2011年1月4日火曜日

ワンサニット2010年12月③

日程:2010年11月28日(日)-12月8日(水)10泊11日
会場:「ワンサニット・アシュラム」
バンコク郊外オンカラック →
www.sulak-sivaraksaorg/network24.php 

参加者の方のフィードバック・シリーズ③
三重在住の「S.I.」さん

2010年11月28日(日)から12月8日(水)の10泊11日で、バンコク郊外・オンカラックの「ワンサニット・アシュラム」で実施された「ワンサニット2010」のフィードバック・シリーズ③です。 
  


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「専門コース」として10日間100時間で企画された「ワンサニット2010」には14名+追加参加4名の方が参加されました(男性1名、女性17名)。 

今回は、三重在住の「S.I.」さん(女性)のフィードバックです。

「S.I.」さんは、2010年6月「穂高編2010」の4つのプログラムに全部に参加されています。タイでの合宿セミナーは初めてです。


「ワンサニット2010」のフィードバックの項目
【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ
⑤今後のヨーガへの展望や希望

【フィードバック】
1)「ワンサニット・アシュラム」の場所と環境
①環境と施設
②ゲスト・ルーム/セミナー室/瞑想ホール
③食事について

2)講義について
①ヨーガのコンセプト
②アーサナについて
③プラーナーヤーマについて
④「ヨーガ・スートラ」について
⑤「ハタ・ヨーガ」について
⑥インド哲学・仏教思想について

3)実習について
①アーサナ
・瞑想のアーサナ
・伝統系の動くアーサナ
・リラクセーションのアーサナ

②プラーナーヤーマ
・アヌローマ・ヴィローマ
・ウジャーイー
・バストリカー

③クリアー
・カパーラバーティ
・ジャラ・ネーティ
・スートラ・ネーティ
・ヴォーマン・ダウティ
・アグニサーラ
・トラータカ

④ムドラー・バンダについて
・3つのバンダ(ジャランダーラ・ウッディヤーナ・ムーラ)
・ジファー・バンダ
・ヴィパリータ・カラニ(いわゆる逆転系アーサナを含む)

⑤瞑想

3)「ワンサニット2010」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
②日本からコースに参加したメリットがあったかどうか
③「ワンサニット」の合宿セミナー参加を考えている方へのアドバイス

4)タイランドの印象、役立つ情報などetc.
①タイ政府厚生省「タイ伝承医学研究所」の訪問
②ホテル・ショッピング情報 etc. 


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「ワンサニット2010」
2010年11月28日(日)-12月8日(水)
三重在住の「S.I.」さん(女性)のフィードバック

相方 ひろし先生、ひでこ先生。
あけましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。
今年も積極的に先生たちの
ワークショップには参加させてもらいたいと思います☆

今年もどうぞよろしくお願いします。
お二人が今年も元気にご活躍されることを願っております☆

 
【プロフィール】

①住んでいるところ

三重県志摩市の海に囲まれた田舎に住んでおります。

②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと

地域の活動の一環、公民館で細々とヨーガ教室をさせていただいてます。地域の人たちと素敵な「わ」を広めたくて、「手作り市」を主宰したりしています。

保育士の免許を持っており、今「こどもヨーガ」に興味があり、学んでいます。 

③ご家族のこと

祖母と妹と暮しています。
一人の弟は、結婚し、近くに住んでいます。
もう一人の弟は、東京にて大学生です。

④特に関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

ヨーガについて、伝統的な教え、その伝統的な教えが現代の日常に置いて、どのような関わりをしているのか・・・・興味深いです。

趣味は、多趣味です。
パンを焼くこと、料理すること、ものつくりすること、「ものつくり」は私のライフワークです。

⑤タイやインドへの訪問歴

インドは5回ほど行っております。
タイは経由も合わせると何度も訪問しております。


【ヨーガとの関わり】

①ヨーガ歴・ヨーガを始めたきっかけ

3年半です。
ヨーガをはじめたきっかけは
・・・インドが大好きでして、そこにあった・・・
という感じです。


②ヨーガがご自分にプラスに作用しているポイント

ヨーガは、私のベースとなってくれてます。
身体、意志、言葉、言動・・・・行為全てにヨーガは働きかけてくれてます。


③今までのヨーガの講習・合宿・研修ツアーの参加経験

相方先生のセミナーは、6月に長野で行われたセミナーに参加しました。


④今後のヨーガへの展望や希望

伝統的ヨーガを学ぶこと、そして、今の現代に生かしていけること、それを自ら体験を通して伝え、みんなが幸せでいれるようなきっかけになればいいなと思っています。

ヨーガの間口を広げて、たくさんの人に役に立つツールとなってくれることを期待しております。


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【フィードバック】

1)「ワンサニット・アシュラム」の場所と環境

①環境と施設

バンコク市内からそれほど遠くもないのに、緑が生い茂ってして、自然いっぱいで、たくさんの種類の生き物が共存していて、とても居心地のいい空間でした。

土でできた施設も多くて、私としては、とても興味深い施設でした。


②ゲスト・ルーム/セミナー室/瞑想ホール

私は、クティに泊っていました。二人だと狭いかも・・・と聞いてましたが、
とっても快適でした。

セミナー室も土でできたお家に、みんなで地べたに座って、講義を聴くのは、日本にはないスタイルでとってもリラックスできて良かったです。

瞑想ホールも全面窓で外の緑も見えるし、鳥や虫たちの声も聞こえて、居心地もいいし、とても純粋な空気が流れているように思えました。

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③食事について

始めの方は、少し辛く感じましたが、後から、マイルドにしてくれ、しかも、毎回凝っているのです!!!

本当にお食事当番の方たちには感謝してます。料理の勉強にもなりました。とてもおいしかったです。


2)講義について

昨年の穂高でも相方先生のワークには参加させてもらってました。そして、2回目に同じような内容なのに、前回とは違うもっとすんなりと入ってくる。 先生も前回とはまた違う角度から様々な視点で講義をしてくださって、どの部分も聞き逃せない・・・という感じでした。

私自身、このワンサニットの1か月前にヴィパッサナに行っていたこともあり、瞑想における部分にはとても興味深かったです。


①ヨーガのコンセプト

穂高の時もそうでしたが、ヨーガというものが、いかに肉体的だけでは理解できないものだ、ということを再認識させてもらいました。

いかに、自分と自分を取り巻く環境をその都度、その都度、「最適化」していくための手段。


②アーサナについて

落ち着いて、安定している中で、自分を「観察していく」。毎回、ほぼ同じことを繰り返すことで、日々の・・・刻一刻と変化していく身体や心を観察していくことは、「今」ある自分をありのままに受け入れていくという感じで心地よかったです。

どうしても、自分でアーサナをしていると伸ばし過ぎたり、頑張りすぎるところがあり、 ありのままを観察できないこともあり、普段の自分のそんな癖にも気付かせてもらえました。


③プラーナーヤーマについて

穂高の時よりも、より突っ込んで説明していただき、より内部感覚に意識を傾けることができました。日々の中で実践していきたい、そして、反応を観察していきたいと感じてます。

やはり見えない部分を司るところに働きかけるので、時間をかけてみたいな~と思っております。


④「ヨーガ・スートラ」について

ヨーガスートラは、とても好きな講義の一つです。毎回楽しみにしています。同じことを聞いていても、毎回響くところが違うので、おもしろいです。

やはり、日常のヤマ・ニヤマのところは、今の私にとっては、とても響くところがありました。日々の生活で見直すところがいくつもあるな、と考えさせてもらいました。


⑤「ハタ・ヨーガ」について

ハタヨーガという言葉、ちまたでよく耳にしますが、結局、私が理解していたのは、ハタヨーガのほんの一部にしか過ぎなかったことを痛感させられました。

ハタ・プラディーピカー、ゲーランダ・サンヒターをもっと詳しく学びたいです。


⑥インド哲学・仏教思想について

本当に深いです。仏教の教えは確かにすんなりと入ってきやすいです。しかし、インド哲学の一元論・・・となると・・・難しいところもあります。

それでも、インド哲学ももちろん興味深いものであります。インド哲学と仏教がとても深く繋がりがあるのだと感じさせてもらいました。


3)実習について

①アーサナ

ポーズ一つ一つにおいて、肉体的に、感覚的に「今」何が起きているのかを常に「観察していく」。

自分の中に静けさや安定感がないとできないな~と感じました。だからこそ、ヨーガ・スートラの定義が理解できました。

穂高の時も感じましたが、普段の自分の練習は、微細なレベルの感覚を感じれてないな~と、改めてまた、感じました。


②プラーナーヤーマ

今回は、バストリカーをする機会が多く、穂高の時は、一生懸命という感じでしたが、リラックスして行うことができ、少し体験が深まった気がします。続けていきたいものです。


③クリアー

今回、カパーラバーティの説明でムーラ・バンダが関連しているということで、意識してみると驚くほど、カパーラバーティが力まずできるようになりました。

一つとして成り立っているものでなく、肉体の構造は、関連しあってると体感しました。

ネーティ・シリーズは、家でもさせてもらってます。さずがに、ボーマン・ダウティは中々、チャレンジできないですが・・・


④ムドラー・バンダについて

ムーラ・バンダが少しづつ感覚的に解ってきた気がします。穂高の時から、練習するようにもしていたのもあると思います。

ムドラー、バンダについては、自分なりに継続した実践が必要だと感じてます。


⑤瞑想

ヴィパッサナー瞑想に行ってから、できる限り、朝晩と瞑想の時間を自分なりに設けてましたが、やはり環境は本当に大切だと感じてます。

相方先生がおすすめのタイでのコースに今年は参加したいと思っております。


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3)「ワンサニット2010」の総括

①プログラム全体の総括的なご感想

学ぶのにも環境というのはとても大切だと感じました。とてもリラックスできる環境で学ぶことができとても満足しています。

夜の講義のときにDVDなどみせていただいたり、内容もとても充実していました。

まだまだ、先生のお話は続きそうだったので、もう少し聞きたかったなと思います。

ワンサニットのスタッフの方々にも本当に感謝です。快適な10日間を過ごすことができたのもスタッフの皆様の御心使いのおかげです☆


②日本からコースに参加したメリットがあったかどうか

日本では学べないこと、体感できないことがあったように思えます。参加させていただいて本当に良かったです。

まだまだ、頭だけでしか理解できてないことがたくさんあります。こうした整った環境の中でこそ、体験できることがたくさんあると思います。

ぜひ、カイヴァリヤダーマ4週間コースが実現してくれたら・・・・そう願います☆


③「ワンサニット」の合宿セミナー参加を考えている方へのアドバイス

ぜひぜひ、参加してみてください。

相方先生たちは、とても親切にサポートしてくださいますから、海外に行くのは・・・ とお考えの方でも安心できること間違いなしです。


4)タイランドの印象、役立つ情報などetc.

タイは何度も足を踏み入れてる場所ではありましたが、
これほど一般の人々の間に仏のこころが深く染みついてること、
タイの人たちの間でヨーガを学ぶ人たちが増えていること、
このワンサニットのような施設が増えていることを、
すごく嬉しく思います。

また、何度でも訪れてしまうのだろうな・・・と思います。

タイは暑い国なのですが、建物の中や乗りモノの中は冷蔵庫です。体温調節が難しいので、ショールや薄い羽織るものがあればいいと思います。


①タイ政府厚生省「タイ伝承医学研究所」の訪問

タイでもインドのアーユルヴェーダのような伝統医療があることを初めて知りました。とても大きい施設で、とても興味深かったです。


②ホテル・ショッピング情報 etc.

バンコクには、インド人街があります。パフラットというところに小さい通りがあって、地元の人たちは「インディアン・マーケット」と呼んでいます。
そこで、おいしいサモサとチャイがいただけます☆
おいしいし、安いですよ☆



最後に、
相方ひろし先生、ひでこ先生、
本当にありがとうございます。

そして、ともに10日間過ごした方たちも、ありがとうございます。
ぜひ、また皆様にお会いできることを楽しみにしております。



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