2016年4月11日月曜日

カイヴァリヤダーマ研究所2016 (1)

ロナウラのカイヴァリヤダーマ研究所で実施された、オンライン・コース(YIC)の日本人受講生対象の合同スクーリングのフィードバック①です。

     
      
【合同スクーリング2016】  
日程:2016年2月21日(日)ー3月6日(日)
施設:ロナウラ・カイヴァリヤダーマ研究所
目的:オンラインコースのスクーリング
対象:オンラインコース受講生でビデオ講義での学習修了の方
参加:17名(男性1名・女性16名)+オブザーバー1名(CCY2013)
食事:菜食インド料理(自然療法の食事法に準拠)
追加:ウルリカンチャンで自然療法研修/世界遺産エローラ探訪
 
共同アルバム
https://picasaweb.google.com/103061544163066016927/2016INDIALonavla2016?authkey=Gv1sRgCOeM66TGvcb_OQ
  



   
2014年5月から開講されているオンライン・コースには、現在、14カ国から200名前後の受講生が登録、そのうちの50名余りが日本人受講生です。

今回の合同スクーリングには17名(男性1名・女性16名)の方が参加、課題レポート/プレゼンテーション/実技試験の難関を通過されて、全員YIC(ヨーガ・インストラクター・コース/カイヴァリヤダーマ発行・CYAI認定/5年間有効)の修了証を取得されました。
  


わたしたちが、ヨーガのことを、より良く知って行くには、1920年代からロナウラに蓄積されて来たリソースを活用することが確実で最短なコースです。
   
2014年の中道右派のインド人民党(BJP)政権の成立により、ヨーガの本家インドが、政府の政策レベルで「ヨーガ」を定義し、インド国民の福利厚生のために国内でヨーガを振興するばかりでなく、世界的な文化戦略のツールとしてのヨーガを打ち出して来た局面です。
 
インドでヨーガを巡る状況が急展開している現在、わたしたちは、インド発祥の仏教文化圏に属するアジア人・日本人として、インドの伝統を踏まえながらも、現代日本人に無理や矛盾のないヨーガを構築し、実践して行くことが課題と思われます。
 
 
インドの老舗カイヴァリヤダーマ研究所のオンライン・コースは、そのエントリー・ポイントのひとつになるでしょう。
 
日本でも、学術的・客観的なアプローチによる、知識の体系としての「ヨーガ」への認識が広まることが期待されます。
  

  
 
【オンライン・コース(YIC)】 


カイヴァリヤダーマ研究所のオンライン・コース(YIC)は2014年5月に開講されました。
http://kdham.com/yoga-instructors-course/
  
 インターネット上のビデオ教材での講義と、ロナウラでの2週間のスクーリングで6週間コース(CCY)相当の修了証が授与されるプログラムです。
 
5つのモジュールで、合計126講義・45時間の内容です。
 
「ヨーガ・ダルシャナ」「ハタ・ヴィッディア」「サイエンス(解剖生理学/心理学/教育)」の各分野の基本がカバーされており、ヨーガに関する教養講座とも言える内容です。
 
とりあえず、このコンテンツがあたまに入っていれば、ヨーガでの無駄な迷いは解消されて行くでしょう。

ウエブ・コンテンツへのアクセス権は無期限です。オンラインコースを修了された方も、引き続きビデオ講義での復習を続けることが出来ます。

 
モジュール1:パタンジャリ・ヨーガ・スートラ
講師:ガネーシュ・ラオ(21講義・8時間)
内容:ヨーガの理論面の枠組みの「ヨーガ・ダルシャナ」入門
 
モジュール2:伝統的ヨーガ/『アシュターンガ・ヨーガ』購読
講師:G.S.サハイ(28講義・10時間)
内容:ヨーガの技術面を構成する「ハタ・ヴィッディア」の概論
モジュール3:人体の構造と機能
講師:シャラッド・バレーカル(33講義・13時間)
内容:解剖生理学からのヨーガ理解へのアプローチ
 
モジュール4:ヨーガとメンタルヘルス
講師:R.S.ボーガル(36講義・12時間)
内容:現代心理学からのヨーガ理解へのアプローチ
 
モジュール5:ヨーガ技法の教授法
講師:リー・マジェスキー(8講義・2時間)
内容:ヨーガ指導の基本ガイドライン
 
 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
 
合同スクーリング2016+自然療法アシュラムのフィードバック
神戸在住のM.T.さん(女性)


M.T.さんは次のスケジュールで「ロナウラ2週間+ウルリカンチャン1週間」のインド研修を消化されました。

2月21日(日)
- 関空からバンコク経由でムンバイ到着
- カイヴァリヤダーマ研究所・チェックイン
 ↓
3月06日(日)
- カイヴァリヤダーマ研究所・チェックアウト
- ウルリカンチャンの自然療法アシュラム
(→ http://nisargopcharashram.org/index.html)
 ↓
3月11日(金)
- 自然療法アシュラム・チェックアウト
- プネー空港経由でムンバイ空港から帰国へ
  
 

☆☆☆☆☆
 

ロナワラでは 大変有意義な時間をありがとうございました!遅くなりましたが、記憶の新鮮なうちにフィードバックをお送りいたします。


【プロフィール】

1 住んでいるところ/ご家族のこと
 
兵庫県 西宮市
主人と犬の3人暮らしです。
 
 
2 現在されていること(仕事etc.)/今までにされて来たこと
 
現在は地元の方々と、ヨーガを共有していっております。会社員を経て カヤックやクライミングの指導に従事したこともあります。
 
 
3 関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
 
各地の民話の収集や 民俗学、ここ近年は仏教思想とその分布にも興味があります。山や自然の懐に足を運ぶことがライフワークです。

 
4 学生時代の専攻科目・職業資格・専門資格など

法学部法律学科
 
 
5 海外渡航歴/異文化親和度
 
インドは5回目、海外にはよく渡航しますが、基本的に岩場にいるので町のことはわかりません。どこにいてもやりたいことは変わらないので、異文化親和度は高いと思います。
 
 
6 ヨーガ歴/研修プログラム参加歴

ヨーガ歴は16年くらいです。

研修プログラム参加歴
2011年 穂高編①②、ワンサニット
2012年 穂高編③④、ワンサニット
2013年 久高島編
2014年 ロナワラ編、久高島編、
ワンサニット後半から タイ・ランプーンでのヴィパッサナー瞑想
2015年 久高島編、穂高オンラインコース補習
2016年 オンラインコース・スクーリング
 
 
7 ヨーガがご自分に持つ意味
 
自分がぶれそうになったとき、いつも立ち還れる土台のような場所です。 
    

  
  
【フィードバック】
 
 
1 オンラインコースのビデオ講義 
  
1.1 受講開始日/受講期間/費やした勉強時間
 
2014年9月16日開始。この春で1年半になります。ビデオを日々 時間のあるときに見て、ゆっくり勉強を進めました。
 
    
1.2 メンターによる勉強会への参加回数(穂高/東京/鎌倉/大阪)

  
穂高編、その他 大阪編は毎回参加。鎌倉編は参加出来ておりませんが 資料を頂戴しています。
 
   
  
1.3 ビデオ講義の内容(難易度/ご自分の理解度) 

1.3.1 モジュール1 パタンジャリ・ヨーガ・スートラ
 
難易度は高いです。でもメンターのK.N.さんが非常にわかりやすく勉強会で解説してくださり、実に面白いです。
 
『ヨーガ・スートラ』に始まり、『ヨーガ・スートラ』に終わると実感しています。ラオ先生の講義は抜群に面白いです。何度も繰り返し 見ています。
 
   
1.3.2 モジュール2 伝統的ヨーガ
(チャランダースの『アシュターンガ・ヨーガ』)
 
当初、チャランダースさんの名前も聞いたことがなく、一体人の名前なのか 本の名前なのかもわかりませんでした。でもサハイ先生のお話は ゆっくりとわかりやすく、PDFもあり、またメンターのA.K.さんが的確にまとめた資料を作ってくださって、理解が進みました。
 
 
1.3.3 モジュール3 ヨーガとこころの健康
(YOGA AND MENTAL HEALTH)
 
難易度は高いです。ビデオ開始後5分くらいで 必ず眠ってしまいます。結局最後まで起きて見ていたことがありません。環境音楽のようです。ボガール先生の綺麗なターバンの色しか 記憶にありません。
 
 
1.3.4 モジュール4 人体の構造と機能
(STRUCTURE & FUNCTION OF HUMAN BODY)  
 
一番わかりやすくて面白い教科です。プラーナーヤーマの項目はすぐに実践に移し、勉強になります。
 
 
1.3.5 モジュール5 ヨーガ技法の教授法
(TEACHING METHODOLOGY)
 
これはまあ適当に聞き流していました。









1.4 ビデオ講義で興味深かったこと/疑問に思ったこと/さらに興味を持たれたこと
 
こんな宝物のような知識に オンラインで繋がれるなんて、素晴らしい時代だなとありがたく思います。

でも、字幕がないのに相当苦労しました。日本語版がもちろんできてくれれば 申し分ありませんが、せめて単語の綴りがわからないと辞書がひけません。各教科、PDFのような紙の資料が 海外の生徒には必須だと思います。

ラオ先生の他の講義もさらにプラスされるなら、ぜひ選択したいです。
  

 
2 合同スクーリング2016
 
 
2.1 カイヴァリヤダーマ研究所について
 
2.1.1 ロナウラという環境と研究所の施設

 
カイヴァリヤダーマは3回目です。いつもこの時期に訪問しているので、気候も環境も快適です。
 
    
2.1.2 ゲスト・ルーム(HCC/Amrta/Soham)とキッチンの食事
 
私はAmrta kutiという女子寮に滞在しました。CCYやディプロマの学生と仲良くなり 色々教えてもらいました。
 
    
 
ツインのお部屋は広く、机も各自一個あるので、快適に勉強できます。バスとトイレがセパレートで、毎日必要ならお掃除してもらえます。
 

お食事は 毎回違うメニューで申し分ないのですが、旅の後半、体調を崩したときに準備してくださった白米のおかゆがとても嬉しかったです。


 
2.1.3 講義室(図書室)と実習室(Manana) 
 
図書室はちょうどいい広さで、先生との距離も近く講義が聴きやすかったです。机のフタを持ち上げないと 椅子に座れない仕組みに困りました。(先生が来られたときに立ち上がろうと思うと、ノートがバサバサと落ちます)
 
実習室も 新しく素敵なつくりですが、今回は数え切れないほど蚊に刺されました。朝の瞑想の時間は 特に集団リンチ合いました。各自虫除けが必須です。
 
    
2.1.4 スタッフの対応


みんな優しくて親切です。困ったらなんでも尋ねます。

   
 
2.2 講師陣の講義


ビデオの先生方から ライブで講義を伺えるのは とても嬉しい、いい経験でした。ゆっくり喋ってくださるからか、ビデオより英語もわかりやすかったです。

特別編の、アーユルヴェーダやナチュロパシーの講義があって嬉しかったです。本当は このあたりの概論も オマケとしてビデオ付録にあると総合的な力になるなあと感じました。

  

2.3 クティ(Kuti)でのプログラム


『ヨーガ・スートラ』の読誦は「ロナワラ2014」編に続き2回目です。耳で聞き覚えるというのはすごいもので、今もスラスラと出てきます。

今回はKriya yogaとはこういうものなのかなと、なんとなく肌で感じるようになりました。 
  

2.4 実習クラス/実習試験
  
わかりやすいよい誘導でした。せっかく2週間詰めてヨーガ実習できる機会なのでバンダやムドラ、プラーナーヤーマももう少し 踏み込んだ練習がしたかったです。
 
実習試験も抜きうちでしたが、出来ることしか出来ないし、これは積み重ねなので、別に慌てませんでした。
  
   
2.5 課題レポート
 
人生で一番勉強した時間でした。夜21時までの講義のあとから深夜まで連日、よく勉強しました。
  
過去のノートを何度も読み返し、いいことを教わっているのに忘れていることに気づきました。先生方のところへ教えてもらいに行ったり、学生さんとお話したり、友人と討論したりすることでずいぶん理解が深まりました。
  
睡眠時間が少なくて、体調は崩しましたが、レポートのおかげでずいぶん充実したと思います。
 


2.6 プレゼンテーション

「アシュタンガと◯◯」というお題でした。みんなそれぞれ、自分の人生経験と結びつけてお話をされ、とても面白かったです。
 

3 オンライン・コースの総括

3.1 オンライン・コースを受講したメリットがあったかどうか
  
多大にありました。

環境的になかなか6週間まとめて時間をとることは難しいですが、日々自分のペースで 学んでいけるのは大きかったです。

東京と大阪で勉強会を定期的に開催してくださっていることが大きな助けとなっています。
 
   
 
3.2 ロナウラでの合同スクーリングで深まった体験や理解

講義の内容だけではなく、先生方の背中や姿勢からも生きた学びがありました。

図書館の司書の先生や、色々な方々にわからないことをぶつけて、それぞれが、それぞれの方向から答えて下さいました。

どの答えも みんな同じ方向を指していることが興味深かったです。1年いたら、大変だろうけど面白いだろうなあと思います。

   

3.3 ご自分の今後のヨーガの方向性について


アヴィヤーサに尽きると思います。最低限の土台のあり方を教わりましたので、これを日々の暮らしの中で 実践しながら 深めていきたいと思います。
 
  

3.4 「オンラインコース+合同スクーリング」の経済面での費用対効果/満足度


十分な対費用効果があると思います。とても満足しています。

私は一番に登録したので 当初の金額500ドルでオンラインコースを受講していますが、こんなコンテンツで500ドルは安いとありがたく思っています。
 
 
 
3.5 今後オンラインコース受講を考えている方へのアドバイス

 
英語がそこそこ聴ける方は、ぜひ受講されるといいと思います。日本にいながら、正しい古典筋から学べるチャンスはそうありません。
 
聴いていたら英語も徐々にわかってきますし、東西の勉強会はとても勉強になります。
 
  
 
3.6 日本からの旅程・航空便

 
私は関空からタイまでタイ航空、タイからムンバイまでジェット・エアウェイズを利用し、待ち時間もなく快適でした。全部で 12万円くらいだったと思います。

タイで帰りにマッサージができて、疲れた身体がほぐれました。
 
  
 
3.7 インド全般のご感想・役立つ情報などetc.
インドという国、その有機体は、私を成長させてくれる大きな引力を持っています。わからないことはわからない、ときちんと尋ね、意見をハッキリ言う。この姿勢があれば、いいと思います。

今回も不思議なご縁に たくさん紡がれました。日本では漠然とわかりにくいけれど、インドのような苛烈な土地では、縁や運不運が、かなり色濃くあらわれます。

自分の行いが、自分に返ってくるカルマの法則を実感する場所です。
  
 
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 
 
   
4 自然療法アシュラム
 
 
4.1 ウルリカンチャンの環境とアシュラムの施設

 
2回目の滞在です。

ロナワラより一段と田舎です。環境はいいのですが、夜中じゅう 汽笛を鳴らす汽車と薬剤散布に閉口します。薬剤散布が来たら 部屋を閉め切り、逃げます。

全体的にのんびりとした、いところです。
 
 
4.2 ゲスト・ルームとキッチンの食事

 
私たちは一泊900ルピーのいいお部屋でした。お湯も出て快適です。
 
今回はRaw diet と Fruit diet食でしたので、昼間は 生野菜をパリパリ、夕方は季節のフルーツを好きなだけ食べ、大変満足でした。味覚が正常に戻っていくのがわかります。

食べていても5日間で3キロ痩せましたが、病的にではなく、身体も軽く気持ちよくなりました。
 
 
4.3 自然療法医のガイダンス(食事療法)

私は特別 不定愁訴がなかったため、フルーツが美味しい時期だからフルーツダイエットしてみる?』いうような自由なガイダンスでした。今回は滞在が短かったからかもしれません。

次回はもう少し長く滞在して、きちんとファスティングしたいと思っています。
 
 
4.4 アシュラムで提供されている各種治療プログラム
  
マッサージ、スティームバス、マッドパック、エネマなどなどを処方されました。体調が悪いときは 選択しました。
 
  
4.5 ガンディー主義(Gandhian Philosophy)について
 
自然の摂理にそった生き方を推奨し、自分の努力で健康を維持するこの思想に私は賛同します。

国や地域には様々な医療体系がありますが、ガンディー主義、ナチュロパシーの哲学は普遍の真理です。

カイヴァリヤダーマのナチュロパシー医のグプタ先生の言葉が胸に残っています。

『自然界の5元素でおおよその病気は治るものです。5元素で治らないときは、身体の使用期限が終わるとき。その時に向かって 心を整えていくのです』

  
4.6 自然療法アシュラムに滞在したメリットがあったかどうか
あります、また再訪します。

ヴィパッサナーでもそうですが、ここで素晴らしいのは 全ての情報が遮断され、不要なものに心が惑わされずに済むということも大きいです。
 
心身のファスティングです。
 
  
4.7 今後ウルリカンチャンを訪問される方へのアドバイス 
 
自分で体験したことしか身につきません。ぜひご自分の身体で試していただきたいです。
  
    

  
☆☆☆☆☆


最後に、今回のスクーリングを導いてくださった先生方、様々なサポートを現地と日本から行ってくださったKさんとNさん、一緒に歩いた仲間のみなさんに、心からの感謝を申し上げます。
 
かけがえのない時間を過ごせました。いつも自分が立ち還る たしかな土台となりました。
 
やっと入り口に立ったなあ、というのが正直な感想です。ここから一歩一歩 あるいていこうと思います。今後とも、ますますよろしくお願いいたします。
 
 

 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2015年12月19日土曜日

【お知らせ】穂高2016

日程:2016年5月27日(金)ー6月19日(日)
主題:伝統的ヨーガの理論と技術
会場:穂高養生園 (長野県安曇野市穂高 → http://www.yojoen.com/ )
 















 
☆☆☆☆☆
     
2016年5月・6月に、長野の穂高養生園で予定されている「穂高2016」についてのお知らせです。 
      
毎年、日本でセミナーを実施できる期間は限られているのですが、出来るだけ、ヨーガへ深い関心を持たれている方への要望に応えて行きたい、と思います。    
 
ヨーガについて考えていく場合も、「歴史的考察」と「構造的考察」が必要です。
      
縦軸が歴史的考察、横軸が構造的考察となり、現在自分が立っている場所がマッピングされ、次に、自分がどこに向かうのかが浮かび上がります。
      
最近インド側で、ヨーガについて現代的な視点から、アカデミックなインド学に基づいた歴史的考察や、インド哲学に基づいた構造的考察をするための教材が整備されて来ています。
  

ヨーガの学習は、次の3ステップ考えると解り易いと思われます。
    
1. ヨーガの実践によるヨーガ的効果の体感の深化
2. ヨーガの根拠となる伝統的ヨーガの理論と技術への理解
3. ヨーガの背景にあるインド起源の精神性(仏教伝統を含む)+ローカルな精神文化への洞察
      
諸外国でのヨーガにまつわる混乱や問題の多くは、ステップ2の部分の知識が不足していることが主な原因です。 
     
しかし、この問題は、1920年代から西インド・マハーラーシュトラ州ロナウラに蓄積されて来たヨーガの学術的なリソースに触れて行くことで、段階的に解消して行くことが可能です。
        
また、ステップ1に関しては、ヨーガ的効果の体感レベルを深めて行くには、学ぶ環境が大きな影響を与えます。
     
特に、内面への微細な感受性が要請されるプラーナーヤーマでは、実習する環境によって、かなりの差が出るものです。
      
長野・安曇野の山奥の自然に包まれた穂高養生園は、集中したヨーガの学習と実践にも、ほぼ理想的な条件が整っています。





☆☆☆☆☆
       
① 5月27日(金)-5月29日(日):一般編
② 5月29日(日)-6月01日(水):技術編/ヨーガ経験者対象
③ 6月03日(金)-6月06日(月):理論編/リピーター対象
④ 6月09日(木)-6月12日(日):オンラインコース補習編
⑤ 6月16日(木)-6月19日(日):追加プログラム
    
5月27日(金)穂高2016①一般編
5月28日(土)↓
5月29日(日)↓穂高2016②技術編
5月30日(月)   ↓
5月31日(火)   
 
6月01日(水)   ↓
6月02日(木)OFF
6月03日(金)穂高2016③理論編
6月04日(土)↓
6月05日(日)↓
6月06日(月)↓
6月07日(火)OFF
6月08日(水)OFF
6月09日(木)穂高2016④オンラインコース補習編
6月10日(金)↓
6月11日(土)↓
6月12日(日)↓
6月13日(月)OFF
6月14日(火)OFF
6月15日(水)OFF
6月16日(木)
穂高2016⑤追加プログラム
6月17日(金)↓
6月18日(土)↓  
6月19日(日)↓

  
【穂高2016①:一般編】  
日程:5月27日(金)-5月29日(日)/2泊3日
内容:養生園主催の一般向けプログラム
定員:25名
対象:初心者から指導層まで
申込:穂高養生園のホームページから
    
5月27日(金)穂高2016①:一般編2泊3日
5月28日(土)↓
5月29日(日)↓
    
①は養生園主催の2泊3日週末ワークです。穂高養生園のホームページからの申込みになります。
→ http://www.yojoen.com/
       
テーマは、「伝統的なヨーガの理論と技術に親しむ」です。初心者からベテランまで、あらゆる層の方が対象です。 
   
   
【穂高編2016②:技術編】
日程:5月29日(日)ー1日(木)/3泊4日
内容:技術編(アーサナ/プラーナーヤーマ/ムドラー)
定員:14名前後
対象:ヨーガ経験者/技術面の深化を志向する方
  
5月29日(日)穂高2016②:技術編3泊4日
5月30日(月)↓
6月01日(火)↓
6月02日(水)↓
  
③は技術編です。ヨーガ経験者・リピーターの方が対象です。
     
ヨーガの伝統文献で論じられているコンセプトを確認しながら、技術面の理解を深めます。
       
「一般編→技術編」は継続した内容になります。ご都合の付く方は、2つのプログラムを連続して受講されると、伝統的なヨーガの理論と技術について学ぶ有益な機会になると思います。
  
 
【穂高2016③:理論編】
日程:6月3日(金)-6日(火)/3泊4日
定員:14名前後
内容:理論/統合編(ヨーガの理論面・インド思想への洞察)
対象:リピーターの方/プラーナーヤーマから瞑想への移行
 
6月03日(金)穂高2016③:理論編3泊4日
6月04日(土)↓
6月05日(日)↓
6月06日(月)↓
   
④は理論編です。リピーターの方が対象です。
         
ヨーガの伝統文献(『ヨーガ・スートラ』『ゴーラクシャ・シャタカ』『ハタ・プラディーピカー』)の内容を概観しながら、ヨーガの理論面とインド思想全般への理解を深めます。
  
  
【穂高2016④:オンラインコース補習編】
日程:6月9日(木)-12日(日)・3泊4日
定員:14名前後
内容:オンラインコース補習編
対象:オンラインコース受講生

6月09日(木)穂高2015④:追加プログラム3泊4日
6月10日(金)↓
6月11日(土)↓
6月12日(日)↓
  
④は、2015年5月から開講されているカイヴァリヤダーマ研究所のオンラインコース受講生の方を対象とした、補習講座です。
 
 
【穂高2016⑤:追加プログラム】
日程:6月16日(木)-19日(日)・3泊4日
定員:14名前後
内容:参加者の意向中心(技術編+理論編)
対象:ヨーガ経験者/技術面・理論面の深化を志向する方
   

6月16日(木)穂高2016⑤追加プログラム↓
6月17日(金)↓
6月18日(土)↓  
6月19日(日)↓

⑤は追加日程・追加プログラムです。参加者のみなさんのご意向・ご要望で内容が決まります(技術編+理論編)。
  
 
☆☆☆☆☆

2015年7月16日木曜日

【お知らせ】ワンサニット2015

今年も11月末から、恒例の11日間の専門コース「ワンサニット2015」が予定されています。



      
日程:11月28日(土)ー12月8日(火)
施設:バンコク郊外のワンサニット・アシュラム
主題:伝統的ヨーガの理論と技術/アジアの精神性とヨーガ
目的:ヨーガをライフ・ワークとして続ける自信を提供
対象:主にリピーターの方
定員:15名前後
施設:アウトドアー派のエコロジー実験施設(冷房・温水シャワー無)
食事:菜食タイ料理
費用:実費分担+ドネーション
追加:タイの瞑想センターでVipassana
     
   






   
ワンサニット・アシュラムはサティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団傘下の団体で、1985年にドイツからの助成金を得て、エコロジーの実験・実践のために造られた施設です。
           
キャンパス内の施設は自然環境を生かしたアウト・ドアー系です。自然療法センターとしても利用されています。
       
食事はタイ料理式の菜食・玄米食です。南国ですのでフルーツが多彩で豊富です。
 
 
  


   
        
☆☆☆☆☆
  
        
わたしたち現代人が、どのようにヨーガと付き合って行くかは、まだ答えが出ていない、現在進行中のテーマです、、、 
           
長い歴史を持つヨーガをかんたんに理解することや、語ることは、もともと不可能です。
       
インドの伝統文化であるヨーガが、インド文化圏の外に知られるようになってまだ100年未満です。そのため、ヨーガには、どうしても情報不足から来る問題が伴います。
      
ヨーガと良好な関係を築いて行くには、中立的・客観的な知識の厚みを増やしながら、具体的に、今の自分自身に何が必要で、現実的に、自分に何が実行可能かを確認しながら、一歩一歩進むことが、確実な対応になると思われます。
        
ヨーガは、インドの古代の精神性にルーツを持ちながら、中世的な宗教文化も何重に身にまとっています。
      
わたしたちが、あえてヨーガを実践するメリットは、生きた自然と一体化した伝統的な人間観と、近代科学文明が前提とする無機質で機械的な人間観との統合・共存にあると思われます。
         
自分の心身のバランスに留まらず、わたしたちを取り巻いている環境・文化・歴史とも複合的にバランスの取れた、重層的で豊饒な人生観を築いて行くことが、ヨーガのメリットでしょう。  
       
わたしたち日本人にとってのヨーガは、長い年月を経て日本化されたインド起源の大乗仏教の精神性と、その底流にある漠然とした日本的感性の気分を再発見・再認識するプロセスでもある、とも思われます。
        
その確認には、東南アジアの敬虔な仏教国のタイという環境でヨーガを扱うと、わたしたちの深層に作用する重層的な意味を持つようです。
  
   
☆☆☆☆☆

2015年1月10日土曜日

【お知らせ】穂高編2015

日程:2015年5月23日(土)ー6月14日(日)
主題:伝統的ヨーガの理論と技術
会場:穂高養生園
(長野県安曇野市穂高 → 
http://www.yojoen.com/ )
    
    

















 

☆☆☆☆☆

    
5月・6月に、長野の穂高養生園で予定されている「穂高編2015」についてのお知らせです。 
     
毎年、日本でセミナーを実施できる期間は限られているのですが、出来るだけ、ヨーガへ深い関心を持たれている方への要望に応えて行きたい、と思います。 
    
ヨーガの学習は、次の3ステップ考えると解り易いと思われます。
    
1. ヨーガの実践によるヨーガ的効果の体感の深化
2. ヨーガの根拠となる伝統的ヨーガの理論と技術への理解
3. ヨーガの背景にあるインド起源の精神性(仏教伝統を含む)+ローカルな精神文化への洞察
     
昨今の、ヨーガにまつわる混乱や問題の多くは、ステップ2の部分の知識が不足していることが原因です。 
    
この問題は、1920年代から西インド・マハーラーシュトラ州ロナウラに蓄積されて来たヨーガの学術的なリソースに触れて行くことで、段階的に解消して行くでしょう。
      
また、ステップ1に関しては、ヨーガ的効果の体感レベルを深めて行くには、学ぶ環境が大きな影響を与えます。
     
特に、内面への微細な感受性が要請されるプラーナーヤーマでは、実習する環境によって、かなりの差が出て来るものです。
      
長野・安曇野の山奥の自然に包まれた穂高養生園は、集中したヨーガの学習と実践にも、ほぼ理想的な条件が整っています。





☆☆☆☆☆
       
① 5月23日(土)-5月26日(火):統合/教養編/リピーター対象
② 5月29日(金)-5月31日(日):一般編
③ 6月01日(月)-6月04日(木):技術編/ヨーガ経験者対象
④ 6月06日(土)-6月09日(火):理論/統合編/リピーター対象
⑤ 6月11日(木)-6月14日(日):オンラインコース補習編
   
5月23日(土)穂高編2015①統合/教養編
5月24日(日)↓
5月25日(月)↓
5月26日(火)↓
5月27日(水)OFF
5月28日(木)OFF
5月29日(金)穂高編2015②一般編
5月30日(土)↓
5月31日(日)↓
6月01日(月)穂高編2014③技術編
6月02日(火)↓
6月03日(水)↓
6月04日(木)↓
6月05日(金)OFF
6月06日(土)穂高編2014④理論/統合編
6月07日(日)↓
6月08日(月)↓
6月09日(火)↓
6月10日(水)OFF
6月11日(木)穂高編2014⑤オンラインコース補習編
6月12日(金)↓
6月13日(土)↓
6月14日(日)↓
  
   
【穂高編2014①:統合/教養編】
日程:5月23日(土)-26日(火)/3泊4日
内容:ヨーガの背景にあるインド起源の精神性への洞察
定員:14名前後
対象:リピータの方
      
5月23日(土)穂高編①:統合編/教養編3泊4日
5月24日(日)↓
5月25日(月)↓
5月26日(火)↓
     
①は、リピーターの方対象のプログラムです。「統合編/教養編」という内容になります。
     
ヨーガの背景にある、インド起源の精神文化についての教養・洞察を深めるというテーマです(インド的な死生観など)。  
 
  
【穂高編2015②】  
日程:5月29日(金)-5月31日(日)/2泊3日
内容:養生園主催の一般向けプログラム
定員:25名
対象:初心者から指導層まで
申込:穂高養生園のホームページから
  
5月29日(金)穂高編②:一般編2泊3日
5月30日(土)↓
5月31日(日)↓
   
②は養生園主催の2泊3日週末ワークです。穂高養生園のホームページからの申込みになります。
→ http://www.yojoen.com/
     
テーマは、「伝統的なヨーガの理論と技術に親しむ」です。初心者からベテランまで、あらゆる層の方が対象です。 
 
  
【穂高編2015③:技術編】
日程:6月1日(月)ー4日(木)/3泊4日
内容:技術編(アーサナ/プラーナーヤーマ/ムドラー)
定員:14名前後
対象:ヨーガ経験者/技術面の深化を志向する方
 
6月01日(月)穂高編③技術編3泊4日
6月02日(火)↓
6月03日(水)↓
6月04日(木)↓
 
③は技術編です。ヨーガ経験者・リピーターの方が対象です。
     
ヨーガの伝統文献で論じられているコンセプトを確認しながら、技術面の理解を深めます。
       
「一般編→技術編」は継続した内容になります。ご都合の付く方は、2つのプログラムを連続して受講されると、伝統的なヨーガの理論と技術について学ぶ有益な機会になると思います。
  
 
【穂高編2015④:理論編/統合編】
日程:6月6日(土)-9日(火)/3泊4日
定員:14名前後
内容:理論/統合編(ヨーガの理論面・インド思想への洞察)
対象:リピーターの方/プラーナーヤーマから瞑想への移行

6月06日(土)穂高編④理論/統合編3泊4日
6月07日(日)↓
6月08日(月)↓
6月09日(火)↓
 
④は理論/統合編です。リピーターの方が対象です。
        
ヨーガの伝統文献(『ヨーガ・スートラ』『ゴーラクシャ・シャタカ』『ハタ・プラディーピカー』)の内容を概観しながら、ヨーガの理論面とインド思想全般への理解を深めます。
 
 
【穂高編2015⑤:オンラインコース補習編】
日程:6月11日(木)-14日(日)・3泊4日
定員:14名前後
内容:オンラインコース補習編
対象:オンラインコース受講生

6月11日(木)穂高編2014⑤3泊4日
6月12日(金)↓
6月13日(土)↓
6月14日(日)↓
 
⑤は、昨年5月から開講されているカイヴァリヤダーマ研究所のオンラインコース受講生の方を対象とした、補習講座です。



☆☆☆☆☆
 

2014年8月15日金曜日

【お知らせ】ワンサニット2014

日程:11月30日(日)ー12月10日(水)
施設:バンコク郊外のワンサニット・アシュラム
主題:「伝統的ヨーガの理論と技術」「ヨーガとアジアの精神性」
目的:ヨーガをライフ・ワークとして続ける自信を提供
対象:リピーターの方
定員:15名前後
施設:アウトドアー派のエコロジー実験施設(冷房・温水シャワー無)
食事:菜食タイ料理
費用:実費分担+ドネーション
追加:タイの瞑想センターでVipassana
         

「ワンサニット・アシュラム」はサティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団傘下の団体で、1985年にドイツからの助成金で、エコロジーの実験・実践のために造られた施設です。

→ http://www.wongsanit-ashram.org/
   
バンコクの中心部からは車で約1時間半、隣県のナコンナヨック県のオンカラック区にあります。セミナー・ハウスとしても解放され、各種のワークショップが定期的に行われ、外国からもワークショップ・グループがよく訪れます。
 
サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団の代表のスラック・シヴァラクシャ氏は仏教思想家・活動家として世界的な著名人で、ノーベル平和賞にも3回ノミネートされています。
  
キャンパス内の施設は自然環境を生かしたアウト・ドアー系です。自然療法センターとしても利用されています。
食事はタイ料理式の菜食・玄米食です。南国ですのでフルーツが多彩で豊富です。 
     
● 伝統的ヨーガの理論と技術
   
依然、世界的にヨーガに対する関心や期待は高まる一方ですが、では、実際に「ヨーガ」を提供する側が、そのような社会的な期待に十分応えているかどうかは、大いに検証が必要な段階に来ています。
 
「ヨーガ・ヨガ」と名が付いている社会現象を見回すと、商業性・ファッション性を優先するものが大半で、ヨーガを実習する人たちの内面的な進歩は考えられていない、ように見受けられます。
  
それらは、「エンターテインメント」のカテゴリーに分類することが相応しい活動に思えます。「エンターテインメント・ヨガ」ですね。
 
ヨーガは始めるのはかんたんで、入り口もいろいろあるように見えますが、実際にヨーガの中に入ってから、たいへんになるものです。
 
役立つ地図を持って、一歩一歩、慎重に進んで行かないと、かんたんに「ヨーガの森」で迷子になることがあります。
  
『伝統的ヨーガの理論と技術』というアプローチは、迷路のような「ヨーガの森」を歩いて行く明らかな道標として役立って行くことを志向しています。
 
具体的には、
1. ヨーガのコンセプト (Yogic Concepts)
2. ヨーガの方法/技術 (Yogic Methods/Techniques)
3. ヨーガの作用/効果 (Yogic Effects/Benefits)
の3点を常に確認して行くことで、ヨーガについての疑問を解消し、ヨーガを必要に応じて最適化して行く方向性を浮かび上がらそうとするものです。
    
● 南国の仏教国タイ
  
2001年に始まったバンコクの大学での仕事が安定して来た2004年から、ワンサニット・アシュラムで日本の方対象の合宿セミナーが始まりました。
 
当初は5日間程度の一般的なリトリート・コースでしたが、2009年から10日間から2週間の専門コースに発展しています。 
  
南国の仏教国のタイでヨーガの研修コースを実施することには、様々なメリットがあります。
 
同じアジアの仏教圏にありながら、東アジアの日本の漢訳仏典による大乗仏教文化と、東南アジアのタイのパーリ語仏典の上座部仏教文化を重ね合わすことは、仏教の精神性について考える絶妙なコントラストを提供して呉れます。
  
それは、ヨーガに興味を持ち、ヨーガを実践している日本のみなさんの知性と感性をほど良く刺激し、心の深層へと働きかけて呉れるものでもあります。
 
共通点や相似点が多いながらも、どこか異なる異国の文化と国民性に接することは、特に、ヨーガのようにボディー・ワークとして身体と心を扱う分野では貴重な体験となるものです。
 
自分にとって、今までと違った、新しいものの見方や感じ方が開かれて行く契機になるものと思われます。
  
● ワンサニット・アシュラムのメリット
 
長い長い歴史を持つ「ヨーガ」を、かんたんに理解することや、一口で語ることは、もともと不可能です。
 
ですから、継続的な勉強が必要ですし、今の自分自身に何が必要で、何が具体的に実行可能かを確認しながら、一歩一歩進むことが、現実的な対応になります。
 
ヨーガは、インドの古代の精神性にルーツを持ちながら、中世的な宗教文化も身に纏っています。常に、インドの精神価値体系における自己探求(Adhyatmika)の方法論であったのが伝統的ヨーガです。
 
近年、アメリカで捏造された健康・フィットネス産業の消費材としての「新興ヨガ/エンターテインメント・ヨガ」は、永続的な効果をもたらしませんね。

わたしたち日本人にとっての「ヨーガ」は、長い年月を経て日本化された大乗仏教文化のルーツにある、インド起源の精神文化が醸し出す、あの漠然とした気分を再発見・再認識するプロセスでもあると思えます。

それが、わたしたちの身心に永続的な効果をもたらす「ヨーガ」でしょう。

その確認には、東南アジアの敬虔な仏教国のタイという環境でヨーガを扱うと、わたしたちの深層に作用する、重層的な意味があるようです。

また、ヨーガのように、自分自身の身心の機能に深く作用して行く実習は、学ぶ環境を選ぶことが有利です。都会のビルの中のセミナー室では、限界があります。

「ワンサニット・アシュラム」のようなエコな自然環境の中で、からだとこころを自然のリズムに浸しながら学習と実習を続けることが、長く続く効果を保証します。

「ヨーガ」が自分自身に意味があると考えられ、自己研修のためにある期間海外に出かけることが出来る条件にある方は、「ワンサニット・アシュラム」での合宿セミナーは、期待以上の、総合的な効果を与えてくれると思われます。

☆☆☆☆☆
  

2014年5月11日日曜日

カイヴァリヤダーマ研究所の6週間コース2014 (2)

カイヴァリヤダーマ研究所・付属カレッジ
冬期6週間コース(CCY)総括レポート

期間:2014年1月15日-2月24日
 

ロナウラのカイヴァリヤダーマ研究所付属カレッジで2014年1月2月の6週間コース(CCY)を受講された神奈川在住のN.K.さん(女性)の総括レポートです。

本家インドの老舗のヨーガ研究所の付属カレッジ(1951年開校)で、ヨーガを集中的に学ぶことについての、貴重な現地報告です。

本家のインドで、体系的にヨーガの勉強をされたい方は、この6週間コースから(CCY)始めて、条件が許すようなら、次の1年間コース(DYEd)に進学、というのが、無理なく、確実なパターンです。

2014_CCY.JanFeb

 

【カイヴァリヤダーマ研究所・6週間コース(CCY)】

カイヴァリヤダーマ研究所付属カレッジでは、年2回、6週間コース(CCY)が開講されています。
 
日程:1月15日ー2月24日 / 5月2日ー6月11日
期間:6週間(5週間の講義+1週間の試験)
施設:カイヴァリヤダーマ研究所付属カレッジ
言語:英語とヒンディー語のバイリンガル
資格:高卒以上(最終卒業校の卒業・成績証明書提出)
年齢:制限なし
食事:菜食インド料理(自然療法の食事法に準拠)
締切:12月15日(1月コース)/3月31日(5月コース)
費用:(授業料・宿泊・食事込)留学生1000ドル
 
【付属カレッジのコース】
G.S.College of YOGA and Cultural Synthesis,(Recognised by NCTE, Govt. of India)
Kaivalyadhama Yoga Institute, Lonavla - 410403

カイヴァリヤダーマ研究所の付属カレッジの6週間コース(CCY)は、エントリー・レベルのスタンダードでアカデミックなコースです。

もともと現役の学校教職員の方が夏期休暇中にロナウラでヨーガ教育の6週間の集中研修を受けて、学校教育の現場にヨーガを導入することを目的に組み立てられたものです。

ヨーガを自分のライフ・スタイルに取り入れて行くための必要十分な基礎知識が提供されますし、伝統的ヨーガへの洞察や、効率的なヨーガ指導のための枠組みも紹介されます。

外国人にとっても、「カイヴァリヤダーマ」のCCYコースは、インドでのヨーガ学習の、最適で必要十分な導入プログラムとなります。

今までに、30名以上の日本人の方がCCYコースを受講されています。

【 カイヴァリヤダーマ研究所】
Kaivalyadhama Yoga Institute
Lonavla-410403, Dist.Pune, Maharashtra, India
http://www.kdham.com/

カイヴァリヤダーマ研究所は、近代的ヨーガ研究のパイオニアであるスワーミー・クヴァラヤーナンダ(1883-1966)によって、1924年にインド・マハーラーシュトラ州のロナウラに設立された、インドで(世界で)初めてのヨーガの学術的研究所です。

カイヴァリヤダーマ研究所で、伝統的なハタ・ヨーガの技法の生理学的・心理学的な効果が実証的に研究されたことで、ヨーガが一般社会の教育・医療分野で応用される方向性が確立されました。

現在、キャンパス内では
・サイエンス・ラボ(Scientific Research Department/SRD)
・哲学・文献学研究室(Philosophico-Literary Research Department/PLRD)
・付属カレッジ(G.S.Colledge of Yoga/GSC)
・ヘルスケア・センター(Health Care Center/HCC)
・付属小中学校(Kaivalya Vidya Niketan/KVN)
などが運営されています。
 
 


photo 82014_ 3_25_16_30 (1) 2014_ 3_25_16_30 (3)

 
【プロフィール】

1. 住んでいるところ/ご家族のこと
 
神奈川県逗子市に家族(夫、娘中学生)、近所にお祖母ちゃん。
 
2. 現在されていること(仕事etc.)/今までにされて来たこと
 
現在: こどもとお母さんのための子育て支援スペースでアーサナ・クラス担当、
料理教室など楽しそうなことの企画運営、たまにパートタイム労働もしている。
 
以前: 
メーカーの営業部で営業職。
   
3. 学生時代の専攻、職業/専門資格、趣味/ライフワークなど
 
専攻:人間科学部仏教専攻

趣味:散歩、座禅、料理、最近娘の影響でジャニーズ。

ライフワーク:「女性とこども」「仏教と社会活動」「ヨーガと健康」
 
4. 海外訪問歴(英語コミュニケーション力/異文化親和度)

オーストラリアにワーホリで1年間滞在。
東南アジアを長期バックパック旅行
(タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア)。

ニュージーランド、ハワイ、スリランカ、南インド、韓国、グアム。

南インドにも仕事で1年間の滞在経験あり。

異文化親和度:お醤油があればどこでも生きていけると思う。
 
5. ヨーガ歴(実習歴/指導歴)
 
10年近く?指導歴は4年くらい。
 
6. ヨーガに関心を持たれた理由

体を動かしたいけど、チームプレー競技は苦手。ヨーガはひとりでできる、どこでもできる、
いつでもできると思って。
 
そこから、知的興味が広がるYOGAにどんどん興味をもっていきました。

 
7. ヨーガがご自分にプラスに作用しているポイント

急展開や予測不能な出来事にたいしてもあまり驚かない。
 
8. 今回カイヴァリヤダーマCCYを受講された動機

南インドのシヴァナンダ・アシュラムでコースを受けた時に習った
インド哲学が眩しすぎてクラクラしました。
 
YOGAはただもんじゃねーぞ・・と。
いろいろ調べて、カイヴァリヤダーマと相方先生に行きつきました。
 
純米酒って、その作り方をそっくりそのままに海外で作っても
日本の土壌の水で作らないと、あと透明さは絶対出ないんですって。
 
YOGAはインド大陸の歴史であり文化であるからその土壌へ。そして学問であるのだから、国が認める研究機関である
カイヴァリヤダーマへ。
 
本当はDYEdに挑戦したいのですが、CCYから。
 
9. 10年後のご自分のイメージ
 
「女性とこども」「健康とヨーガ」「仏教と社会活動」この3つが仕事として形になっている。佐藤初女さんみたいになりたい。
ゲストハウス経営とかしてみたい。


photo 6photo 7photo 5



【フィードバック】

1. 場所と環境

1.1 ロナウラという環境

大都市ムンバイから車で3時間(高速道路)。
プネー市内からは1時間(高速道路)。
プネー駅からロナワラ駅までローカル線で1時間半。

ロナウラ駅周辺は、スーパーやモールなどはなく小さな商店が
ひしめき合っています。

ロナウラ駅から学校まで歩いて20分くらい。道路で犬、猫、牛、ヤギなどをいつも目にするでしょう。
そして彼らはかなり自由です。
 
学校から駅までの途中もお土産屋、レストランなどが集まるエリアでATMもいっぱいあり便利ですが、そこで物乞いや、獣のような地べたに近い人たちも
多く目にしました。
 
これはカルチャーショックでした。
かなり内陸部にあるので、乾燥が。

肌の保湿のために毎日油をこってり塗っていましたし、
水をたくさん飲むようにとアドバイスも受けました。

 
1.2 カイヴァリヤダーマ研究所の施設

門をくぐれば、研究所と療養のための施設が並び、
掃除も行き届いて静謐な環境。

広い敷地内に、研究所、アーユルヴェーダ施設、自然療法施設、
学生寮、宿泊施設、食堂、スワミの住居、売店、牛小屋。


1.3 ゲスト・ルーム

現在の学生が使用している学生寮(ツインベッド二人部屋)も、入院患者用のお部屋(ツインベッド、1人部屋にすることも可能らしい)も見せていただいたのですが、洗濯を干すスペースもあり
清潔で使いやすそう。

ただし、できたばかりの学生寮2段ベッド4人部屋(トイレバスは共同)を
見学しましたが・・・40過ぎの私に1年は無理だな。
 
6週間だったら楽しく過ごせると思う。今回は、満員御礼だったようでCCYの外国人生徒17名は
キャンパスから歩いて15分のホテルに宿泊しました。

このホテルすごく良かった。スタッフの爺に孫の動画を延々見せられたり、それを褒め称えながらおとなしく見る日本人の私たちも
私たちなんですけど。。

スタッフにバイクで町まで乗せてもらったり、かなりお世話になりましたので、市場で買ったミカンなどを
よく差し入れしてました。

 
1.4 ダイニング・ホールでの食事

外国人生徒は「学生用」と「ホスピタル」の2か所で食事が可能。インド人学生は不可。
 
どちらも月曜日から日曜日までメニューが決まっているので、
慣れてくると、どちらかを好みによって行ったり来たりできます。

ホスピタルでの食事は、患者が多くなると大行列ができます。
スパイシーは控えめで、見た目も美しく美味しい。

学生用食堂は、現地の味付けでスパイシー、かつサラダもブツ切り生野菜とワイルド。食後の食器も洗って返却が義務です。ちょっと出遅れるとおかずが空っぽになるというthrillingさも
楽しめます。

私は、ほとんどこちらで食べていました。


1.5 キャンパス内の生活

私自身がすごしたスケジュールを記します。

04:00 起床、クリヤ
04:30-05:30 瞑想
05:50 送迎バスでキャンパスへ
(私は薄暗いところを一人で好んで歩いて行った)
06:00 朝のお茶、自己練習タイム(参加者は半分くらい)

07:00 アーサナ実習クラス
09:00 朝食(朝食が超美味しい)
09:30 授業(理論2コマ)
12:00 昼食~休憩(食べたり、食べなかったり)
この時間に歩いてホテルに戻って洗髪か洗濯。
またはキャンパスに残って昼寝、試験勉強、課題の準備などなど
 
14:45 午後の授業(理論1コマ)
16:00 アーサナ実習クラス
17:30 自己練習タイム (これはほとんど参加せず速攻帰宅)

18:00 スワミのプージャ(これも後半の余裕が出てきたとき)

19:00 夕食 (これもほとんど食べていません)
・・・・これが月曜日から土曜日まで。

19:00の夕食時、ヨーロピアンは食事時のお喋りを楽しむためバスの時間が20:30、ホテルへ戻れば21:00、
またお迎えを待っていれば来ないということも多々あり、
コースの早いうちから何を自分は優先するかを考えて、
工夫してマイペースに過ごすようにしました。
 
16:00のアーサナ実習クラスが終われば、明るいうちに歩いてホテルに戻るなどをして自分の時間を作り、夕食は町で買ったバナナで済ませていました。
日曜日はホリデー。

 
2. 付属カレッジの授業について

2.1 実習クラス(プラクティス)
2.2 講義の内容

- ヨーガと体育教育(Yoga & Physical Education)
- 人体の構造と機能
(Structure & Function of Human Boday & Effects of Yoga Practices on it)
- 伝統的ヨーガ(Traditional Yoga)
- ヨーガと価値教育(Yoga & Value Education)
- ヨーガと心の健康(Yoga & Mental Health)
- 指導法(Practice Teaching in Yoga)


2.3 講師陣の印象

個性的です。

先生
の人気度に差がありすぎて、それが露骨でウケる。
若い先生は、やはりすべてが若くてエネルギッシュなんだけど、たぶん研究のほかに、いろんな事務仕事をやらされていそうな
疲労感も。
 
ある若い先生が異常に西洋人に媚びていて、海外で一旗上げたい感があるな、と私は個人的に
思っていました(私はいやらしいんです)。
 
70を過ぎた先生もいましたが、年を重ねてにじみ出るYOGAの効果というか、仰ること、振る舞いが優雅で落ち着いて、
呼吸と動きに無駄がないという印象。

こうありたいものです。
講師陣すべてがYOGAというインドから生まれた歴史、伝統に大変誇りを持って真摯に研究をされているという印象。
そしてとても謙虚。

ターバンのBhogal先生、キャラが立ちすぎて、いやー、もー、宇宙人。経歴もすんごい。

当たり前なんだけど、誰ひとり肌を出して筋肉を見せつける
自己顕示欲が強い人もいません。

ハワイやバリでアメリカ人講師によるリトリートとか
(行ったことないけど)それによるYOGAってなんでしょうね?

本当は山奥の洞窟で、体中に灰を塗ってたり、耳に穴開けてたりする人たちからしか教授頂けなかった
敷居の高すぎるのを研究機関で学べるメリット!

創立者のスワミ・クヴァラヤーナンダ・ジの仕事はすごいな・・・
とつくづく思います。


2.4 他の受講生(インド人・外国人)

CCY受講生、約40名、男女比同じ。
外国人生徒は17名。
- アメリカ3(男2女1)
- 中国3(男1女3)
- カナダ2(男2)
- ブラジル1(男)
- ポーランド1(女)
- フランス1(男)
- ドイツ1(男)
- オランダ1(男)
- タイ1(女)
- 日本2(女)

外国人生徒の年齢層は
20代後半~30代前半がほとんどの中で、私40代、ドイツ人とアメリカ人男性が60代。

インド人は、20代前半~50代まで幅広く、インド各地から参加。とてもエネルギッシュ。
男性は20代が多く、キャリアアップのために参加。

男女ともども富裕層。女性も20代独身者と、子育てが終わった主婦層や、
子育て真っ盛りの主婦と半々くらい。

外国人生徒はカップルや若夫婦での参加も二組いて、途中でカップルになる生徒もいました。
そういう感じがインド人はウラヤマなんだろうな・・。

インド人の会話の進め方、人当たりが私はとてもうらやましい。
怒らないし、どんなときも理知的に進めていこうとします。

よく、インド人はマイペースと言われますが、あれだけの人口と異民族、異宗教、異階級の中で育ったら
そりゃマイペースにならざるえませんね。

自分にも他人にも寛容というか。超ドメスティックな日本人の私たちが、これからの時代に様々な人間と共生していくヒントは
インドにアリな気がします。


2.5 授業時間以外の過し方

みなそれぞれ異なると思うのですが、私の場合は朝食後に売店でチャイを飲むのが毎日の日課。
そこでDYEdの生徒とお喋りする時間が好きでした。

昼休みは上記の通り、洗濯か洗髪、図書館で課題制作、スワミのところでぼーーっとしてたり。
ひとりきりになれるところをいつも探していました。

図書館の前がWi-fiフリーゾーンで、
休み時間はみなここでネットを繋いでいます。


3.研究所のキャンパスの外にて

3.1 プネー訪問

相方先生たちに、プネー市内を案内していただきました。買い物より、寺院をメインに案内していただき、その土地の氏神様にインドでご加護してもらえるように
お参りしました。

その中でもナータ派のPateleshvara寺院がすごいっす。町のど真ん中にあるし、見た目もそんなで、正直ふーんという感じだったのですが
中に入ると・・・・小宇宙。

私はここで酔いました。寺院酔い。ここおススメです。

 
キャンパス内でストレスがあったわけではありませんが、
相方先生たちに会えるのは本当に心底ホッとしました。

タイや日本でお会いする先生たちと
印象が全然違うんですよー。


3.2 ロナウラ・ヨーガ研究所(LYI)訪問

ここで拝見した原本。


【最終試験のフィードバック】

1. 理論編

過去問をあたって、ヤマをかけます。全部答えられれば完璧でしょうが
なんせ英語で長文を書くことが我々にはヘビーです。

試験時間3時間。
フリーペーパー10枚、もちろん追加もOK。えええ~ヤマをかけて教科書暗記しまくるしかないでしょー。

試験が近くなると授業で「ここ出るよー」と教えてくれます。当たり前ですが、授業でやったことを復讐の意味で試験に出されるわけですから、授業は出席して、聞き取れなかったことをほかの生徒に
見せてもらって日々まとめておくのが後々楽だと思います。

授業はパワポを使ったことが多かったです。授業で映写された資料は一枚一枚タブレットやスマホで
撮っていました。

ネットを繋げば画像を送ったりシェアできます。文明の機器は使いまくりましょう。
また、試験は受けないという選択をする生徒もいました。

試験場には、筆記用具以外持ち込めません。
試験は終わった者から提出して退場可能です。

9:30-12:30まで試験。


1.1 ヨーガと体育教育(Yoga & Physical Education)

Q1は必須。ほかの問題は4つ選択し答えなさい。全部答えても良い。

Q1.Compare Yogic Practice with Non-Yogic Exercises(ヨーガの練習と、一般のエクササイズを比較しなさい)

Q2.”Misconceptions distort the image of yoga”
Explain the Statement by giving the sources of such misconceptions(誤解のある歪曲されたヨーガのイメージを根拠を提示して説明しなさい)

Q3.What are the Citta Vikshepas? Explain them in detail(チッタ・ヴィクシャイパとは何ですか?詳細を説明しなさい)

Q4.What are “Mahavratas”?
Do you think the common man can practice them? (マハーヴァラタとは何ですか?一般人がそこから学ぶことができると思いますか?)

Q5.Expalain The team “Yoga” as integlation?(ヨーガにおける統合を説明しなさい)

Q6.Discuss the utility Yogabhyasa for the common man(公共の人々におけるヨーガ・アヴィヤーサの有益性を論じよ)

Q7.Write short note on any three(下記から3つ選択し、それについて書きなさい)

a) Viparitakarani
b) State of Chitta
c) Means of Yoga:Yogangas
d) Avidya
e) Kriya
f) Health


1.2 人体の構造と機能
(Anatomy&Physiology of Yogic Practice-Their effect on Human body)セクション1と2からそれぞれ2問選択し答えよ。全部答えてもよい。


Section I
Q1.Define the team Asana. Expalain the mechanism and types of Asana.
Explain precautions that should be taken during Asana Pracitice(アーサナを定義せよ。アーサナのメカニズムとそのタイプ、アーサナの練習時にするべき心構えを説明せよ)

Q2.Define the them Pranayama.
Explain effecton the Psycho-physiological level(プラーナヤーマを定義せよ。心理的、生理的なレベルでその効果を説明せよ)

Q3.Write short notes on any three.
a) Anuroma-Viloma Pranayama
b) Bhjuangasana
c) Shalabhasana
d) Pavanamuktasana

SectionII
Q1.Explain the concepts of Prana,Nadi and Chakra.
Explain the signs of Nadishudhi.What is their significance of chakras in Yoga practice? (プラーナとナディ、チャクラ、ナーディシュッディの概念を説明せよ、その重要性は何か?)

Q2.What are diffrent Parts of Digestive System?
Explain the Process of Digestion? Explain the concept of Diet?(異なるそれぞれの消化器官は?消化の仕組みと食事の概念を説明せよ)

Q3.Write the notes of any three.
a) Dhauti and its types.
b) Shankhapraksharana
c) Neti
d) Trataka
e) Kapalabhati


1.3 伝統的ヨーガ(Yogic text)
7問中、4問を選択。

Q1.Write an easy on the importance of “Samyama”
as discussed by Swami Charandasaji.(スワミ・チャランダーサジが示したサンヤマの重要部を簡単に書け)

Q2.Exprain the nature and role of Yama as per Swami Charandasaji.(スワミ・チャランダーサジにおけるヤマの本質と役割を説明せよ)

Q3.Discuss the nature, significance and technique of Asana 
as described by Swami Charandasaji.(スワミ・チャランダーサジが説明するアーサナの技術と、その本質、重要性を論じなさい)

Q4.While explaining the nature of Pranayama, Pl.Discuss the technique and benefits of any three Kumbhakas you deem most important from Astanga Yoga.(プラーナヤーマの本質の説明時に、クンバカの中から3つ選択しその技術と効果を論じなさい。それはあなたが『アシュターンガ・ヨーガ』より最も重要だと考えているものから)

Q5.Explain the nature, technique and benefits of any two 
Cleaning Processes from Astanga Yoga.(『アシュターンガ・ヨーガ』より二つの浄化方法を選び、技術と効果、その本質について説明しなさない)

Q6.Explain the detail any one of the following from Astanga Yoga.(下記より一つ選択し、その概念を説明せよ)
a) Dhyana
b) Samadhi

Q7.Write short notres on any two of the following.
a) Kechari mudra
b) Chakras
c) Bandha


1.4 ヨーガと価値教育(Yoga & Value Education)

Q1.Explain the meaning of “Value” (”価値”の意味を説明せよ)OR Discuss the diffrent ways in which values are Classfied.

Q2.Explain the nature of Purshartha and Panchakosha.(プルシャアルタとパンチャコーシャの本質を説明せよ)OR Discuss the relation between Value and Education.(価値と教育の関係性を論ぜよ)

Q3.What is the rationale of Value Education. (価値教育の理論面での根拠はなに?)OR How Asanas can contribute towards Value Education? (アーサナが価値教育にどのように寄与するか?)

Q4.Explain the role of Kriyayoga towards Value Education? (クリヤ・ヨーガの価値教育における役割について説明せよ)OR Write short notes on:
1) Role of a Teacher in Value Education.
2) Yamas and Value Education.
 
 
1.5 ヨーガと心の健康(Yoga & Mental Health)
7問中、4問に答えよ。
全部答えてもよい。

Q1. What is the nature of yoga as per the chapters 2 and 6 of Bhagawat Gita? Please show how the message of Bhagawat Gita has a similarity of approach with the criteria of spirituality
advocated by the Shankaracharya of Govardhan Peetha?
 
Q2.Evaluate the yogic Normality in the context of various 
psychological Models.
 
Q3.Elucidate the genesis of Existential Disorders 
and the related remedies as inferred from Patanjara Yoga Sutra.
 
Q4.Write short notes on: any three.
1) Defintion of Yoga in Psychological terms.
2) Phychology of Kriya Yoga?
3) Yogic Normality.
4) Benefits of Prayer for the yoga.

Q5.What is Adjustment? Describe the Yogic methods in achieving
a sound Interpersonal Adjustment?

Q6.What is frustration? What is the utility of Psychological
defense mechanism in alleviating the effects of frustration?

Q7.What is player? What are its types? How does player is 
beneficial to the Yoga sadhaka, as well as, to the common men?


1.6 指導法(Teaching Methsds for Yogic Practices)5問中4問に答えなさい。Q3は必須。

Q1.Describe, in detail, principles of Asana & Pranayama 
and Shuddhi Kriya.

Q2.What are those points to be kept in mind for preparing 
good lesson plan?

Q3.Why lesson plan is essential for Yoga teacher? 
Make 20 minutes lesson plan on Sarvangasana.

Q4.Write sailent points and benefits of following 
practices (any five)
- Kapalbhati
- Viparitakarani
- Vakrasana
- Uddiyana
- Ujjyai Pranayama
- Jalaneti

Q5.Write short notes on following.
1) Asana
2) Pranayama
3) Cleansing process
4) Individual and group practice
5) Adavantage of lesson plan

 
1.7 口答試験(Viva-voce)

ひとりひとり個室に呼ばれます。
外部から来た試験管と質疑応答。
 
「どこから来たの?」「あなたたちは一緒に来たのか?」
前列も日本人だったから。

「ここで過ごした感想を聞かせて」
「プラーナヤーマの概念を説明して」「カイヴァリヤダーマってどんな意味?」・・・という感じでした。
 
 
2. 実技編
 
3. 教育実習(Teaching Lesson)

コースが始まって1週間後くらいにプレゼン・リストが配布されます。
毎日2名ずつ、アーサナの授業の時にプレゼンします。
 
ほとんどの人がパワーポイントを使っていました。図書室のPCで作れますし、発表時はPCを持参した
クラスメイトに借りてできました。

PCを使って発表するので、BGMを流したり超自由です。でも、忠実に先生を真似て、余計なことをしなければ
高得点らしいです。

 
4. 総括

4.1 CCYを受講したメリットはあったかどうか

6週間という期間で、「YOGAとは何たるか」ということが学ぶことができます。
深追いはしないのですが、其の量たるや!!

6週間は長いようで短く、いつも忙しかった印象。これでもう十分と思うタイプと、
もう少し追いかけたいというタイプに分かれると思います。

毎日の日々は、その一日を過ごすことで精いっぱいなのですが、試験が間近になると、真剣に本を読みながらこの文献から引用すればこういう説明で、こっちだとこうなのか。。。と勉強にきりがなくなり、
ああああ、もう、YOGA奥が深すぎる。


4.2 ロナウラの総合的な学習環境について

図書館の蔵書も充実、
講師陣もキャンパス内に住宅を構えているので質問もしやすい環境。勉強が好きな人にはパラダイスだと思います。

DYEd担当のアーサナの先生方に2回ほど授業に来てもらったことがあるのですが、
リラクゼーションの導き方がすごくて、感動しました。

あれはテクニックなのかなあ?
なんだろう?


4.3 特に印象に残った体験や出来事

インド人マダムの生徒の一人がいつも「すべてみんなで共有しよう」という精神で
彼女の言動と行動には勉強になることが多かったです。

彼女だけでなく、インド人は、「分け合う」ということを自然に行うように思います。あと、やはりインドの叙事詩「マハー・バーラタ」は
授業で盛り上がります。

殺生が使命の戦うアルジュナは半神半人ですが、アヒンサ(無殺生)とどう折り合いをつけるんですか?とか先生に質問、
それに他の生徒が口を出して答える。

それにまた生徒が、とエンドレス。
男子VS女子という感じ。

アルジュナは政治家だから殺生はアリでしょうという意見もあり、馴染みのない外国人の私は、そういう価値観もあるのね~
と感心しておりました。

休み時間にインド男子生徒がヒンディー語で壇上にて、落語みたいに「Bhagwat Gita」を声高らかに暗唱していたりして、
そういう文化を肌で感じるのもやはり現地ならではです。

あと、相方先生おすすめ「スワミのそばにいる」・・試験でうまくいかなくて泣きたい気落ちの時、スワミのクティに行き、ぼへーーと目をつむって座っていたのですが、ようやく「私インドにいるんだ~」という
思いになりました。

哲学の国インド、大昔「天竺」と呼ばれた憧れの国インド。スワミは一見ふつーの好々爺のおじいちゃんですが、プージャの時に「くわっ」となる表情や、全部お見通し感、お傍にいると何かわからないけど
壮大な気迫を感じます。


4.4 経済面での費用対効果/満足度

授業料6週間1000US$。
これは食事代や宿泊費も含まれます。

6週間のおこずかい内訳は、資料コピー代、夕食のスナック、バナナ代、プーネにお出かけしたりした交通費、
毎日のチャイ、シェア用のお菓子、洗濯洗剤、クリーニング屋代金。白い制服のオーダー、書籍代は嵩みました。


4.5 今後のご自分とヨーガの関係への影響について

椅子文化で育ったので、正座が苦痛で苦痛でだったのですが
正座でじーーっと座っているのが、なんとも心地よくなりました。

あせらない、うらやましくならない、ただ座っているだけで充足感がある。これってすごくないですか?目先でヨーガを飯の種にしよう!という気もあまりなく、
とても生きやすいです。


4.6 今後CCYの受講を考えている方へのアドバイス

私は、iPadに英語辞書の有料アプリ入れたくらいにして、なんの準備をせぬまま臨みました。
でもそれでも大丈夫だと思います。

それは、相方先生のゼミに何回も出ていたからであり、いきなり行く前に、
相方先生の講義を受けたほうがいいです。現地での混乱が生じません。
 
あと、英語が全くできないのはキツイと思います。YOGAは健康体操ではないので、理論攻めですから。
でも辞書を引くのが苦でないなら大丈夫だと思います。


4.7 日本からの旅程/航空便

往路:
中国東方航空利用(成田ー上海ーバンコク)
翌朝バンコク空港で相方先生たちと合流。

LCC(バンコクー/プネー)、プネー空港から学校までタクシーのお迎え(学校に頼む)
 
復路:中国東方航空の使い心地が悪く
(毎回遅れる、メシマズ、でも格安)。

復路便は捨てて、遊びがてらコーチン空港から名古屋空港まで
エアアジア(LCC)で直通で帰ろうかな、と思っていたのですが、そんなに安くなってないので、エアーインディア(プネー/バンコク)14000ルピーで購入。中国東方航空(バンコクー上海ー成田)で帰国しました。
この便も3時間遅れて飛びました・・・。
 
しかし上海空港の免税店で大量に高額な商品を買い物する
中国人がみれてよかったです。
 
 
4.8 インド全般のご感想 etc.

私は、インドが初めてではないので、新鮮な驚きというのがないのですが、個人的にインド大陸に足を踏み入れると、
何かほっとする安堵感があります。

インドは亜大陸なので、広大です。
インドとひとまとめにできません。州ごとに変化があって面白いと思いました。
 
プネーは大学、研究機関が多いため様々な地域から多種多様な人が集まっているという印象で、
わたしが過ごした南国のケーララ州とは全然異なります。
 
ファッションも、人々の多様さも、表情も都会的。

相方先生に紹介していただいたお知り合いの方々が
とても風通しのよい気持ちのいい人ばかりでした。

アーユルヴェーダ医師のジャガディーシュ先生が超クール。風邪ひいてダウンしたときに診察してもらったのですが、
そのメッセージがYOGIC過ぎて涙が出ました。

これは授業を理解できていないと涙は出ないから、余計に。先生たちの係りつけの自然療法のドクターや、
プネー大学教授のご家族。

もうホント素敵でした。相方先生たちも「ちょっと変わり者だよ~」という風にさらっと、その方たちを紹介してくださるんですが、その方たちとお話しすると、現地で相方先生たちがとても信頼信用されている
のがわかりました。

私はコース後に自然療法のアシュラムに3週間滞在、
プネー大学の教授のお宅に3泊のホームスティしていたので。

相方先生たちの研究量とかすごいことも相まって、6年くらい前にタイでお会いした先生たちは「うわーおっかねー」という印象だったんですが、いつもクールなひろし先生が水をこぼしてひでこ先生に
叱られるとかなんか人間味あふれてて、一気に親しみやすく。

お二人はお互いを尊敬しあい、仲が良く、
本当にヨーギーな生き方をされてると思いました。

そういうことも含め、今回のインドヨーガ・プラス・自然療法の研修は
大変収穫がありました。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆