2008年12月22日月曜日

ワンサニット2008年11月(1)

11月に2つの日本組の合宿セミナーが『ワンサニット・アシュラム』で実施されました。

(1)11月1日(土)・5(水)+11月5日(水)・7日(金)
(4泊5日+2泊3日)
(2)11月16日(日)・19(水)
(3泊4日)

 

『ワンサニット・アシュラム(Wongsanit Ashram)』について
→ www.sulak-sivaraksaorg/network24.php (『ワンサニット』のホームページ)
http://picasaweb.google.com/hhyoga/WongsanitAshram (写真アルバム)
『ワンサニット・アシュラム』へのマップ
http://www.sulak-sivaraksa.org/en/docs/AshramMap2551.pdf

『ワンサニット・アシュラム』は、わたしたちは1998年にタイでの活動を始めた当初から関係を持った団体のひとつです。そもそも、わたしたちをタイに招聘したのは『ワンサニット・アシュラム』の所属する『サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団』のスタッフであったソシアル・ワーカーの方でした。


下は1998年1月にわたしたちが初めて『ワンサニット・アシュラム』を訪れたときのものです。10年前ですね。

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『ワンサニット・アシュラム』は『サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団』傘下の団体で、1985年に設立されたインターナショナル・コミュニティです。 シンプルなライフ・スタイルの実践と、社会活動と精神性を平行して追求するための施設です。新バンコク空港から車で約1時間の距離にあります。


『サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団』 の創立者の「スラック・シヴァラクシャ」氏はタイを代表する仏教思想家・社会活動家であり、世界の「仏教陣営」の重要人物です。ノーベル平和賞にも3回ノミネートされています。


『ワンサニット・アシュラム』の環境と設備は、自然環境を生かしたやや「アウト・ドアー」系で、「自然療法センター」としても利用されています。「ヨーガ」の合宿セミナーにも最適な条件が整っています。

設立当初から『アシュラム』は活発に多くの共同体プロジェクトに関わって来ています。『アシュラム』の活動は、仏教哲学と文化の多様性や環境の維持可能性に根差したライフ・スタイルの促進を模索するもので、人間存在と社会性と自然の密接な相互依存関係を指摘しようとする試みです。


『アシュラム』のメンバーは主にソシアル・ワーカーで、伝統的スタイルの家屋に住み、シンプルなライフスタイルを実践しています。『アシュラム』では環境保護、人権擁護、非暴力や精神性に基づく社会活動に関するコースを含む、数多くのワークショップが年間を通して企画されています。

これらのワークショップでは、学生や活動家(僧や尼僧を含む)や地域社会のリーダーへの、総合的なトレーニングが提供されています。『アシュラム』をベースとしている主要なプロジェクトは以下の通りです。
・地域社会のリーダー養成(Grassroots Leadership Training)
・森の自然の中での諸宗教間の対話と連帯
・エコ・ヴィレッジ・デザイン教育トレーニング

現在『アシュラム』は「ヨーガ・センター」、「自然療法センター」として活用されている他に、他のテーマの合宿セミナーやワークショップでも、プログラムに朝の「ヨーガ」のクラスを組み入れることが定番になっています。

タイの「ソシアル・ワーカー」のコミュニティにも、着実に「ヨーガ」は浸透しています。「ソシアル・ワーカー」はハードでタフな仕事です。「ソシアル・ワーカー」の人たちの健康管理や精神性の向上にも「ヨーガ」は幅広く貢献しているようです。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

以下は、
(1)11月1日(土)・5(水)+11月5日(水)・7日(金) 
(4泊5日+2泊3日)
の合宿セミナーに参加された、東京在住の「M.U.」さんのフィードバックです。


「M.U.」さんは体育大学卒、学校や中・高校生を対象とした公共施設からフィットネス・クラブまでの幅広い場で体操や運動の指導に携わって来られた「健康・保健体操」のプロです。幼児・児童体操教室や高齢者の方々の教室の指導、「フェルデンクライシス・メソッド」の指導でも活躍されています。「ヨーガ」歴は4年。スポーツクラブでヨーガ・インストラクターをされたことから、現在「ヨーガ」への興味を深められているところです。


『ワンサニット2008年11月』のフィードバック
(M.U.さん、東京在住)

相方先生

ひろし先生、秀子先生、その後いかがお過ごしでしょうか。日本に帰国した日は、気温9℃で 国の違いを温度から感じました。オプションをふくめ 7日間のセミナー、カフェもトラック荷台にのったこととても楽しかったです。

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今回のセミナーに参加できた事、また ここまで導いていただけたことに深く感謝しつつ、今後も 日々誠実にすごして生きたいと思います。

先生方、セミナーでの移動も多くご多忙のことと思います。どうぞお身体御自愛くださいませ。ありがとうございました。

1)『ワンサニット・アシュラム』について
○環境と施設
○ゲスト・ルームと食事
○エコロジーと精神性
○アシュラムの活動やスタッフについて etc.


とても緑が多く、池に咲く蓮の花の茎の太さに驚きました。

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施設はシンプルで快適でした。

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蚊よりも 蟻に沢山くわれましたが、木々・池・土に囲まれているので虫が多いのは当然、食われる事もアルと思えば、たいしたことはありません。エコですから。。。

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部屋で蚊取り線香を たく場合 扇風機はとめたほうが良かったです。灰が 飛び散って床が真っ白に。

アシュラムから出ると、虫たちとの交流は減ります。

食事、抜群に美味しいです。味も目でも楽しませていただきました。

 

2)合宿セミナーの内容について
○講義
○実習
○ヨーガとご自分の関係を深めるのに有益だった部分
○ヨーガの背景についての理解の深まった部分 etc.

講義・実習ともに 大きな流れ、全体像を体験学習、すべて新鮮で、たくさんの興味というお土産を いただいたような感じです。

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3)今回のプログラムの総括と今後期待される企画

・とても贅沢な時間でした。

また今後、自分の体験とともに セミナーへの参加を重ねることで生きた知恵になると思います。

講義・実習だけでなく、食事の時間の何気ない会話も面白い。

・仏陀とカンボジア


4)タイ全般の印象、役立つ情報など

・バンコクは、都会でした。。。驚きました。

・タイ古式マッサージは、考えられたマッサージだな~と感心しました。気持ちいいし、骨格を知る勉強になります。おすすめです。

・セミナーが終了後、カオサンの宿に泊まりました。翌朝、8階の部屋の窓から外を 眺めると お坊さんの托鉢光景、セミナーで観たDVDとリンクしました。

・タクシー、車内のメーター料金表示が大きいタクシーがほとんどでしたが、極小表示のタクシーに遭遇しました。目の悪い人には、見えないかもしれません。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2008年12月17日水曜日

タイとアンコールにて(2)

2008年10月11日(土)・17日(金)の1週間の日程で実施された、バンコク郊外の『パナ・ソム(森のアシュラム)』とカンボジアの「アンコール」での研修プログラムのレポートです。

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「アジアの精神性とヨーガ」をテーマとした6泊7日のタイ・カンボジアでの研修プログラムで、
・4泊5日のバンコク郊外の『パナ・ソム』での「ヨーガ」合宿セミナー
・2泊3日のカンボジアの『アンコール』探訪
を組み合わせたものでした。関西から8名の方(全員女性)の参加がありました。

「ヨーガ」の学習や体験を着実に深め、「ヨーガ」とライフワーク的に付き合って行くには、インドの伝統的なリソースを確実に押さえながら、広い意味での「精神性」に関連した「文化・伝統・歴史」の展望と洞察にバランス良く進むことが健全な方向性です。

タイの隣国カンボジアのシェムリアップ郊外に9世紀から15世紀にかけて展開した「クメール帝国・アンコール王朝」の遺跡群は、インド文明全般や「ヒンドゥー教・仏教」の宗教文化に興味のある人には、非常に魅力的なところです。

特に「ヨーガ」に興味のある方には、日本とインドの中間の東南アジアに残る「インド文明」の足跡として、インドの「精神性」の伝統への理解と洞察を深めてくれる貴重なスポットです。「ヒンドゥー教」と「仏教」について考える豊富な素材に溢れています。

「アンコール」は「インド哲学」のフィールドワークのスポットとして、インドの「精神文化」に対する見方を重層的・多角的にして呉れるばかりか、人類と地球環境、文明と自然、自然と人間の共生と言った、現代のエコロジー的なテーマへの洞察を深めるにも最適な場所になっています。

来年も適切な時期に、「ヨーガ」の合宿セミナーと組み合わせたカンボジアの「アンコール」への「スタディ・プログラム」を企画する予定です。


○アンコール遺跡群フォトギャラリー
http://www.angkor-ruins.com/
「アンコール遺跡群」の写真を集めたサイト。

○アンコール国立博物館
http://www.angkornationalmuseum.com/
昨年開館した近代的な国立博物館。マルチメディアを活用し「アンコール」の歴史と文化の全体像を効率よく把握できる構成になっています。

○クメール伝統織物研究所・伝統の森
http://iktt.esprit-libre.org/
1996年に京友禅染めの職人であった森本喜久男氏によって設立された、カンボジアでの伝統織物の復興と活性化に取り組む研究所。2003年よりシェムリアップ郊外で「伝統の森」再生計画を開始、「森」が支える伝統の知恵と自然の循環システムを活用した村落(エコ・ヴィレッジ)を開発中。

○シェムリアップの教育カレッジ
The Provincial Teacher Training College
http://www.pttcsrp.com/
シェムリアップの周辺地区の学校教員を養成するカレッジで、2年間の教員養成課程が運営されています。タイの隣国カンボジアでも教育分野で「ヨーガ」の普及活動の展開を期待。

○ポール・デューブル観光専門学校
http://www.ecolepauldubrule.org/
フランス系のNGO団体が運営する観光専門学校で、キャンパス内に学生の実習のためのフランス料理店とミニ・ホテルを経営。

○シェムリアップでの滞在先
デイ・イン・アンコール&リゾート(Day Inn Angkor & Resort)
http://www.sketch-travel.com/cambodia/hotel/detail.php?hcode=dayinn
2004年にシェムリアップの町の中心部にオープンした中堅のミニ・ホテル。プールを中心に建物が4棟に分かれて、全室プールビュー。部屋の雰囲気も落ち着いた感じで、国際機関関係でも利用しています。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

タイ&アンコール研修2008年10月のフィードバック①
(K.U.さん、兵庫在住)

「K.U.」さんは兵庫在住、スポーツ用品メーカーにお勤めのOLです。勤務先の「ヨーガ・クラブ」がきっかけとなり、ヨーガ歴約10年です。現在勤務先のクラブで「ヨーガ」のクラスと「中庸姿勢法」というボディー・ワークのクラスの指導もされています。

2005年にはタイの『ワンサニット・アシュラム』の合宿セミナーに参加、2006年12月にはインド研修ツアーに参加、『カイヴァリヤダーマ研究所』の「第5回国際会議」とそれに続く「プラーナーヤーマ」の1週間コースに参加されました。また今年2008年6月に長野の『穂高養生園』で実施された合宿セミナーにも参加されています。

以下は「K.U.」さんからの「タイ&アンコール研修」のフィードバックです。

 

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タイ&アンコール遺跡群修学旅行では大変お世話になりました。

以下にフィードバックをさせていただきます。
これから仕事が忙しくなるので、記憶が鮮明で、
なおかつ時間の余裕がある時に・・と思い、
まだ頭も講義録の整理もできていないため
文章にまとまりがありませんが、ご容赦願います。


1)『パナ・ソム』でのヨーガ・セミナーについて(4泊5日)

○環境と施設
○ゲスト・ルームと食事
○セミナーの内容について
○今回のセミナーで特に印象深かったこと、有益だったこと

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タイの『パナ・ソム』は、これまで参加された方々が
レポートされているとおり快適な環境でした。

ワンサニットがタイ・リトリートのスタンダードになっていた私には、
(といっても1回参加しただけなのですが)
ベッド有、エアコン付、シャワーからお湯が出る、トイレが水洗等々、
贅沢とも言える申し分ないお部屋でした。

食事は、ワンサニットに比べて品数は少ないですが、
十分満足できる量と質でした。

また、ランチにボリュームのあるもの、
夜は軽めの内容にしてくださったご配慮も嬉しかったです。

セミナーは、過去に受講したことの復習になったり、
忘れていたことを思い出したり、
今の自分だからキャッチできることがあったり、
自分の理解度を確認する意味でも、
継続して学ぶことの楽しさ有益さを実感しました。

また、カヴィーさんの講義による仏教との関連性も興味深く、
帰宅して真っ先に録音CD-Rを聞きなおしました。

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2)カンボジアの『アンコール探訪』について(2泊3日)

○アンコール・ワット(ヒンドゥー寺院)
○アンコール・トム(仏教寺院)
○タ・プローム(仏教寺院)
○国立博物館
○クメール伝統織物研究所・伝統の森
○ポールデューブル観光学校のレストラン
○シェムリアップの教育大学
○シェムリアップの町、滞在先ホテル、日本語ガイドetc.

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アンコール遺跡群への修学旅行は、これが目的で参加したようなもの
なので、本当に楽しかったです。

帰国してからも「地球の歩き方」で復習したりして、偉大な遺跡群と
自然が作り出した姿を思い出すたび感動がよみがえってきます。

シェムリアップは想像以上に整った観光地でした。
ホテルは綺麗で清潔で、リゾートに訪れているような気分を味わいました。
でも一つだけマイナスポイントを申し上げるなら、シャワーの温度です。
日中は問題なかったのですが、夜に利用すると熱いお湯が出なかったのが
残念でした。

遺跡群は、日本人以外にも中国、韓国や欧米人の観光客も
大勢ツアーで訪れていました。

中国・韓国系の団体は、それはそれは賑やかで、
ガイドさんが静かな場所に避難させてくれるという場面もありました。

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利用したホテルの利用者は欧米人が主流とのことで、
いつも静かに過ごせて快適でした。

パッケージツアーに付き物の、免税店に連れて行かれたり、
他の旅行者との調整で早く送迎が来たり、という
わずらわしさが一切なく、ゆったりと観光できて大満足です。

また、多くの観光スポットを次々巡るのではなく、
ポイントを絞って、じっくり見て聞いて過ごせたことや、
帰り間際にもう一度アンコール・ワットに訪れることができたことも
とてもよかったです。

クメール伝統織物研究所・伝統の森を訪問できたことは、
遺跡群を観光したこととはまた違った感動がありました。 
 
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まったく知識がなかった所でしたが、
森本さんの高い志と熱いお話や、熱心に楽しそうに働く女性たち、
お母さんの周りで遊ぶ子供たちの姿は、とても深く心に残りました。

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シェムリアップの教育大学の体育の授業で
ヨーガ・レッスンのお手伝いをさせていただいたことは
これからもヨーガに携わっていくうえで、
貴重な体験をさせていただいたと思います。
純粋で幼くも見える先生の卵たちが、とてもかわいらしく見えました。
私のプンニャ・ポイントも少しは溜まったでしょうか。。

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以上、簡単ですが、ご報告申し上げます。


3)今回の研修プログラムの全般的なご感想と、今後期待される企画など

次回は「インド・自然療法の旅」でお会いできますこと
楽しみにしております。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

タイ&アンコール研修2008年10月のフィードバック②
(M.K.さん、神戸在住)

「M.K.」さんは神戸在住、22年前から「ヨーガ」に接して来られています。近年は「ロナウラ系伝統的ヨーガ」のアプローチで経験を深められ、昨年の秋からはご自分の「ヨーガ」のクラスも持たれています。また、全国仲人連合会の一員として自宅で仲人業もされています。昨年7月のタイでの合宿セミナーに参加されました。今回は2回目です。

「M.K.」さんはシェムリアップにある『クメール伝統織物研究所』の活動にとても興味をお持ちでしたが、今回の研修プログラムの一環で訪問することが出来たことで、たいへん満足されました。「研究所」のショップで手織りのシルクの生地も購入され、地元の仕立屋さんでクメール調の民族衣装のスーツを一着仕立てられました。


以下は「M.K.」さんからの「タイ&アンコール研修」のフィードバックです。

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相方ひろし先生・ひでこ先生
カンボジアの『クメール伝統織物研究所』で購入した生地で作った洋服は、
2週間後の結婚式前日に届き着用することができました。

大体思いどうりのニュアンスでは出来上がってましたが、縫製技術は
日本のきめ細やかさにはかないませんでした・・・しかし、
着用したときの軽さとフィット感と生地がかもし出す重厚感は、
日本では出会えないすばらしい物でした。

本当に、森本先生が言われたとおり50年は持つかも知れません。
色々な方にお世話になりました。ありがとうございました。


1)『パナ・ソム』でのヨーガ・セミナーについて(4泊5日)

○環境と施設


空港から約1時間程走ると田園風景にかこまれた研修センターに
到着します。昨年は、バンコク市内とパタヤビーチでの研修でしたが、
今年は完全に外の世界と隔離された静かな環境の中での研修でした。

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何棟かに分かれたゲストルームの間には大きな池があり、
その回りには散歩道もありました。

バナナやジャックフルーツが生えていて、ブーゲンビリヤや様々な
ランなど見たこともないようなカラフルな花が咲いており散歩しながら
少し失敬してレイを作り楽しみました。(オーナーに了解の上です・・・)

早朝から夜までゆったりと開かれセミナーでしたが、目に入る物や
耳に入る音のほとんどが自然なものなので、 アーサナ、
プラーナヤーマ、瞑想もさらに落ち着いてすることができました

○ゲストルームと食事

1人部屋、2人部屋を使用された方もいましたが、私は9人用の部屋を
6人で使用しました。真ん中に大きなテーブルと椅子があるので、
修学旅行みたいに寛いで話ができます。

就寝時は、エアコンを付けなくても大丈夫なほど快適な環境でした。
トイレとシャワーは4ヶ所ありましたからゆったりと使う事ができましたが、
お湯は日本程適温で快適と言う訳にはいきませんでしたが外気温が
高いので、それもさほど気にはなりませんでした。

1人部屋と2人部屋にはバスタブがついていました。
蚊取り線香は屋内では必要なかったですが、外では虫に刺されることも
あったので薬を持参して正解でした。

食事は、朝・昼・晩の時間帯に応じた豊富なタイ料理メニューと量で、
何よりも珍しい果物をふんだんに食べる事が出来たのは嬉しいこと
でした。

○セミナーの内容について

昨年に引き続き2回目のセミナーでしたし、初めて参加の方もいましたが
リピーターが多かったせいか、より深い話を解りやすくして頂けたので
昨年よりも理解度が深かったような気がします。

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アーサナも、ただ多くの種類をこなすのではなく、数少なくても身体の
細部を感じながら快適に動かす事で効果がでるという事を実感しました。
プラーナヤーマは呼吸に集中するのではなく、呼吸筋の動きに集中すると
良いという説明を聞き、それを実行することにより深く集中が出来るように
なってきた気がします。

そこからさらに呼吸のスキルを上げていくのが良いと言われた事から、
日々アーサナとプラーナヤーマを続けるのが重要と感じました。

サンキヤ哲学のモデルは、精神(プルシャ)と物質(プラクルティ)の解説。
心がどのように作用して機能しているかの説明も大変解かりやすかった
です。

そして、日本人にはなじみの深い仏教との関連性の解説も理解しやすく、
『ブッダは悟った人をサイのようにただただ歩くと言った』とか・・・
この言葉は胸にストント落ちました。


○今回のセミナーで特に印象深かったこと、有益だったこと

あらためてロナウラ系伝統的ヨーガの素晴らしさを実感したセミナー
でした。

ハタ・ヨーガ(生理モデル)をすることで近くて遠い存在の身体を
中和して構造疲労を弱めていくことができるとの説明も解かり
やすかったです。

ヨーガスートラ(心理モデル)ヨーガによって心の問題を解いていく
という事。私にとって、今回のキーワードは心であったと感じました。
やはり、継続は力なり! 習慣化すると結果がついてくる・・・
因果関係なんですね~


2)カンボジアの『アンコール探訪』について(2泊3日)

○アンコールワット(ヒンドゥー寺院)

語意はお寺の町、1,5Km×1,3Km、塔の上部だけでも65m、
三大神のビシュヌ神に捧げられたお寺とか。

教科書の写真でしか見たことがなかったので、遠くからでも目に入った
実物はあまりにも巨大すぎて驚きを通り越していました。

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12世紀前半に、こんなに素晴らしく精密な建造物をどのようにして
建てたのであろうかと不思議の一言です。

建物がシンメトリーであるせいか安定感があり、あちこちにある仏像や
女神像にも感動でした。

○アンコールトム(仏教寺院)

アンコールトムの中央部あるバイヨン寺院は、アンコールワットとは違い
アシンメトリーでピラミッド形建造物。49ある塔には巨大な観音菩薩が
刻まれている(ブラフマー神・ジャヤバルマン7世説もあり)。

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凹凸がありアシンメトリーな形のせいか、何か不可思議な感覚とパワーを
感じさせる寺院でした。迷路のような作りがそのように感じさせるのかも
知れないのかと思いましたが・・・


○タ・プローム(仏教寺院)

ガジュマルの根っこが寺院を侵食している様子を見たときは、最初は何か
不気味な印象を受けましたが、じっくりと見ていくうちに、その太い幹や根が
寺院と共存しているようにも見えてきたのが不思議な感覚でした。

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ハリウッド映画の『トゥームレイダー』の1シーンにも使われた場所に立って、
映画好きのわたしは感激しました。


○国立博物館

シェムリアップの街の中にあり、近代的な設備と美しい建物の中には
1000体の仏像が安置されており見ごたえがあります。

2時間では足りないほど充実しているので半日は必要かもしれません。
ここでも、私達は屋内にいたので外のスコールを浴びずに済みました。
本当に運がいいです。  


○クメール伝統織物研究所・伝統の森

今夏のカード会社の雑誌を何気なく見ていて、クメール伝統織物研究所と
森本喜久雄先生の記事を見つけて読んでました。

とにかく、死ぬまでに一度行ってみたいと思わせる記事だったのですが、
まさかこんなに早く実現するとは思いもしませんでした。

街から1時間程奥の村にある織物工房の「伝統の森」で森本先生のお話が
聞けるなんて夢にも思いませんでした。

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シェムリアップの教育カレッジに勤務中の「A.K.」さんに同行してもらい、
「伝統の森」では500人程の人が働いているらしく、敷地内の工房では
糸を作る人、染める人、紡ぐ人、織る人、
未だに新作を考案する72歳の女性、道具を作る人、作業をする娘の子供を
子守するおばあちゃん、食事を作る人、絵を描く子・・・
敷地内にある学校で勉強する子供達の様子などをみて、最近の日本人が
忘れかけてる家族愛とか誠実さを改めて考えさせられました。

生活は、電気・ガス・水道もない生活なのに何故か皆さん幸せそうでした。
現地の人に就業プログラムを実践して国際貢献しておられる
森本先生には頭が下がります。

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森本先生が、
『ここではいやな事や、したくない事はしなくても良いんですよ、日本は
色々させすぎてますよね』と言われましたが、ほんとにそうですね!
通常のパック旅行では、多分行けないとは思いますので、是非今後も
研修旅行に組み込んで頂けたら嬉しいです。

シェムリアップの町にあるクメール伝統織物研究所では、日本では
手に入らない織りの生地をスーツ用に購入して、ショップの日本人スタッフの
「N.G.」さんに同行してもらい、町の仕立て屋さんでオーダーして発送の
依頼をして帰国しましたが、無事に着き、予定通り知人の結婚式で
着用する事ができました。

森本先生が言われていたように50年は着れる程しっかりとした織りで、
軽いのに重厚感があります。日本では中々手に入れるのは難しいと
思われる品だと思います。ちなみに、生地代が4万円弱、仕立て代が
5千円、EMS代が2千円位です。

○ポールデューブル観光学校のレストラン

こちらも、上記の雑誌で見た所だったと思いますが、ホテル学校の
学生さんの調理・サービスでフランス料理を、美しい建物の中で
頂きましたが安価でとっても美味しかったです。

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○シェムリアップの教育大学

こちらでは、学生さんにヨーガの講習をヨーガ講師歴20年のMさんが
されましたが、学生さんは純粋な方が多くハニカミながらポーズを
していたのが微笑ましかったです。

○シェムリアップの町、滞在先ホテル、日本語ガイド

初めての訪問でしたが、タイとそれほどの違いは感じませんでした。
外国人の私達にも好意的な印象を受け、食べ物も美味しかったです。
ホテルは、欧米の人が多く泊まる所らしく食事もコンチネンタルで美味しく、
サービスも感じよく、部屋も清潔で久しぶりにゆっくりバスタブに
浸かりました。
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ガイドさんの丁寧でわかりやすい日本語で快適に滞在することができました。
又、ゆっくり訪れたいと思う町でした。

3)今回の研修プログラムの全般的なご感想と、今後期待される企画など

相方先生が言われる、インドの伝統的リソースを押さえてから、
「精神性」に関連した「文化、伝統、歴史」の展望に進むのが正しい方向性。
ヨーガをベースに、人類の多様な精神文化の理解と洞察を深めて行く
のには最適のプログラムとツアーだったと思います。
以上



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2008年11月25日火曜日

金融マンのインド・ヨーガ研修記

-目次-

【はじめに】
【関連情報】
【ヨーガ・インスティテュート(The Yoga Institute)について】
【インド探訪・インド留学へのガイダンス】

1)The Yoga Instituteについて
2)7-Day's Campについて
3)The Yoga Instituteで特に印象に残ったこと、有益だったこと
4)今後 The Yoga Institute に訪問したい方へのアドバイス
5)プネーについて
6)『カイヴァリヤダーマ研究所』
7)『The Yoga Institute』と『カイヴァリヤダーマ研究所』
8)最後に

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【はじめに】

10月10日(金)から19日(日)の10日間、休暇でインドを訪問され、ムンバイの『ヨーガ・インスティテュート(The Yoga Institute)』で
1週間のヨーガ合宿に参加された「K.S.」さんのフィードバックです。

「K.S.」さんは日本の都市銀行の第一線で活躍されている金融マンです。ヨーガ歴5年、仕事を精力的にこなしながら「ヨーガ」への興味も深めて居られます。2006年8月と2007年8月の2回、夏休暇を
兼ねてタイのわたしたちの合宿セミナーに参加されました。

みなさんもご存じの通り、世界の金融界は「100年に1度あるかないかの激動の年」で、わたしたちの日常生活にも世界的な「パラダイム・シフト」の影響が出始めているときです。分野によっては「1週間過ぎると世界は別な場所になっていた」という
表現が大げさでないような展開です。

大局的に物事を見ることで、本当のところ何が進行中であり、それがこれから自分とどう関わって来るのかを見極めるには、「状況」から少し距離を取ることが有利です。

金融界の激動の最前線にあって、あえてこの時期にインドで1週間の「ヨーガ合宿」参加、時間を超越したインドの自己探求の方法論である「ヨーガ」に沈潜する、というのは、「K.S.」さんにとって象徴的であり、タイミングの良い選択だったのかも知れません。非常に賢明な「インド環境」と「ヨーガ」の活用法だった、と言えるでしょうか.....

【関連情報】

〈今回のプログラムの日程〉


今回の「K.S.」さんの「インド研修」の日程です。9泊10日間でしたが、 ポイントを絞り込んだ、充実した研修プログラムになったようです。

10月10日(金)
タイ航空利用、成田からバンコク経由でムンバイ着、ムンバイのホテル泊
10月11日(土)-17日(金)
ムンバイ・サンタクルズ地区の『ヨーガ・インスティテュート』で1週間の合宿参加
10月17日(金)
午後合宿終了、車でプネーへ、プネーのホテル泊
10月18日(土)
午前中プネー探訪、午後ロナウラの
『カイヴァリヤダーマ研究所』訪問、夜便でバンコクへ
10月19日(日)
早朝バンコク着、成田便に乗り継ぎ午後成田着


〈今回のプログラムのインドでの関連施設〉

『ヨーガ・インスティテュート』
http://www.yogainstitute.org/
The Yoga Institute
Shri Yogendra Marg, Prabhat Colony, Santacruz (E)
Mumbai (Bombay) 400055
1918年に「シュリ・ヨーゲーンドラ(1897-1990)」によって設立されたインドで(世界で)初めての「ヨーガ・センター」。

『カイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所』
http://www.kdham.com.org/
Kaivalyadhama Yoga Institute
Swami Kuvalayananda Marg, Lonavla,
Dist.Pune 403401
1924年に「スワーミー・クヴァラヤーナンダ(1887-1966)」に よって設立されたインドで(世界で)初めての「ヨーガ」の 学術的研究所。

『アイアンガー・ヨーガ・インスティテュート』
http://www.bksiyengar.com/
Ramamani Iyengar Memorial Yoga Institute
1107 B/1 Hare Krishna Mandir Road, Model Colony,
Shivaji Nagar, Pune 411016 
1975年に「B.K.S.アイアンガー(1918-)」氏によって設立。
アイアンガー家の自宅兼道場。

『ホテル・シュレーヤス』
http://hotelshreyas.com/main.htm
Hotel Shreyas
1242 B, Apte Road,  Deccan Gymkhana,
Pune 411004
プネーの中堅ホテル、1階にマハーラーシュトラ料理のレストランあり。わたしたち関係の日本からのゲストのプネーでの定番の宿。 

『サンデーシュ日本語サービス』
代表:チャンドラシェカール・ラトール(Chandreshekar Rathod)
プネーの日本語エージェント。インド人対象の日本語教育の他にインドを訪れる日本人ビジネスマンや留学生、一般旅行者の通訳やインド滞在中の各種サポート業務担当
(日本語・英語・ヒンディー語・マラーティ語可)。

『J.K.トラベル』
代表:S.P.S.アーナンダ(S.P.S.Ananda/Kuku)
J.K.Travel 
ロナウラのトラベル・エージェント。 「カイヴァリヤダーマ」への留学生・外国人訪問者の空港出迎え、車の手配、国内旅行手配などの旅行関連業務を担当。

〈今回のプログラムの関連ブログ〉

「インドにヨーガ留学中の夫婦のブログ」
http://ajayoga.seesaa.net/
今年度(2008-9)ロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』の付属カレッジの1年間の「ディプロマ・コース(D.Y.Ed.)」に留学中の日本人カップルM夫妻のブログ。ロナウラ留学現地レポート掲載中。M夫妻は昨年2007年8月、新婚旅行の一環としてお2人でわたしたちのタイの『ワンサニット・アシュラム』での合宿セミナーに参加されましたが、そのとき「K.S.」さんも同じ合宿セミナーに
参加されていました。

【インド探訪・インド留学へのガイダンス】

「ヨーガ」をテーマとしたインド探訪やインドでの研修プログラム、 また、「ヨーガ」の勉強のためのインドへの短期・長期留学に興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。 インドでの可能な滞在期間や、興味と諸条件に応じた適切な ガイダンスを提供することが出来ると思います。

また、長期的な展望で、ライフワーク的に「ヨーガ」と付き合って行くことを志向される方は、一度、わたしたちのタイでの合宿セミナー に参加されることをお勧めしています。

今回のレポートの「K.S.」さん、またロナウラ留学中のM夫妻を始め、わたしたちの合宿セミナーに参加されたことで、その後の「ヨーガ」との
取り組み方の方向性についての示唆を受けられた方は多いようです。

今年度のタイでの合宿セミナーの予定は終了しましたが、来年度の日程が決まりましたら、このメールグループでお知らせいたします。

ヨーガ・インスティテュート(The Yoga Institute)について】

ムンバイ国際空港の近くのサンタクルズ地区にある『ヨーガ・インスティテュート(The Yoga Institute)』は、1918年に「シュリ・ヨーゲーンドラ(1897ー1990)」によって設立された世界で初めての「ヨーガ・センター」です。

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「シュリ・ヨーゲーンドラ(Shri Yogendra)」はインドにおける「ヨーガ」の近代化の重要人物の1人です。ロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』の設立者の「スワーミー・クヴァラヤーナンダ(1887-1966)と同じく、当時の著名なヨーギーであり123歳まで生きた「マドヴァダーサ・マハラジ(1798ー1921)」に20代の始めに出会い、
入門を許されたことで「ヨーガ」の道に入りました。

そして、「クヴァラヤーナンダ」と同じく「ヨーゲーンドラ」も「ハタ・ヨーガ」の技法を科学的・合理的に解釈し、一般社会への普及を図る活動に生涯を捧げました。

「クヴァラヤーナンダ」は「ヨーガ」を学術的な研究対象とし、教育機関や政府の政策レベルでの「ヨーガ」の導入を図る方向性で活動を進めましたが、「ヨーゲーンドラ」は「市井の人々のためのヨーガ」「ふつうの社会人・家庭人のためのヨーガ」という、「草の根」的な「ヨーガ」の普及の方向性を進めることに徹しました。

「ヨーゲーンドラ」の業績を知ることは、インドで1920年代から展開した「ヨーガ」の近代化運動を把握するために欠かせないポイントでしょう。「ヨーゲーンドラ」の著作の日本語訳があります。

「ヨーガ健康法(単行本)」
単行本: 283ページ
出版社: 春秋社 (1991/04)
ISBN-10: 4393713141
ISBN-13: 978-4393713143
発売日: 1991/04

現在『ヨーガ・インスティテュート』は、「ヨーゲーンドラ」のご子息の「ジャヤデーヴァ・ヨーゲーンドラ」博士とその奥様の
「ハンサーベン・ヨーゲーンドラ」女史によって運営されています。

『ヨーガ・インスティテュート』は、現在インド中央政府厚生省AYUSH局と国立ヨーガ研究所の主導で進んでいる「Indian Yoga Association(IYA)」(インドヨーガ協会)の設立でも主要な
役割を果たしている「研究所」です。

わたしたちのバンコクの『MCB財団タイ・ヨーガ研究所』も『ヨーガ・インスティテュート』と親交があります。わたしたちのメンバーがインドに研修に行くときは、ロナウラの『カイヴァリヤダーマ』でコースに参加すると同時に、ムンバイの『ヨーガ・インスティチュート』でもコースに
参加することが定番になっています。

また、今までに3回実施された『タイ・ヨーガ研究所』主催のタイ組対象の「インド研修ツアー」でも、必ず『ヨーガ・インスティチュート』を訪問しています。今年5月に実施された第3回目の「インド研修ツアー」では『ヨーガ・インスティチュート』での2泊3日の合宿セミナーも
研修プログラムに組み込まれました。

日本の方がインドに「ヨーガ」の研修に行かれる場合も、日程が許す限り『ヨーガ・インスティチュート』への訪問や滞在を推奨します。インドの「ヨーガ」についての包括的な視点を養成し、「ヨーガ」とライフワーク的に付き合って行くための、非常に有効な体験となることでしょう。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『ヨーガ・インスティテュート』でのヨーガ合宿(1週間)とプネー・ロナウラ訪問記
K.S
.さん、東京在住の金融マン)

みなさん、こんにちは。
私は本場のヨーガを経験するためインドに行き、サンタクルズ(ムンバイ郊外)、プネー、ロナウラを訪問してきました。

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たった1週間ではありましたが、とても有意義な経験ができました。その報告をしたいと思います。

今回のメインはサンタクルズにある『The Yoga Institiute』の7-Day's Camp参加です。以前、相方先生がこの研究所をブログで紹介して
いたのが、興味をもったきっかけでした。

また、昨年のタイ・ワンサニットセミナーに参加した時の雑談で、「The Yoga Institiuteのディレクターであるハンサさんは円熟期に入っているので、ああいう人と一度会っておいた方が良い」ということを相方先生が
おっしゃったので更に興味が湧きました。

調べてみると、ヨーガ理論・実践の導入コースとして7日間Campを毎月開催していることがわかりました。仕事柄、毎年長期休暇は1週間しかとれないのですが、これなら参加できます。相方先生に相談すると、インド異世界体験の導入としてぴったり
だというアドバイスを受け、参加を決意しました。


)The Yoga Instituteについて

ここはシュリ・ヨーゲンドラ氏が90年前に創設した歴史のあるヨーガ施設で過去にインドの首相も何度か訪問しているようです。現在はヨーゲンドラ氏のご子息夫妻が運営しています。

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シュリ・ヨーゲンドラがどんな人かについては相方先生から解説があると思います。
練習するホールがいくつもあり、レギュラークラス・多様なワークショップ・ティーチャートレーニングが随時行われています。

ティーチャートレーニングコースは、1ヶ月コース、7ヶ月コースがあります。1ヶ月コースは子供~若者向けの先生養成、7ヶ月コースは全ての方(病気の方を含む)を指導できる先生を養成するコースになっています。

場所はサンタクルズという国際空港・国内空港の近くにあり、下町の雑踏の中にあるという感じです。Institute内は自然にあふれ、散歩道もあり、外とは全く別世界の感があります。街中にありながら、ヨーガに専念できる環境を作っている工夫を
感じます。浄化済飲料水が無料で自由に飲めるようになっています。

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◎ゲストルーム

男性用・女性用の宿泊棟があり、希望者は宿泊できます。部屋にはベッドが4台ありました。通常は1部屋を2人~3人で使うようです。私はアメリカ人青年と同室でした(インテリかつナイスガイな奴でした)。

空気ファンが天井についており、ファンをまわしていると暑さも耐えれるレベルになります。共同のシャワー・トイレルームがあり、あまりきれいでは
ありません。シャワーは温水とまではいいませんがぬるい水がでます。

キャンプの宿泊者は原則外出禁止です。外に出たいときは事務所に理由を言って許可をもらいますが、
30~40分程度しか許可してくれません。

◎食事

練習棟に併設された食堂があります。食事はいわゆるSattvicな食事でベジタリアン料理です。

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衛生学や食生活の指導をしているだけあって、栄養面・衛生面に気を配っており、一度もお腹を壊すことはありませんでした。

味付けはまあまあといったところでしょうか。特にスパイシーではありません。決してまずくはありませんし、うまいと思うことも何度かありました。

キャンプ参加者は朝、昼、晩の食事と4時頃のティータイムの4回食堂タイムがあります。ティータイムはハーブティとスナック(というかライス)
を頂きます。

食堂内は会話禁止です。食事でフルーツは出ないので、ルームメイトはよくマーケットに買出しに出かけてました。


2)7-Day's Campについて

(スタート)

8時30分~9時15分が受付。事務所で申込み書記入・支払いをします。クラスが始まる前までに質問シート(このCampに参加した理由、現在の悩み、持病等)に記入します。


これは全てしっかりした答えを書かないと受け取ってくれません。英語で書かねばならないので苦労しましたが、ボランティアの方のHelpもあってなんとか書き上げました。

最初のクラスは9時45分頃にスタート、午前中はゲーム中心です。その間に一人ずつ呼ばれて、質問シートをもとにコンサルテーションが
あります。クラスの最後にこのCampの目的、注意事項等の説明があります。午後から本格的なクラス開始となります。

(参加者)

男性5名、女性11名の計16名が参加。大学生~80歳のおばあちゃんまで年齢層幅広かったです。


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ムンバイに住むインド人がほとんどで、外国人は私を含めて4人(インド在住1名、インド長期旅行者2名、東洋人は私のみ)。
インドの方々に参加した理由を聞いてみました。

・日頃からここに通っているので、Campに関心があった
(20代半ばの社会人男性)。
・鼻炎なのでヨーガで直したい(20代前半の社会人男性)。
・ヨーガの先生になりたくて参加した(30代半ばの主婦)
(7ヶ月ティーチャーコースを受けたい人は最初にこのCampに
参加する必要があります)。
・情緒不安定なのでヨーガで安定させたい(20代後半の社会人女性)
・親がしつこく勧めるから(女子大生)。


(スケジュール)

1日目 朝9:15(実際には9:45頃からでしたが・・・)~19:00
2日目~6日目 朝7:00~19:00まで
7日目 朝7:00~14:00終了

スケジュールは様々なクラスでびっしり埋まっていて休む時間は
ほとんどありません。参考に3日目のスケジュール表をご紹介します。

7:00~ 7:35   Thought for the day-Swadhyaya
(あるテーマを基に瞑想15分、呼吸に意識を集中させて瞑想20分)
7:25~ 7:35   Parisamvad
(一般の参加者と一緒ににヨーゲンドラ夫妻のお話を聞く)
7:35~ 8:00   Brisk Walk
(朝の散歩)
8:00~ 8:30   Breakfast
(朝食)
8:30~ 9:00   Karma Yoga
(それぞれ持ち場を与えられて掃除)
9:00~10:00   Vide
(クリヤ・ヨーガ、ヨーガ的衛生学、ヨーガ的食生活等)
10:00~11:00 Asana
(アーサナ:昨日習ったことを実習)
11:00~11:25 Conceptual games
(ゲームでヤマ・ニヤマ等を考えさせる)
11:25~12:00 Parisamvad
(一般の参加者と一緒ににヨーゲンドラ夫妻のお話を聞く)
12:00~12:30 Lunch
(昼食)
12:30~12:45 Stroll
(食後の散歩)
12:45~13:30 Relaxation
(ガイダンスを基にシャバアーサナ)
13:30~14:00 Jalaneti
(ジャラネーティ・カパラランドラドウティ・カルナランドラドウティ・カパラバティ)
14:00~14:30 Candle gazing/Trataka
(キャンドル凝視・トラータカ)
14:30~15:00 Experimental Asanas
(ダルマ・ニャーナ・ヴァイラーギャ・アイシュワリヤについての話)
15:00~15:30 Reflections
(心を観察する方法の説明と実践)
15:30~16:00 Pranayama
(プラナヤマ)
16:00~16:30 Tea
(ティータイム)
16:30~17:15 Bhajans(
歌の時間:昔の映画ソング)
17:15~17:30 Break/Time off
(休憩)
17:30~19:00 Asana
(アーサナ:説明中心・軽く実習)
19:00~19:30 Dinner
(夕食)


(アーサナ)

1日2回アーサナクラスがあります。夕方にアーサナの細かい説明と練習、翌日の午前中に習ったアーサナの実践という組み方でした。

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呼吸と動きを同調させてポーズを取ります。例えば、このポーズは2秒吸いながら腕を上げて、伸ばしたまま4秒呼吸を止めて、2秒吐きながら腕を下ろす、というように厳密に決まっています。

全般的にやさしいポーズばかりでした。日本のヨガスタジオだと準備体操で片付けられそうな強度です。カルチャーセンターのヨガ教室でも最初から
もっと難しいアーサナをやっていると思います。

例えば、パスチモッターナアーサナとかアルダマッツェンドラアーサナ等はこのCampでは教えません。こういうポーズをやるのはもっと経験を積んで
からでないと無理だということでした。

(プラナヤマ)

1日1回プラナヤマのクラスがあります。プラナヤマの技法はヨーゲンドラ氏が考案した方法にそってやります。ヨーゲンドラ・プラナヤマⅠ・Ⅱといった名称がついています。
これも今回のCampで練習するのは非常にやさしい技法ばかりで、しかも2秒吸って2秒吐くというように短いカウントで練習します。

努力して呼吸するのは良くない、自然に呼吸できる時間しかやるべきではないという考え方から来ており、2~3秒程度の時間が自然に呼吸できる限度だということでした。習熟していったら5秒程度まで延ばして良いという
説明でした。


(ジャラネーティ)

ジャラネーティは手の平に温かい塩水を注ぎ、片鼻を指で閉じてから吸い上げ、吐き出します。ポットは使いません。2セットやった後、カパラバティをやり、カパラランドラドウティ・
カルナランドラドウティという顔・耳のマッサージをします。

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(キャンドルゲイジング&トーラータカ)

キャンドルゲイジングでは、できるだけまばたきをしないようにして ローソクを3~5分程度凝視します。そのあとトラータカ、指の動きを目で
追っていきます。

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(その他)

ヨーガの考え方に関する講義ではゲームをするクラスが多々ありました。ゲームをしながら、集中力・協調性・ポジティブ思考等の重要性を
理解させるよう工夫していました。


3)The Yoga Instituteで特に印象に残ったこと、有益だったこと

・ヨーガの捉え方

The Yoga Instituteでは、ヨーガはエクササイズではなく、ライフスタイルだということを繰り返し教えます。

Campのクラスでもヤマ・ニヤマの各項目や4 Bhavas(4つの考え方:ダルマ・ニャーナ・ヴァイラーギャ・アイシュワリヤ)、ポジティブ思考等についての話が非常に多く、mindとbodyの両面から
ヨーガを実践していくという方針が見て取れます。


・ヨーゲンドラ夫妻

The Yoga Instituteの総責任者であるジャヤデーヴァ・ヨーゲンドラ氏と奥様でThe Yoga Instituteのディレクターでもあるハンサさんは
ほぼ毎日3回程度、無料のTalk&Question Timeを設けています。

地元の方やクラス参加者が多数集まり、お話を聞いています。ディレクターのハンサさんには非常に感銘を受けました。気さくな人柄、優しい雰囲気、ヨーガに関する深い知識、分かり易く且つ深い内容の話等々、ヨーガを実践する女性の目指す完成した姿が
目の前に存在していると実感しました。

相方先生がおっしゃる意味がよくわかりました。

朝の散歩中にハンサさんから話かけてくれたので、個人的にも話をする
ことが出来ました。

余談ですが、ジャヤデーヴァ・ヨーゲンドラ氏の話をする姿を見て私は度肝を抜かれました。なんと、ジャランダーラ・バンダをしながら話をする
のです。何を言っているのか全く私には分かりませんでした(インドの方々は理解しているようでした)。

ひよっとして老衰で、頭があがらないのかとふと疑問を覚えましたが、
時に顔を上げていたのでよくわかりません。とにかくインパクト大です。


・インドの方々とのふれあい

7日間ずっと一緒にいるので、インドの参加者の方々と仲良くなれます。親切な方々ばかりでインドに対する印象が変わりました。

男性陣は向こうから色々と話しかけてくれます。女性陣もこちらから積極的に話しかければ、相手も日本のことに興味をもっているようで色んな質問をしてきます。クラスではゲームが多く、英語がわからなくて困ることがよくあったのですが、みんなが助けて
くれました。


・ボランティアの方々

ティチャートレーニングを受講中の方々(5名)がボランティアとしてCamp参加者のヘルパーについてくれます。特に私は英語の講義の理解に難ありだったため、休憩の合間や夕食後に再度説明してくれたり、クラス中に横についてゆっくり説明してくたりと相当助けてもらいました。ボランティアの助けがなかったら、理解の度合いは
全く違っていたと思います。


・宗教色・ヒンドゥー色のなさ

Yoga Instituteでは、ヨーガは宗教ではないというスタンスのため、宗教的な
儀式は一切ありません。マントラをチャンティングすることも皆無でした。

そのことを聞いてみると、マントラとヨーガは関係ないのでチャンティングする必要はないとのことでした。宗教色のなさは一般の日本人にとって非常になじみやすいと思います。 インドチックなものを求めるマニアな方には
受けないかもしれませんね。


4)今後 The Yoga Institute に訪問したい方へのアドバイス

・多少は英会話ができる方が良いです。講義がわからないのは仕方がありませんが、サポートしてくれるボランティアの説明が分からないとかなり苦しいと思います。講義中の英語があまりにもわからないのに苦笑するしか
ありませんでした。

・7day's Campで習うアーサナ・プラナヤマは基本的な技法ばかりです。技法を学ぶつもりでくると失望するかもしれません。インドの良質なヨーガ研究所がヨーガをどのように教えようとしているか、インドの方がどのように受け入れているか、ということを経験できる場と
捉えた方が良いでしょう。

・トイレットペーパー、バスタオル、洗面道具等は持参して下さい。

・ヨガマットは必要ありません。日本のござ(淡路島製らしい?)をひいてます。ただ小さい座布団があった方が良いかもしれません。ござがあるとはいえ
硬い床にほぼ一日座りっぱなしなので、Camp後半はお尻が痛くなってしまいました。インドの方々のお尻は鉄板かと疑いましたが、みんな痛かったと後で
分かりました。

・Campの申込みはメールでします。Camp中は宿泊棟に泊まるつもりの場合、その旨も記載しておいた方が良いでしょう。

・7Day's Campの料金は3500ルピーです(講義代・宿泊代・3食代込み)。日本円にして7500円ぐらいです。あまりの安さに1日分かと疑いましたが、7日分の料金です。大変お得だと思います。

・水は無料ですが、容器があった方が良いので、ペット1本ぐらいは現地で
買っておいた方がよいでしょう。

・現地で何か足りない物があったときは、歩いて1~2分でマーケットに
いけるのでそこで買うことができます。

・夜は蚊が結構いるので、その対策が必要です。虫さされの薬と虫除け対策が必要です。蚊取り線香は悪くないのですが、ルームメイトが独特の
においを嫌がるかもしれません。

・参加する季節はとても大事です。ベストシーズンは11月~2月初旬までとのことです。10月はかなり暑かったです。6~9月は雨季のため、
衛生状態が悪くなり、さすがにお腹を壊すこともあるようです。

・実はこの施設には最大の欠点があります。空港の近くだということです。夜中の2時頃や早朝4時頃に飛行機の爆音で確実に目が覚めます。結構疲れました。どう対策をとるべきか全く思い付きません。とにかくすごい爆音です。慣れるしかないと思います。


5)プネーについて

『The Yoga Institute』のCampを終えた後、プネーとロナウラに行ってきました。プネーでは、いくつかの寺院を見学、ロナウラはもちろん
『カイヴァリヤダーマ研究所』の見学です。

相方先生の友人のラトールさんにガイドを頼み、案内してもらいました。『カイヴァリヤダーマ研究所』では、日本人のM夫妻がディプロマ・コースを
受講中で、研究所内を案内してもらいました。

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(ホテル&食事)

プネーでのホテルは相方先生に取ってもらいました。『Hotel Shreyas』というところで、空調あり、温シャワーあり、
部屋も2部屋ありと快適でした。

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このクラスのホテルはプネーだと1泊6000円以上するところが
ほとんどのようですが、ここは1泊3000円程度と非常にお手頃です。

このホテルの1階のレストランではマハーラシュトラ州の名物料理を食べることができます。店は地元の方々で混んでおり、私は入るのに30分以上待ちました。カレー・ごはん・チャパティ等々食べ放題で、しかもむっちゃうまかった
です。2人分で600円ぐらいでした。大変満足です。


(プネーの町について)

一言でいうと都会です。プネーはバイクが非常に多く、空気はあまり良くないようです。気管の弱い人には少々つらいかもしれません。

プネーではヒンドゥー寺院やジャイナ教寺院を見て回りました。ジャイナ教寺院の清浄さが印象的でした。シヴァ寺院は小高い山の上にあり、ここからはプネーの町が一望できます。

「スワミ・ラームデーブ」の看板がプネーのいたるところにありました。日本人がこの人を見ると、かつてのカルト教団を思い出してしまう風貌
なのですが、インドの一般民衆にとってはヨーガの伝道師として強い影響力があるようです。



(アイアンガー・ヨーガ道場:Ramamani Iyengar Memorial Yoga Institute)

プネーの町に来た最大の目的は、『アイアンガー・ヨーガ道場』の見学です。私のヨーガのスタートは「アイアンガー・ヨーガ」でした。

相方先生のセミナーに参加してヨーガの全体像の話を聞いてからは、見方が変わり一旦足が遠のきましたが、最近は肉体鍛錬の一環と割り切って、「アイアンガー・ヨーガ」のクラスに参加してます。

ラトール氏に聞くと、『アイアンガー道場』は一日中見学できるということだったので、朝8:30に訪問しました。練習場でクラスをやっている声が聞こえます。しかし、受付には誰もいません。見学等の受付は9時以降ということがわかりました。

午後はロナウラに行くためあまり時間がないので、プネーの寺院見学をしてから再度来ることにしました。寺院見学を終え、昼の12時15分頃
再び訪問しましたが、なんと道場は12時~16時まで閉まってました。

ということで、私の『アイアンガー道場』見学は不発に終わりました。
なにしに来とんねん!

日本に帰国後、10月にここで練習して来た方に聞いたのですが、アイアンガー氏は9時頃から道場に来て、自己練習をしているそうです。もうすぐ90歳になるにもかかわらず、ありえねーアーサナを連発して
いたとのことでした。
うーん、見てみたかったなあ・・・。


6)『カイヴァリヤダーマ研究所』

(場所・環境)

『カイヴァリアダーマ研究所』にはプネーから車で2時間弱で着きました。

一言でいうと田舎です。空気も良くて気持ちよかったです。研究所の敷地内を高速道路がぶち抜いていることもインドらしく
違和感がありません。

サンタクルズの『The Yoga Institute』は町の雑踏の中にありましたが、ここは自然に囲まれ、静かです。高速道路の車の音もほとんど
気になりませんでした。ヨーガに専念できる環境だと思いました。


(見学した場所)

『カイヴァリヤダーマ』に着いてすぐ、スワミジにご挨拶に行きました。とても穏やかな方でした。日本に何度か行ったことがあるそうです。スワミジのいらっしゃる部屋のすぐそばにクヴァラヤナンダのお墓があり、
お参りしてきました。

研究所のお医者さんの診療室にお邪魔して、少しお話を聞きました。数年前ここのディプロマ・コースを卒業し、そのままここに残ったとの
ことです。日本人のI君と同期生だそうです。

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「ナチュロパシー(自然療法)」の施設があり、内部を見学
(スチームサウナやフットバス、ヒップバス、スパインバス、シロダーラ等)。一度に全部を受けるのではなく、午前・午後で一つずつといった
受け方をするようです。

「アーユルベーダ・センター」は生徒がカウンセリングを受けていたため、入り口のみ見学。パンチャカルマ7日間、14日間、21日間コースをやっているそうです。

「ヨーガ・セラピー」を受けている方々(ご年配の方ばかりでした)のアーサナ・クラスを見学。『The Yoga Institue』と雰囲気がそっくりでした。

図書館。ヨーガ・インド哲学の本が満載です。本は全て本棚ケースの中にあり、係員に言わないと本は見れません。本について何でも知っている係員がいて、こういう本が見たいというと
すぐ持ってくるそうです。

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本、DVD等の売店を訪問。英語での講義に慣れる必要性を感じて
いたためVCD・DVDを買いまくりました。値段もお手ごろでした。

普段、生徒がアーサナをしている部屋を見学。かなり広い部屋でした。男性と女性は別々の場所でアーサナ・プラナヤマをしているとのことです。

食堂でハーブティーを頂きました。なかなか美味でした。


7)『The Yoga Institute』と『カイヴァリヤダーマ研究所』

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『The Yoga Institute』のCampに参加し、あるいは一般のクラスを
見学していて感じていたことは、ヨーゲンドラとクヴァラヤーナンダは
マトヴァダーサという同じ師匠から習っているにもかかわらず、なぜこんなに技法が違ってくるのだろうということでした。

技法が同根であることは十分感じることができるのですが、実践の仕方が全く違うのです。

これは、カイヴァリヤダーマ研究所を見学することにより、自分なりに理解するものがありました。どこに視線を置くかの違いではなかろうかということです。

『The Yoga Institute』はサンタクルズの街中にあり、参加者も地元の方々ばかりです。そういう方々の健康のために、また病気の方々の
療養のために組み立て直した技法だと思います。

アーサナは呼吸と同調した動きであり、難しいポーズはあまりありません。プラナヤマも短い呼吸しかさせません
(もちろん熟練者は少しだけ呼吸は長くなります)。

インドの一般的な方々の健康や病気のためという視点にたつと、それで十分だということであり、ライフスタイルとしてのヨーガを
教えるのもうなずけます。

一方、カイヴァリヤダーマは街とは隔絶した環境にあり、研究機関として存在してます。もちろん、ヨーガ・セラピーの施設があり、療養のために来る方々もいらっしゃいますが、専門的にヨーガを研究する場・ヨーガの教師を育てる場、という視点の方が強いと思います。当然、技法の難易度も高まりますし、教える内容も専門的かつ
深いものになることでしょう。

日本人にとってどちらが良いかは各人の好みによるのでなんともいえませんが、ヨーガを深めることを求めるなら『カイヴァリヤダーマ』、インドの方々とのふれあいを求めるなら『The Yoga Institute』
といったところでしょうか。


8)最後に

相方先生には準備段階から様々なケアをして頂き本当に
ありがとうございました。おかげで貴重な体験をすることが出来ました。

もし、『The Yoga Institute』に行きたい方がいらっしゃったらお知らせ下さい。私もできるだけケアをしたいと思います。

 

 

2008年11月13日木曜日

【お知らせ】2008年11月13日

こちら常夏のバンコクも今週に入って短い「秋」が来ています。空は高く、さわやかな日差しです。
 
先週は『ワンサニット・アシュラム』で合宿セミナーがありました。「4泊5日+2泊3日の追加プログラム」の組み合わせで、合計6泊7日の合宿セミナーでした。 

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参加者は10名(女性9名、男性1名)、追加プログラムには4名(女性3名、男性1名)の参加がありました。

【日時】:11月1日・5日(4泊5日)+5日・7日(2泊3日)
【会場】:『ワンサニット・アシュラム(Wongsanit Ashram)』
『ワンサニット』のホームページ
www.sulak-sivaraksaorg/network24.php
 
『ワンサニット・アシュラム』について
『ワンサニット・アシュラム』は『サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団』の傘下に1985年に設立された自然環境と調和したインターナショナル・コミュニティで、シンプルなライフ・スタイルの実践と、社会活動と精神性を平行して追求する場所です。

創立者の「スラック・シヴァラクシャ」氏はタイを代表する仏教思想家・社会活動家であり、ノーベル平和賞にも3回ノミネートされています。

『ワンサニット・アシュラム』は多くの共同体プロジェクトに関わり、仏教哲学と文化の多様性や環境の維持可能性に根差したライフ・スタイルの促進を模索、人間と社会と自然の密接な相互依存関係を指摘しよう試みています。

『アシュラム』では環境保護、人権擁護、非暴力や精神性に基づく社会活動に関するコースを含む、数多くのワークショップが年間を通して企画されています。「ヨーガ・センター」「自然療法センター」としても利用されています。

『アシュラム』の主要なプロジェクトです。
・地域社会のリーダー養成(Grassroots Leadership Training)
・森の自然の中での諸宗教間の対話と連帯
・エコ・ヴィレッジ・デザイン教育トレーニング


1)タイでの「プロフェッショナル・コース」の企画

今年から、タイでの合宿セミナーの参加者のみなさんの層が広がり、20代・30代の現役「ヨーガ・インストラクター」のひとが増えています。

わたしたちも、近年の「フィットネス・ヨーガ」の潮流の中に居る方たちと接することで、いろんな意味で勉強になっています。

それらの方たちの傾向としては、近年のブームで数年やって来た結果、「ヨーガ」の本質への興味が深まったり、一方ではまだ勉強不足で消化不良があったり、今後の方向性についての不安がある、というところのようです。

それで、今後、今までのようなタイでの「ホリデー・プログラム」に加えて、『MCB財団タイ・ヨーガ研究所』として、日本で仕事として「ヨーガ」に関わっているインストラクターの方々に「ヨーガ」の継続的学習の機会を提供する集中プログラムの企画を考えています。

具体的には、『ワンサニット・アシュラム』などのタイのリトリート・センターでの「10日間・100時間合宿コース」のような形態になると思います。

内容としては、伝統的な「ヨーガ」のリソースの中核にある
・「インド哲学」という背景
・「ヨーガ・スートラ」の理論体系
・「ハタ・プラディーピカー」と「ゲーランダ・サンヒター」の内容
を学習することで、「ヨーガ」の本質への理解を深めるものです。

これらは、現役「ヨーガ・インストラクター」の継続学習としての有用性が高いのですが、実際には学習の機会がほとんどないものです。

興味のある方は、どうぞお問い合わせ下さい。
・ご都合の良い実施時期
・ご都合の良いコース日数
などのご意見もお知らせ下さい。


2)11月チベット仏教の尼僧「ツェリン・パルモ師」来日

インド・ラダックのチベット仏教の尼僧であり、同時にチベット伝統医学の医師でもある「ツェリン・パルモ師」が東京・浅草で開催される「第24回世界仏教徒会議・日本大会」に参加するため来日されます。2006年に続いて2度目の来日です。

日時:2008年11月14日-17日
会場:東京・浅草ビューホテル
主催:WFB、世界仏教徒連盟
http://www.jbf.ne.jp/pdf/shinpo.pdf

「世界仏教徒会議」の参加以外にも「ツェリン・パルモ師」のセミナーが企画されていますので、興味のある方は次のサイトからをご覧下さい。
http://members3.jcom.home.ne.jp/ladakh_nuns/ 

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「ツェリン・パルモ」師
チベット仏教の尼僧/チベット伝統医学医師。ジャンム・カシュミール州ラダックのレー生まれ。ダラムサラにある「チベット伝承医学カレッジ(Tibetan Medical Institute)を卒業、1994年からレーに「ユトク・クリニック」を開業する傍ら、1996年より、ラダックの尼僧の伝統を復興するため「ラダック・ナンズ・アソシエーション(Ladakh Nuns Association)」というNGO団体を主催。
http://www.geocities.com/ladakhnuns/ 


3)2009年3月『ニサルゴプチャール・アシュラム』

2009年3月にプネー郊外のウルリカンチャンにある『自然療法アシュラム』の施設を利用して、インドの「自然療法」の体験学習のプログラムの企画があります。期間は1週間から最大3週間です。参加者の方のご都合で滞在日数は選べます。

『二サルゴプチャール・アシュラム(Nisargopuchar Ashram)』
http://www.naturecureashram.com/

3月はマハーラーシュトラ州は特産のブドウのシーズンです。この時期、自然療法では旬のブドウを用いた「ブドウ断食」のシーズンになります。

『二サルゴプチャール・アシュラム』について

『二サルゴプチャール・アシュラム』は近代インド建国の父であり、インドでの近代自然療法の父でもある「マハートマ・ガンディー(1869-1948)」が1946年に設立した、インドで初めての自然療法の滞在型医療施設です。年間6000人が自然療法の指導を受けるためにアシュラムを訪れます。

自然療法は医薬品や高度な医療技術を一切用いずに、個人の自己治癒力を活用して病気を治癒させる医療体系です。「マハートマ・ガンディー」は自然療法の実践者・臨床家でもあり、人間の健康について深い思想を持っていた人物でもありました。

「建国の父」が自然療法家でもあったことから、独立後のインドの厚生省の医療政策でも自然療法が積極的に推進されて来ました。インドでは医療としての「ヨーガ」は自己治癒力を発現させる手段のひとつとして自然療法に統合されています。 


4)2009年12月『カイヴァリヤダーマ研究所』主催第6回国際会議
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International Conference on YOGA & CULTURAL SYNTHESIS
December 27-30, 2009
Kaivalyadhama Yoga Institute
Swami Kuvalyananda Marg
Lonavla – 410403
Maharashtra, INDIA
www.kdham.com

ロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』主催の次回の「第6回国際会議(International Conference)」の日時が決まりました。

日時:2009年12月27日(日)-30日(水)、4日間
主題:ヨーガと精神文化の統合

この「国際会議」に合わせて「インド・スタディ・ツアー」を企画します。

前回2006年12月の「第5回国際会議」のときは、国際会議の前に北インドのリシケーシュ探訪、また国際会議後は『カイヴァリヤダーマ』での1週間の「プラーナーヤーマ・ワークシップ」参加と組み合わされたプログラムでした。

次回も同様な「スタディ・ツアー」を考えています。

H&H