されます。
     
中国大陸と朝鮮半島を経由して来た日本の仏教には、伝承の過程でその土地の文化の影響を受けて来ましたし、日本に定着してからも、日本の文化と融合し、日本的な発展をしています。

そのため、現在日本で目に入る「仏教」では、仏教の本質は見
え難くなっているでしょう。
    
タイで実践されている「上座部仏教」は、インドの「精神性」の直系です。このことは、10年前にタイで仕事を始めた頃の、早い段階で気が付きました。

そして、タイの仏教は人々の日常生活の中で「生きた宗教」として実践され、人々の心の支えとなってます。

そのため、タイの文化の土壌は、とても「ヨーガ」との親和性が高いのです。

日本で「ヨーガ」に興味のある方が、タイの仏教文化を知ることはとても有利なことですし、「上座部仏教」の瞑想法である「ヴィパッサナ」を知ることは、「瞑想」についての正しい理解を深めることに、ほんとうに大切だと思います。

日本のみなさんが、タイの仏教徒の人々と交流を深めるのは、直接のメリットも、長期的なリターンも大きいことに思えます。
    
わたしたちのタイでの合宿セミナーでは、バンコク郊外の瞑想寺や瞑想センターを訪ね、直接タイの仏教実践について知ることもプログラムの一部になっています。


また、日程の許す限り、わたしたちの仕事先である国立シーナカリン・ヴィロード大学の哲学宗教学科を訪ねて、直接タイのスタッフからタイの仏教文化や、大学レベルでの「ヨーガ」や瞑想への取り組みについての講義を受ける機会を設定しています。

今回のお正月セミナーでは、追加プログラムとして、1月7日(月)に次の2ヶ所訪問しました。
   

・「ワット・パンニャーナンダラーム」:
バンコク郊外のランジット地区にある近代的な瞑想寺。

・「サティラ・ダンマ・サタン」:
バンコク都内の「ラームミットラ」地区にある近代的な瞑想センター。

08:00 バンコク都内で集合

10:30 「ワット・パンニャーナンダ・ラーム」訪問
12:00 昼食
14:00 「サティラ・ダンマ・サタン」訪問
16:00 解散 
     
また、1月8日(火)はシーナカリン・ヴィロード大学で、大学のスタッフによる講義と「ヨーガ」のセッションが組まれました。

 
・場所 : シーナカリン・ヴィロード大学人文学部6階講義室
・講義のテーマ : 大学での「ヨーガ」の取り組みと仏教文化
    
14:00 シーナカリン・ヴィロード大学集合

14:30 講義
15:30 休憩(1時間)
16:00 実習(1時間半)
17:30 終了・解散 

   
南国タイの豊かな自然環境での「ヨーガ」の合宿セミナーに興味のある方は、どうぞご相談下さい。

少人数(10人未満)・同グループでの合宿セミナーを優先的にお受けしています。

      
合宿セミナー参加者の方のフィードバック(N.N.さん、広島在住)
   

1)「パナ・ソム」の場所と環境

インド・バンガロールから飛びましたので、バンコク早朝着というイレギュラーなことをしてしまいましたが・・・
    
事前に先生よりご丁寧に色々とご連絡いただき、皆様より先にひでこ先生にお迎えにきていただくこととなり、大変助かりました。本当にありがとうございました。


空港から車で1時間くらいの場所で、すぐ横に道路が通っているようなところでしたが、一旦中に入ると静かでプチ・リゾートのような世界が広がっているという感じでした。

池ではボートをこいだりして遊べます。外でお昼寝も気持ちいいです。


ただ夜は予想以上に蚊に悩まされました。家に帰ってみると足が蚊に刺された痕だらけ・・・・がーん。蚊取り線香ももろともせず、の様子でしたから虫除けスプレーやかゆみ止めは必需品でした。 
      
2)部屋と食事etc.
     

お部屋はKさんと一緒に使わせていただきましたが、それでも充分余裕があるくらいでした。冷蔵庫やテレビもあり、普段旅ではボロボロの安宿を泊まり歩いている私にとっては、すごく贅沢をしたような気分でした・・・。

ちょうど私たちがチェックインした日から気温がぐっと下がったみたいですが、お風呂が実質外にあり、お湯もぬるま湯程度でしたので、夜シャワーを浴びるのは少しつらかったです。夕食前に浴びるようにしますと問題なかったです。

食事は完全菜食ではなかったですが、お肉はなく、代わりにシーフードたっぷりで野菜もたくさんで美味しくもりもりといただいてしまいました。
   

朝はなぜかコーンフレーク等もご用意されていてびっくりでした。昼が多くて夜は少なめ・・・・のはずでしたが、夜もたっぷりご用意いただいていたように思います。
    
3)合宿セミナーの講義と実習について
  

講義

これまでヨーガの本を読んで得たことや講義やセミナーを受けて聴いたものとは違って、客観的に順序立てて論理的にお話してくださったので、さまざまなことが目から鱗、でした。

ヨーガとは一体何なのかという最も根本的でありながら、しかし今まであやふやだったことを明確にご説明いただき、クリアになった気がします。


そして瞑想の嘘とホント?等についても、私が今まで認識していた大きなズレをしっかりと自覚することができるように自然に導かれたので、大変勉強になりました。

ヨーガの文献をベースにしたニュートラルな内容でありながら、ずっとお話を聞いていても飽きがこず、どんどん引き込まれていく先生の講義は本当に素晴らしかったです。


教材はパワーポイントでわかりやすかったですし、他にも仏教に関係する番組のDVD、そしてガロテ先生の映像など、バラエティに富んで充実しておりました。


サドゥーたちの素敵な映像は夢にまで出てくるほどでした。ゲストの先生の講義はタイでのヨーガの理解や拡がりについてとてもわかりやすくお話いただき、興味深く聴かせていただきました。
     
講義の中で、先生が繰り返し「私たちはヒンドゥー教徒ではないから、そこからのヨーガの理解は難しい」とおっしゃっていたと思いますが・・・そのあたりについて、もっと詳しくお話を聞きたいです。


もちろんその理解のためにはインド哲学等からきちんと勉強していかなければならないのでしょうし、短時間では難しいのでしょうが・・・・。
 

実習
 
わかりやすい講義と併せての実習でしたので、さらにわかりやすく、ひとつひとつ意味を確認しながら行うことができ、とてもよかったです。

アーサナは今まで呼吸もいちいち意識しながら行っていたため、呼吸を意識せずに行うということがどれだけ無理がなく有益な方法であるかということを実感できました。


また、プラーナーヤーマーについて、恥ずかしながら今まで漠然としか行っていなかったので・・・・とても勉強になりました。しかしまだきちんとできているかどうか見分けるのが難しいです。
  
バンダ等はちゃんと行ったことがありませんでしたが、体の調子、特におなかまわりが快適になることを実感できました。
 

個人的には・・・ひでこ先生の声がとても穏やかで、聴いているだけで心地よかったです。
      
4)タイランドの印象、今回の合宿セミナーの全般的なご感想 etc.など

       
タイ、バンコクはこの2年で3回目ですが、訪れるたびに、急激な発展ぶりには目を見張るものがあります。パナソムからバンコク市内に移動したとき、静かな環境から突然の人の混雑ぶり、都会っぷりというギャップにクラクラしてしまいました。

バンコク中心部は日本や欧米諸国の大都会と変わらないくらい発展している一方物価
はまだまだ低めで、少し移動すれば異国情緒溢れていて魅惑的なので、これからもそういう国々からの観光客をたくさん集めそうですね・・・。

今回はパナソムで受けさせていただきましたが、ぜひワンサニットにも滞在してみたいです。

セミナーの後オプショナル・ツアーで近代的なお寺や瞑想施設を見学させていただきましたが、伝統的なものと近代的なものがセンスよく融合されているところで、そちらで瞑想セミナー等が行われるならば、ぜひ参加させていただきたいと思いました。
  
また実際に授業が行なわれているタイの大学の講義室でヨーガを指導していただいたのも、よい経験でした。


セミナー中はもちろん、セミナー終了後も、バンコクで色々とフィードバックしながら、これからの自分のヨーガとの付き合い方・・・そしてどのように人生を歩いていくかを根本から考え直す大きなきっかけになり、とても有意義でした。


ヨーガについてはもちろん、セラピーというものに対しての自分の中の縛りと大きな矛盾を静かに見つめ、ときほぐせたような感じです。

またぜひ機会をつくってタイのセミナーや、できればインドのロナウラにも足を運び、まだまだ未熟なヨーガの理解を深めて、ヨーガと楽しく付き合っていきたいと思いました。
 
ひろし先生、ひでこ先生、そして合宿セミナーにご一緒させていただいた個性豊かで生き生きとした素敵な皆様に深く感謝いたします。皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。

2008年がよりよき年となりますように・・・・☆

ありがとうございました。

  

お正月合宿セミナー2008(6)

『タイでの合宿セミナー2008年1月』のフィード・バックシリーズの続きです。お正月の『パナ・ソム(森のアシュラム)』での合宿セミナーには11名の方が参加(男性4名、女性7名)されました。
     
今回のフィードバックは、タイランドの隣国カンボジアのシェムリアップ(世界遺産の「アンコール・ワット」の町です)に在住の「A.K.」さんのものです。

   
「A.K.」さんは広島出身、広島で小学校教諭をされていましたが、昨年4月から『青年海外協力隊』の隊員としてカンボジアのシェムリアップに2年の任期で派遣され、現地の小学校教員養成校で情操教育を担当されています。
  
「A.K.」さんからは、次のようなご質問も頂いています。
    
>お正月セミナー以来、教えていただいたヨーガや鼻洗浄など
>毎日できるものを選んで続けています。先生から教えていただいた
>ヨーガは、「シティラ スッカ アーサナ」なので、とにかくカラダの
>心地よい状態を保つということを毎日楽しみながら、しかし真剣に
>探求しつつ続けています。
   
>それで、ちょっと質問です。時間がない場合、アーサナの前後で
>クイックリラクゼーション?をまずはやってから好きなポーズを
>選んでやって、さらに最後もまたリラックスで終わるというのが
>よいのでしょうか?「からだが軽くなっていく」という実感は、
>とてもうれしいもので、その分気持ちも軽くいろいろなことに
>フレキシブルに対応できるような気がします。
    
「ヨーガ」の成功の「鍵」は、ともかく、今、自分が置かれている生活環境で続られることを、少しづつ、気長に続けて行くことです。
  
そして、自分の内面の感覚のレベルでのフィードバックを、日々、深めて行くことが成功の「秘密」です。
       
「ヨーガ」の技法が作用する説明モデルに、中枢神経系から全身に行き渡っている末梢神経系の2つのチャンネルである体制神経系(感覚神経と運動神経)と自律神経系の連携が、直接・間接的に促進される、というものがあります。 

つまり、運動神経が直接支配している随意筋での動きが、自律神経が支配している不随意筋を間接的に運動させることで、間接的に自律神経系の支配している領域全体に影響を及ぼす、というモデルです。
   
自律神経が支配している領域は、通常は「意識」には上りませんが膨大です。わたしたちの生命を維持している活動は、殆どが自律神経が運営している「無意識」の領域です。
  
しかし、「ヨーガ」の技法の練習を継続していくと、生命維持に関係する活動のレベルへの「意識」が拡大して行きます。

そして、その効果は主観的な「感覚」として経験されて行きます。
 
そのような何十世代に渡る「ヨーギー」の経験の積み重ねが「ヨーガ」の伝統の中核を成しています。
        
「ヨーガ」の根本テキストである『ヨーガ・スートラ』に出て来る「アーサナ」のコンセプトは、「安定して、心地よい(sthira sukham asanam)」(P.Y.S II-46)というものです。

この2つのコンセプトが示す体験を探求して行くことが、毎日の「アーサナ」の練習の指針になります。
  
「アーサナ」は、無理して、頑張ってヤルものではない、ということですね。
 
また、「ハタ・ヨーガ」の主要テキストである『ハタ・プラディーピカー』には、「アーサナ」を練習することで、からだが「安定し、病気がなくなり、かるくなる(sthairyam arogyam laghavam)」(H.P.I-17)と述べられています。

「からだが軽くなって行く」という実感は、正しく「アーサナ」が練習されている結果です。

「アーサナ」をハードなフィトネッス体操的にやるのは勘違いですし、間違いですし、何より時間のムダです。昨今の表面的な「流行」に惑わされるのは無意味です。
    
正しく「アーサナ」を練習し、「アーサナ」から正しい効果を得て行くには、伝統テキストのコンセプトをよく知り、よく理解することが大切です。
       
南国タイの豊かな自然環境での「ヨーガ」の合宿セミナーに興味のある方は、どうぞご相談下さい。少人数(10人未満)・同グループでの合宿セミナーを優先的にお受けしています。

     
合宿セミナー参加者の方のフィードバック(A.Kさん、シェムリアップ在住)
     
1)「パナ・ソム」の場所と環境

水の上というのが、よかったです(その分、蚊が多いのにはだいぶ苦労しましたが)。

日がたつと、流れている水の上での生活は、なにか心が静かになっていくように感じられました。蚊対策は、ちょっと気を抜きすぎていたので、かなりさされてしまいました。
     
2)部屋と食事etc.
     
部屋は、きれいでした。お風呂のお湯があまり熱くなかったので、この時期に夜シャワーを浴びるのはかなり根性がいりました。

また、長期滞在だったので、洗面所の栓ができたらもう少し洗濯がしやすかったと思います。

ごはんは、種類が豊富でとにかくもりもり食べてしまいました。おいしかったです。夜が軽めというのは、これからも続けたい食習慣だなと思いました。

スタッフの方たちは、親切に接してくださり、気持ちよく過ごせました。  
  
3)合宿セミナーの講義と実習について
  
講義

先生は大学で教えておられることもあってか、とても客観的にヨーガの歴史や哲学を教えてくださり、自分の中で納得がいくことが多かったです。

以前勉強していたヨーガは、なにかひとつの価値観を押し付けられているようなところがあったから少し窮屈に感じられたのかな、先生の講義と比較して思いました。 

タイでやるという土地柄、インドのことだけでなく私たちにとってもう少し身近な仏教のことも、教えてくださり、興味深かったです(今更ながら、ブッタは実在の人間だったということを知って、とても親しみがわきました!) 
  
実習
 
一日2回、シンプルなことの繰り返しがよかったです。なにも難しいポーズをたくさんとらなくても、簡単なポーズで、もっと自分の体の反応を注意深く感じ取っていくことで、ヨーガが上達していくのだなと思いました。

これまでと同じポーズでも、先生のインストラクションが適切で、それに合わせてやることと、クッションをいろいろ工夫してつかうことで、自分の体の気持ちよい状態を作ることができるのだと思いました。

また、カラダのバランスを整える体操もよかったです。 
    
4)タイランドの印象、今回の合宿セミナーの全般的なご感想 etc.など

5年前までタイ好きで5回ほど来ていましたが、久しぶりに行ったタイの急速な発展振りに驚いてしまいました。そして、隣の国カンボジアがこんなふうになるのは、いつかなーと考えてしまいました。

追加プログラムで行ったお寺や街角で祈る人たちを見て、タイは近代的な普通の人たちの生活と仏教とがうまく共存している国だなと思いました。

そういう社会的な心の支えみたいなものが、今の日本にはなくなっているから、みんな自分たちで探しているのかなと思いました。

なにはともあれ、いっしょに参加したみなさんにもよい刺激をいただき、楽しいセミナーになりました。

いつか、カンボジアでセミナーが開催されたらうれしいです。先生が気になってらっしゃるセミナーの場所、今度チェックしに行ってみますね。それでは、お体に気をつけてお仕事がんばってくださいませ。     

お正月合宿セミナー2008(5)

お正月の『パナ・ソム(森のアシュラム)』での合宿セミナーには11名の方が参加(男性4名、女性7名)されました。
    
今回は南インドのバンガロールに在住の「M.T.」さんのフィードバックです。「M.T.」さんは「アウトドア・スポーツ派」で、ご主人の勤務の関係でバンガロール来られてから「ヨーガ」を始められました。
    

2006年の5・6月にロナウラの「カイヴァリヤダーマ研究所」付属カレッジの6週間夏期集中コースを受講されています。

今回の合宿セミナーにはご主人と、お友達とお友達のお父様の4名グループで参加されました。
           

わたしたちは1998年からタイの財団・大学で仕事をしていますが、定期的に日本人の方を対象とした少人数制の合宿セミナーも実施しています。

今回17回目、述べ参加者数は100名余りです。
                              

「ヨーガ」は、 
『パータンジャリ』(紀元前3世紀頃) ・・・「ヨーガ・スートラ」
   ↓
『 ゴーラクシャナータ』(10世紀頃)・・・・「ハタ・ヨーガ」
   ↓
『クヴァラヤーナンダ』(1883−1966)

のラインで、完結した哲学・理論と実習の体系を構築することが可能です。

「ヨーガ」を解釈し、理解するには、この枠組みで「必要十分」、と言うか、この枠組みの中身を詰めるだけでも、たいへんな作業になります。


現在欧米で流行している「フィットネス系」の「ヨーガ・ヨガ」は、もともと上位カースト(バラモン・クシャトリア)の子弟を鍛える「体操術」から来ているもので、伝統的な「ハタ・ヨーガ」とは直接の関連がありません。


「ハタ・ヨーガ」は段階的に瞑想に進んで行くためのステップとして構築されています。そして、これは、「サドゥー」と呼ばれる「世捨て人」の系譜に属しているもので、直接、「精神性」の伝統に関係していますが、本来、一般社会の価値観とは無関係のものでした。

現在「アイアンガー・ヨガ」とか「アシュターンガ・ヨガ」という名称で広まっている「フィットネス系」は、将来社会的に有意な人材となることを期待されている上位カーストの青少年を鍛える「体操術」にルーツがあります。ですから、直接「精神性」の伝統には関係していません。


このような歴史的な背景の知識を深めて行くことは、「ヨーガ」から自分が必要としている効果を引き出して行くためにプラスに働くでしょう。

「ハタ・ヨーガ」の「アーサナ」は姿勢反射による構造バランスと、筋肉のストレッチングによるリラクセーション反応に関与しています。


姿勢反射を向上させる「構造バランス」系のムーブメントはストレッチとは違うものです。むしろ、筋肉は伸ばさないように、ゆっくりと、ゆるやかに、無理なく動く必要があります。

一方では、「アーサナ」には部分的に筋肉のストレッチも含まれます。筋肉をストレッチすると、筋肉内のセンサーが刺激されて、リラクセーション反応が誘発されます。


これは自律神経系に作用するものですから、どの部分の筋肉を伸ばしてリラクセーション反応を誘発しても、全身に作用して、全身がリラックスします。

   
ですから、賢い「アーサナ」のやり方としては、構造バランス的な動きをよく踏まえて、どの「アーサナ」で、どの部分の筋肉をストレッチして、リラクセーション反応を誘発するか.....という組み合わせがポイントでしょう。

     
構造バランスが整って行き、全身がリラックスした「自然体」に近付くと、「ムドラー・バンダ」の決まるポイントが分ってきます。

  
「ムドラー・バンダ」の意味が見えてくると、「ハタ・ヨーガ」の全貌が見えて来ます。

そうすると、「ハタ・ヨーガ」の恩恵を十分に享受する、という段階に入って来ると思われます。

特に「ハタ・ヨーガ」には、多忙で疲労が蓄積しやすい現代人に必要とされる「アンチ・エージング(老化予防)」に有益で有効な技法が伝承されている、ように見受けられます。
   
南国タイの豊かな自然環境での「ヨーガ」の合宿セミナーに興味のある方は、どうぞご相談下さい。少人数(10人未満)・同グループでの合宿セミナーを優先的にお受けしています。


合宿セミナー参加者の方のフィードバック(M.T.さん、バンガロール在住)
    

1)「パナ・ソム」の場所と環境
 
とても綺麗で素敵な環境に非常に満足。いかにもタイランドらしい風景に結構楽しめました。

2)部屋と食事etc.
     
部屋は広くて大変満足でしたが 蚊取り線香は必要でしたね。私たちの部屋のシャワールームにもみた事の無い奇妙な気持ちの悪い全長10CM位で足が一杯付いている虫が居て怖かったです。
 

食事はおいしいとは思いますが、日本人には合ってているのかもしれませんが、私のようにタイランド的辛さが欲しい人には少し残念です。スープやお料理が冷めてるのが悲しかった。タイの名物料理が少なかった気がします。 
       
3)合宿セミナーの講義と実習について
  

講義
 
6週間コースで英語でお勉強してきた私の理解が大体あってるなと思いながらも、再度しっかり相方さんから日本語で復習的に講義を聞けたことに大変満足でしたが、又何度聞いてもインドの歴史的背景でのYOGA、そしてヒンズー教、仏教の違いなどの説明をうけ、相方さんの非常に楽しい講義でした。
 
ビデオ鑑賞は更なる興味をそそがれました。そういった数々のビデオを更に見たい気持ちです。
  

実習
 
YOGAの実習時間が私には非常に短く感じて もう少し長ければ良いなと毎回思いました。が、クリヤとプラーナヤマは1番私が希望していた題材でよかったです。

その他ひでこさんからのバランスを整える為の実習が為になりました。今後もそんな練習方法を習いたいです。
    
4)タイランドの印象、今回の合宿セミナーの全般的なご感想 etc.など


タイランドは良く知っていますので、、、OK 大好きです。

ただ合宿セミナーだけの時間で追われてしまって午後2時間くらいのフリー時間があれば更に嬉しかったです。


パナソムセンターの外を散歩したり、、外にお買い物に行ったり、、のんびり読書したり、、そんな素敵な環境だっただけにFree時間がとても必要でした。

最後に夫もMちゃんのお父様も楽しんでくれた事は私が進めた話しだけにホッとしました。これも皆さんそして相方さんご夫婦のお陰です、有難うございました。

お正月合宿セミナー2008(4)

1月2日(水)ー6日(日)の4泊5日の日程で実施されたバンコク郊外の『パナ・ソム(森のアシュラム)』でのお正月合宿セミナーには11名の方が参加(男性4名、女性7名)されました。
    
今回は神戸在住で、「健康道場サラ・シャンティ( www.npo.co.jp/santi )」を運営され、神道夢想流杖道の求道者であり、トライアスロンの競技者である「M.S.」さんのフィードバックです。

                    
わたしたちは1998年からタイの財団・大学で仕事をしていますが、バンコクでの「仕事期間」中に、定期的に日本人の方を対象とした合宿セミナーを
郊外のリトリート・センターで実施しています。
      
『ワンサニット・アシュラム(Wongsanit Ashram)』
『パナ・ソム(Panasom)』
              
合宿セミナーは少人数制で今回17回目になりました。今までの述べ参加者数は100名近くになります。
         
インドで「ヨーガ」の近代化が始まったのは1920年代です。日本でも過去30−40年間の歴史があります。

しかし、「ヨーガ」の抱えている根本的問題は、普通の人たちが必要十分な恩恵を享受するための「スタンダード」な「ヨーガ」の基準が存在していなかったことです(その点、中国の「太極拳」には一般向けの「24式」という明解な統一規格があります)。
         
自分自身の健康維持・管理や、精神的な安定感を築くために推奨される常識的な「ヨーガ」とは、実質的には、1920年代からロナウラの「クヴァラヤーナンダ」が「ハタ・ヨーガ」の伝統技法から抽出し、実証研究による根拠付けを行なった技法群をベースにした「ヨーガ」のことです。

最近インドでも「ヨーガ」の「統一基準」・「統一規格」策定への動きが急です。近年のインドの急速な経済発展に伴う社会環境の変動で、インドの「ヨーガ」を巡る状況も、急速に展開しています。
    
「ヨーガ」に関心のある方たちは、そういったインドの「背景事情」への情報も、フォロー・アップして行くことが有益と思われます。
      
南国タイの豊かな自然環境での「ヨーガ」の合宿セミナーに興味のある方は、どうぞご相談下さい。少人数(10人未満)・同グループでの合宿セミナーを優先的にお受けしています。

      
合宿セミナー参加者の方のフィードバック(M.S.さん、神戸)
         
1)「パナ・ソム」の場所と環境

タイにこんな贅沢なセミナー会場があるなんて認識不足でした。プーケットの名前は昔から知っていて南国の楽園でわたしにとってとても贅沢な縁のない場所でしたが、今回のパナ・ソムがそれに近いイメージの場所だったので、夢のような気分でした。 

2)部屋と食事etc.
     
部屋はそらもう贅沢すぎると思いました。快適で申し分ありません。食事も大変良かったですが、精神的に充足してくると食欲が落ちてくる私ですので、本来なら一日1食でも十分なのですが皆様と一緒ですので食べないといけないと思い量をへらすのが大変でした。
  
3)合宿セミナーの講義と実習について

講義
 
ヒンズー教と仏教の違いがよく判りました。インドで長年勉強され、且生活の中からの体験談や知識の豊富な先生のお話が滅茶苦茶面白かったです。またビデオなどによる説明があってインドという国がさらによく判りました。 

実習
 
鼻に糸を通す以外のことは、長年自己流ですが、やってきましたので再度古典に戻って正統派のヨガについて復習しなおした感じです。

私にとってのヨガは、健康法としてではなく、私がしたいことをスムーズに、パーフォマンスを向上することが目的になっています。

すなわち、30年近くやってきた神道夢想流杖道やトライアスロンのパーフォマンスを向上させる、肉体疲労による筋肉の硬直の改善又は老化防止が目的ですので、どうしてもそれに必要なことしかしなくなっていますし、または同じことをするにしても逆さ立ちしてブレス・オブ・ファイヤーをするといった手荒なやり方になっています。

開脚前屈なども、股関節の柔軟性を維持することと、腰を低く落としてシュンパツ力を発揮するといった武技に必要があってしていますので、どうしても自己流で済ましています。

ここでは書ききりませんが、もし人にヨガを指導するとなると今回のようなセミナーでの指導法は大変役に立つと思いました。
    
4)タイランドの印象、今回の合宿セミナーの全般的なご感想 etc.など

上座部仏教の国に初めて来たわけですが、今回の相方先生の講義は私が知りたいと思っていた事と丁度タイミングの良い内容で嬉しかったです。

ヒンズー文化のマイナス面についても大変よく理解できましたので、今まで判らなかった点がすっきりしました。

私の道場でのヨガクラスにはいろんな人がいますので、相方先生の他流派についての批判はそのまま伝える訳には行きませんが、そういったことに
ついても今後情報交換してまいりたいと思います。

2008年1月28日月曜日

お正月合宿セミナー2008(3)

1月2日(水)ー6日(日)の4泊5日で実施された、バンコク郊外のリトリート・センター『パナ・ソム(森のアシュラム)』でのお正月合宿セミナーに参加された方のフィードバックです。
         
11名の方が参加(男性4名、女性7名)されましたが、今回のフィードバックは鍼灸師で「経絡治療」と「気功」の専門家である名古屋在住の「M.K.」さんのフィードバックです


                    
わたしたちは1998年からタイで「伝統的ヨーガ」の仕事をしていますが、バンコクの大学での「仕事期間」中に、定期的に日本人の方を対象とした合宿セミナーを郊外のリトリート・センターで実施しています。
  
『ワンサニット・アシュラム(Wongsanit Ashram)』
http://www.sulak-sivaraksa.org/en/index.php?option=com_content&task=view&id=154&Itemid=145
『パナ・ソム(Panasom)』
http://www.panasom.com/
              
今回のお正月合宿セミナーで17回目になります。各回参加者は2名から10名前後までの少人数限定です。今までの述べ参加者数は100名近くになります。
                            
合宿セミナーへの参加費用は、プログラムの実施に必要な経費の総額を参加者数で頭割りするシェアリング方式です。参加人数が増えますと、 おひとり当たりの分担分は減ります。
      
「必要経費」分で次の経費を賄っています。
・宿泊費(2人部屋での1人分)
・施設使用料
・食費
・現地交通費
・現地スタッフ経費・人件費
・プログラム・コーディネート費
・諸雑費
     
ご希望があり、利用施設に余裕あれば1人部屋を取ることも出来ます。
        
4泊5日の日程で、10名前後の参加人数の場合、お1人あたりの分担は『ワンサニット・アシュラム』の場合は2万円前後、『パナ・ソム』で3万円前後です。

講義や実習の「受講料」の部分については、「プログラム」の修了後、参加された方々がご自分の「満足度」で個人的に決める「ドネーション(ダーナ/寄進)」方式に従っています。
         
これは、「知識にお金で値段を付けてはいけない」という「精神性」の伝統を遵守しているためです。

それが、長い目で見て、最も健全で有効な運営方法であり、参加者側にも、運営側にも最良の結果もたらす、ということが歴史的に実証されています(インドの「アシュラム」やタイの「瞑想センター」では、「ダーナ(寄進)」での運営が原則です)。
           
ご協力頂いた「ダーナ」は『アジア諸国でのヨーガのプロモーション活動(PYAC)』の資金として活用されています。
       
タイではこの10年間で、スタンダードな「伝統的ヨーガ」が、深く、静かに一般社会に浸透して行き、多くの人々が「ヨーガ」からの恩恵を享受しています。
    
次はタイの周辺国のラオスやカンボジア、ミャンマーといった国々にも、徐々にスタンダードな「伝統的ヨーガ」が、深く、静かに浸透して行くことが、わたしたちの願いであり、長期的な活動目標です。
     
アジアの隣人のことをよく知り、アジアの隣国の文化に親しみ、アジアの人々と協力し合うことは、同じアジアの一角を占めるわたしたち日本人にとって大切なことであり、わたしたちのこころを豊かにします。  

日本の超多忙な日常で、知らないうちに蓄積してしまう「疲労」を中和し、新たな活力を回復するには、「アジア」と親しむことがひとつのアプローチでしょう。  
 
南国タイの豊かな自然環境での「ヨーガ」の合宿セミナーへの参加に興味のある方は、どうぞお問い合わせ下さい。

特に、日本でご一緒に活動されている同じグループのメンバーの方たちや、ご家族・親しい友人・知人同士での参加を歓迎しています。
     
-----------------------------------------------------------------------------      
合宿セミナー参加者の方のフィードバック(M.K.さん、名古屋)
  
1)「パナ・ソム」の場所と環境

場所については、よくわかりません。(車に乗っていただけなので) 
  
環境は、静かで自然が豊かで南国らしい心地よさのお陰で、リラックスできて大変良かったです。ヨーガのセミナーにも、とても集中できて良かったと思います。 

2)部屋と食事etc.
     
部屋は、広くて良かったのですが、虫が多くて、お風呂場でゴキブリを発見した時は怖かったです。
   
タオルも毎日変えて下さって、清潔を心がけて下さっているのは伝わりました。
      
食事は、2食の方が良かった気もします。大変美味しかったので、食べ過ぎてしまいました。バンコクで頂く食事より、家庭的な味で美味しかったです。
    
3)合宿セミナーの講義と実習について
  
講義
 
インド哲学&ヨーガ入門の私にも、とてもわかりやすく面白かったです。相方先生の溢れる知識ゆえ、とても深いところまで理解できたこともあります。
厭きさせない絶妙なタイミングの講義に脱帽でした。

実習
 
ひでこ先生の指導がわかりやすかったです。鼻洗浄も、ご指導のお陰で簡単にできるようになりました。瞑想の時は、どう思考を流したら良いかわかりませんでした。
      
4)タイランドの印象、今回の合宿セミナーの全般的なご感想 etc.など
      
タイは6回目ですが、バンコク以外はプーケットしか行ったことがないので、パナソムのようなタイの郊外は初めてでした。人も温かく、のんびりしていて、とても良い印象です。 
          
また、今回のセミナーを受け、仏教やタイ社会の背景を少し知ってから見るタイは、以前より親しみを感じました。

そして、伊勢丹の広場で、老若男女がお参りしている姿を見て、じわじわとこみ上げるものがありました。知識とは、こういう時に素晴らしいものとなるのだと思いました。

ヨーガに興味があり、相方先生に惹かれて集まる方々の参加するセミナーなので、皆さんと時間を共有できたことも楽しかったです。

オプションツアーにも参加したかったです。
    
私がヨーガに興味を持てなかった理由が全部排除されていたので、素直に吸収できました。  

お正月合宿セミナー2008(2)

1月2日(水)ー6日(日)の4泊5日で実施された、バンコク郊外のリトリート・センター『パナ・ソム(森のアシュラム)』でのお正月合宿セミナーに参加された方のフィードバックです。

今回は11名の参加者(男性が4名、女性が7名)で実施されましたが、以下は最高齢(81歳)の参加者であった「E.T.」さんからのフィードバックです。
                   
わたしたちは1998年からタイでの仕事をして来ていますが、2002年からは定期的に日本人の方を対象とした「ヨーガ合宿セミナー」をバンコク郊外のリトリート・センターで定期的に実施しています。
         
今回で17回目です。参加者は2名から10名前後までの少人数限定です。述べ参加者数は100名近くになります。

             
会場として利用されるのは、主に次の2施設です。どちらも、バンコクの中心部から車で1時間程度の距離です。
       
・『ワンサニット・アシュラム(Wongsanit Ashram)』
 バンコク都の北、ナコンナヨク県オンカラック

http://www.sulak-sivaraksa.org/en/index.php?option=com_content&task=view&id=154&Itemid=145

・『パナ・ソム(Panasom)』
 バンコク都の西、ナコンパトム県サラヤ
http://www.panasom.com/

    

『ワンサニット・アシュラム』はエコロジーの実験施設でもあり、ややワイルドな環境です。自然愛好派や若い世代の方に向いています。
      
『パナ・ソム』は日本で都会生活をされている方にも適した環境と設備です。中高年の方にも、滞在に無理がないでしょう。  
          

平原で「水」と調和した住環境が、タイの自然環境です。施設は『ワンサニット・アシュラム』も『パナ・ソム』も、水と調和した住環境に、タイ式の伝統的な家屋のデザインが採用されています。
      
南国タイの豊かな自然環境での「ヨーガ」の合宿セミナーに興味のある方はどうぞお問い合わせ下さい。少人数(10人未満)・同グループでの合宿セミナーを優先的にお受けしています。
      
合宿セミナー参加者の方のフィードバック(E.T.さん、東京)
  
1)「パナ・ソム」の場所と環境

バンコクの飛行場から車で1時間ばかり,街中を西に通り抜けた郊外にパナソムのセミナー会場があります。

池のまわりにコテージが散在し、橋が縦横にめぐらされ、ボートもあります。なにより自然にかこまれて、気清く、深呼吸をするだけでほんとうに気持のよいところです。
 
2)部屋と食事etc.
     
部屋はベッド二つのコテージで、4室8人OKもあります。シャワーあり、バスタブ付きもあります。ぬるま湯です。網戸がありますが蚊取り線香がある方がよいです。よく眠れました。
     
食事も最高、ごはん、おかゆ、みそ汁、豆腐、うどん、ソーメン、野菜、果物、デザート。インド料理と中華料理の中間といったところか。特別ピリ辛いのがあったのには閉口。 
       
3)合宿セミナーの講義と実習について
  
講義はクーラーのある教室で、白板、プロジェクターを駆使して分かりやすく説明してくださり、良くまとめられて,分かりやすいので、初心者にも、経験者にも、ほんとうに勉強になります。

インド5000年の歴史の中での哲学、宗教をふまえ、ヨーガのおこりと近代ヨーガ。インドの自然療法、要綱の制定動向と、世界的ヨーガの動きを勉強できました。
  
4)タイランドの印象、今回の合宿セミナーの全般的なご感想 etc.など

タイという国は仏教国であり、住民はおだやかで祈りがあり親切です。街でも,宿舎でも、親切にされて、感謝です。

今回4泊5日のセミナーは、自然に恵まれた環境で、これほど充実を感じたのは始めてです。相方宏・秀子先生ほかみなさまに心から深く感謝申し上げます。また行きますのでよろしくお願い申し上げます。

2008年1月19日土曜日

お正月合宿セミナー2008(1)

1月2日(水)ー6日(日)に4泊5日の日程で、バンコク郊外のリトリート・センター『パナ・ソム(森のアシュラム)』でお正月の「ヨーガ」合宿セミナーが実施されました。   
今回は11名の参加者の方がありました。81歳から28歳までの幅広い年齢層で、男性が4名、女性が7名でした。
    
わたしたちは2002年から、バンコク郊外のリトリート・センターを利用して、定期的に合宿セミナーを実施して来ています。毎回参加者は10名前後の少人数で、今回で17回目です。
     
会場としては、今まではバンコク都の東のナコンナヨク県オンカラック地区にある『ワンサニット・アシュラム』が主に利用されて来ましたが、今回はバンコクの西、ナコンパトム県のサラヤ地区にある『パナ・ソム』が利用されました。
      
(タイでの合宿セミナーは、今年も2・3回実施される予定です。詳細な日程は近日中にお知らせいたします)。
         
1)全体の日程
      
1月2日(水)  午後バンコク空港集合。車で移動。
1月3日(木)  終日「パナ・ソム」でセミナー
1月4日(金)  終日「パナ・ソム」でセミナー
1月5日(土)  終日「パナ・ソム」でセミナー
1月6日(日)  午前中セミナー。昼食後バンコクに移動、解散。

日本からバンコクへの往路は、1月2日(水)の午前に出発して、バンコクに午後3時半過ぎに到着する便をご利用下さい。日本からの直通便で飛行時間は5−6時間です。JL、ANA、TG、SQなど、各航空会社が運営しています。
    
バンコク空港の到着ロビーが集合場所です。集合時間は午後4時半ー5時です。その後、車でバンコク郊外のサラヤ地区、マヒドン大学サラヤ校キャンパス近くにある「セミナー・ハウス」の「パナソム(Panasom)」にチェック・インします。

夕食後からプログラムを開始します。
      
「パナ・ソム(Panasom)」 
http://www.panasom.com/
伝統的なタイの建築様式を生かした施設ですが、都会人向けのセミナー・ハウスです。

2)スワンプール空港の集合場所 
 
1.飛行機が到着
2.サテライトから空港ビル・コンコース内に入り、「イミグレーション」へ
3.「イミグレーション(Immigration)」の「パスポート・コントロール」を通過
4.荷物ベルトから預けた荷物の受け取り
5.進行方向の左手に進む
6.税関通過(申告なしのフリーパスです)
7.「ゲートC」から外に出る(国際線は「ゲートB」と「ゲートC」があります)
8.現地スタッフとわたしたちがお迎え
9.左手に進んだところにある、イスの並んだ待合い場所が「集合場所」

税関を通過するとき、左手にある「ゲートC」から到着ロビーに出て、左手に進んで下さい。そこで、わたしたちとうちのスタッフに合流します。みなさんと合流後、空港のカウンターでチャーターしたミニバスに乗って「パナ・ソム」に向かいます。スワンプール空港から「パナ・ソム」までは、車で高速道路経由で1時間少々です。 

3)1月2日(水)−1月6日(日)のスケジュール

1月2日(水)
 16:30−17:00 バンコク空港で集合
 17:00 空港を車で出発
 18:30 「パナ・ソム」にチェックイン、夕食。
 20:00 ミーティング

1月3日(木)ー5日(土)      
 06:00 実習
 08:00 朝食 
 10:00 講義
 12:00 昼食
 14:30 ティータイム・講義
 16:00 実習
 17:00 夕食
 20:15 講義
                     
1月6日(日)
 06:00 実習
 08:00 朝食
 10:00 講義
 12:00 昼食
 13:30 「パナ・ソム」をチェックアウト
 15:00 バンコク都内で解散
 
 
4)講義と実習の内容

1.講義

 ・ヨーガの歴史的背景
 ・パータンジャリ
 ・ゴーラクシャナータ
 ・クヴァラヤーナンダ
 ・近代化のプロセス

 ・ヨーガの基礎理論
 ・インド哲学的背景
 ・ヨーガの心理モデル
 ・ヨーガの生理学的モデル
 ・ヨーガの応用について

2.実習


 ・リラクセーション(シャワ・アーサナ)
 ・アーサナ
 ・ムドラー・バンダ
 ・プラーナーヤーマ
 ・クリヤ(浄化法)
 ・メディテーションの基本

5)「パナ・ソム」での過ごし方について

「パナソム」の施設と環境については、「Picasa ウェブアルバム」に写真が上げてあります。公開アルバムの「Panasom」のところです。 
http://picasaweb.google.com/hhyoga
  
1.服装について
 
1月上旬は乾季です。雨は降りません。服装は日本の夏服でOKです。タイトなスポーツ・ウエア、スパッツ、Tシャツ類は、南国では蒸暑く感じられます。また、洗濯しても乾き難いので、なるべく薄手のコットンのルーズな服が適しています。

バンコク都内のビルの中や交通機関内は過剰に冷房が効いていますので、上に羽織る長袖のシャツ類が必要でしょう。

2.「ヨーガ・マット」
    
「パナ・ソム」のセミナー室には「ヨーガ・マット」の備え付けはないので、日本でお使いのものを持ち込まれることをお勧めします。

こちらでは「キャンピングマット・タイプ」のものを「ヨーガ・マット」に流用しています。お申し込み頂ければ、こちらで準備しておくことも出来ます。1本250バーツ前後です。

3.虫除けスプレー・蚊対策
   
「虫除けスプレー」は日本から持参して下さい。常夏のトロピカルな環境ですので、「虫除け」はふんだんに使われた方が良いでしょう。また、「キンカン」などの「虫刺され薬」もご持参下さい。タイでは「レモングラス」から作られたお肌や環境にやさしいハーブ系の「虫除けスプレー」も売られています。
      
「蚊取り線香」も日本から持ち込まれても良いですが、タイランド製のものも売られています。

4.ランドリー・サービスの有無

   
ランドリー・サービスは頼むことはできますが、なるべく合宿セミナー中の洗濯はご自分でかんたんに済まされて下さい。

5.ドライヤー等の電気製品

タイランドの電圧は220Vです。海外旅行仕様の電気製品なら使えます。最近のデジカメや携帯の充電器などは「100Vー240V」の範囲で使用できるものが多いと思いますので、仕様をご確認下さい。「100Vー240V」と明記してあれば、タイでもそのまま使用できます。
     
使用電圧が100Vまででしたら変圧器が必要ですのでご持参下さい。電源プラグの形状は日本と同じですので、プラグのアダプターは不必要です。

6.講義の録音について

合宿セミナー中の講義はボイス・レコーダーで「MP3」形式で録音されます。帰国される時に「CD-R」で差し上げますので、録音器をご持参されなくても大丈夫です。

7.携帯電話、緊急連絡先

       
日本でお使いの携帯電話を「海外ローミング・サービス」の契約をして持参されるとバンコクでもそのまま使用できて便利です。また、わたしたちの携帯を「緊急連絡先」にしておいて頂いても結構です。

6)1月7日(月)の追加プログラム


「パナ・ソム」での合宿セミナーが終わった翌日、追加プログラムを予定しています。タイの「上座部仏教」の生きた伝統について、直接見聞を広めて頂くためのプログラムです。少し郊外への、楽しい外出にもなるでしょう。
  
自然環境を上手く生かしたタイの瞑想寺・瞑想センターは、一度訪ねてみる価値は十分あります。
     
1月7日(月)
 08:00 バンコク都内で集合
 10:30 「ワット・パンニャーナンダ・ラーム」訪問
 12:00 昼食
 14:00 「サティラ・ダンマ・サタン」訪問
 16:00 解散 

「ワット・パンニャーナンダラーム」はバンコク郊外のランジット地区にある、現代タイの高僧の「パンニャーナンダ・ビク」によって開設された近代的な瞑想寺です。環境の整った一般向けの瞑想センターを併設しています。
http://www.watpanya.org/

「サティラ・ダンマ・サタン」はバンコク都内の「ラームミットラ」地区にある、タイの尼僧「メイチー・サンサニット」さんの運営する近代的な瞑想センターです。キャンパス内に「タイ古式マッサージ」のセラピー・センターを併設しています。上質な「タイ古式マッサージ」を受けることが出来ます。
http://www.sdsweb.org/en/index.php
     

7)1月8日(火)の追加プログラム

8日の午後、わたしたちの仕事先であるバンコク都内のシーナカリン・ヴィロード大学人文学部の方で、大学のスタッフによる講義とヨーガのセッションを組む予定です。シーナカリン・ヴィロード大学は「スクンヴィット通り23」という、交通のアクセスの良いところに立地しています。
 
場所:
シーナカリン・ヴィロード大学人文学部6階講義室
スクンヴィット通り23
 
講義のテーマ:
ヨーガと仏教文化

1月8日(火)
 14:00 シーナカリン・ヴィロード大学集合
 14:30 講義
 15:30 休憩(1時間)
 16:00 実習(1時間半)
 17:30 終了・解散 
   
8)必要経費
     
1月2日(水)から6日(日)までの合宿セミナーのプログラム実施に関連した経費の内訳は次の項目です。2日(土)の空港での集合から、6日(日)のバンコク都内での解散までカバーされます。

1.交通費(2日空港から「パナソム」へ、6日「パナソム」からバンコクへ)       
2.宿泊代
3.食事代(2日の夕食から6日の昼食まで) 
4.施設使用料(セミナー室 etc.)
5.現地スタッフの経費・謝礼
6.全体のプログラムのコーディネート費
7.その他雑費

プログラムを実施するための「必要経費」は、4泊5日の合宿セミナー全体で1人当たり3万円前後(2人部屋共同利用の場合)と見積もっています。詳細は後ほどお知らせします。

システムとしては、プログラム実施に必要な経費の総額を参加者数で頭割りするシェアリング方式ですので、参加人数が増えますと、御1人当たりの分担分は減ります。
   
講義や実習の受講料については、「金額」を設定しない「ドネーション」方式です。これは「プログラム」修了後、参加された方々の「満足度」で個人的に決めていただいています。「精神性」の伝統に従い、定額の受講料は決めない方針です。
       
この「ドネーション」は、『H&H』の『PYAC(Promotion of YOGA in Asian Countries)/アジア諸国でのYOGAのプロモーション活動』の活動資金に加えられます。ご配慮いただければ幸いです。

1月6日(日)に合宿セミナーのプログラム終了後の自由行動につきましては、ご希望により、こちらでコーディネートいたします。お時間のある方はバンコク都内に1・2泊されて、観光をされるのも楽しいと思います。
   
9)海外旅行保険 

基本的に自己責任での「個人旅行」ですので、タイランドの滞在期間中の事故・健康上のリスクは、参加者ご本人が「海外旅行保険」に加入されることでカバーされるよう、ご手配下さい。

バンコクの医療水準は高いです。豪華ホテル並みの施設とサービスや、日本語の出来る医師の常駐している病院もあります。また、「予防接種」等はタイランドへの旅行には不要です。 

10)テキストのダウンロード

 
合宿セミナー中に利用する『講義ノート&実習マニュアル』があります。今回が初めてのご参加で、この資料をお持ちでない方は、次のホームページからダウンロードしておいて下さい。日本語版の方です(PDF)。
http://www.hhaikata.com/page015.html
    
また、タイのMCB財団で製作した「ヨーガ・ポスター」の日本語版(No.1 & No.2、JPEG)もダウンロードしておいて下さい。

11)ネーティ・ポット

      
合宿セミナーのプログラムとして、「ハタ・ヨーガ」の「クリア」の1つである「ネーティ」の実習があります。「ジャラ・ネーティ」用にはタイランドで製作した陶器製の「ネーティ・ポット」を利用しています。こちらで準備しておきます。また、「スートラ・ネーティ」用には、医療用の「フード・チューブ」を利用しています。どちらもこちらで準備しておきます。

もし、タイランド製の陶器の「ネーティ・ポット」を、まとめて日本にお持ち帰りになることをご希望でしたら、あらかじめ数量をお知らせ下さい。手配しておきます。1個150バーツでお分けします。飛行機の機内持ち込み荷物にすると、20個程度のお持ち帰りは可能でしょう。

12)「ヨーガ・マット」
     
合宿セミナー中に使用する「ヨーガ・マット」は、日本から持参されることをお勧めしていますが、もし、バンコクで「マット」の手配をご希望されるようでしたら、早めにお知らせ下さい。
      
こちらではかんたんな「キャンピング・マット」を「ヨーガ・マット」として流用しています。それをご用意できます。1本250バーツ程度です。

13)追加連絡事項 
 
1.パスポートのコピー

パスポートのコピーを2枚ご持参下さい。1枚はこちらでお預かりします。1枚はご自分の予備として下さい。

2.持ち込み通貨は円現金    

タイランドは日本の経済圏の延長ですから、お持込になる通貨は円の現金で大丈夫です。米ドル現金やトラベラーズ・チェックを用意される必要はないでしょう。
 
あらかじめ「イーバンク銀行」に振り込んでいただいた「経費」分で、合宿セミナーのプログラム実施に関連した出費は賄われます。

それ以外のお買い物や自由行動中の飲食費等の「お小遣い」分は、円の現金を持ち込まれて、現地通貨の「バーツ」に両替してお使い下さい。高額のお買い物には「クレジット・カード」利用が便利でしょう。    
     
1月2日の空港到着時に、銀行の両替カウンターで当面使われる「バーツ」を両替しておいて下さい。とりあえず、1万円程度両替されておくと良いと思います。

現在のレートで、1万円で3000バーツ前後です。お買い物の時は、およそ1バーツ=3円強の目安で計算されて、現地の物価感覚を図ると良いと思います。バンコク都内はどこでも簡単に外貨の両替が出来ます。
               
3.お茶・紅茶・珈琲 etc  
   
セミナーの休憩時間中の「お茶・紅茶・コーヒー」類は、日本から持ち込まれることも出来ます。セミナー室ではお湯は自由に使えます。日本から「ほうじ茶」のティーバック等を持参されると重宝されるでしょう。珈琲等は、もし、フレッシュ・コーヒーが良い方は、フレッシュ・コーヒーを一杯づつ淹れる「ドリップ・パック」を日本からご持参されると楽しいでしょう。
 
こちらでは、中国茶、ジャスミン茶もよく飲まれます。ベトナム茶もなかなかですね。ハスの花が入っていて、つよいジャスミン茶のようです。

4.荷物は少なめに、カバンは小さめに

日本から持ち込まれる荷物はなるべく少なめにして、カバンも小さめものに納めることをお勧めします。日本から持ち込まれるのは、せいぜい中型のトローリーとバック・パックの組み合わせで十分と思います。大型の海外旅行用ハード・ケースは重くて足手まといになります。極力避けられることが得策でしょう。
      
お土産物などは、こちらで袋やバッグを調達して詰め込むか、現地で手に入る段ボール箱に詰めて「預け荷物」にするのが賢いと思います。
        
15)参考図書  

参考図書としては、次の本を推薦いたします。どちらも、「ヨーガ」を学ぶ人にとって、とても有用なテキストです。
 
1.『インドの思想』
2.『人体の構造と機能〔改訂版〕』
http://www.ua-book.or.jp/       
            
どちらも「放送大学」の教科書として書かれたものです。「アマゾン」でも放送大学の「ウエブ・サイト」でも注文が出来ます。

1.は「インドの思想」に興味を持つ人たちが、教養として知っておくと望ましい知識が15回の講義で簡潔にカバーされています。

2.は「ハタ・ヨーガ」の技法を理解するために役立つ人体の解剖・生理学について、やはり教養として知っておくことが望ましい知識が15回の講義でカバーされています。
         
また、推薦図書としては、次の2冊も推薦いたします。どちらも、NHKラジオで放送された講義が出版されたものです。

3.『インド哲学へのいざない:ヴェーダとウパニシャッド』
4.『ブッダを語る』
http://www.nhk-book.co.jp/

どちらも著者は「前田專學」氏です。「アマゾン」でもNHK出版の「ウエブ・サイト」でも注文が出来ます。
 
前田先生のインド哲学啓蒙本はどれも有益です。日本人では珍しくインド哲学の保守本流であり、「ヒンドゥー教」の神学に相当する「ヴェーダーンタ」を専門にされた研究者ですので、視点が非常にバランスが取れています。
      
1995年にプネーである哲学学会があったのですが、その時日本から前田先生がゲストとして招聘されました。「ブッダとシャンカラーチャーリア」と言う題で講演されましたが、「仏教とヒンドゥー教」の非常にバランスの取れた視点が印象的でした。
     
われわれ日本人が「ヨーガ」やインド思想を扱うときは、「仏教とヒンドゥー教」のバランスが大切になります。わたしたちの日本の文化もインドの思想から間接的な影響を受けていますが、カテゴリーとしては「アジアの仏教徒(ブッディスト)」に属します。
   
従って、インドの「ヨーガ」を扱うときにも、あるレベルから先は、「わたしたちはヒンドゥー教徒ではない」という視点が、とても重要になります。

わたしたち日本人にとっては、「ヨーガ」を学んで行く場合にも、平行して「仏教(ブッディズム)」についての教養を深ることが、インドの「精神性」の洞察を深めて行くための有益なアプローチになります。
(続く)

2008年1月1日火曜日

お正月合宿セミナー2008

先月インドに帰っていましたが、12月28日から再びバンコクに来ています。1月16日までです。
   
1月2日から6日まで、日本から参加される方とバンコク郊外のリトリート・センター「パナ・ソム」で、4泊5日のお正月合宿セミナー2008があります。
   
今日1月1日元旦は、バンコクの「伊勢丹」前に鎮座されている「ガネーシュ」に、初詣に行きました。新年なので、たいへんな賑わいでした。
  
平穏無事な年でありますように!