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2011年11月9日水曜日

アジアの精神性とヨーガ2011(5)

ベトナムのホイアンとミーソン聖域を訪ねて
期間:10月23日(日)ー25日(火)

「アジアの精神性とヨーガ2011」のシリーズです。

先月、バンコクに50年振りという大洪水の危機が迫る中、10月23日(日)・25日(火)の2泊3日の日程で、 中部ベトナムの古都ホイアンと、ホイアン郊外のミーソン聖域に短期のフィールドワークに出かけました。 

ホイアン広域maps

ウエブ・アルバムのPicasaにフォト・アルバムが創ってあります。 
「2011VIETNAM_Hoian/Myson」 
 
  
● 世界遺産のホイアン

ホイアンは、ベトナム中部の中堅都市ダナンの南30キロ、トゥボン川の河口に位置している古い港町です。

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かってホイアンは、海のシルクロードの重要な拠点のひとつでした。16世紀末から19世紀まで国際貿易港として繁栄、ポルトガル人、オランダ人、中国人、日本人が来航、朱印船貿易の時代には大規模な日本人街もありました。

その後、江戸幕府の鎖国政策により日本人の往来は途絶えてしまいましたが、今でも当時の日本人街の痕跡が残っています。

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ホイアンは、港町として繁栄した頃の古い町並みがそのままに残されていることで、ユネスコの世界遺産に登録されています。

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川沿いの港跡は、伝統的な雰囲気を残しながら観光地として整備されていて、静謐で、開放感のある、とても気持ちのよい空間となっています。

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日本との交易が盛んだった頃は、琉球王国から交易船もホイアンに頻繁に訪れていたようです。

ホイアンからは、沖縄が見えます。2009年と今年2011年5月に、沖縄の久高島での合宿セミナー「沖縄編」を実施して以来、ベトナムのホイアンを訪ねてみることが課題でした。

沖縄の久高島出身の船乗りも、このホイアンの港に交易船を横付けしていたことでしょう。 ホイアンは、海のシルクロードの拠点として、日本と東南アジア → 南アジア → 西アジア → ヨーロッパを繋いでいた港町です。

当時の面影に触れると、心躍るものがあります。オリエンタル情緒満点のホイアンは、歩いて愉しい町です。 アジア好きのひとには、たまらない魅力でしょう。

今回の宿泊先は、このグループのゲストハウスでした。
Thanh Binh I Hotel

散策した範囲では、河に面した宿が良さそうです。例です。
Longlife Riverside Hotel

また、むかしの富商の家屋を改造してホテルにした ヒリテージ・ホテル(Heritage Hotel)がいくつかあるようです。

食事も、ベトナム料理には独自の魅力がありますね。タイ料理よりシンプルですが、タイのナンプラーと同じく魚醤のニョクマムを使いますので、親しみやすい味付けです。

また、ベトナムは旧フランス領であったこともあり、ベーカリーとカフェが充実しています。 フランスパン・クロワッサン・ケーキ類は本格派です。

ベトナム珈琲での休憩も楽しいですね。 町に独特な薫りがあります。このあたりは、高価なお香として重宝される沈香(じんこう)・伽羅(きゃら)の主要産地でもあり、その交易でも栄えました。


ミーソン聖域

ホイアンも歴史と文化の凝縮した魅惑のスポットですが、今回のベトナム・フィールド・ワークの本命は、ホイアンから45キロ内陸にあるミーソン聖域を訪ねることでした。 

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ミーソン聖域は、中世にベトナム中部で900年間存続した、 ヒンドゥー教・大乗仏教のチャンパ王国(サンスクリット名 チャンパープラ / チャンパーナガラ)の遺跡です。 

ミーソン聖域は、 (サンスクリット名シュリーシャーナバドレーシュヴァラ) チャンパ王国の主力宗教(ヒンドゥー教のシヴァ派)の聖域であり、 聖山マハーパルヴァタを望む谷間に展開しています。 

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かって中世には、東南アジアには、いくつものヒンドゥー・ 大乗仏教王国が存在しました。南タイのドヴァーラヴァティー王国、 カンボジアのクメール王国、インドネシアのシュリーヴィジャヤ王国 などが知られています。

ベトナムのチャンパ王国もそのひとつで、シュリーヴィジャヤ王国や クメール王国と覇権争いを繰り広げていました。

ある意味、当時の東南アジアは、今のインド共和国よりも インドであった、と言えるかも知れないですね。古代・中世のインド文明圏の一角を占めていました。

ミーソン聖域には、7世紀から13世紀にかけて建築された レンガ作りの遺跡が残っています。比較的小さいスポットです。

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ベトナム戦争当時、ミーソンはベトコンの隠れ家にされたので、 アメリカの空爆で後に世界遺産に指定される遺跡群が、 かなり破壊され、今は少し残念な状態です。

しかし、900年間に渡ってチャンパの聖地として守られて来たミーソン渓谷は、自然の気が凝縮しているスポットです。 ちょうど、太極拳のグループが来てまして、気分が出たようで、 メンバーの皆さんが太極拳を舞ってました。 「気」の世界の人たちには、たまらない地勢なのでしょう。 


チャンパの美術品については、ダナンにフランス時代に作られた博物館があります。 チャンパで独自に発展したヒンドゥー・大乗仏教の美術が研究・展示されています。
「チャム彫刻博物館(Danang Museum of Cham Sculpture)」


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遺跡のボリュームと壮大さでは、カンボジアのアンコールの比ではないですが、チャンパには、独自の煉瓦建築の技術が あったようです。

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チャンパ王国を築いたのは、 インドの叙事詩『マハー・バーラタ』で、パーンドゥ陣営側の武将の 「アシュワッターマン」の末裔、と言われています。

マハー・バーラタ戦争で敗北した側のアシュワッターマン一族が、 はるばるベトナムまで落ち延びて来たのでしょうか。 マハー・バーラタ戦争の戦場だったクル・クシェートラは、 今のデリーのやや北です。

マハー・バーラタ戦争の年代ですが、紀元前10世紀説があります。 『マハー・バーラタ』に記述がある星座の配置から試算された
ものです。

ヒンドゥー暦では、マハー・バーラタ戦争の終結時期から、 「カリ・ユガ(末世)」の時代に入った、とされています。

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☆☆☆☆☆
 
その後、チャンパ系の王国は滅亡しました。今はその末裔のチャム族の人々が、少数民族として残っています。今のチャム族はほとんどがイスラム教徒です。

今のベトナムは、90%がベト族の人々です。文明圏としては、中国文明圏です。かってのベトナムは、インド文明圏と中国文明圏が接する最前線だったのですね。 

☆☆☆☆☆


ヨーガやインドに興味を持つ方は、東南アジアの、かつてのヒンドゥー・大乗仏教圏について見聞を広めることが有利です。そのことで、日本人として、アジア人としてのわたしたちと、「インドの精神性」の伝統についての、多面的な考察を可能とするチャンネルが開かれます。知的にも、とても愉しいことです。
 
 
参考文献
 
アジアにおける「インドの精神性」の伝統のフィールドワークに出かけるときには、次の書籍を手引き書としています。 ビルマ、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、インドネシアが 広範囲にカバーされ、全体像を把握する良い手助けになります。 

東南アジアの美術  
東南アジアの美術 [単行本] フィリップ ローソン (著)
永井 文/白川 厚子/レヌカーM (翻訳) 単行本: 421ページ
出版社: めこん (2004/03)
ISBN-10: 4839601720
ISBN-13: 978-4839601720
発売日: 2004/03
 
内容(「BOOK」データベースより)
本書では、西欧に蓄積された知識の系譜に沿って、1960年代の現地 ナショナリズムと西欧の野心の磁場であった「東南アジア」を美術フロンティア として指し示し、その美を鑑賞するロードマップが描かれている。
 
内容(「MARC」データベースより) 甘美な肉体美が壮麗にして豪華な表現を与えられ、歓喜と悦楽が豊かな 想像力と聡明なる叡智に支えられている東南アジア美術の独自の美しさを、 図や写真を豊富に用いて詳説する。インドシナからビルマ、ジャワとバリまでを網羅。


アジアの精神性とヨーガ
 
「ヨーガをテーマにしたインド研究」はわたしたちのライフワークですが、 同時に、アジアの国々でのヨーガのプロモーション活動を通じた 「アジアの精神性の探究」もわたしたちのライフワークです。

このテーマは、1998年から、東南アジアの仏教国である タイの大学や財団で仕事をするようになった過程で、自然にやって来たものです。

ヨーガは、インドの伝統的なリソースに基づいた理論と技術を 一通り押さえますと、その先は精神性という文化現象へ進みます。

近現代的には、インドにルーツがありながらも、アジア全域に 伝播した仏教の精神文化への理解が重要になって来ます。

タイ・ミャンマー・ラオス・カンボジアの国々では、南伝仏教の 一派である上座部仏教(テーラヴァーダ仏教)が現在進行形の宗教文化を形成しています。

また、歴史的には、東南アジア文化の基底には、古代から中世に かけて興隆したヒンドゥー・大乗仏教文明があります。東南アジアの遺跡に見られる大乗仏教は、ヒンドゥー教と共にインドから直接伝播したもので、中国経由で日本に到達した北伝仏教の大乗仏教とは、かなり趣が異なります。 

2007年に南インドのヴェーダーンタのアシュラムに滞在していたときに、インドネシアから届けられたばかりの木の浮き彫りを見たのです。ヒンドゥーの神々をモティーフとしたものですが、誰かよく解りませんでした。インドネシアのアジアン・ヒンドゥーですので、顔立ちもアジア顔なのです。

アシュラムの寺院のプージャーリーによると、それは、ダクシュナムルティーである、と。

この出来事が切っ掛けとなり、 インドと日本の中間に位置する東南アジアの国々には、 「インドの精神性」「アジアの精神性」についての考察を深める豊富な素材があることを悟りました。


☆☆☆☆☆

わたしたち日本人が、ヨーガに取り組んで行く過程で、 「アジアの精神性」の伝統に触れる機会を持つことは、新しい体験であり、たいへん有益な経験です。

特に、現在のインド共和国で直接眼に触れる宗教文化が、「インドの精神文化」の全てではない、ということを知るのは大切なステップです。

むしろ、インドを含めたアジア全域に展開したヒンドゥー・仏教の伝統を全体的に見ることで、インド起源の精神文化の本質への洞察が、さらに深まると考えられます。

そして、そのことで、自ずと、「日本の精神性」についても、多面的な観点からの理解と洞察が深まる、という構図です。また、何よりも、異国のさまざまな文化と歴史に親しんで行くことは、驚きに満ちた愉しい経験であり、自分のこころに豊かな栄養を補給して呉れるものですね。
 
 
ヨーガと精神性....
 
インドの精神文化から派生したヨーガは、わたしたち人間を構成する「こころとからだ」という2つの実体を、直接、取り扱います。人間の「こころとからだ」があれば、ヨーガが成立します。

そのため、ヨーガ自体は、どの宗教伝統にも制約されない ニュートラルな活動と考えられます。 しかし、具体的に、近代になるまでヨーガはインドの ヒンドゥー教の宗教文化の枠組みで継承されて来たため、 ある段階から先になるとヒンドゥー教の精神性という問題が 出て来ることがあります。

しかし、現代インドのヒンドゥー教の精神性は、 現代日本人の日常感覚からは、かなり異質なものですし、 いくら興味を持っても、十分に消化出来ない部分があります。

むしろ、過度に異国の異教であるヒンドゥー教にのめり込む ことは、人間の「こころとからだ」という実体を取り扱うヨーガの本質への理解の妨げにもなります。 従って、どうしても、ある程度日本人向けのヨーガの最適化が必要になりますが、この問題は、「アジアの精神性」という広い枠組みへと視野を広げことで、自ずと解決するようです。

アジアには「仏教の精神性」が伝承されています。 そして、インドの伝統でも、「ヨーガ」と仏教は同じルーツから 派生したものですから、「ヨーガ」と「仏教の精神性」には 幅広い整合性があります。

特にタイの上座部仏教文化はヨーガと親和性が強く、 それが、タイでわたしたちがヨーガの活動で成功している理由 にもなっています。

わたしたちも最初は解らなかったのですが、 タイで仕事をするようになり、ある段階で、「伝統的ヨーガ」とタイの「仏教的精神性」がとても相性が良いことに気が付いたのです。

そして、それは、わたしたち日本人が「伝統的ヨーガ」を理解し、消化するためにも、非常にプラスに作用することも悟りました。 タイでの合宿セミナーに参加されたことのある方はよくご存じと 思いますが、タイの仏教文化の「精神性」は日本人のわたしたちにも、とても親しみやすいものです。

ですから、タイでヨーガの合宿セミナーを実施して行くことは、 ヨーガと仏教の精神性についての洞察を深めることにも、 とても有利に働いているようです。 そして、広大な「アジアの精神性」「インドの精神性」の 領域へと眼を向けて行く、最適なチャンネルにもなるようです。



(この項続く)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


2011年10月13日木曜日

アジアの精神性とヨーガ2011(4)

タイの仏教文化のフィールドワーク・瞑想研修
期間:9月13日(火)ー9月27日(火)の15日間
神戸在住のM.K.さんのレポート

「アジアの精神性とヨーガ2011」のシリーズ、東南アジアの仏教国タイでの瞑想研修の話題です。 

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2011年9月13日(火)から9月27日(火)の15日間、神戸在住のM.K.さん(女性)が、
タイの仏教文化のフィールドワーク・瞑想研修に来られました。

以下は、M.K.さんが、中部タイのピサヌロークのヴィパッサナー・センターで10日間の瞑想コースに参加されたフィードバックです。

日程:2010年12月8日(水)ー19日(日)
場所:ピサヌロークの瞑想センター「Dhamma Abha」
http://www.abha.dhamma.org/


M.K.さんは昨年9月にもタイに瞑想研修に来られました。バンコク郊外のプラチンブリーのヴィパッサナー・センターで10日間の瞑想コースに参加されています。

その時のフィードバックがこのブログに上げられています。
http://hhyoga.blogspot.com/2010/10/blog-post_19.html



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 

次の項目でフィードバックをお願いしました。

【プロフィール】
【ヨーガとの関わり】
【フィードバック】
1)瞑想センターの場所と環境
①ピサヌロークの環境
②バンコクからのアクセス
③センターの施設
④宿舎と食事
⑤スタッフの対応
2)10日間コースについて
①コースの日課について
コースの他の参加者(タイ人・外国人)
③コース中に洞察が深まったこと
④コース後の心境
3)ヨーガと仏教・瞑想(Vipassana)についての考察
①瞑想に興味を持ったきっかけ
②今までの瞑想歴
③タイで瞑想コースに参加した意義があったかどうか
④仏教についての見解
4)タイ全般のご感想など 

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タイの仏教文化のフィールドワーク
ピサヌロークのヴィパッサナー・センターで10日間コース
日程:2011年9月14日(水)ー9月25日(日)
神戸在住のM.K.さん(女性)のフィードバック
 
こんにちは。 遅くなりましたが、ヴィパッサナー瞑想のFBを送ります。
 
無事に瞑想コースを終えられた事は、先生ご夫妻の暖かいご支援と、TYIの皆様のご協力があっての事と感謝しております。
 
今後も、先生ご夫妻のご健康とご活躍をお祈りしております。
 
 
【プロフィール】

①現在住んでいるところ


神戸市、六甲山系の裏側にあるニュータウン。 小規模ながらショッピングセンターもあり、周りには田園風景も残り、 車で10分ほど行けば、トレッキングコースや野鳥に出会える場所が 沢山あります。

20分走れば、神戸の中心街にも出られる、恵まれた住環境だと思います。


②現在されていること、今までにされて来たこと

主婦・ヨーガ講師。
子育ての時期には学校の役員、地域密着の子供参加型ボランティア活動、 レストラン・産婦人科の厨房、スーパーの店員、子育てサポート。


③今までの学歴・経歴・資格

女子短大卒(デザイン美術、中学美術教師)。
リンパセラピスト・心理カウンセラー


④特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

心の扱いかた。
ヨーガと仏教を、生きる知恵として日々の生活に活かしていくこと。
家族のために食事を作る事。
物を創る事(若いときは彫金・最近は着物から洋服をリメイクする事)。



【ヨーガとの関わり】

①ヨーガを始めたきっかけ

元々、虚弱体質でしたが、30代半ばから不定愁訴を感じることが 多くなり、ハタ・ヨーガが身体に良いらしいと勧めてくれた友人と共に始めて24年になります。


②今までのヨーガ勉強歴

2007年07月「PDAパタヤ」合宿セミナー
2008年10月「パナソム+アンコール」研修プログラム
2009年06月「穂高編」
2009年11月「カイヴァリヤダーマ・プラーナーヤーマ・コース」
2010年06月「穂高編」
2011年05月「沖縄・久高島編」


③今回タイに来られた動機と目的

長年続けているヨーガと共に、瞑想をライフスタイルに取り入れるため。 いつも客観的に物事を受け止める事ができる平静さを 養うため。

昨年初めてタイで体験したヴィパッサナー瞑想が、心地よい経験で終えられ、この瞑想法を、 さらに経験を積み深めていきたいと思ったので...

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【フィードバック】

1)瞑想センターの場所と環境
  

①ピサヌロークの環境

農村地帯、小さな町、湖の辺、小さな町、山間部と走り、小高い山の麓にある、林に囲まれた広大な敷地の静かなセンターに到着しました。


②バンコクからのアクセス

瞑想センターのあるピサヌロークは、昨年同様、バンコク郊外の集合場所のお寺 「ワット・プラシーマハタート」から、チャーターバスで6~7時間 北上したところ(途中のSAで食事込・往復900バーツ)。

帰りは、バンコクに戻らずに他の瞑想センターや観光地に向う人も多かったので乗客も減りました。 タイって広いんだ~と再確認するほど、乗車時間は少し長かったです。


③センターの施設

敷地の広大さと整備された建物や、 手入れの行き届いた植栽などに驚きました。 散歩コースも作られており、 休憩時間も退屈することなく、動きに集中する事ができました。 どの立ち位置から見渡しても、センター全体は安定感があり、安心して過せる場所であるように感じました。


④宿舎と食事

環境と管理状態にも驚きましたが、続いて宿舎に入って大驚き!2回目以降の人は個室とは聞いていましたが、 その個室は8畳以上はあったでしょうか、 ベッド、洗面台、シャワールーム、トイレ、簡易棚、天井もありました (昨年は間仕切りだけでしたから...)。

シャワーのお湯も出てくるし、洗濯干し場も各自の部屋の前にあり、 屋根があるので突然の雨の事も心配しないで瞑想に集中できました。

ちなみに、雨季シーズンで参加者が少ないせいか、 初めての人もトイレ/シャワー付の部屋だったようです。

2年前の12月に同じ場所に初めて瞑想に来たという シンガポール女性は、3倍ほどの人数の参加者で集中できなかったけど、今回は広い個室で人数も少なくて良かった、と言ってました。

食事は、毎回色々な食材を使ったもので、どれも食べやすくて美味しかったです。 もちろん果物も沢山出されていましたが、今回は食べ過ぎないように意識しました。

2回目なので、昼食の後は5時にハーブティー程度ですが、 翌朝まで空腹感もそれほど感じませんでした。


⑤スタッフの対応

英語が話せるスタッフがやや少なめでしたが、若いダンマ・サーバー(ボランティアー・スタッフ)が 賢明に仕事に打ち込む姿には感動しました。

いつも、誰かが掃除をしていたので、共有スペースも清潔に保たれていました。


2)10日間コースについて

①コースの日課について

4:00 起床
4:30- 6:30 瞑想
6:30- 8:00 朝食・休憩
8:00- 9:00 グループ瞑想
9:00-11:00 瞑想
11:00-13:00 昼食・休憩
13:00-14:30 瞑想
14:30-15:30 グループ瞑想
15:30-17:00 瞑想
17:00-18:00 ティータイム
18:00-19:00 グループ瞑想
19:00-20:30 講話
20:30-21:00 瞑想
21:00 質問
21:30 消灯
 
 
昨年は、瞑想始まりの合図の鐘の音を聞くと、緊張したり、頭で考えてしまうような場面が多かったように思いますが、今回は、毎回穏やかな気持ちで集中できて、 それぞれの時間を楽しむことができたので、又、次に結びつくような気持ちになりました。

気のせいか、このセンターには張り詰めた空気感があり、 モチベーションが高いまま集中できました。


②コースの他の参加者(タイ人・外国人) 

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女性が40名ほどの内、

イギリス人1名 (3月まではプログラマー、その後インド入り、 シヴァーナンダ・アシュラム滞在後タイ入り、瞑想中に体調を崩したので一旦帰国して、又シバナンダ・アシュラム 行こうかなと...)

オーストラリア人1名 (24歳、8ヶ月前にデザイナーを辞めてアジアを旅行中、 イギリスで瞑想経験あるが全然違っていたとか)

シンガポール人1名 (フリーのフィルム・エディター、1ヶ月の休暇中、 この後チェンマイに向いました)

日本人1名 (32才、岩手で被災、ご家族は無事。 ここに来る前に南タイの「スーアン・モッカ(Suan mokkh)」で 瞑想後こちらに。このウ"ィパッサナー瞑想を経験して、 自分自身と向き合えた、と新たな発見があったようです)

男性20名程の中に、 往路のバスで一緒になった男性(50代後半位)は、 半年インドに滞在していて、ヴィパッサナー・センター3ヶ所に 行った、ビザがある限りタイにいる予定とか)。
もう一人若い日本人男性も次のセンターに行くような お話しでした。

瞑想終了後、タイ人女性に以前バンコクで会った事があると、 いきなり話しかけられましたが覚えがなく?? パタヤ(Pataya)でリゾート・ホテルをやってるから御出で、と言われました。 彼女は、10年間センターに通ってるベテラン瞑想者。 来年もコースに参加するのであれば、カンチャナブリが良いよ、と勧められました。

バスの添乗員ボランティアーで、ベテラン瞑想者の チェンマイの女性(8年間で15回10日間コースを経験、
仕事はアパートの管理、もう36歳なのに~と苦笑いしてました)。 そして、食堂で前に座っていた女性 (パタヤ在住38歳、初めて言葉を交わしたら、元男性でしたが 美しかったです)。
 
 
③コース中に洞察が深まったこと

良い感覚を追いかけない、いやな感覚を無視しない... 平静さを保つ事の大切さ、いつも客観的に物事を見る訓練のために、自分自身の呼吸を見つめる作業の重要性を改めて感じました。

型としての呼吸を観るのではなく、いかなる状況にある時も内側を観察する事、今している事に集中する、今ここの現実を観る事とバランス感覚の大切さを 再度確認しました。


④コース後の心境
 
2回目の10日間コースの前に、若いヨーガ仲間のT君に 「2回目はどうだった?」 と尋ねたことがありました。 彼の答えは、 「1回目は、何も分かってなかったなと分かる思います」と...

2日目に、ああこのことかなと感じました。 1回目は、初めての瞑想に不安感もあり、とにかく座り続ける事で眠気と体の痛みとの戦いの連続、 それでも10日間座る意味が分かり始め、 内側の感覚の変化も感じる事が出来始めたスタート地点でした。

今回は、1年ぶりに10日間瞑想できる事が楽しみでした。 そして、眠気も体の痛みを感じる事も激減して、比較的呼吸に集中出来たあっという間の10日間でした。

今回は女性が40名位、男性が20名位と少なかったので、 まだ2回目なのに2列目!と緊張でスタートしました。 しかし、最前列の瞑想の達人の背中から真剣な集中力を感じ、良い刺激の中で終える事ができました。

コース後に話した、瞑想歴3年のタイの女性から、朝晩の瞑想を欠かさずにやったら絶対に変わるよ、と言われました。

現実の行動を通してセルフ・マネージメントが出来ているか? いつも平静であるか? の確認を怠らないようにする事の刺激を受けた、良い旅となりました。

幸い、昨年のプラチンブリーで、インストラクションを日本語で聴く事が出来たので、2回目の今回は、さらに細かい英語の説明をもらさずに聴くよう努めたことで、集中力が途切れずに続けられたように思います。
 
 
3)ヨーガと仏教・瞑想(Vipassana)についての考察

ヨーガと仏教の教えを通して心をどう扱っていくのかの学びを続けていますが、さらに、Vipassana瞑想で、呼吸をみつめる事で、心の奥深い部分に触れていく作業、「全てが無常」であるということを、あるがままの中で感じつつ、瞑想経験を深めて行きたい、と思いました。


①瞑想に興味を持ったきっかけ

2年前に、カイバリヤダーマヨーガ研究所のプラーナーヤーマコースを受けた後に、相方先生から、「次はヴィパッサナー瞑想ですね」とアドバイスをいただき流れに乗りました。

ヨーガを始めた頃から瞑想には興味があり、何回か瞑想体験をしましたが、この瞑想法が一番無理なく、しっくりとできているように思います。


②今までの瞑想歴

2010年09月 タイ・プラチンブリ、ヴィパサナー10日間コース
2011年04月 京都3日間コース
2011年09月 タイ・ピサヌローク、10日間コース


③タイで瞑想コースに参加した意義があったかどうか

アジアの精神性を学ぶ上で、仏教国であるタイで瞑想経験を積むのは、大変意義深いと思います。信心深いタイの方たちに囲まれて瞑想ができる事に幸福感を感じました。

自然に呼吸、自然に動く、自然に行動をするということを意識する事の大切さを感じます。 取り巻く環境の中で、色々良い変化が起きてきているようにも思います。


④仏教についての見解

理論の為の理論哲学ではなく、実践のための哲学としての仏教。 独自のものの考え方、見方、思想である縁起説(縁りて起こる事)の道理、法則を知る。 (現象は様々な条件の和合によって起こり成り立つということ)。
 
四法印:諸行無常・諸法無我・一切皆苦・涅槃寂静
四諦・八正道
 
これらの実践哲学の学びを信頼できる先生の下で 続けて行きたいと思っています。 ヨーガと仏陀の教えに共通す「慈悲喜捨」の教えを日常の中で行うように努めたいものです。



4)タイ全般のご感想など 
 
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実は、今回のタイ行きの直前に、初めて胃腸炎になりました! 5年前にインフルエンザで病院に行って以来、 久しぶりの病院行きでした。

幸い軽い症状で一安心して、「タイに行けば治る!」と一路タイに・・・ 無事に、瞑想修行も終える事ができました。

そうなんです、何故かタイには、体が軽くなる空気感があるんです。 今回も、色々な方たちとの出会いがありましたが、 昨年の瞑想でご縁があったCATさんにも1年ぶりに会い、 良い刺激をたくさんもらいました。

彼女は、9月にはタイでの出家歴37年の日本人の瞑想マスター、 アーチャン・(光男)カヴェサコー師の瞑想寺 (ワット・パー・スナンタラーム)で瞑想してきたと話してました。

アーチャンが、 「吸う息、吐く息、アーナパーナ」の大切さを話されていたと... 相方両先生は会われた事があるとお聞きしておりますが、私も、いずれお会いできる機会に恵まれる事を願っています。

タイに着いた夜に泊まった宿は、 490バーツと格安なのに新しくて清潔でした。 この快適なアパートに滞在して、タイで1ヶ月生活できたら、なんて思いました。

瞑想終了後に2日間は、バンコク在住の友人と観光、買い物、食事を楽しみました。 最後に乗ったタクシーの運転手さんは、 ホテルのドアマンに行き先を伝えてもらったのに行き先を間違え、私が地図を見せたりなんやらで、やっと目的地到着してもニコニコ笑ってました・・・ やはり微笑みの国?! 
 
 
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2011年10月2日日曜日

アジアの精神性とヨーガ2011(3)

MCB財団タイ・ヨーガ研究所(TYI)でインターンシップ
2ヶ月間の総括レポート

「アジアの精神性とヨーガ2011」のシリーズです。

「アジアの精神性とヨーガ2011(1)」
MCB財団タイ・ヨーガ研究所(TYI)でインターンシップ
1ヶ月経過現地レポート
http://hhyoga.blogspot.com/2011/08/blog-post_4511.html
の続きです。

昨年カイヴァリヤダーマ研究所のヨーガ教育ディプロマ・コース(DYEd)を卒業し、今年から関西大学の大学院でヨーガ研究を続けているC.A.さん(女性)が、夏期休暇中の2ヶ月間、バンコクでインターンシップを過ごされました。

その総括レポートです。
  
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【フィードバック】の項目
1. タイ政府厚生省主催「8th National Herb Expo.」
日時:8月31日(水)ー9月4日(日)
1-1. 場所と環境(IMPACT)
1-2. 5日間のイベントのプログラム
1-3. TYIのアシスタントとしての観察
2. SWUコース・第2回合宿「クリヤー・キャンプ」
日時:9月16日(金)ー18日(日)
2-1. 場所と環境(Suan Santidham)
2-2. 合宿中の実習(クリヤー)と講義
2-3. 受講生のグループ・ディスカッション
2-4. 合宿中の観察
3. TYIスタッフへのインタービュー
3-1. Kawee
3-2. Veerapong (Toh) & Jirawan (Ji)
3-3. Wunwipa (Od)
3-4. Tanawat (Don)
3-5. 総括と傾向
4. 大学院の夏休みをバンコクでのインターンシップで過ごしたこと
4-1. バンコクでインターンシップを過ごした意義はあったか
4-2. タイで進行中のヨーガ活動について
4-3. ヨーガへの認識の変化
4-4. バンコクでの生活体験
4-5. 日本とタイの比較考察
4-6. 今後の展望など
 
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
MCB財団タイ・ヨーガ研究所(TYI)でインターンシップ
2ヶ月間の総括レポート
兵庫在住の大学院生・C.A.さん(女性)
 

【フィードバック】
1.タイ政府厚生省主催「8th National Herb Expo.」
日時:8月31日(水)ー9月4日(日)
http://www.natherbexpo.com/(タイ語のみ)
 
アパイブベージ病院
 
 
1-1. 場所と環境(IMPACT)

 
会場:IMPACT →
http://www.impact.co.th/en/index.php
ムアントンタニ(BTSモーチット駅からシャトルバス約45分)
 
 
1-2. 5日間のイベントのプログラム

ハーブ・エキスポは、年に1度開催され、今年で第8回目になります。

「Herb for all(子供から大人まで、全ての人々にハーブを)」をコンセプトに、大規模な展示会が、5日間にわたり開催されます。

IMG_0360
 
 
タイ伝統医療、タイハーブ、タイの伝統的マッサージを主に、数多くのブースが並び、様々なセミナーが行われます。来場、セミナー参加は無料で、連日、たくさんの人があふれていました。

会場内は、タイ各地からの伝統民間療法の他、
それをもとにした、スパ美容、ヘルスケア用グッズやサプリメントといった、現代ニーズを反映した製品も目立ちます。

Herb Expo 3
 
 
特に目を引いたのは、「チャオプラヤー・アパイプベート病院」で、入口近くに、最も大きなブースを構えていました。
 
この病院は、タイのハーブを現代医療に取り入れた先進的な病院として知られています。あらゆる医療サービスの提供と共に、タイ伝統医学に基づいた活動を実施していることで有名です。
 
アパイプベート病院の研究開発したハーブ製品には、いつも人だかりができ、タイ人の健康への関心の高さが、うかがえました。
 
残念ながら、タイ語でのやりとりが主であるため、製品の詳細や、セミナーへの参加はできませんでした。しかし、じかに見、触り、雰囲気を味わい、そして、たくさんの食べ物ブースに目を輝かせ、存分に楽しめました。
 
Herb Expo 1 

 

1-3. TYIのアシスタントとしての観察


TYI(タイ・ヨーガ研究所)によるプログラム
○ 8月31日(水)・1日(木):1回(90分間)/日
○ 9月2日(金): 2回
○ 9月3日(土)・4日(日):3回

Herb Expo 2
 

以下のトピックの、いずれかを行います。

○ 「Asana」:
指導=TYIにてトレーニングを受けたボランティア・メンバー
○ 「Yoga & Meditation」:
指導=出家を目指すDol先生、或いはディレクターKawee先生
○ 「Yoga in daily life」:
指導=Od先生(最近Yogaとダンマに関する本を執筆)

参加可能人数は、60人までですが、どの回も、ほぼ満員でした。
 
Kru Kawee& Dolさん
 
 
2日(金)夜の「Asana」の回には、僧が参加されました。皆から見えないところに場所を作り、そこで、黄色の袈裟姿で、Asanaを体験されました。

体験後、南タイの自寺にヨーガの本を置くため、TYI(タイ・ヨーガ研究所)で翻訳されているたくさんのヨーガ関連書籍を購入して、帰られました。

TYIでは、毎回、セミナー後には、アンケートの記入をお願いしていました。参加者の反応は、ほぼ100%、もしくは、それ以上に「満足した」という結果をいただいたようです。


 
2.SWUコース・第2回合宿「クリヤー・キャンプ」

日時:9月16日(金)ー18日(日)

2-1. 場所と環境(Suan Santidham)

場所:

GARDEN OF GOSPEL CENTER (FRANCISAN RETREAT CENTER)
http://www.ofmthailand.org/site/pages/retreat-center.php
バンコクの北西より、約35キロ(事務所から車で約1時間30分)

環境:

宿泊用のいくつかの建物、セミナールーム、図書室、食堂等があります。もとは、ホスピスの為につくられた場所だそうです。

木々の緑に囲まれ、いくつかの小さな池があり、静かな環境です。
 
Kriya Camp5
 
 
2-2. 合宿中の実習(クリヤー)と講義


合宿中スケジュール
Kriya Camp6 
 
講義内容(HH:相方両先生)


Yoga(1):クリヤー・キャンプのオープニング講義(H.P.1/1-1/18)
Yoga(2):実習、新しく学ぶ実技:シルシ・アーサナ
Yoga(3):実習+Kriya、クリヤ実技:ジャラ・ネティ、新しく学ぶ技法:スートラ・ネティ、ボーマン・ダウティ
Yoga(4):バストリカ(Kdhamで言うバージョン1)の説明・練習、クリヤの理論
Yoga(5):実習、新しく学ぶ実技;サルヴァーンガ・アーサナ、ハラ・アーサナ
Yoga(6):バンダ・ムドラーの理論+Kriya、同様の3種類
Yoga(7):バンダ・ムドラーの理論
 
 Kriya Camp1



2-3. 受講生のグループ・ディスカッション


「Activity、Live & Learn について」


「仏教心理学」「仏教カウンセリング」といったものを、ベースにしているそうです。基本的には、何かアクテビティをし、その感想を述べ、そこから学んだこと等を、コメントしていきます。

コメントは、自由な語りが主になるので、様々な話が飛び出します。皆さん、涙あり笑いありで、大いに人生、生き方、考え方について、語っておられました!


2-4. 合宿中の観察


今回は2回目の合宿であり、ヨーガ・コースの約10週目にあたります。

コース初めに行われた1回目合宿も、同じ場所だったそうです。皆さん、仕事など忙しい中で、週に4回の大学に通って勉強をし、課題をこなし、そして迎えたクリヤー・キャンプは、色々と思うことがあったかと思います。
 
Kriya Camp2
 
 
合宿中に驚いたのは、実習中の雰囲気です。大学で実習している時と、全く、創り出される空気が違います。特に実習最後での、「座る」時間は、一瞬にして静けさが張り詰めます。

Kriya Camp3
 
 
その事を、生徒さんと話すと、「タイの文化には、瞑想の文化があるからね。みんな、瞑想に興味があるし、既に長く実践している人もいるし」と、さらりと言われました。

普段の大学でのコースでは、いつでも、わいわいおしゃべりし、気がつくと何かを食べている、皆さんの姿が印象的でしたが、タイ人の恐るべき底力を肌で感じました。

合宿が終わると、大学での講義では、ヨーガの指導練習が始まるそうです。技法に対する、基本的な説明、クラスの組み立て等を、デモストレーションを通して、学んでいくのだと思います。

私は帰国しますので、それに立ち会うことは出来ませんが、週に4回のコース風景や、クリヤー・キャンプでの様子から、皆で助け合い、進んでいかれている姿が想像できます。

最後の約1カ月も、皆で無事に乗り切られることを、日本から楽しみにしています!
 
Kriya Camp4
 
 
3.TYIスタッフへのインタービュー

3-1. Kawee
3-2. Veerapong (Toh) & Jirawan (Ji)
3-3. Wunwipa (Od)
3-4. Tanawat (Don)
3-5. 総括と傾向

Odさんs

当初、インタビューをする予定は、全くありませんでした。なぜなら、修士論文のために「ヨーガの経験の語り」をインタビューする場合、お互いに母国語でない英語を介してでは、限界があると思っていたからです。
 
Kru Tos
 
しかし、タイを知るにつれ、「TYIの主要メンバーにインタビューしたら、勉強になるでしょう」との相方両先生のアドバイスに、素直にうなずいていました。
 
Kru Jis

インタビューをすると、彼らの芯にあるのは「ダンマ(ブッダの教え)」への強い思いであり、それを瞑想によって気づき、歩んでいくという、ゆるぎない決意です。

Kawee_1
 
インタビューの中には、「目指す道を、ヨーガといっても、仏教といっても、
どちらでも構わない」「ヨーガはunionという意味でとらえているので、
ヨーガと仏教を区別したことはない」という意見もありました。

逆に、「ヨーガに、精神面は求めていない。それは、仏教の教えと瞑想で、おこなっていく」という、コメントをしたメンバーもいました。

しかし、私からすると、どちらも同じに聞こえました。全てのコメントから伝わる思いは、根本的に、みなさんの主軸はダンマであり、瞑想によってその道を進んでいくことなのです。

その考えは柔軟ですが、ぶれることはありません。それをもとに、ヨーガを含め、全てを判断しています。

何らかの形で、ヨーガの実践を続けていらっしゃいますが、主観的にならず、あくまで、ヨーガを冷静かつ客観的に捉えています。それらの意見は、とても新鮮で、勉強になりました。

今、原稿おこしをし、どこかで発表出来ればと、考えています。5人のメンバーの態度・姿は、多くのことを語りかけ、まるで、レクチャーのようでした。

「研究する」ということは、このような態度ではいけないと思いますが、とても良い機会でした。



4.大学院の夏休みをバンコクでのインターンシップで過ごしたこと

4-1. バンコクでインターンシップを過ごした意義はあったか

はい。大いに。自分でも、驚いています。


4-2. タイで進行中のヨーガ活動について


事務所は、いつも2人のスタッフで大忙しです。また、ディレクターのカヴィー先生も、日々大忙しです。

でも、皆、ヨーガに関わり、楽しくしています。そして、そこから、新たな展望を、見出しています。

タイのヨーガ活動は、適切だと考えられるヨーガ教育を、提供しています。
しかし、それ以外にも、言葉にならない、たくさんのものを生み出しているように、感じました。


4-3. ヨーガへの認識の変化

・大学院生活で、「ヨーガ」のことを毎日考える中にある今、私の主軸はヨーガであり、そこから様々なことを感じ、判断している、自分がいたこと

・私の立場において、公で「ヨーガ」の話をする場合、出来る限り、客観的に扱うべきであること

・ヨーガを、人前で指導するための人材を育てる教育は、きちんと取り組まれなければならないこと

・ヨーガは、自分で出来るようにならないと、先には進めないこと

・KdhamのDYEdコースは、ヨーガのはじまりだったこと
 
 
4-4. バンコクでの生活体験


タイの人たちに、大変よくしてもらいました。毎日、楽しかったです。


4-5. 日本とタイの比較考察


タイは、皆さん、よくお寺に行かれます。定期的に、僧の説法を聞きに通われたり、何か問題があると、個人的に相談されているそうです。

心のよりどころとしての「僧」の存在は大きく、お寺は安全な場所として、タイ文化の中で機能していました。
 
Camp後 お寺
 
 
4-6. 今後の展望など


大学院の修士論文を、無事に書き終わりたいです。


☆☆☆☆☆


最後に、今回もまた、相方宏・秀子先生には、大変お世話になりました。本当にありがとうございました!

そして、両先生を通じて知り合った、タイの人々にも、本当によくしていただきました。

ディレクターのKawee先生、毎日机を共にしたJeab & Kloyをはじめ、TYIに関係する全てのタイの人達に、貴重な経験を与えていただきました。

タイでの生活を見守り、応援し、いつでも助けて下さり、本当にありがとうございました!



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2011年9月6日火曜日

アジアの精神性とヨーガ2011(2)

タイの仏教文化のフィールドワーク
期間:8月16日(火)ー9月2日(金)の18日間
三重在住のS.I.さんのレポート

8月16日(火)から9月2日(金)の18日間、
三重在住のS.I.さん(女性)が、タイでの自己研修に来られました。次の2箇所で、タイの仏教文化のフィールドワークをされたレポートです

○コーンケーンのヴィパッサナー・センター
○チャヤプーンの森のお寺 

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次の項目でフィードバックをお願いしました。

【プロフィール】
①現在住んでいるところ
②現在されていること、今までにされて来たこと
③今までの学歴・経歴・資格
④特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

【ヨーガとの関わり】
①ヨーガを始めたきっかけ
②今までのヨーガ勉強歴
③今回タイに来られた動機と目的

【ヴィパッサナー:フィードバック】
1)瞑想センターの場所と環境
①コーンケーンの環境
②バンコクからのアクセス
③センターの施設
④宿舎と食事
⑤スタッフの対応
2)10日間コースについて
①コース中の日課へのコメント
②瞑想コース中に洞察が深まったこと
③瞑想コース中に直面したチャレンジ
④タイで10日間コースに参加した意義があったかどうか
3)ヨーガと瞑想(Vipassana)との関連についての考察
4)タイ全般のご感想など

【森のお寺:フィードバック】
①森のお寺(Wat S)を訪ねた動機と目的
②チャヤプーンの環境
③森のお寺の施設
④宿舎と食事
⑤森のお寺に住む人々
⑥森のお寺で感じたこと・考えたこと


☆☆☆☆☆

タイを訪れることには、いろいろな意味で、メリットがあると思われます。

特に、精神性の分野は、日本人にフィットする部分があります。(インドの場合、なかなか別の問題も多いです)。ご自分の研修のために海外に行ける方には、タイの環境や施設を活用することも、大いに賢いことに思えます。

特に、瞑想はこちらが本場です。とかく、島国のわたしたち日本人は、限られたせまい領域で、
細かく思い込んだり、自分で自分を思い詰める傾向が国民性としてあります。

それは、場合と条件によっては、美徳や美質にもなるのですが、
閉塞感を中和して、人格の全体的なバランスを取るには、なるべく、広く、高く、大きく、遠いものに心を向けるトレーニングが有効のようです。

特に今年は、まだまだ収束しない原発事故の影響や、なかなか安定しない政治状況など、環境面でも、社会面でも、何かと不透明で重い空気があると思います。

それらを、自分の側で、意識的に中和する努力は得策です。そうでないと、知らず知らずのうちに、気付かないままに、ネガティブな側に引きづられてしまう、ということもあると思われます。

タイは日本に比較的近いですし、文化的にも親和性があります。
それでいながら、日本とは違う社会であり、南国の環境です。

ある期間、タイの仏教文化の雰囲気に浸ることは、自分自身の内面の深化を図ることにも有利に作用するようです。
 
 
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

コーンケーンのヴィパッサナー・センターで10日間コース
日程:2011年8月17日(水)ー8月28日(日)
三重在住のS.I.さん(女性)のフィードバック


【プロフィール】

①現在住んでいるところ

三重県の伊勢志摩の志摩半島です。


②現在されていること、今までにされて来たこと

短大を卒業し、保育士となり、その後、旅を中心にした生活になり、インドに何度も行くうちにヨーガと出会った。ぼちぼちですが、地元でヨーガ教室をさせてもらってます。


③今までの学歴・経歴・資格

短大で保育士、幼稚園教諭の免許を取得。


④特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

ヨーガをライフワークとし、今は特に仏教に関心が深いです。趣味はパンをつくること、ものづくり


【ヨーガとの関わり】

①ヨーガを始めたきっかけ

インドを旅する中で、自然と興味を惹かれました。


②今までのヨーガ勉強歴

シバナンダ・ヨガのTTC
2010 穂高編2010
2010 ワンサニット2010
2011 沖縄編2011(久高島)


③今回タイに来られた動機と目的

○ヴィパッサナー瞑想をタイで受けてみたかった

○P.N.さんという日本人ですが、タイにて出家されて 20年以上になるお坊さんのお寺に行くこと

○相方先生の活動を直接見学したかったです。



【フィードバック】

1)瞑想センターの場所と環境

①コーンケーンの環境

タイの東北部に位置するコンケーンはこじんまりした街です。センターの場所は町の中心から30分ほどの森の中にあります。

本当に静かで緑に溢れていました。様々な花が咲いていて、いい香りがして、癒してくれます。鳥の鳴き声もいつもしていました。

8月は雨期で暑過ぎず、過ごしやすかったです。早朝は長袖でないと肌寒いくらいです。ずっと雨というわけではないので、晴れ間もあり、洗濯物もよく乾きました。


②バンコクからのアクセス

バンコク北部にあるバススタンド、モーチットからコーンケーンまで行くか、その近くにあるバス会社からコーンケーンまで行きます。

コンケーンのバススタンドまでヴィパッサナー・センターからお迎えがあります。バンコクからコーンケーンまでは6時間くらいです。


③センターの施設

瞑想ホールはこじんまりしています。コーンケーンの施設は、それほど大きくはないようでした。私の時は、男女合わせて30人でした。

しかし、敷地の広さを考えると、ものすごく大きく感じ、広々でした。どこもかしこも清潔で管理が行き届いてました。


④宿舎と食事

ものすごく快適でした。ドミトリーといわれる棟に8部屋あり、実質1人部屋です。ファンもついているし、ベッド、机、ハンガーが盛りだくさんあります。

トイレ、シャワーも1棟につき、4つづつあるので、いつでも使いたい放題でした。Hotシャワーも1つありました。

ご飯はタイ料理の伝統的な料理だったみたいです。本当においしかったです。手の込んだあったかい料理ばかりでした。パンやスナックも食べたい放題でした★


⑤スタッフの対応

本当にあったかかったです。

10日目、話ができるようになったとき、一人でタイまで受けにきたことを知ると親身になって、次への行先やバンコクでの宿泊、困ったときは連絡を・・・と色々と気遣ってくれました。

また、いつでも戻って来てね★と最後は見送ってくれました。



2)10日間コースについて

2回目の今回。正直、集中力が前回より続かないことがありました。

それでも、瞑想の手順に必死になり過ぎず、少し余裕を持って、自分への洞察が深まったと思います。瞑想中にばかり気を取られていた前回とは違い、休み時間でも常に自分の内側を観察できていたと思います。

日々の生活の中で培った平静さに気づきました。一日、一日がとても速く感じられ、あっという間に過ぎていく日々に焦りを感じるほどにリラックスして、観察できていた10日間でした。


①コース中の日課へのコメント

4:00      起床
4:30- 6:30    瞑想
6:30- 8:00    朝食・休憩
8:00- 9:00    グループ瞑想
9:00-11:00   瞑想
11:00-13:00 昼食・休憩
13:00-14:30 瞑想
14:30-15:30 グループ瞑想
15:30-17:00 瞑想
17:00-18:00 ティータイム
18:00-19:00 グループ瞑想
19:00-20:30 講話
20:30-21:00 瞑想
21:00   質問
21:30   消灯


私はこのスケジュールはちょうどいいと思います。


②瞑想コース中に洞察が深まったこと

単調で、感覚をあまり使わない、シンプルな日々のおかげで、心身ともに安らいでいることを再確認しました。

いかに普段の生活で、色んなものに敏感に反応して、精神面が疲れていたことに気づかされました。

一定期間、このように環境の良い静かな場所に身を置くことの大切さを、身に染みて実感しました。


③瞑想コース中に直面したチャレンジ

言葉をありのままに受け取ること。日本語の講話を聞いていて、正直、その訳はどうなんだろう?と思うことが多々ありました。

今回、タイで受けたことで、国民性が環境や言葉すらも構成してしまう力があることに気づきました。日本人特有の表現が講話にはたくさん含まれていました。

日本において発展を遂げた座禅ならば、適切な表現かもしれません。しかし、ヴィパッサナー瞑想は仏陀がお教えになり、仏教国で発展したものです。

必ずしも、日本語の表現がすべて適切だったとは思えませんでした。だからこそ、言葉を鵜呑みにせず、ありのままに聞くように
努めました。


④タイで10日間コースに参加した意義があったかどうか


本当に有意義なものでした。

まず、タイの人たちが仏陀の教えとしてこのヴィパッサナー瞑想を受け入れていると言う点において、その姿勢はとても敬虔で慎ましいものでした。とても感動しました。

何人かの女性は白い服でコースを受けていました。タイにて女性の一時出家はない中で、彼女たちにとっては、このコースは一時出家と同じくらい敬虔あらたかなもの、
だったのかもしれません。

互いを気遣う慎ましさもさりげなく美しかったです。コースに対する真剣さは素晴らしく、でも朗らかなタイの人たちの国民性があり、全体の雰囲気も引き締めすぎず、緩めすぎない・・・・このちょうどいい加減を、タイの人たちは自然と身に着けているのでしょう。

ものすごく心地いい10日間でした。瞑想だけでなく、人としての在り方をタイの人たちとの生活を通して学ばせていただきました。



3)ヨーガと瞑想(Vipassana)との関連についての考察

身体に安定性がないと精神面での安定性は養えません。体の全体のバランスが取れていないと長時間座ることはできない、という点で、アサナにしても鍛えるだけの運動系のアサナではなく、「スティラ・スッカ・アーサナ」これに尽きると思いました。

バンダの役割もとても重要で、特にムーラ・バンダは長時間座るのに強化していく必要があると感じました。
 
 
4)タイ全般のご感想など

元々、旅が好きな私にとってタイは何度も訪れていた国の一つでした。

それが、今回、ヴィパッサナー瞑想という精神性の強い場所に身を置くことで、タイの人たちの精神性の高さや朗らかな国民性が、本当に素晴らしいものであることを再発見しました。

精神性を高めるために適切な場所で瞑想をできたおかげで、自分がいかに狭い視野を持ち、いろんな物事を認識していたことに気づきました。

見聞を広めなさい、という相方先生のお言葉の意味を体験を通して理解できました。

今回はタイに来て、いつの間にか作り上げていた自分の壁を少し崩せ、視野が広がりました。とても貴重な体験だと思います。

もし、お時間のある方で、タイまで来れる方がいらっしゃいましたらぜひおすすめしたいです。楽しみながら精神性も高められるなんて、ありがたい話です。

今回、相方ひろし先生、ひでこ先生、スタッフの皆様、バンコクにインターンシップで滞在中のC.A.さんに本当にお世話になりました。本当にありがとうございます。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

チャヤプーンの森のお寺を訪ねて
日程:2011年8月28日(日)ー8月31日(水)

三重在住のS.I.さん(女性)のフィードバック
 

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【フィードバック】

①森のお寺(Wat S.)を訪ねた動機と目的

○タイの仏教がどのようにして、一般の人々の中で受け入れられているかを直接垣間見てみたかったこと

○タイの僧侶たちが実際どのような生活をしているのか?


②チャヤプーンの環境

チャヤプーンは乗継でしか訪れてないですが、小さい街、といった感じです。

お寺までは、そのチャヤプーンからものすごく時間がかかりました。それくらいものすごく僻地にあります。

しかし、昔ながらのタイの人たちが住んでいて、素朴な風景が広がっていました。自然もとてもとても豊かで広大でした。


③森のお寺の施設

S寺はものすごく広いです。そして、私は迷子になりました(笑)

道路は舗装されず、土のまま。建物は比較的新しかったです。

近年、お寺のライフ・スタイルが医療に効果があるということで、毎月医療機関からリトリートに来るようです。

池もあり、緑が鬱蒼としていて、高原にあるので、
避暑地といった感じです。


④宿舎と食事

宿舎はものすごくきれいでした。コテージです。

6畳くらいの部屋に洗面台があり、トイレ、シャワー(水)がついてました。バルコニーつきです。

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8時からの食事1回のみです。

托鉢でいただいたもの、お寺で作っているもので、まずは、僧侶さんからいただきます。

その後、尼僧さん。そして、残りのものを在家の私たちがいただきます。

料理は、タイ料理で、ヴェジタリアンだけではなかったです。とってもおいしかったです。


⑤森のお寺に住む人々

僧侶が30名ほど、尼僧さんが15名ほど。

後はリトリートで来ている人々。

中国から研修に来ている人たち20名ほど。


⑥森のお寺で感じたこと・考えたこと

4:00 鐘が鳴り読経・瞑想
5:30 托鉢
8:00 食事

ここからは各自の瞑想や仕事をします。

18:00 読経・瞑想
20:00 就寝
(各自ですが、だいたい、21:00には電気は消えていました)


とてもシンプルな生活です。

食事も与えられたものを頂きます。

強制もありません。

静かに時間がながれ、自分の中にも静けさだけが残ります。

「もしかして、ここは極楽では??」と夢の続きのような感覚に陥りました(笑)


ヴィパッサナーでコースの時にタイの人たちの仏陀に対する敬虔さがあまりに深いので、とても感動しました。

タイの人たちにとって、お寺は憩いの場所のようです。出家の人たちと同じ生活をし、自分の抱えているものをお坊さんに相談しにくるのです。

そして、施しをして徳を高めるという概念が、当たり前なのです。

托鉢の時も、村の人たちはとても慎ましく敬虔な態度でお坊さんたちと接しています。

おじいさん、おばあさんから小さい子供まで、朝決まった時間に施しをします。その風景はとても美しいし、平和そのものでした。

小さいころから施しをする習慣のある子供たちは、大きくなっても、そのような姿勢で人々と接していくのでしょう。

そう思うとタイの人たちの優しさの根本的なところが仏教の教えに基づいたもので、深く根付いているのだと、感激しっぱしでした。

瞑想のこともそうですが、人としての在り方を根本から見直してもらえる今回の旅でした。


☆☆☆☆☆

後、バンコクにて、相方先生たちの大学の授業に参加させていただきました。週4回、時に合宿もする一般の人向けの4か月コースです。本当によくできているプログラムだと思いました。

1度だけしかクラスに参加できなかったですが、もっと参加して、タイの人たちの成長ぶりを観たかったです。

そのようなプログラムを受けれるタイの人たちが、とても羨ましいです。

もう一つ、タイの厚生省が主催するイベントにも参加させていただきました。
 
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相方先生のオフィスも参加していたんですが、ヨーガに興味のある人がとにかく多い!!!驚きました。
 
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そして、そのイベントもとてもおもしろかったです!!!

タイの伝統医療はもちろん。伝統技術(織物や草木染などなど・・)、タイのハーブを使ったナチュラルコスメの多いこと!!!!タイという国は医療の面にしても代替療法にしろ、ハーブにしろ・・・宝庫です!!!

そこに、ヨーガを受け入れる器は大いにあり、それをうまく活用できるのだろうと思います。

これから、タイにてヨーガがどのように発展していくのかが、個人的にとても楽しみです。
 
 
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




2011年8月28日日曜日

アジアの精神性とヨーガ2011(1)

MCB財団タイ・ヨーガ研究所(TYI)でインターンシップ
1ヶ月経過現地レポート

昨年カイヴァリヤダーマ研究所のヨーガ教育ディプロマ・コース(DYEd)を卒業し、
今年から関西大学の大学院でヨーガ研究を続けているC.A.さん(女性)が、夏期休暇中に、バンコクで2ヶ月間のインターンシップを過ごされています。

その1ヶ月経過・現地レポートです。

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次の項目でフィードバックをお願いしました。

【プロフィール】
①現在住んでいるところ
②現在されていること、今までにされて来たこと
③バンコクでのインターンシップの動機と目的
【フィードバック】
1)TYI(タイ・ヨーガ研究所)について
①場所と環境
②活動について
③スタッフについて
2)プラチンブリーのヴィパッサナー・センター
①場所と環境
②10日間コースについて
③ヨーガとヴィッパサナーについて
2)SWUコースについて
(国立シーナカリン・ヴィロード大学人文学部哲学宗教学科)
①場所と環境
②SWUコースの受講生
③SWUコースの実習・講義の内容
④学部生のヨーガ副専攻コース
3)PSUでのセミナーについて
(国立プリンス・ソンクラー大学看護学部)
①場所と環境
②看護学部の大学院生への講義
③看護学部主催のヨーガ講座のセミナー
④学部生への講義
4)1ヶ月間の総括
①1ヶ月間の成果
②バンコクでの生活(住居・食事etc.)
③タイランド全般・タイの文化と人々について


☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆

バンコクのMCB財団タイ・ヨーガ研究所(TYI)でインターンシップ
1ヶ月経過現地レポート:
兵庫在住の大学院生・C.A.さん(女性)

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【プロフィール】

①現在住んでいるところ

日本(兵庫県)


②現在されていること、今までにされて来たこと

大学卒業(薬剤師免許取得) 後、製薬企業にて(MR)約4年間勤務。
→ マクロビオティック研究家主宰のコミュニティー(千葉)で約1年間生活。
→ 海外にて約半年生活(ヨーガに真剣に興味を持ち始める)。
→ 薬局(主に、漢方の調剤)にて、約1年間勤務しながら、 様々な伝統医学、民間療法等を学ぶ。
→ やはり、ヨーガを学びたいと思い、 カイヴァリヤダーマ・CCYコース(2009年5・6月)修了、穂高編2009に参加後、カイヴァリヤダーマDYEdコース(2009-2010)卒業。
→ 帰国後、現在、 関西大学大学院・文学部身体運動文化専修所属(M1



③バンコクでのインターンシップの動機と目的

動機
大学院の夏季休暇中に日本にいた場合、パートの仕事(薬剤関係)と、パソコン上でヨーガの事を考える(修士論文のため)ことで、ヨーガの楽しさを見失いそうな気がしたため。

目的
自分を整えるため
○ヨーガに対して主観的になりすぎているので、客観的視点を養うため
○日本でヨーガ研究をすることに、閉塞感を感じがちだったため
○環境が良いと思えるヨーガの現場に、身を置きたかったため

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【フィードバック】

1)MCB財団TYI(タイ・ヨーガ研究所)について

①場所と環境

ディレクター:
カヴィー・コンパックディーポン(Kawee kongpakdeepong)
Kawee_1
201 Ramkhamhaeng 36/1
Huamark, Bankapi, Bangkok 10240
http://www.thaiyogainstitute.com/
http://www.facebook.com/thaiyogainstitute

MCB(Mor-Chao-Baan)財団は、1973年にマヒドン大学医学部教授であったプラヴェート・ヴァシ博士(1931-、通称モー・プラヴェート)によって設立された保健医療系の財団で、自助努力を基本とした一般市民向けの教育活動や、
啓蒙・出版活動を行っています。
http://doctor.or.th/

タイ語でMCB(モー・チョー・バーン)は「市井の医家」という意味で、みんなに役立つ健康増進や病気改善の知識に精通しているひとのことです。

MCB財団の活動理念は「Building the Knowledge-based Society」で、
知識を中心にした健康社会の構築です。出版局からは保健医療に関する書籍・小冊子が多数出版されていて、健康をテーマにした月刊誌も出ています。

プラヴェート・ヴァシ博士は1986年度のラモン・マグサイサイ賞(アジアのノーベル平和賞と言われています)の受賞者で、
タイを代表する高潔な人格者としての人望が高く、多くの財団・大学・政府・国際機関の委員を勤めています。

医療関係者のみならず、一般国民からも、
たいへん尊敬されている方のようです。

そのプラヴェート博士が、
ヨーガをタイの保健医療の分野に統合する必要を認識されたので、2004年2月に第1回のヨーガ・コンフェレンスを開催(SSS, NHF, MCB協賛)、2004年9月にMCB財団の傘下でタイ・ヨーガ研究所(TYI)を立ち上げさせた、という経緯です。

その後、タイでは、着実に医療関係にもヨーガが浸透しているようです。

MCB財団のビルはバンコク都内の別な場所にありますが、
タイ・ヨーガ研究所のオフィスは新空港にも近い、ラームカンヘーン通りにあります。空港から、空港鉄道エアポートリンクで15分、Hua Mark 駅から、バスに乗り約10分です(207番)。

まわりは静かな住宅地です。 屋台やコンビ二が周りにあり、近くには大きなMall(ショッピング・センター)があります。

運河ボート乗り場が近くにあり、主な活動場所の国立シーナカリン・ウィロード大学(SWU)や、バンコクの中心部に向かうときは、運河ボートを使うことができます。

バンコクは渋滞時間になると、移動に時間がかかりますが、その点、運河は渋滞知らずで、便利です。

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②活動について

TYI(タイ・ヨーガ研究所)のディレクターのカヴィー氏を中心に、常勤・非常勤のチームにより、活動がなされています。

主な活動は、医療・教育分野へのヨーガの導入で、学校や大学・病院関係の仕事中心です。母体のMCB財団の活動理念に従った公的な社会活動で、
いわゆる日本でイメージされるような「ヨーガ団体」というものとは性格が違います。

その他、
一般の人向けのヨーガの啓蒙活動も行なわれています(会社・団体・教育機関・政府機関・お寺関係等)。


次が現在までに見学した研究所の活動です。

国立シーナカリン・ヴィロード大学(SWU)

○人文学部哲学宗教学科で学部生へのヨーガ選択科目(週2回)
担当:ヴィーラポン先生とジラワン先生、共に、カイヴァリヤダーマ研究所・CCYコース(2004)修了。

○SWUコース2011(一般公開のヨーガ講座)(週4回)
担当:相方ひろし・ひで子先生+カヴィー先生(TYIディレクター)+TYIの他のメンバー(5~6名)


国立ソンクラー大学(南タイ・ハジャイ)でのセミナー

タイ・ヨーガ研究所とのコラボで看護学部で開講されている
4ヶ月間のヨーガ講座コースの修了セミナーに、相方両先生とカヴィー先生に3日間同行しました(8月19日ー21日)。


今後の見学予定

○タイ政府厚生省(Ministry of Public Health)
毎週、主にディレクターのカヴィー先生がセミナーを担当。厚生省代替医療局のヨーガ部門と提携。

○スーアン・モッカ(Suan Mokkh) in バンコク(BIA)
現代タイを代表する仏教僧であるブッダダーサ・ビク(1906-1993)が南タイに設立した森林寺院のバンコク・センターで昨年9月に開設。
タイ・ヨーガ研究所(TYI)が無料のヨーガ・クラスを担当。

○一般人向けの各種ヨーガ・クラス
タイ・ヨーガ研究所のメンバーが担当

○タイ政府厚生省主催・第8回National Herb Expo 2011
タイ・ヨーガ研究所(TYI)の母体のMCB財団も協賛団体のひとつです。
タイ全土の伝統医学・民間療法・代替医療の関係者が
バンコクのコンベンション・センターに集結する5日間の大イベント。今年で8回目で、厚生省の大人気・当たりプログラムだそうです。 期間中、タイ・ヨーガ研究所もブースを出して、ヨーガ・クラスやセミナーの提供をスタッフ・メンバーで行います。


③スタッフについて

私が毎日通っているオフィスには、2人の常勤スタッフがいます。ジェープさん(Jeab)とクロイ(Kloy)さんです。
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2人は、タイ・ヨーガ研究所(TYI)の活動の事務的業務を担当していま
す。各種コースへの質問や予約への対応、ウエブサイトでの活動(ホームページ・フェイスブック)、ニューズレターの編集、物販の注文・発送等が日常の業務です。

また、バンコク都内やタイの地方部でのヨーガのプログラムやイベントのコーディネートも行っているようです。



2)プラチンブリーのヴィパッサナー・センター

バンコクに来たのは7月26日(火)です。

その翌日の7月27日(水)から8月7日(日)まで、バンコク郊外のプラチンブリーにあるヴィパッサナー・センターで10日間コースに参加しました。

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①場所と環境

バンコクから、バスで約2時間です。木々に囲まれた、気持ちの良い場所です。

②10日間コースについて
③ヨーガとヴィッパサナーについて

今回は、去年12月のピサヌロークのセンターに続き、
2回目の10日間コースでした。日々の瞑想で、瞑想を通して「私」に向き合っているはずが、次第に「瞑想をすること」自体に重点を置きつつある自分に気が付きました。

ヨーガやヴィパッサナーを通し、日々の自分のあり方を大切にしようと反省した10日間でした。



2)SWUコース2011について
(国立シーナカリン・ヴィロード大学人文学部哲学宗教学科)
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①場所と環境

オフィスから運河ボートを使って、約45分程の通勤時間です。


②SWUコース2011の受講生

SWUコース2011の受講生は、皆さん社会人のようです。年齢はばらばらで、男性1人を除いてあとは女性です。


③SWUコース2011の実習・講義の内容

期間:4カ月間
月・水・木 17:30ー20:00
土 8:00ー13:00(休憩1時間)
それと、3日間の合宿が2回+宿題等もあるようです。終了すれば、SWUから修了書が出ます。

相方両先生が実習・講義をされる日に同行しています。今まで見学した水・木は、17:30から実習が約1時間半で、残り45分ー60分が講義の形式です。

実習は、
4カ月間で段階的に伝統的ヨーガの技術が身につくように、構成されています。見学しているこの3週間だけでも、アーサナからプラーナーヤーマへの割合が、徐々に増えています。

各々の技法に対しても、アーサナでは保持する時間が長くなり、またプラーナーヤマでは、1:1 → 1:2 へと移行しています。

ムドラーやバンダを徹底的に練習する組み立ては、4カ月間で無理なくプラーナーヤーマを上達させる上で、たいへん有効であることを実感しています。

講義は、ヨーガ・スートラの理論とハタ・プラディーピカーの各技法について、古典テキストと現代的解釈(主に解剖生理学や現代人の抱える
問題解決への関連付け)の両方から、スライドを使って解説されます。

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④学部生のヨーガ副専攻コース

一度、火曜日10:30ー12:30の授業を見学しました。10:30ー12:00が実習で、残りが講義でした。

主に3回生が、24人参加しています。ウディーヤナ・バンダをチェックし合ったり、コツを教え合ったりと、微笑ましい光景が見られました。



3)PSUでのセミナーについて
(国立プリンス・ソンクラー大学看護学部)
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①場所と環境

国立ソンクラー大学は、南タイ、ハジャイにあります。大学病院もあるため、敷地はたいへん大きいです。キャンパス内に大きな湖もあり、朝には、大学スタッフや一般の人が大勢、散歩しています。


②看護学部の大学院生への講義

タイトル:
The Philosophical Foundations and Knowledge Development in Nursing for doctoral students: “Indian Philosophy” for Doctoral students

看護学部博士課程11人(インドネシア3人、中国2人、タイ6人)へのインド哲学の講義でした。

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ヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教の話から入り、ヴェーダ文化、Astika/Nastika
の各哲学の解説と、怒涛の2時間でした。 すごいスピードと情報量にも関わらず、それぞれの視点からインド文化を捉え、講義後には質問で白熱しました。

インドネシア留学生はインドネシア語とサンスクリット語の類似性、中国人は中国医学とインド伝統医学のコンセプトの類似性、またタイ人は仏教観点から、
皆さん興味深く、講義を消化された様子です。


③看護学部主催のヨーガ講座のセミナー

朝は、看護学部主催のヨーガ講座受講者への実習(2時間)でした。その場で、メンバーの様子を見た上で、アーサナ抜きで、バンダ&プラーナーヤーマを徹底して実習するプログラムが相方両先生により組み立てられました。

皆さん必死に写真をとり、
メモをしながら、実習に励んでおられました。バンダ&プラーナーヤーマをしっかり学べた機会は、貴重だったのではないでしょうか。

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④学部生への講義

タイトル:
Yoga Update & Advanced Yoga Practice

ヨーガ講座受講者と看護学部学生に対しての、「ヨーガ・アップデート」の講義(1時間45分)でした。

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看護学部の学部生が受講するということで、ヨーガ技法の科学的な研究史から話が始まりました。

そして、インド政府厚生省(Ministry of Health and Family Welfare)での、今までの統合医療への取り組みの変遷、現在厚生省のAYUSH局が推進するインド医学&ホメオパティーの各々の概説の後、ヨーガ分野での学術的リソースの紹介がありました。

この講義も、すごい情報量でした。学部生なので、日本と同じく、講義中はざわざわしています。しかし、ハタ・プラディーピカーの内容説明で、「目の病気」の話(トラータカの箇所)になると静かになりました。やはり、看護学部生さんたちですね。



4)1ヶ月間の総括

①1ヶ月間の成果

ヨーガ・タイ文化にまつわる全てが面白すぎ、あっと言う間に過ぎ去っています。研究のために、皆さんの観察をしなければいけないところ、私自身がクラスを楽しんでいます。

論文関連はさっぱり進まず、大学関連や翻訳も、ほぼ進んでいません。ですが、それでも良いかと思えるような充実ぶりです。

ヨーガが教育として運営され、学生さんたちが学んでいる姿が、健全な光景として私の目には写っています。

現代では、然るべき内容を、教育機関で学ぶということは、自然な流れではないでしょうか。授業を見ていると、ヨーガを教育として捉えることと、自分でのヨーガ実践していくことの違いが、はっきりと浮かび上がります。

ヨーガの枠組みをしっかりと学び、体験することは、次のステップに大きな影響を与えます。だからこそ、ヨーガを学ぶ環境は重要だな、と感じています。


②バンコクでの生活(住居・食事etc.)

快適です。

研究所(事務所)近くの、サービス・アパートに滞在しています。様々なアパートがあるので、価格やサービスなどで、選択が可能です。

例えば、私のアパートは、冷蔵庫やテレビが付き、週に1度の掃除があります。1階にはコイン・ランドリーがあり、警備員も常時います。

食事は、朝は研究所のスタッフが屋台で買って来てくれる野菜スープやタイのスナックを共に食べ、昼は、相方先生やカヴー先生と共にいただいたり、スタッフと一緒に作って食べたりしています。

夜は、講義が遅いときは、部屋にストックしているもので済ませますが、屋台でテイク・アウトしたり、外で食べたりと、楽しんでいます。


③タイランド全般・タイの文化と人々について

良くわからない国です(笑)。

タイについてコメントするには、あまりにもタイのことについて知らなさ過ぎます。タイの国のもつ複雑さには、あまり触れることなく終わりそうですが、多くの人達の根底には、「ダンマ(仏教の生き方)」があり、それによって繋がろうとしているように感じます。

スタッフは、とても気持ちがよいです。真剣な顔をしていると、どこからともなく日本の曲をかけてくれ、「サヴァーイ、サヴァーイ(楽しく、楽しく)」と言って笑ってくれます。

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