2008年11月25日火曜日

金融マンのインド・ヨーガ研修記

-目次-

【はじめに】
【関連情報】
【ヨーガ・インスティテュート(The Yoga Institute)について】
【インド探訪・インド留学へのガイダンス】

1)The Yoga Instituteについて
2)7-Day's Campについて
3)The Yoga Instituteで特に印象に残ったこと、有益だったこと
4)今後 The Yoga Institute に訪問したい方へのアドバイス
5)プネーについて
6)『カイヴァリヤダーマ研究所』
7)『The Yoga Institute』と『カイヴァリヤダーマ研究所』
8)最後に

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【はじめに】

10月10日(金)から19日(日)の10日間、休暇でインドを訪問され、ムンバイの『ヨーガ・インスティテュート(The Yoga Institute)』で
1週間のヨーガ合宿に参加された「K.S.」さんのフィードバックです。

「K.S.」さんは日本の都市銀行の第一線で活躍されている金融マンです。ヨーガ歴5年、仕事を精力的にこなしながら「ヨーガ」への興味も深めて居られます。2006年8月と2007年8月の2回、夏休暇を
兼ねてタイのわたしたちの合宿セミナーに参加されました。

みなさんもご存じの通り、世界の金融界は「100年に1度あるかないかの激動の年」で、わたしたちの日常生活にも世界的な「パラダイム・シフト」の影響が出始めているときです。分野によっては「1週間過ぎると世界は別な場所になっていた」という
表現が大げさでないような展開です。

大局的に物事を見ることで、本当のところ何が進行中であり、それがこれから自分とどう関わって来るのかを見極めるには、「状況」から少し距離を取ることが有利です。

金融界の激動の最前線にあって、あえてこの時期にインドで1週間の「ヨーガ合宿」参加、時間を超越したインドの自己探求の方法論である「ヨーガ」に沈潜する、というのは、「K.S.」さんにとって象徴的であり、タイミングの良い選択だったのかも知れません。非常に賢明な「インド環境」と「ヨーガ」の活用法だった、と言えるでしょうか.....

【関連情報】

〈今回のプログラムの日程〉


今回の「K.S.」さんの「インド研修」の日程です。9泊10日間でしたが、 ポイントを絞り込んだ、充実した研修プログラムになったようです。

10月10日(金)
タイ航空利用、成田からバンコク経由でムンバイ着、ムンバイのホテル泊
10月11日(土)-17日(金)
ムンバイ・サンタクルズ地区の『ヨーガ・インスティテュート』で1週間の合宿参加
10月17日(金)
午後合宿終了、車でプネーへ、プネーのホテル泊
10月18日(土)
午前中プネー探訪、午後ロナウラの
『カイヴァリヤダーマ研究所』訪問、夜便でバンコクへ
10月19日(日)
早朝バンコク着、成田便に乗り継ぎ午後成田着


〈今回のプログラムのインドでの関連施設〉

『ヨーガ・インスティテュート』
→
http://www.yogainstitute.org/
The Yoga Institute
Shri Yogendra Marg, Prabhat Colony, Santacruz (E)
Mumbai (Bombay) 400055
1918年に「シュリ・ヨーゲーンドラ(1897-1990)」によって設立されたインドで(世界で)初めての「ヨーガ・センター」。

『カイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所』
→
http://www.kdham.com.org/
Kaivalyadhama Yoga Institute
Swami Kuvalayananda Marg, Lonavla,
Dist.Pune 403401
1924年に「スワーミー・クヴァラヤーナンダ(1887-1966)」に よって設立されたインドで(世界で)初めての「ヨーガ」の 学術的研究所。

『アイアンガー・ヨーガ・インスティテュート』
→
http://www.bksiyengar.com/
Ramamani Iyengar Memorial Yoga Institute
1107 B/1 Hare Krishna Mandir Road, Model Colony,
Shivaji Nagar, Pune 411016 
1975年に「B.K.S.アイアンガー(1918-)」氏によって設立。
アイアンガー家の自宅兼道場。

『ホテル・シュレーヤス』
→
http://hotelshreyas.com/main.htm
Hotel Shreyas
1242 B, Apte Road,  Deccan Gymkhana,
Pune 411004
プネーの中堅ホテル、1階にマハーラーシュトラ料理のレストランあり。わたしたち関係の日本からのゲストのプネーでの定番の宿。 

『サンデーシュ日本語サービス』
代表:チャンドラシェカール・ラトール(Chandreshekar Rathod)
プネーの日本語エージェント。インド人対象の日本語教育の他にインドを訪れる日本人ビジネスマンや留学生、一般旅行者の通訳やインド滞在中の各種サポート業務担当
(日本語・英語・ヒンディー語・マラーティ語可)。

『J.K.トラベル』
代表:S.P.S.アーナンダ(S.P.S.Ananda/Kuku)
J.K.Travel 
ロナウラのトラベル・エージェント。 「カイヴァリヤダーマ」への留学生・外国人訪問者の空港出迎え、車の手配、国内旅行手配などの旅行関連業務を担当。

〈今回のプログラムの関連ブログ〉

「インドにヨーガ留学中の夫婦のブログ」
→
http://ajayoga.seesaa.net/
今年度(2008-9)ロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』の付属カレッジの1年間の「ディプロマ・コース(D.Y.Ed.)」に留学中の日本人カップルM夫妻のブログ。ロナウラ留学現地レポート掲載中。M夫妻は昨年2007年8月、新婚旅行の一環としてお2人でわたしたちのタイの『ワンサニット・アシュラム』での合宿セミナーに参加されましたが、そのとき「K.S.」さんも同じ合宿セミナーに
参加されていました。

【インド探訪・インド留学へのガイダンス】

「ヨーガ」をテーマとしたインド探訪やインドでの研修プログラム、 また、「ヨーガ」の勉強のためのインドへの短期・長期留学に興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。 インドでの可能な滞在期間や、興味と諸条件に応じた適切な ガイダンスを提供することが出来ると思います。

また、長期的な展望で、ライフワーク的に「ヨーガ」と付き合って行くことを志向される方は、一度、わたしたちのタイでの合宿セミナー に参加されることをお勧めしています。

今回のレポートの「K.S.」さん、またロナウラ留学中のM夫妻を始め、わたしたちの合宿セミナーに参加されたことで、その後の「ヨーガ」との
取り組み方の方向性についての示唆を受けられた方は多いようです。

今年度のタイでの合宿セミナーの予定は終了しましたが、来年度の日程が決まりましたら、このメールグループでお知らせいたします。

【ヨーガ・インスティテュート(The Yoga Institute)について】

ムンバイ国際空港の近くのサンタクルズ地区にある『ヨーガ・インスティテュート(The Yoga Institute)』は、1918年に「シュリ・ヨーゲーンドラ(1897ー1990)」によって設立された世界で初めての「ヨーガ・センター」です。

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「シュリ・ヨーゲーンドラ(Shri Yogendra)」はインドにおける「ヨーガ」の近代化の重要人物の1人です。ロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』の設立者の「スワーミー・クヴァラヤーナンダ(1887-1966)と同じく、当時の著名なヨーギーであり123歳まで生きた「マドヴァダーサ・マハラジ(1798ー1921)」に20代の始めに出会い、
入門を許されたことで「ヨーガ」の道に入りました。

そして、「クヴァラヤーナンダ」と同じく「ヨーゲーンドラ」も「ハタ・ヨーガ」の技法を科学的・合理的に解釈し、一般社会への普及を図る活動に生涯を捧げました。

「クヴァラヤーナンダ」は「ヨーガ」を学術的な研究対象とし、教育機関や政府の政策レベルでの「ヨーガ」の導入を図る方向性で活動を進めましたが、「ヨーゲーンドラ」は「市井の人々のためのヨーガ」「ふつうの社会人・家庭人のためのヨーガ」という、「草の根」的な「ヨーガ」の普及の方向性を進めることに徹しました。

「ヨーゲーンドラ」の業績を知ることは、インドで1920年代から展開した「ヨーガ」の近代化運動を把握するために欠かせないポイントでしょう。「ヨーゲーンドラ」の著作の日本語訳があります。

「ヨーガ健康法(単行本)」
単行本: 283ページ
出版社: 春秋社 (1991/04)
ISBN-10: 4393713141
ISBN-13: 978-4393713143
発売日: 1991/04

現在『ヨーガ・インスティテュート』は、「ヨーゲーンドラ」のご子息の「ジャヤデーヴァ・ヨーゲーンドラ」博士とその奥様の
「ハンサーベン・ヨーゲーンドラ」女史によって運営されています。

『ヨーガ・インスティテュート』は、現在インド中央政府厚生省AYUSH局と国立ヨーガ研究所の主導で進んでいる「Indian Yoga Association(IYA)」(インドヨーガ協会)の設立でも主要な
役割を果たしている「研究所」です。

わたしたちのバンコクの『MCB財団タイ・ヨーガ研究所』も『ヨーガ・インスティテュート』と親交があります。わたしたちのメンバーがインドに研修に行くときは、ロナウラの『カイヴァリヤダーマ』でコースに参加すると同時に、ムンバイの『ヨーガ・インスティチュート』でもコースに
参加することが定番になっています。

また、今までに3回実施された『タイ・ヨーガ研究所』主催のタイ組対象の「インド研修ツアー」でも、必ず『ヨーガ・インスティチュート』を訪問しています。今年5月に実施された第3回目の「インド研修ツアー」では『ヨーガ・インスティチュート』での2泊3日の合宿セミナーも
研修プログラムに組み込まれました。

日本の方がインドに「ヨーガ」の研修に行かれる場合も、日程が許す限り『ヨーガ・インスティチュート』への訪問や滞在を推奨します。インドの「ヨーガ」についての包括的な視点を養成し、「ヨーガ」とライフワーク的に付き合って行くための、非常に有効な体験となることでしょう。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『ヨーガ・インスティテュート』でのヨーガ合宿(1週間)とプネー・ロナウラ訪問記
(K.S
.さん、東京在住の金融マン)

みなさん、こんにちは。
私は本場のヨーガを経験するためインドに行き、サンタクルズ(ムンバイ郊外)、プネー、ロナウラを訪問してきました。

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たった1週間ではありましたが、とても有意義な経験ができました。その報告をしたいと思います。

今回のメインはサンタクルズにある『The Yoga Institiute』の7-Day's Camp参加です。以前、相方先生がこの研究所をブログで紹介して
いたのが、興味をもったきっかけでした。

また、昨年のタイ・ワンサニットセミナーに参加した時の雑談で、「The Yoga Institiuteのディレクターであるハンサさんは円熟期に入っているので、ああいう人と一度会っておいた方が良い」ということを相方先生が
おっしゃったので更に興味が湧きました。

調べてみると、ヨーガ理論・実践の導入コースとして7日間Campを毎月開催していることがわかりました。仕事柄、毎年長期休暇は1週間しかとれないのですが、これなら参加できます。相方先生に相談すると、インド異世界体験の導入としてぴったり
だというアドバイスを受け、参加を決意しました。


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)The Yoga Instituteについて

ここはシュリ・ヨーゲンドラ氏が90年前に創設した歴史のあるヨーガ施設で過去にインドの首相も何度か訪問しているようです。現在はヨーゲンドラ氏のご子息夫妻が運営しています。

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シュリ・ヨーゲンドラがどんな人かについては相方先生から解説があると思います。
練習するホールがいくつもあり、レギュラークラス・多様なワークショップ・ティーチャートレーニングが随時行われています。

ティーチャートレーニングコースは、1ヶ月コース、7ヶ月コースがあります。1ヶ月コースは子供~若者向けの先生養成、7ヶ月コースは全ての方(病気の方を含む)を指導できる先生を養成するコースになっています。

場所はサンタクルズという国際空港・国内空港の近くにあり、下町の雑踏の中にあるという感じです。Institute内は自然にあふれ、散歩道もあり、外とは全く別世界の感があります。街中にありながら、ヨーガに専念できる環境を作っている工夫を
感じます。浄化済飲料水が無料で自由に飲めるようになっています。

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◎ゲストルーム

男性用・女性用の宿泊棟があり、希望者は宿泊できます。部屋にはベッドが4台ありました。通常は1部屋を2人~3人で使うようです。私はアメリカ人青年と同室でした(インテリかつナイスガイな奴でした)。

空気ファンが天井についており、ファンをまわしていると暑さも耐えれるレベルになります。共同のシャワー・トイレルームがあり、あまりきれいでは
ありません。シャワーは温水とまではいいませんがぬるい水がでます。

キャンプの宿泊者は原則外出禁止です。外に出たいときは事務所に理由を言って許可をもらいますが、
30~40分程度しか許可してくれません。

◎食事

練習棟に併設された食堂があります。食事はいわゆるSattvicな食事でベジタリアン料理です。

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衛生学や食生活の指導をしているだけあって、栄養面・衛生面に気を配っており、一度もお腹を壊すことはありませんでした。

味付けはまあまあといったところでしょうか。特にスパイシーではありません。決してまずくはありませんし、うまいと思うことも何度かありました。

キャンプ参加者は朝、昼、晩の食事と4時頃のティータイムの4回食堂タイムがあります。ティータイムはハーブティとスナック(というかライス)
を頂きます。

食堂内は会話禁止です。食事でフルーツは出ないので、ルームメイトはよくマーケットに買出しに出かけてました。


2)7-Day's Campについて

(スタート)

8時30分~9時15分が受付。事務所で申込み書記入・支払いをします。クラスが始まる前までに質問シート(このCampに参加した理由、現在の悩み、持病等)に記入します。


これは全てしっかりした答えを書かないと受け取ってくれません。英語で書かねばならないので苦労しましたが、ボランティアの方のHelpもあってなんとか書き上げました。

最初のクラスは9時45分頃にスタート、午前中はゲーム中心です。その間に一人ずつ呼ばれて、質問シートをもとにコンサルテーションが
あります。クラスの最後にこのCampの目的、注意事項等の説明があります。午後から本格的なクラス開始となります。

(参加者)

男性5名、女性11名の計16名が参加。大学生~80歳のおばあちゃんまで年齢層幅広かったです。


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ムンバイに住むインド人がほとんどで、外国人は私を含めて4人(インド在住1名、インド長期旅行者2名、東洋人は私のみ)。
インドの方々に参加した理由を聞いてみました。

・日頃からここに通っているので、Campに関心があった
(20代半ばの社会人男性)。
・鼻炎なのでヨーガで直したい(20代前半の社会人男性)。
・ヨーガの先生になりたくて参加した(30代半ばの主婦)
(7ヶ月ティーチャーコースを受けたい人は最初にこのCampに
参加する必要があります)。
・情緒不安定なのでヨーガで安定させたい(20代後半の社会人女性)
・親がしつこく勧めるから(女子大生)。


(スケジュール)

1日目 朝9:15(実際には9:45頃からでしたが・・・)~19:00
2日目~6日目 朝7:00~19:00まで
7日目 朝7:00~14:00終了

スケジュールは様々なクラスでびっしり埋まっていて休む時間は
ほとんどありません。参考に3日目のスケジュール表をご紹介します。

7:00~ 7:35   Thought for the day-Swadhyaya
(あるテーマを基に瞑想15分、呼吸に意識を集中させて瞑想20分)
7:25~ 7:35   Parisamvad
(一般の参加者と一緒ににヨーゲンドラ夫妻のお話を聞く)
7:35~ 8:00   Brisk Walk
(朝の散歩)
8:00~ 8:30   Breakfast
(朝食)
8:30~ 9:00   Karma Yoga
(それぞれ持ち場を与えられて掃除)
9:00~10:00   Vide
(クリヤ・ヨーガ、ヨーガ的衛生学、ヨーガ的食生活等)
10:00~11:00 Asana
(アーサナ:昨日習ったことを実習)
11:00~11:25 Conceptual games
(ゲームでヤマ・ニヤマ等を考えさせる)
11:25~12:00 Parisamvad
(一般の参加者と一緒ににヨーゲンドラ夫妻のお話を聞く)
12:00~12:30 Lunch
(昼食)
12:30~12:45 Stroll
(食後の散歩)
12:45~13:30 Relaxation
(ガイダンスを基にシャバアーサナ)
13:30~14:00 Jalaneti
(ジャラネーティ・カパラランドラドウティ・カルナランドラドウティ・カパラバティ)
14:00~14:30 Candle gazing/Trataka
(キャンドル凝視・トラータカ)
14:30~15:00 Experimental Asanas
(ダルマ・ニャーナ・ヴァイラーギャ・アイシュワリヤについての話)
15:00~15:30 Reflections
(心を観察する方法の説明と実践)
15:30~16:00 Pranayama
(プラナヤマ)
16:00~16:30 Tea
(ティータイム)
16:30~17:15 Bhajans(
歌の時間:昔の映画ソング)
17:15~17:30 Break/Time off
(休憩)
17:30~19:00 Asana
(アーサナ:説明中心・軽く実習)
19:00~19:30 Dinner
(夕食)


(アーサナ)

1日2回アーサナクラスがあります。夕方にアーサナの細かい説明と練習、翌日の午前中に習ったアーサナの実践という組み方でした。

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呼吸と動きを同調させてポーズを取ります。例えば、このポーズは2秒吸いながら腕を上げて、伸ばしたまま4秒呼吸を止めて、2秒吐きながら腕を下ろす、というように厳密に決まっています。

全般的にやさしいポーズばかりでした。日本のヨガスタジオだと準備体操で片付けられそうな強度です。カルチャーセンターのヨガ教室でも最初から
もっと難しいアーサナをやっていると思います。

例えば、パスチモッターナアーサナとかアルダマッツェンドラアーサナ等はこのCampでは教えません。こういうポーズをやるのはもっと経験を積んで
からでないと無理だということでした。

(プラナヤマ)

1日1回プラナヤマのクラスがあります。プラナヤマの技法はヨーゲンドラ氏が考案した方法にそってやります。ヨーゲンドラ・プラナヤマⅠ・Ⅱといった名称がついています。
これも今回のCampで練習するのは非常にやさしい技法ばかりで、しかも2秒吸って2秒吐くというように短いカウントで練習します。

努力して呼吸するのは良くない、自然に呼吸できる時間しかやるべきではないという考え方から来ており、2~3秒程度の時間が自然に呼吸できる限度だということでした。習熟していったら5秒程度まで延ばして良いという
説明でした。


(ジャラネーティ)

ジャラネーティは手の平に温かい塩水を注ぎ、片鼻を指で閉じてから吸い上げ、吐き出します。ポットは使いません。2セットやった後、カパラバティをやり、カパラランドラドウティ・
カルナランドラドウティという顔・耳のマッサージをします。

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(キャンドルゲイジング&トーラータカ)

キャンドルゲイジングでは、できるだけまばたきをしないようにして ローソクを3~5分程度凝視します。そのあとトラータカ、指の動きを目で
追っていきます。

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(その他)

ヨーガの考え方に関する講義ではゲームをするクラスが多々ありました。ゲームをしながら、集中力・協調性・ポジティブ思考等の重要性を
理解させるよう工夫していました。


3)The Yoga Instituteで特に印象に残ったこと、有益だったこと

・ヨーガの捉え方

The Yoga Instituteでは、ヨーガはエクササイズではなく、ライフスタイルだということを繰り返し教えます。

Campのクラスでもヤマ・ニヤマの各項目や4 Bhavas(4つの考え方:ダルマ・ニャーナ・ヴァイラーギャ・アイシュワリヤ)、ポジティブ思考等についての話が非常に多く、mindとbodyの両面から
ヨーガを実践していくという方針が見て取れます。


・ヨーゲンドラ夫妻

The Yoga Instituteの総責任者であるジャヤデーヴァ・ヨーゲンドラ氏と奥様でThe Yoga Instituteのディレクターでもあるハンサさんは
ほぼ毎日3回程度、無料のTalk&Question Timeを設けています。

地元の方やクラス参加者が多数集まり、お話を聞いています。ディレクターのハンサさんには非常に感銘を受けました。気さくな人柄、優しい雰囲気、ヨーガに関する深い知識、分かり易く且つ深い内容の話等々、ヨーガを実践する女性の目指す完成した姿が
目の前に存在していると実感しました。

相方先生がおっしゃる意味がよくわかりました。

朝の散歩中にハンサさんから話かけてくれたので、個人的にも話をする
ことが出来ました。

余談ですが、ジャヤデーヴァ・ヨーゲンドラ氏の話をする姿を見て私は度肝を抜かれました。なんと、ジャランダーラ・バンダをしながら話をする
のです。何を言っているのか全く私には分かりませんでした(インドの方々は理解しているようでした)。

ひよっとして老衰で、頭があがらないのかとふと疑問を覚えましたが、
時に顔を上げていたのでよくわかりません。とにかくインパクト大です。


・インドの方々とのふれあい

7日間ずっと一緒にいるので、インドの参加者の方々と仲良くなれます。親切な方々ばかりでインドに対する印象が変わりました。

男性陣は向こうから色々と話しかけてくれます。女性陣もこちらから積極的に話しかければ、相手も日本のことに興味をもっているようで色んな質問をしてきます。クラスではゲームが多く、英語がわからなくて困ることがよくあったのですが、みんなが助けて
くれました。


・ボランティアの方々

ティチャートレーニングを受講中の方々(5名)がボランティアとしてCamp参加者のヘルパーについてくれます。特に私は英語の講義の理解に難ありだったため、休憩の合間や夕食後に再度説明してくれたり、クラス中に横についてゆっくり説明してくたりと相当助けてもらいました。ボランティアの助けがなかったら、理解の度合いは
全く違っていたと思います。


・宗教色・ヒンドゥー色のなさ

Yoga Instituteでは、ヨーガは宗教ではないというスタンスのため、宗教的な
儀式は一切ありません。マントラをチャンティングすることも皆無でした。

そのことを聞いてみると、マントラとヨーガは関係ないのでチャンティングする必要はないとのことでした。宗教色のなさは一般の日本人にとって非常になじみやすいと思います。 インドチックなものを求めるマニアな方には
受けないかもしれませんね。


4)今後 The Yoga Institute に訪問したい方へのアドバイス

・多少は英会話ができる方が良いです。講義がわからないのは仕方がありませんが、サポートしてくれるボランティアの説明が分からないとかなり苦しいと思います。講義中の英語があまりにもわからないのに苦笑するしか
ありませんでした。

・7day's Campで習うアーサナ・プラナヤマは基本的な技法ばかりです。技法を学ぶつもりでくると失望するかもしれません。インドの良質なヨーガ研究所がヨーガをどのように教えようとしているか、インドの方がどのように受け入れているか、ということを経験できる場と
捉えた方が良いでしょう。

・トイレットペーパー、バスタオル、洗面道具等は持参して下さい。

・ヨガマットは必要ありません。日本のござ(淡路島製らしい?)をひいてます。ただ小さい座布団があった方が良いかもしれません。ござがあるとはいえ
硬い床にほぼ一日座りっぱなしなので、Camp後半はお尻が痛くなってしまいました。インドの方々のお尻は鉄板かと疑いましたが、みんな痛かったと後で
分かりました。

・Campの申込みはメールでします。Camp中は宿泊棟に泊まるつもりの場合、その旨も記載しておいた方が良いでしょう。

・7Day's Campの料金は3500ルピーです(講義代・宿泊代・3食代込み)。日本円にして7500円ぐらいです。あまりの安さに1日分かと疑いましたが、7日分の料金です。大変お得だと思います。

・水は無料ですが、容器があった方が良いので、ペット1本ぐらいは現地で
買っておいた方がよいでしょう。

・現地で何か足りない物があったときは、歩いて1~2分でマーケットに
いけるのでそこで買うことができます。

・夜は蚊が結構いるので、その対策が必要です。虫さされの薬と虫除け対策が必要です。蚊取り線香は悪くないのですが、ルームメイトが独特の
においを嫌がるかもしれません。

・参加する季節はとても大事です。ベストシーズンは11月~2月初旬までとのことです。10月はかなり暑かったです。6~9月は雨季のため、
衛生状態が悪くなり、さすがにお腹を壊すこともあるようです。

・実はこの施設には最大の欠点があります。空港の近くだということです。夜中の2時頃や早朝4時頃に飛行機の爆音で確実に目が覚めます。結構疲れました。どう対策をとるべきか全く思い付きません。とにかくすごい爆音です。慣れるしかないと思います。


5)プネーについて

『The Yoga Institute』のCampを終えた後、プネーとロナウラに行ってきました。プネーでは、いくつかの寺院を見学、ロナウラはもちろん
『カイヴァリヤダーマ研究所』の見学です。

相方先生の友人のラトールさんにガイドを頼み、案内してもらいました。『カイヴァリヤダーマ研究所』では、日本人のM夫妻がディプロマ・コースを
受講中で、研究所内を案内してもらいました。

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(ホテル&食事)

プネーでのホテルは相方先生に取ってもらいました。『Hotel Shreyas』というところで、空調あり、温シャワーあり、
部屋も2部屋ありと快適でした。

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このクラスのホテルはプネーだと1泊6000円以上するところが
ほとんどのようですが、ここは1泊3000円程度と非常にお手頃です。

このホテルの1階のレストランではマハーラシュトラ州の名物料理を食べることができます。店は地元の方々で混んでおり、私は入るのに30分以上待ちました。カレー・ごはん・チャパティ等々食べ放題で、しかもむっちゃうまかった
です。2人分で600円ぐらいでした。大変満足です。


(プネーの町について)

一言でいうと都会です。プネーはバイクが非常に多く、空気はあまり良くないようです。気管の弱い人には少々つらいかもしれません。

プネーではヒンドゥー寺院やジャイナ教寺院を見て回りました。ジャイナ教寺院の清浄さが印象的でした。シヴァ寺院は小高い山の上にあり、ここからはプネーの町が一望できます。

「スワミ・ラームデーブ」の看板がプネーのいたるところにありました。日本人がこの人を見ると、かつてのカルト教団を思い出してしまう風貌
なのですが、インドの一般民衆にとってはヨーガの伝道師として強い影響力があるようです。



(アイアンガー・ヨーガ道場:Ramamani Iyengar Memorial Yoga Institute)

プネーの町に来た最大の目的は、『アイアンガー・ヨーガ道場』の見学です。私のヨーガのスタートは「アイアンガー・ヨーガ」でした。

相方先生のセミナーに参加してヨーガの全体像の話を聞いてからは、見方が変わり一旦足が遠のきましたが、最近は肉体鍛錬の一環と割り切って、「アイアンガー・ヨーガ」のクラスに参加してます。

ラトール氏に聞くと、『アイアンガー道場』は一日中見学できるということだったので、朝8:30に訪問しました。練習場でクラスをやっている声が聞こえます。しかし、受付には誰もいません。見学等の受付は9時以降ということがわかりました。

午後はロナウラに行くためあまり時間がないので、プネーの寺院見学をしてから再度来ることにしました。寺院見学を終え、昼の12時15分頃
再び訪問しましたが、なんと道場は12時~16時まで閉まってました。

ということで、私の『アイアンガー道場』見学は不発に終わりました。
なにしに来とんねん!

日本に帰国後、10月にここで練習して来た方に聞いたのですが、アイアンガー氏は9時頃から道場に来て、自己練習をしているそうです。もうすぐ90歳になるにもかかわらず、ありえねーアーサナを連発して
いたとのことでした。
うーん、見てみたかったなあ・・・。


6)『カイヴァリヤダーマ研究所』

(場所・環境)

『カイヴァリアダーマ研究所』にはプネーから車で2時間弱で着きました。

一言でいうと田舎です。空気も良くて気持ちよかったです。研究所の敷地内を高速道路がぶち抜いていることもインドらしく
違和感がありません。

サンタクルズの『The Yoga Institute』は町の雑踏の中にありましたが、ここは自然に囲まれ、静かです。高速道路の車の音もほとんど
気になりませんでした。ヨーガに専念できる環境だと思いました。


(見学した場所)

『カイヴァリヤダーマ』に着いてすぐ、スワミジにご挨拶に行きました。とても穏やかな方でした。日本に何度か行ったことがあるそうです。スワミジのいらっしゃる部屋のすぐそばにクヴァラヤナンダのお墓があり、
お参りしてきました。

研究所のお医者さんの診療室にお邪魔して、少しお話を聞きました。数年前ここのディプロマ・コースを卒業し、そのままここに残ったとの
ことです。日本人のI君と同期生だそうです。

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「ナチュロパシー(自然療法)」の施設があり、内部を見学
(スチームサウナやフットバス、ヒップバス、スパインバス、シロダーラ等)。一度に全部を受けるのではなく、午前・午後で一つずつといった
受け方をするようです。

「アーユルベーダ・センター」は生徒がカウンセリングを受けていたため、入り口のみ見学。パンチャカルマ7日間、14日間、21日間コースをやっているそうです。

「ヨーガ・セラピー」を受けている方々(ご年配の方ばかりでした)のアーサナ・クラスを見学。『The Yoga Institue』と雰囲気がそっくりでした。

図書館。ヨーガ・インド哲学の本が満載です。本は全て本棚ケースの中にあり、係員に言わないと本は見れません。本について何でも知っている係員がいて、こういう本が見たいというと
すぐ持ってくるそうです。

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本、DVD等の売店を訪問。英語での講義に慣れる必要性を感じて
いたためVCD・DVDを買いまくりました。値段もお手ごろでした。

普段、生徒がアーサナをしている部屋を見学。かなり広い部屋でした。男性と女性は別々の場所でアーサナ・プラナヤマをしているとのことです。

食堂でハーブティーを頂きました。なかなか美味でした。


7)『The Yoga Institute』と『カイヴァリヤダーマ研究所』

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『The Yoga Institute』のCampに参加し、あるいは一般のクラスを
見学していて感じていたことは、ヨーゲンドラとクヴァラヤーナンダは
マトヴァダーサという同じ師匠から習っているにもかかわらず、なぜこんなに技法が違ってくるのだろうということでした。

技法が同根であることは十分感じることができるのですが、実践の仕方が全く違うのです。

これは、カイヴァリヤダーマ研究所を見学することにより、自分なりに理解するものがありました。どこに視線を置くかの違いではなかろうかということです。

『The Yoga Institute』はサンタクルズの街中にあり、参加者も地元の方々ばかりです。そういう方々の健康のために、また病気の方々の
療養のために組み立て直した技法だと思います。

アーサナは呼吸と同調した動きであり、難しいポーズはあまりありません。プラナヤマも短い呼吸しかさせません
(もちろん熟練者は少しだけ呼吸は長くなります)。

インドの一般的な方々の健康や病気のためという視点にたつと、それで十分だということであり、ライフスタイルとしてのヨーガを
教えるのもうなずけます。

一方、カイヴァリヤダーマは街とは隔絶した環境にあり、研究機関として存在してます。もちろん、ヨーガ・セラピーの施設があり、療養のために来る方々もいらっしゃいますが、専門的にヨーガを研究する場・ヨーガの教師を育てる場、という視点の方が強いと思います。当然、技法の難易度も高まりますし、教える内容も専門的かつ
深いものになることでしょう。

日本人にとってどちらが良いかは各人の好みによるのでなんともいえませんが、ヨーガを深めることを求めるなら『カイヴァリヤダーマ』、インドの方々とのふれあいを求めるなら『The Yoga Institute』
といったところでしょうか。


8)最後に

相方先生には準備段階から様々なケアをして頂き本当に
ありがとうございました。おかげで貴重な体験をすることが出来ました。

もし、『The Yoga Institute』に行きたい方がいらっしゃったらお知らせ下さい。私もできるだけケアをしたいと思います。

 

 

2008年11月13日木曜日

【お知らせ】2008年11月13日

こちら常夏のバンコクも今週に入って短い「秋」が来ています。空は高く、さわやかな日差しです。
 
先週は『ワンサニット・アシュラム』で合宿セミナーがありました。「4泊5日+2泊3日の追加プログラム」の組み合わせで、合計6泊7日の合宿セミナーでした。 

SANY0287 
参加者は10名(女性9名、男性1名)、追加プログラムには4名(女性3名、男性1名)の参加がありました。

【日時】:11月1日・5日(4泊5日)+5日・7日(2泊3日)
【会場】:『ワンサニット・アシュラム(Wongsanit Ashram)』
『ワンサニット』のホームページ
→ www.sulak-sivaraksaorg/network24.php
 
『ワンサニット・アシュラム』について
『ワンサニット・アシュラム』は『サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団』の傘下に1985年に設立された自然環境と調和したインターナショナル・コミュニティで、シンプルなライフ・スタイルの実践と、社会活動と精神性を平行して追求する場所です。

創立者の「スラック・シヴァラクシャ」氏はタイを代表する仏教思想家・社会活動家であり、ノーベル平和賞にも3回ノミネートされています。

『ワンサニット・アシュラム』は多くの共同体プロジェクトに関わり、仏教哲学と文化の多様性や環境の維持可能性に根差したライフ・スタイルの促進を模索、人間と社会と自然の密接な相互依存関係を指摘しよう試みています。

『アシュラム』では環境保護、人権擁護、非暴力や精神性に基づく社会活動に関するコースを含む、数多くのワークショップが年間を通して企画されています。「ヨーガ・センター」「自然療法センター」としても利用されています。

『アシュラム』の主要なプロジェクトです。
・地域社会のリーダー養成(Grassroots Leadership Training)
・森の自然の中での諸宗教間の対話と連帯
・エコ・ヴィレッジ・デザイン教育トレーニング


1)タイでの「プロフェッショナル・コース」の企画

今年から、タイでの合宿セミナーの参加者のみなさんの層が広がり、20代・30代の現役「ヨーガ・インストラクター」のひとが増えています。

わたしたちも、近年の「フィットネス・ヨーガ」の潮流の中に居る方たちと接することで、いろんな意味で勉強になっています。

それらの方たちの傾向としては、近年のブームで数年やって来た結果、「ヨーガ」の本質への興味が深まったり、一方ではまだ勉強不足で消化不良があったり、今後の方向性についての不安がある、というところのようです。

それで、今後、今までのようなタイでの「ホリデー・プログラム」に加えて、『MCB財団タイ・ヨーガ研究所』として、日本で仕事として「ヨーガ」に関わっているインストラクターの方々に「ヨーガ」の継続的学習の機会を提供する集中プログラムの企画を考えています。

具体的には、『ワンサニット・アシュラム』などのタイのリトリート・センターでの「10日間・100時間合宿コース」のような形態になると思います。

内容としては、伝統的な「ヨーガ」のリソースの中核にある
・「インド哲学」という背景
・「ヨーガ・スートラ」の理論体系
・「ハタ・プラディーピカー」と「ゲーランダ・サンヒター」の内容
を学習することで、「ヨーガ」の本質への理解を深めるものです。

これらは、現役「ヨーガ・インストラクター」の継続学習としての有用性が高いのですが、実際には学習の機会がほとんどないものです。

興味のある方は、どうぞお問い合わせ下さい。
・ご都合の良い実施時期
・ご都合の良いコース日数
などのご意見もお知らせ下さい。


2)11月チベット仏教の尼僧「ツェリン・パルモ師」来日

インド・ラダックのチベット仏教の尼僧であり、同時にチベット伝統医学の医師でもある「ツェリン・パルモ師」が東京・浅草で開催される「第24回世界仏教徒会議・日本大会」に参加するため来日されます。2006年に続いて2度目の来日です。

日時:2008年11月14日-17日
会場:東京・浅草ビューホテル
主催:WFB、世界仏教徒連盟
http://www.jbf.ne.jp/pdf/shinpo.pdf

「世界仏教徒会議」の参加以外にも「ツェリン・パルモ師」のセミナーが企画されていますので、興味のある方は次のサイトからをご覧下さい。
http://members3.jcom.home.ne.jp/ladakh_nuns/ 

palmo2s  

「ツェリン・パルモ」師
チベット仏教の尼僧/チベット伝統医学医師。ジャンム・カシュミール州ラダックのレー生まれ。ダラムサラにある「チベット伝承医学カレッジ(Tibetan Medical Institute)を卒業、1994年からレーに「ユトク・クリニック」を開業する傍ら、1996年より、ラダックの尼僧の伝統を復興するため「ラダック・ナンズ・アソシエーション(Ladakh Nuns Association)」というNGO団体を主催。
http://www.geocities.com/ladakhnuns/ 


3)2009年3月『ニサルゴプチャール・アシュラム』

2009年3月にプネー郊外のウルリカンチャンにある『自然療法アシュラム』の施設を利用して、インドの「自然療法」の体験学習のプログラムの企画があります。期間は1週間から最大3週間です。参加者の方のご都合で滞在日数は選べます。

『二サルゴプチャール・アシュラム(Nisargopuchar Ashram)』
→ http://www.naturecureashram.com/

3月はマハーラーシュトラ州は特産のブドウのシーズンです。この時期、自然療法では旬のブドウを用いた「ブドウ断食」のシーズンになります。

『二サルゴプチャール・アシュラム』について

『二サルゴプチャール・アシュラム』は近代インド建国の父であり、インドでの近代自然療法の父でもある「マハートマ・ガンディー(1869-1948)」が1946年に設立した、インドで初めての自然療法の滞在型医療施設です。年間6000人が自然療法の指導を受けるためにアシュラムを訪れます。

自然療法は医薬品や高度な医療技術を一切用いずに、個人の自己治癒力を活用して病気を治癒させる医療体系です。「マハートマ・ガンディー」は自然療法の実践者・臨床家でもあり、人間の健康について深い思想を持っていた人物でもありました。

「建国の父」が自然療法家でもあったことから、独立後のインドの厚生省の医療政策でも自然療法が積極的に推進されて来ました。インドでは医療としての「ヨーガ」は自己治癒力を発現させる手段のひとつとして自然療法に統合されています。 


4)2009年12月『カイヴァリヤダーマ研究所』主催第6回国際会議
!cid_image001_jpg@01C939E5

International Conference on YOGA & CULTURAL SYNTHESIS
December 27-30, 2009
Kaivalyadhama Yoga Institute
Swami Kuvalyananda Marg
Lonavla – 410403
Maharashtra, INDIA
→ www.kdham.com

ロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』主催の次回の「第6回国際会議(International Conference)」の日時が決まりました。

日時:2009年12月27日(日)-30日(水)、4日間
主題:ヨーガと精神文化の統合

この「国際会議」に合わせて「インド・スタディ・ツアー」を企画します。

前回2006年12月の「第5回国際会議」のときは、国際会議の前に北インドのリシケーシュ探訪、また国際会議後は『カイヴァリヤダーマ』での1週間の「プラーナーヤーマ・ワークシップ」参加と組み合わされたプログラムでした。

次回も同様な「スタディ・ツアー」を考えています。

H&H

2008年10月26日日曜日

タイとアンコールにて(1)

今年はバンコクの大学の仕事のスケジュールが2ヶ月ずれたので、「仕事期間」は11月末まで続きます。例年でしたらそろそろインドに帰る時期です。インドも雨季が終わり、「ディワリ(ヒンドゥーの祭り)」が祝われる頃です。


1)アジアの利点

今年はタイ組対象の大学での仕事の日程を調整しながら、10月・11月に日本組対象の合宿セミナーを3つ消化しています。2つはグループ研修で、1つは一般公募された公開プログラムです。


タイでの仕事が安定して来た2004年から、こちらの「リトリート・センター」や「アシュラム」で日本の方を対象とした「ヨーガ」の合宿セミナーを実施して来ていますが、「ヨーガ」の活動の運営でも「アジア」の利点は大きいと思います。

「ヨーガ」のように、わたしたちのライフスタイルや生活習慣に関係して来る科目は、合宿セミナーで集中的に練習したり、テーマを絞って学習すると効率が抜群に良いものです。

また、からだとこころの両面に作用するものですから、学ぶ「環境」が結果を大きく左右します。日常生活の延長で、都会のビルの中で練習したり学習しているだけでは、体験的な理解に限界が出て来ます。

そのため「ヨーガ」の場合、自然環境に恵まれた立地にある「リトリート・センター」や「セミナー・ハウス」での合宿に定期的に参加することは、「内なる自然との調和」という「ヨーガ」的なテーマを深化させるのに非常に有利に作用します。
   
インドでは、「ヨーガ」を学ぶためには「研究所」や「アシュラム」での泊まり込みのコースに参加することが原則です。朝から晩まで「ヨーガ」的な環境に自分を浸すことで、「ヨーガ」というものへの体験的理解を深めることが重視されます。

日本の場合、なかなか長い休暇の取れない勤務形態ですし、自然と調和した立地環境で、利用コストの掛からない非営利運営の「リトリート・センター」が少ない、という制約があります。

また、日本の場合、「ヨーガ」に興味を持つ人々はまだまだ「少数派」ですから、「ヨーガの合宿セミナーに参加する」と言っても、必ずしも回りから肯定的な理解を得れない、という社会的な雰囲気もあると思います。

ですから、「ヨーガ」の合宿セミナーには、タイまで出かけるのが絶対的に有利です。「アジア」環境の利点が最大限活用されますし、アジアの国々の文化や社会への見聞も広まります。直接・間接的にそれらの国々への社会貢献をするチャンスもあります。

タイでしたら、1週間以内の日程で収まります。忙しい日本社会でも1週間の休暇はやり繰り出来ますし、日本と距離的にも文化的にも近いので、日本のひとにとっては異文化的なストレスや摩擦が少ない環境です。

今年のタイでの「合宿セミナー」の受付は終わりましたが、来年もバンコクでの「仕事期間」中に日本の方を対象とした「合宿セミナー」を企画する予定ですので、興味のある方は、どうぞお問い合わせ下さい。来年の「夏合宿」の先行予約もお受けします。

2)『パナ・ソム(森のアシュラム)』と『アンコール』探訪

10月11日(土)から17日(金)までの1週間、関西からタイに来られたグループ(8名)の研修プログラムが実施されました。10月13日(月)の「体育の日」の休日を利用した日程です。

  
・4泊5日のバンコク郊外の『パナ・ソム』での「ヨーガ」合宿セミナー
・2泊3日のカンボジアの『アンコール』探訪
を組み合わせたもので、「ヨーガとアジアの精神性」をテーマとした6泊7日のタイ・カンボジアでの研修プログラムでした。
      
「ヨーガ」はインドの伝統的なリソースを押さえたら、その次の展開は広い意味での「精神性」に関連した「文化・伝統・歴史」の展望に進むのが正しい方向性です。

ロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』の創始者の「クヴァラヤーナンダ」もそのように構想していました。1950年に開設した付属カレッジには「Yoga & Cultural Synthesis(ヨーガと文化の統合)」という名称を付けています。彼は学生が「ヨーガ」をベースにして、人類の多様な精神文化の伝統への理解と洞察を深めていくことを期待していました。
     
今後も今回の「タイ&アンコール研修」のように、タイでの「ヨーガ」の合宿セミナーと組み合わせて、アジアの歴史的・精神的スポットを探訪する『アジアの精神性とヨーガ』の企画も進めて行く予定です。
   
次が探訪スポットの候補地です。どこもバンコクからのアクセスが便利なところです。 
・カンボジアのアンコール
・タイのスコータイ 
・ラオスのルアンパバーン 
・ミャンマーのパガン 
・ベトナムのフエ・ダナン 
etc. 
   
タイの隣国カンボジアのシェムリアップ郊外には、9世紀から15世紀にかけて展開した「クメール帝国・アンコール王朝」の遺跡群があります。

東南アジアの覇者として君臨し、栄華を極めた後、突如、熱帯の深い森に消えた「クメール帝国」の中心部に展開している「ヒンドゥー/仏教文明」は19世紀の後半にフランス人の博物学者によって再発見され、その偉大で不可思議な存在が世界に知られることになりました。

現在「世界文化遺産」に指定されていますが、中世の「ヒンドゥー/仏教文明」の遺跡としては、ともかく桁外れなところです。

熱帯の密林の中に、かって人口50万ー100万と言われた都市国家が繁栄し、膨大な数の寺院建築群が残された、というのは壮大な歴史のロマンですね。

本家のインドではイスラム勢力が破壊したので、北インドでは「アンコール」のような規模の壮大な寺院遺跡が残っていない、という事情があります。その意味では、ある意味「アンコール」はインドよりインドらしい、という不思議なところです。

昨年シェムリアップにモダンな国立博物館が開設され、効率よく歴代のアンコール王朝の歴史と考古学的な研究成果が把握できるようになっています。1000体の仏像も安置されています。
→
http://www.angkornationalmuseum.com/

「アンコール」はインド文明全般や「ヒンドゥー教・仏教」の宗教文化に興味のある人には、非常に魅力的なところです。インドの「精神文化」に対する見方を重層的・多角的にしてくれるところです。

現代インドにはかっての「仏教文明」の栄光を推し量る材料は乏しいですし、現代インドのヒンドゥー教を見ているだけでは、「ヒンドゥー文明」の奥行きとスケールはわからないだろう、と、「アンコール」を見ると考えさせられます。

「仏教」と「ヒンドゥー教」の関係を考える場合にも、「アンコール」にはものすごい素材があります。

「アンコールは「インド哲学」のフィールドワークに最適の場所です。また、人類と地球環境、文明と自然、自然と人間の共生といった、現代のエコロジー的なテーマへの洞察を深めるにも、最適な場所でしょう。
   
特に「ヨーガ」に興味のある方には、日本とインドの中間の東南アジアに残る「インド文明」の足跡として、インドの精神性の伝統への理解と洞察を深める重要なスポットに成るところです。

3) 今回の研修プログラムの日程(10月11日・10月17日)

次が実際に消化した日程です。
・前半10月11日・15日は『パナ・ソム』での「ヨーガ」合宿セミナー
・後半10月15日・17日はカンボジアの『アンコール』探訪
という研修プログラムでした。

10月11日(土)
15:30 関空より8名のグループバンコク空港着、車で『パナ・ソム』に移動
17:30 『パナ・ソム』にチェックイン
18:30 夕食
20:00 ミーティング・講義
  
10月12日(日)ー14日(火)      
05:30 瞑想(自由参加)
06:00 実習
08:00 朝食 
09:30 近くの日曜マーケット探訪
12:00 昼食
14:30 ティータイム・講義
16:00 実習
18:00 夕食
20:00 講義
                     
10月15日(水)
05:00 『パナ・ソム』チェックアウト、車で空港へ移動
06:00 バンコク空港チェックイン
08:00 バンコク・エアウエイズのPG903便に搭乗
09:00 シェムリアップ空港到着、現地の日本語ガイドと合流、
       空港から『アンコール・ワット(ヒンドゥー寺院)』探訪へ 
12:30 昼食
14:00 シェムリアップのホテルにチェックイン
14:30 『アンコール・トム(仏教寺院)』探訪 
17:00 『クメール伝統織物研究所』訪問
18:00 マーケット探訪 
19:00 夕食

10月16日(木) シェムリアップ
08:30 気球に乗り「アンコール」俯瞰
09:00 『タ・プローム(仏教寺院)』探訪
12:00 昼食
15:00 『国立博物館』訪問 
17:00 マーケット探訪
19:00 夕食(アプサラ舞踊)

10月17日(金) シェムリアップ』
08:00 『クメール伝統織物研究所・伝統の森』訪問
12:30 昼食『ポールドゥーブル観光専門学校付属レストラン』
14:30 『教育カレッジ』訪問・ヨーガのクラス
16:00 再び『アンコール・ワット』探訪
17:30 空港チェックイン
20:30 バンコク・エアウエイズのPG910便に搭乗
21:30 バンコク空港到着、関空行きの便に乗り継ぎ
22:40 タイ航空TG622便に搭乗

10月18日(土)
06:10 関空着


今回教材として利用されたビデオ
『NHK探検ロマン世界遺産 アンコール遺跡群(カンボジア)』
(講談社DVD BOOK) (単行本)

アンコール国立博物館

クメール伝統織物研究所・伝統の森

シェムリアップの教育カレッジ

The Provincial Teacher Training College
→
http://www.pttcsrp.com/ 
シェムリアップの周辺地区の学校教員を養成するカレッジで、2年間の教員養成課程が運営されています。今年の12月にこのカレッジで「ヨーガ」のワークショップを実施する予定です。タイの隣国カンボジアでも教育分野で「ヨーガ」の普及活動が展開することを志向しています。

ポール・デューブル観光専門学校付属フランス料理店

→
http://www.ecolepauldubrule.org/

フランス系のNGO団体が運営する観光専門学校で、キャンパス内に学生の実習のためのフランス料理店とミニ・ホテルを経営、収益は学校の運営資金に加えられます。
 
シェムリアップでの滞在先   
デイ・イン・アンコール&リゾート(Day Inn Angkor & Resort)
→
http://www.sketch-travel.com/cambodia/hotel/detail.php?hcode=dayinn

(このシリーズ続く)


         

2008年9月22日月曜日

夏合宿セミナー・フィードバック(6)

『タイでの合宿セミナー2008年8月』のフィードバックの続きです。 
東京在住の「Y.S.」さんのフィードバックです。インターネット関連企業にお勤めの女性です。

「Y.S.」さんが合宿セミナー中に撮影された写真がflickrにアップロードされています。

「Y.S.」さんは現在の仕事に就かれる前の充電期間中に、インドやアジア諸国
をバックパッカーとして長く旅をされたことがあります。その後インドの歴史や哲学・精神性への興味から自然に「ヨーガ」を始めるようになり、ここ2年ほど「ヨーガ」を学ばれています。

わたしたちのことはうちの「ブログ
」でお知りになり、ご自分の方向性に合うものを感じられたそうです。

今年6月の帰国中に企画された『ロナウラ・ヨーガ研究所・東京オフィス( http://hng-yoga.com/ )』での講義に参加され、さらに興味を深められたことで、今年の夏休みはタイで「ヨーガ合宿で充電」とされることにしました。  
   
「伝統的ヨーガ」の有用性

この21世紀に、わたしたちは未曾有の社会環境・自然環境の激変の
時代を
生きていますが、「伝統的ヨーガ」の方法論を自分の日常生活に無理なく統合することで、どんな混乱の時代でも静かに覚醒して、自分や自分の回りに生産的で健康なライフ・スタイルを築くことは、とても前向きな課題です。
  
そのためにも、「伝統的ヨーガ」のリソースの保全と普及は大切な仕事です。
   
1996年に故「M.L.ガロテ博士(1930-2005)」によって設立された『ロナウラ・ヨーガ研究所』は、「伝統的ヨーガ」の研究活動を続けるインドでも数少ない学術的研究所です。「ヨーガ」をご自分のライフワークと考える人々に「伝統的ヨーガ」の純正なリソースを提供して行くことが使命です。

わたしたちのバンコクの仕事もガロテ先生から受けて来た指導の延長線上
にあります。『タイ・ヨーガ研究所』は『ロナウラ・ヨーガ研究所』の「バンコク・オフィス」も兼ねています。

「伝統的ヨーガ」の枠組みに忠実に従いながら、日々ストレスに直面する現代人の必要性に答えるには、いつ、どのような状況で、何を、どれだけやればよいのか、という具体な指針が大切になります。
  
本来「ヨーガ」は社会生活から隠遁した環境で人生の意味を沈思黙考する禁欲的な修行法でした。長い時間が経過し、大きくライフスタイルが変わっ来ても、古代の賢者が人生や人間の行為について示した叡智は、現代に生きるわたしたちにも応用が可能です。
   
人間を盲目的に束縛している諸条件を解消し、より自由で充実した人生を行きたい、と願うのは人間の本性です。

あえて洞穴や森林に引き籠もることなく、古代の賢者が求めた高尚な静寂の追体験を志向するのが現代人の「ヨーガ」です。

多忙な現代生活では、しばしば部分的な実行になるかも知れませんが、「伝統的ヨーガ」のメソッドに従って気長に取り組んで行けば、期待以上の結果がやって来ることに疑いの余地は無いですね。
       
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『パナ・ソム(Panasom)』での合宿セミナーのフィードバック
(Y.S.さん、愛知在住)
 
相方ひろし先生・ひでこ先生

Namaste、
こんにちは。パナソムではほんとうにお世話になりました。ありがとうございました。
        
今回の合宿、私にとっては今後の人生の過ごし方を変えてしまうほどの?大きな意味を持つものとなりました。

1)『パナ・ソム』の場所と環境

バンコク中心部からミニバスで約1時間。バンコク市内を抜けると、それまでの都会的な風景から一変、実にのどかな田園風景のなかにパナソムはありました。

周囲を散策する機会はありませんでしたが、ヨーガに集中し、東京での生活のなかで知らず知らずためていた余計な力を抜き、自然に囲まれてリフレッシュするには最適な環境でした。

8月後半は雨期ということでもっと雨が降るのかと思っていましたが、2度ほど夕立程度の短時間のお湿りがあった程度で、結局傘を使う
ことはありませんでした。
    
日中は日差しがとても強くて暑く、部屋と食堂やセミナールームを往復する際には日焼け止めや帽子が活躍しました。
 

2)『パナ・ソム』の部屋とセミナー室、食事etc.
    

わがままを言ってシングルの部屋を使わせていただきました。申し込みのときは、てっきりシングルベッドとシャワーがある程度のゲストハウスのようなものかと想像していたのですが、案内されてビックリ。

広々とした清潔な部屋に大きなダブルベッド、写真や絵画がさりげなく飾られた壁、金魚鉢のようなガラス張りの部屋は明るく開放感がありました。バスルームも広々としていてとても快適、ムード満点でした。
         
元バックパッカーの私にとってはまさにパラダイスのような空間(笑)。ひとりで使うのは少しもったいなかったかな、と思いましたが、おかげさまで日常から完全に離れ、静かなプライベートタイムを
過ごすことができました。
     
こんな贅沢なひとときを心地よく過ごす機会を与えていただき、相方先生やタイ人スタッフのレンさん、パナソムのスタッフのみなさんには感謝の言葉もありません。

食事は野菜とシーフードがメインの非常にヘルシーなものでした。朝ごはんは瞑想とヨーガの実習を終えてからいただくので、そのころにはおなかもペコペコ、朝から食欲旺盛でした。

個人的には毎食後のフルーツがたいへん楽しみでした。最終日のドリアン、おいしかったです。日頃朝ごはんは少ししか食べず、夕食は夜10時過ぎてからといった不健康な生活を送っている私には、それだけで体が健康になっていくのを感じました。

虫については思っていたほど気になりませんでした。ただ夕食のときには蚊の襲撃を受けることもありますので、虫除けは
あったほうがよさそうです。

私はパナソムに着いてからレンさんにレモングラスのナチュラルな虫除けをわけてもらいましたが、合宿終了後にエンポリウムの薬局で同じようなものが売られているのを見つけました。

      
3)合宿セミナーの講義と実習について

【講義の内容について】
   

インド哲学全体の俯瞰からヨーガの成り立ち、近代化の動き、ヨーガのコンセプト、ヨーガスートラなど古典の解説など、膨大な知識を惜しみもなく、非常に系統立ててお話いただき、まさに「すごい」の一言でした。

正直に申し上げて1回の合宿ですべて消化するのは難しいほどの内容とボリュームでしたが、おかげで次の合宿参加までに勉強しておきたい宿題をたくさん持ち帰ることができました。学生時代以来久しぶりに(苦笑)、真剣に勉強したいという意欲がわいてきました。

なかでも特に興味を引かれたのが、ヨーガと仏教の関係性です。

ヒンドゥではない私がヨーガを理解しようとしても、その精神性までは理解できないのではないか、という居心地の悪さを常に感じてきましたが、そもそもブッダ自身がヨーガのエキスパートであり、そこから仏教の考えを展開させたことや、バーヴァナ・ヨーガは仏教徒にとっての「ハ正道」に相当する、という説明を聞いて非常に腹に落ちる思いがしました。

このほかにもAnitya - Nityaの概念を「諸行無常」、Dukha -Sukhaを「一切皆苦」などと翻訳すると、日本人にとっても身近な教えとして理解することができます。

仏教を通してヨーガ、アジアの精神性を理解するというのは実に入りやすいアプローチであると感じました。
 
と同時に、ばらもんを中心とするヴェーダの世界を放棄し、外道と
いわれながらも徹底的に体をいじり、自律神経をいじり、ハタヨーガを実践してきたサドゥについてスライドで紹介していただきましたが、やはりとても興味を引かれます。

さらにそこに着目してハタヨーガを学術的に研究したクヴァラヤーナンダをはじめとするヨーガ近代化の流れも、聞いていて思わず引き込まれてしまうほどダイナミックでした。インドという国はほんとうに奥が深いです。

家に帰ってから「これから調べること」「知りたいこと」「やるべきこと」のリストを作ってみました。その膨大さに呆然としつつ、少しずつでも
宝の鉱脈を掘り進んでいく喜びを感じられそうです。


【実習について】
  
アーサナ、プラーヤーナーマの意味、その効用について科学的な解説を交えて理解しながら実習できたことによって、アーサナやプラーヤーナーマに対する認識が大きく変わりました。

講義によって十分な知識を得られると同時に、実習によってその場で自分の体にアクセスできるというのは合宿形式だからこその経験です。

特にアーサナでは体の原理を理解して、無理せず、必要な筋肉を
必要な分だけ使うという練習を繰り返し行い、今後の毎日の生活のなかにいかに取り入れていくか、という大きなヒントを得ることができました。
    
焦らず、無理せず、がんばらず、今日の自分のパフォーマンスに満足するようになったことは、自分にとってはたいへん大きな収穫でした。

合宿から帰ってきてからも
毎朝30分くらいのアーサナ+プラーナーヤーマ、夜は寝る前に5分程度のプラーナーヤーマを実践しています。

ただしどうしても忙しくて起きれないときは潔くあきらめていますが(笑)。ほかの合宿参加者のみなさんに比べれば恥ずかしくなるほど短時間でひよっこレベルですが、それでも自分なりに工夫したりしてとても楽しいです。

私が現在身を置いているIT業界のようなところでは特に変化の
スピードが早く、1か月、3か月といった短いスパンで成果を求められることが多いのですが、ストレスに負けないようなセルフコントロールのレベルをあげるという点で、アーサナやプラーヤーナーマが絶大な効果を上げることができると思いました。

ただプラーヤーナーマに関しては5日間という短い期間では少し
物足りなさを覚えました。今後、プラーナーヤーマ、クリヤを集中的に学ぶ合宿などの企画があればぜひ参加したいと思います。
 
  
4)合宿セミナーの全般的なご感想と、今後期待される企画
    

ヨーガとは直接関係ないかもしれませんが、チベット仏教や上座部仏教など、さまざまな形を取って世界中に伝播していった仏教のエッセンスをもっと知りたいと思いました。

特にアジアに共通する(もしくは共通しない)精神性について興味を抱きました。

あとは先述のプラーヤーナーマの集中講座、インドの近現代史などもそそられます。


5)タイランドの印象、役立つ情報など
    

今回は必要最低限の有給休暇を取って、合宿前日の夕方バンコク入り、終了後はその日のうちに帰国という強行軍だったので、今後合宿に参加されるみなさんの参考になるような情報はほとんどありません。。申し訳ないです。

今回の反省から、時間とお金に余裕があればぜひ合宿の前後をタイで過ごしてみることをオススメします。

私も次回は絶対にタイのお寺に行ったり、瞑想の機会を設けたり、バンコク以外の土地に触れたり、と日程に余裕をもって来ようと思います。

ただ、帰りに空港に行くまでに多少時間がありましたので、
アジア・ハーブ・アソシエーション1号店でタイ古式マッサージ+ハーバルボールを受けてきました。
http://www.asiaherbassociation.com/

1号店はあまり混んでなくて、とてもゆったりと過ごすことができます。マッサージの担当の方の技術もサイコー!!でした。

その後お店の方にタクシーをつかまえてもらい、夢見心地のまま
空港へ。タクシーの運転手さんとは英語でのコミュニケーションはあまりできませんでしたが、とても親切でステキなイケメンのお兄さんで(笑)、旅の最後を最高の形で締めくくることができました。
  
まさにバンコクの天使たちに微笑みで見送ってもらったような気持ちです。

近いうちにまたバンコクを訪れて、なんらかの形で多少なりとも恩返しできればと思います。
    
以上です。
 

2008年9月15日月曜日

夏合宿セミナー・フィードバック(1)

夏合宿のフィードバック・シリーズ(1)

9月に入り、今年度のバンコクのシーナカリン・ヴィロード大学・人文学部哲学宗教学科の「ヨーガ・コース」が始まりましたので、わたしたちはラームカンヘン通りの新オフィスから、大学のキャンパス内のゲストルームに移り住んでいます。

大学のキャンパスも建築ラッシュで、新しいビルやグラウンド整備の工事の真っ最中です。人文学部の前に「Learning Tower(学習タワー)」という14階建のビルが建築中です。完成したら、その中に大学の「ヨーガ・センター」も開設される予定です。
 

以下は、8月の『パナ・ソム(森のアシュラム)』での合宿セミナーに参加された方からのフィードバック・シリーズです。
         
今回の夏合宿は一般公募の公開プログラムで、10名の方が参加(男性4名、女性6名)されました。
   
参加者された方には、次の5項目でフィードバックをお願いしました。
 
1)『パナ・ソム』の場所と環境 
2)『パナ・ソム』の部屋とセミナー室、食事etc.       
3)合宿セミナーの講義と実習について
  講義の内容について
  実習について
  今回の合宿セミナーで特に有益だったこと、理解が深まったこと
4)合宿セミナーの全般的なご感想と、今後期待される企画
5)タイランドの印象、役立つ情報など
    
今回は東京在住の「E.T.」さんのフィードバックです。    

「E.T.」さんは東京在住、1926年生まれ、今年82歳、ヨーガ歴23年、ご高齢ながら、実にお元気で、呼吸法に関する研究書も書かれています。(『呼吸法:腹式呼吸の誤解を解く』 新生出版、2006年1月刊行)
 
毎年精力的に海外にも研修に出かけられ、インド訪問は20回以上、南インド・タミルナドゥー州の学校を支援するボランティア活動も続けて居られます。
 
インドでは、2006年1月のロナウラの『ロナウラ・ヨーガ研究所』の「第1回国際会議」に参加、2006年12月の『カイヴァリヤダーマ研究所』の「第5回国際会議」に参加、さらにそれらの「国際会議」の前後にわたしたちが企画したリシケーシュへのスタディ・ツアーにも参加されました。
    
また、タイでは2004年2月にバンコクで開催されたMCB財団・タイ政府厚生省後援の『第1回ヨーガ会議(Yoga Conference)』に参加、今までにわたしたちの合宿セミナーにも3回参加されています(2007年8月の『ワンサニット』、2008年1月の『パナ・ソム』、2008年6月の『穂高養生園』)。

「E.T.」さんは80代の人生の実りの時期に、「ヨーガ」によりさらに充実した悠々自適の日々を過ごされている方の、見事なお手本に思えます。

  
「ヨーガ」を自家薬籠中にするには.....
        
「ヨーガ」を自家薬籠中のものとし、長く「ヨーガ」を続けて恩恵を享受して行くには、

『パータンジャリ』(紀元前3世紀頃) ・・・・・「ヨーガ・スートラ」
   ↓
『 ゴーラクシャナータ』(10世紀頃)・・・・・・「ハタ・ヨーガ」
   ↓
『クヴァラヤーナンダ』(1883−1966)・・「近代化」

の3段階の枠組みで洞察と体験的理解を深めて行くことが最短コースです。そのことで、「精神性」の発展を前提とした、「ヨーガ」の完結した理論と実習の体系を俯瞰することが可能です。
 
「ヨーガ」を理解し、自分ものとして行くには、この枠組みで「必要十分」、と言うか、この枠組みの中身を消化して行くだけでも、ライフワーク的な作業量となります。

「ハタ・ヨーガ」は段階的に、無理なく瞑想に進んで行くように構築された方法論であり、「サマーディ(三昧)」を追求するインドの伝統的な修行体系の一種です。「ハタ・ヨーガ」は「パータンジャリ」の「ヨーガ・スートラ」の延長線上にある具体的な実践論のひとつ、と見なすことが出来ます。

一方では、近年アメリカで流行し、日本にも進出して来た「フィットネス系」の「ヨーガ・ヨガ」は、もともと上位カースト(バラモン・クシャトリア)の若年の子弟をスパルタ式に鍛えるインド式の「体操術」にルーツがあるもので、「精神性」を追求する「ハタ・ヨーガ」の伝統とは、直接の関連がないものです。

それらの「フィットネス系」の「ヨーガ・ヨガ」を、無理に真似する必要はまったくありませんし、それらは早晩、一時の流行として忘れ去られて行くことでしょう。

また、わたしたち日本人が、日常生活のライフ・スタイルまで視野に入れた総合的な「ヨーガ」のイメージを膨らませて行くには、「インド」の枠を超えてアジア全域に伝播された「仏教」の伝統への洞察を深めることが有用です。

「ヨーガ」は本質的に「サマーディ(三昧)」を追求する精神活動です。「仏教」も「サマーディ(三昧)」を前提とした「精神性」の伝統です。「仏教」のあるところには、必ず「ヨーガ」の要素があります。

その意味でも、敬虔な「上座部仏教国」であるタイで「ヨーガ」に触れて行くことには、特別な意味があります。現代のタイの人たちが、どのように「ヨーガ」を消化しているかを知ることは、わたしたち日本人にとっても非常に参考になるものでしょう。


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『パナ・ソム(Panasom)』での合宿セミナーのフィードバック
(E.T,さん、東京在住)

 
パナソムではすっかりおせわになりした。
ほんとうにありがとうございます。
レポートをお送りいたします。

1)『パナ・ソム』の場所と環境

バンコク郊外の車で市中から約1時間ぐらいのところ。都心を離れて、畑が見えるようになったなと思っているうちにPanasomの看板のある小径に入り到着です。

こんもりとした森の中に池があり、池のまわりに2階建てのコテージが散在、ベッド2つの部屋から、ベッド8つの部屋までいろいろです。クーラー扇風機つき、虫除け戸、蚊帳もあります。
  
2)『パナ・ソム』の部屋とセミナー室、食事etc.

私の泊ったのは1階でベッド2つ、浴室は、トイレが別室で、浴槽のある広い部屋は空いている床にベッドが一つはいりそう。蚊とり線香持参しましたが、使いませんでした。セミナー室もクーラーつき、扇風機あり。快適に受講できました.

食事は日本人になじみやすいタイ料理です、おかゆ、白飯、混ぜごはん、いためごはん。 そうめん、そば、うどん、みそ汁、いろんなスープ。生野菜、ゆがき/いため野菜。川魚、果物豊富。

3)合宿セミナーの講義と実習について

講義の内容について

初心者からベテランまで、どなたにも分りやすく勉強になります。インドのヒンズー教を背景として、宗教哲学の歴史の中でのヨーガを理解することの大切さをおしえられます。

さらにその中で、タイ、日本など各国の文化になじんでの影響、なじみ方をまなべます。

実習について
  
あまり難しいアーサナはなく、各人の程度にあわせてやれます。シャワアーサナで秀子先生の優しい流れる声での意識化が身にしみ込みます。ネーティの実習は他ではやれません。 

今回の合宿セミナーで特に有益だったこと、理解が深まったこと
  
各国の文化背景とヨーガのなじみ。その変化の認識。各人個々の心身に応じてのヨーガの変化と認識。

4)合宿セミナーの全般的なご感想と、今後期待される企画

上記のとおり非常に収穫の多い講座でした。この延長での発展を期待します。

5)タイランドの印象、役立つ情報など

タイは政変がありますが、一般人民には無関心のようで。日本人が3万人いるそうですが、政府関係の場所に近づかないようにすれば、問題ないでしょう。

総括して 感謝 感謝 本当にありがとうございました。

(このシリーズ続く)
       



夏合宿セミナー・フィードバック(2)

夏合宿のフィードバック・シリーズ(2)
                  
『タイでの合宿セミナー2008年8月』シリーズです。
   
8月の『パナ・ソム(森のアシュラム)』での合宿セミナーに参加された方からのフィードバックの続きです。一般公募の公開プログラムで、10名の方が参加(男性4名、女性6名)されました。
         
次の5項目でフィードバックをお願いしました。
 
1)『パナ・ソム』の場所と環境 
2)『パナ・ソム』の部屋とセミナー室、食事etc.       
3)合宿セミナーの講義と実習について
  講義の内容について
  実習について
  今回の合宿セミナーで特に有益だったこと、理解が深まったこと
4)合宿セミナーの全般的なご感想と、今後期待される企画
5)タイランドの印象、役立つ情報など
     
今回はシンガポール在住の「J.A.」さんのフィードバックです。    
 
「J.A.」さんのヨーガ歴は20年近く、2006年からシンガポールにご在住で、シンガポールでフィットネス系の「ヨーガ」のクラスにも通われています。
 
今までは趣味的に「ヨーガ」を続けて来られましたが、ちょうど仕事面でのキャリアに一段落付けられたところで、もう少し「ヨーガ」も掘り下げて勉強する機会を持ちたいと考えられていたところでした。
 
今後の方向性としては、「ヨーガ」による心身のトレーニング・メソッドをベースとした、40代以上の社会人のストレス・マネージメントやセラピーに関心を持たれています。
 
「J.A.」さんは、うちの「ブログ」で今回のタイでの合宿セミナーのことを知り、興味を持たれ、参加の申し込みをされました。
 
 
「ヨーガ」の体系的で合理的な解釈.....
 
「ヨーガ」の歴史自体は非常に古いのですが、インドで「ヨーガ」の近代化が始まり、現在のような形態で、誰でもが「ヨーガ」を学べるようになったのは、1920年代以降のことです。
 
つまり、一般社会における「ヨーガ」は、意外に「新しい分野」なのです。
 
「ヨーガ」を伝達可能な知識の体系的として取り扱うための基礎教育を受けているのは、ロナウラの『カイヴァリヤダーマ研究所』の付属カレッジの1年間の「ディプロマ・コース(D.Y.Ed.)」の卒業生です。
http://www.kdham.com/
 
ロナウラの付属カレッジの卒業生は、大学レベルで「ヨーガ」の理論面の講義とスタンダードな技法の指導が出来るだけの勉強をしています。
 
現在、『インド政府厚生省AYUSH局』と『国立ヨーガ研究所(MDNIY)』の主導で策定が進んでいる「ヨーガ教師教育課程」の統一指導要項でも、1年間の「ディプロマ・コース」が職業としての「ヨーガ教師」の基準資格とされています。
    
今年度(2008−9)は久しぶりに、ロナウラの「ディプロマ・コース」に日本人の留学生(ご夫妻)が在学中です。ご両名の「ブログ」にインド・ヨーガ留学のレポートが進行中で、興味深い現地の様子が伺えます。
 
「インドにヨーガ留学する夫婦のブログ」
http://ajayoga.seesaa.net/
     
また、『カイヴァリヤダーマ研究所』の付属カレッジでは、定期的に短期コースも開講されています。
 
6週間集中コース(年2回)
・1月15日ー2月25日(冬期)
・5月2日ー6月11日(夏期)
 
4週間上級コース(年1回)
・3月中旬から4週間
 
1950年の付属カレッジの開校以来、現在までの日本人の修了生は
・「ディプロマ・コース」が約10名
・「6週間コース」が約20名
・「4週間上級コース」が1名
です。
 
わたしたちの方で『カイヴァリヤダーマ』へのヨーガ留学(長期・短期)へのガイダンスとサポートも致しておりますので、興味のある方は
お気軽にご相談下さい。
 
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『パナ・ソム(Panasom)』での合宿セミナーのフィードバック
(J.A,さん、シンガポール在住)

 
パナソムの研修では大変お世話になりました。 

このような本格的な研修に参加するのは初めてでしたが、期待していた答えをすべて頂きヨーガに対する自分の方向性も定まったように思います。
               
私にとっては直球でストライクゾーンに入った内容でした。


1)『パナ・ソム』の場所と環境

場所はBKKからバスで小一時間でさほど離れてもおらず、アクセスは便利なところにあると思います。 
     
夜は静かで雰囲気もあり瞑想にはぴったりかと。池に囲まれているせいか小蠅が多かったのには少し閉口しました。

  
2)『パナ・ソム』の部屋とセミナー室、食事etc.

食事は最高、とてもおいしく食欲を抑えきれず3食しっかり食べ、普段2食程度の私には少し重すぎて便秘気味になってしまいました。朝食は少し軽めかあるいは ブランチでまとめていただいてもいいくらいです。
 
お部屋は6人の共同部屋でした。シャワーが2つありましたが、お湯が出るのは1つのみで順番待ち。スペースをつめてベットが置いてあるのですこし窮屈に感じました。

2日に1度は掃除が入るので清潔さは保てました。音がよく響くのと夜外の電気が明るすぎてよく眠れなかったのは残念です。次回は個室にしようかしら。

初めて会う皆さんと情報交換できたのはとても貴重でした。 

  
3)合宿セミナーの講義と実習について
 
講義の内容について
 
最初のヨーガの歴史がシンプルにまとめてあり、今まで頭の中名前とかポーズしか知らなかった アシュタンガ、ハタヨガ、シバナンダ等々のワードが繋がりました。 
 
先生がそれを段階ごとに掘り下げていくセミナー形式をとったので、非常にわかりやすく、まさに目から鱗の毎日でした。
 
実習について

アーサナについては基本に戻るの一言です。

帰ってから自分で実習してますが、構造学的に個々のポーズがどこを刺激してもっとも効果があるのか、幾つか質問が出てきました。次回のセミナーの習得課題にしたいと思ってます。
 
呼吸は指導者用にトレーニング・テクニークの説明があり非常に有益です。この理論は自分の体調に合わせて日々のトレーニングを続けるうえでも役に立ちます。 
 
また、アーサナ、呼吸、メディテーションのバランスをちょうどよく実習できたと思います。
 
今回の合宿セミナーで特に有益だったこと、理解が深まったこと
 
自分は今後40−60代のストレスマネジメントにヨーガの効果を取り入れて行きたいと考えていたこと、及び人体構造学的アプローチから理論的に理解したいと考えてました。 
 
先生の講義の中で構造学的アプローチは実習の上達を早めるとおっしゃっていたことから自分は適当な方向に向かってると自信がもてました。 
 
また、表面的な部分から(サドゥーの存在や宗教色)深くかかわることに抵抗感がありましたが、ヨーガの歴史や説明からそういった偏見が解け、今はヒンドゥーや自分の生活に根ざす仏教をキチンと理解したいと思えるようになりました。
  

4)合宿セミナーの全般的なご感想と、今後期待される企画
 
今後は深く丁寧にアーサナ及び呼吸法の理解と、ヨーガの根底に流れる生活に根ざす考え方(仏教、ヒンドゥー)をもっと理解したい。
 

5)タイランドの印象、役立つ情報など

タイランドは今回初めてで、パナソム以外は1日弱しか滞在してないのでまだまだなんとも言えませんが、仏教に根差した生活や思想はより心豊かに生きてる感がありました。

『Asia Herb Association』のスパも気持ちいいし、食べ物もおいしい、かなり楽しい旅でした。
http://www.asiaherbassociation.com/
   
BKKでは友人に勧められた『HopeLand Excecutive Apartment』に泊まりました。
http://www.hopeland.co.th/indexJap.html

一泊$48ドル(朝食付き)ですが、ベットはダブルベット、広い部屋に電子レンジと食器を完備したキッチン、シャワーとバスタブが別々のバスルーム、二人用のダイニングテーブルに勉強机付き、プールとジムもあるので、2人で泊まれば1人 24ドル程度になりますから、かなりリーズナブルと思いました。
 
エンポリアムまでも歩いて3分で朝もゆっくりできました。 
BKKはもっと安く生活できると思いますが、たまにはこういうのも気持ちいいです。 
 
今回ネットで相方先生のウエブに出会えたのも何かの縁だと思います。
今後とも末永くよろしくお願い致します。
 

(このシリーズ続く)
 
       
 

夏合宿セミナー・フィードバック(3)

夏合宿のフィードバック・シリーズ(3)
                  
『タイでの合宿セミナー2008年8月』シリーズです。
8月の『パナ・ソム(森のアシュラム)』での合宿セミナーに参加された方からのフィードバックの続きです。一般公募の公開プログラムで、10名の方が参加(男性4名、女性6名)されました。
         
次の5項目でフィードバックをお願いしました。
 
1)『パナ・ソム』の場所と環境 
2)『パナ・ソム』の部屋とセミナー室、食事etc.       
3)合宿セミナーの講義と実習について
  講義の内容について
  実習について
  今回の合宿セミナーで特に有益だったこと、理解が深まったこと
4)合宿セミナーの全般的なご感想と、今後期待される企画
5)タイランドの印象、役立つ情報など
 

今回は「M.Y.」さんのフィードバックです。
    
「M.Y.」さんは千葉在住、「フリーダイビング(素潜り)」のエキスパートのアウトドアー系・感性派の女性の方です。「ヨーガ」歴は5年、フリーダイビングでの呼吸コントロールのレベル・アップの関連で、「ヨーガ」に興味を持たれました。最近はさらに「ヨーガ」の方に関心がシフトされています。
      
昨年南インドのケララ州で1ヶ月の「ヨーガ・ティーチャー・トレーニング」のコースに参加、今後は心と体のバランスを取り戻すための、ヨーガや、食や、瞑想、呼吸法、生き方などトータルなサポートを含めたプログラムの企画を志向されています。
      
「M.Y.」さんのウエブ
ブログ:http://blog.livedoor.jp/mimo621/

HP:http://www.hareru.com/

 
 
バンコクの様子....
 
日本でも報道されていると思いますが、先週からタイは「非常事態宣言」ということになってます、が、これは数日中に撤回される見通しです。
       
ビジネス界・観光業界が、長引く「政争」に、いいかげんにあたまに来ていますし、一般市民もしらけています。
    
それもこれも、この2年半以上続いている「お家騒動」の延長なのです。話せば長くなるのですが、タイという国の「近代史」や周辺のアジア諸国の「事情」が解って来ると、とても面白く、興味深い話題でもあります。
    
実は、「お家騒動」は別にタイだけではないですね。むしろタイの問題ははるかに「良性」な方です。お隣のマレーシアも与党・野党対立の「お家騒動」が続きますし、インド系住民の少数派問題も顕在化しています。ミャンマーは軍事独裁で、市民の抗議行動などあれば、即武力弾圧。
 
成熟した仏教国のタイの場合、人々の間に「ブッダの教え」が深く根付いていますから、「暴力を用いない紛争解決(アヒンサ)」への指向性が、強く底流に流れています。
 
インドでは「騒動」が謂わば日常状態です。一般にインド人は「騒乱」や「対立状態」への耐性が強くタフなのですが、その根底には「ヒンドゥー思想」の強靱さあります。
   
仏教思想にもヒンドゥー思想にも、現在自分が生きている「時代」や「環境」を「ありのまま」に見極めて、不必要に世の中の流れに翻弄されず、どのような状況に置かれても「達観」して生きていく、という人生の指針があります。
  
つまり、自分が「精神的」に成長し、賢くなるためには、それなりの困難やストレスも必要、という考え方です。
    
(天上界に住む神々や天人は苦痛や苦悩が無いので悟れない、地上界に住む人間だけが「悟り」を開くことが出来る、と言うのが仏教やヒンドゥーの考え方です)。
       
「仏教思想」や「ヒンドゥー思想」は、自分自身を深めて行く「道具」のようなものですから、どこまで行っても興味が尽きることがありません。 
           
そこには、今の自分がどの成長段階の、どのような状況にいたとしても、いつも適切な指針を見つけることが出来る懐の広さと奥行きがあります。汲めども汲めども、いつも水の溢れ続ける「泉」のようなものでしょう。
      
機会がありましたら、タイやインドを訪れて、「タイ環境」や「インド環境」に身を浸し、仏教思想やヒンドゥー思想のフィールドワーク的な体験学習のチャンスを持たれることは、毎日の「ヨーガ」の実習を深める上でも有益なことに思えます。
    
(日本では希薄になった「精神性」の成長のための「インフラ」が、タイ環境やインド環境では、良く整備されています)。
               
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『パナ・ソム(Panasom)』での合宿セミナーのフィードバック
(M.Y.さん、千葉在住)

   
1)『パナ・ソム』の場所と環境

リトリート施設という言葉がぴったりでバンコクの喧騒から離れ静かに過ごすのに最適です(しかもバンコクから車で1時間)特に不自由する事はなく施設内で気持ちよく過ごす事が出来ます。
 
集中して学ぶときはやはりある程度の自然環境が気持ちよいですね。呼吸法や瞑想を行うときは、都会で行うよりも集中力も増し効果もあるように感じます。
 
穏やかな空気が流れていて心身ともにリフレッシュ出来ます。施設はハス池に囲まれていて気持ちの良い場所です。

 
2)『パナ・ソム』の部屋とセミナー室、食事etc.

そしてお部屋は、てっきりインドのアシュラムのような・・・・・窓とドアの無い部屋(24時間開けっ放し!)って感じの自然満喫タイプかと思っておりましたが・・・・なんとすごい〜.。゜+.(・∀・)゜+.゜お姫様ベットでした。大満足です。

そして食事・・・・ゴージャスです。
タイ・フード(もちろんお肉抜き安心して頂けます)を満喫、野菜・果物たっぷり、毎回お腹いっぱい食べて、完全に統制力を失って、少し太ってしまいました。
  
 
3)合宿セミナーの講義と実習について
 
講義の内容について

素晴らしかったです!ヨーガの見かたが変わりました。えぇ〜!と思う事や・・・・おっとこれはマズイ・・・・と思う事やへぇ〜(・∀・)と思う事など盛りだくさん。

ヨーガをとても分かりやすく論理的に紐解いて下さり、ますます興味の幅が広がりました。さらに奥深さを増し、また勉強不足を改めて認識いたしました。
  
まだまだ、やっとスタートラインに立ったとこでしょうか。これから一生かけて深めて参ります。相方先生の講義は面白くて1日中聞いていても飽きる事がありませんでした。

 
実習について
  
実習は、本格的なヨーガはやはりこれです!ゆっくりなのに体に効いてます。

秀子先生のアサナクラスはとってもリラックスできてそれでいて集中できます。プラナヤマもこんなに集中したのは久々でした。頭がすっきりします。
 
自分のクラスでいつも無駄な動きが多いなぁ・・・・(しゃべりも多い)と反省さっそく少しづつ自分のクラスでも取り入れたい内容ばかりです。
 
スートラ・ネーティは相変わらず苦手でした。インド・日本・バンコクと何度行っても出来ませんでした。(次回頑張ります)

  
今回の合宿セミナーで特に有益だったこと、理解が深まったこと
   
ヨーガについては当たり前と思っていた事が実は勝手な勘違いだったり、あいまいなまま覚えていたり、誤った知識だったりで大変勉強になりました。

初めての人はその様な誤った情報が無い分、純粋に受け入れられると思いますので、素晴らしいと思います。日本のヨーガ指導を行っている全ての人にお勧めです!   
      
(日本のヨーガ・・・・かなり美しく色づけされて本当の部分がまったく見えなくなってるように感じますので基本を振り返る良い機会です!)
 
特に、今回は仏教の国タイならではのブッタの思想を勉強する良い機会となりました。知ってるようで知らない事ばかりでした。

ブッタとヨーガの繋がりがこれほど深いとは今後も勉強していく課題が増えました。時間をかけて勉強して行きたいと感じました。
 
先生から薦められた本もほぼ揃えました(少しづつ読んでいます)。講義の後ですのでいろいろな事が少し身近に感じております
 

4)合宿セミナーの全般的なご感想と、今後期待される企画
 
感覚で物事を捉えていく私とはまったく違った見方で、伝承されているヨーガを正しく伝えようとして下さってるのが良く分かります。

話を聞いていると今までばらばらだった理解がパズルのように組み合わさって行く感じが心地よく、大変充実した研修となりました。また次の研修会に参加したいと考えてます。

研修終了後はタイの大学で行われているクラスにも参加する機会を頂きました。英語での授業はとても新鮮でした。タイの学生達の真剣な眼差しが印象的で、日本よりももっとヨーガに近い国民性と精神性を感じました。

10日間の滞在でしたが大変素晴らしい充実した休暇を過ごす事が出来ました。観光と違い疲れる事はあまりなく、自然の中でヨーガを行い美味しい食事を頂き、素敵な仲間達との出会いで心身ともにリフレッシュ出来ました。
 
相方ご夫妻とレンさん、参加者の皆様に改めて御礼申し上げます。
 
インドあるいはカンボジアのスタディツアーに参加できる機会があったらなぁと思います(観光では表面的な部分しか見る事が出来ないと思いますので)。
 
カイバルヤダーマ大学と自然療法施設へ滞在する事をとても楽しみにしております。
 

5)タイランドの印象、役立つ情報など
 
タイは2度目ですがとても過ごしやすい大好きな国の一つです。インドよりももっと身近で、インドほどの緊張感もなく過ごせます。街中は歩きやすく電車も走ってますのでとても便利です。
 
基本的にみんな親切です(当然のことながら注意は必要ですが)。
 
マッサージも最高でした。先生に紹介していただいたアジア・ハーブ・アソシエーションに滞在中2回も行ってきました。
http://www.asiaherbassociation.com/

とろける様なマッサージで日本から持ち越した疲れも飛行機のつかれも取れます(しかも安いです!1000円位〜)施設も綺麗リラックス出来ます。天然ハーブを使いマッサージ店よりは高いですが高級スパよりはずっと安くちょうど良いです。日本語通じます。
 
マーケット(市場)での買い物は楽しく、夜遅くまで買い物が出来ました。涼しい綿のパンツやTシャツなど購入しました。
 
どれもだいたい500円〜600円位でした(150バーツ〜200バーツくらいのものが多かったです)。シルクのストールも購入しましたが600円くらい
でした(安い!)。
 
それから友人とディナークルーズへ出かけましたが900バーツ(2700円位)でかなり充実でした。食事も美味しいし、ライトアップされたワットポーや
暁の寺は美しくバンコクの夜風を浴びてとっても良い気分でした。
http://www.his-bkk.com/coupon/coupon.htm

改めて、あぁバンコクに来れて良かったと静かに実感しました。1日くらいはこんな贅沢も良いかもしれません
 

(このシリーズ続く)
       
 

夏合宿セミナー・フィードバック(4)

夏合宿のフィードバック・シリーズ(4)
 
『タイでの合宿セミナー2008年8月』シリーズの続きです。
         
8月のバンコク郊外の『パナ・ソム(森のアシュラム)』での合宿セミナーには10名の方が参加(男性4名、女性6名)されました。
    
今回は東京郊外在住の「A.S.」さんのフィードバックです。

「A.S.」さんはフリーランスの編集者で、主に女性誌の料理記事を担当されています。20代から「ヨーガ」に興味をお持ちで、3年前からわたしたちのプログラムにも参加されるようになりました。
 
2005年8月と2006年8月の『ワンサニット・アシュラム』での合宿セミナーに参加、2006年12月の『カイヴァリヤダーマ研究所』の「第5回国際会議」と、その前のリシケーシュ探訪ツアーとその後のロナウラでの1週間の「プラーナーヤーマ」のコースにも参加されました。
   
ご自身の体験から「ヨーガ」の有効性を良く納得され、今後は心身ともにハードな出版業界の同業者に、セルフケアとしての「ヨーガ」を紹介することを志向されています。「ヨーガ」を深めるためのインドでの勉強計画もプランニング中です。
         
ライフ・スタイルの変化
     
バンコクのシーナカリン・ヴィロード大学人文学部哲学宗教学科での「ヨーガ・プロジェクト」が始まったのは2001年です。まだまだ「暢気な時代」、でした。
   
当時はバンコクでの「ヨーガ」の認知度もそれほど高くなく、まだ「目新しいもの」の部類でした。受講生の意識も、「健康に良いらしいから、やってみましょう!」といった、比較的平和で軽いノリでした。   
        
その後、タイでも年々いろんな事が起こりました。SARS、鳥インフルエンザ、南部のイスラム過激派テロ、津波、政変、クーデター、etc. etc.....年々バンコクでも「ストレス度」は高まる一方です。
 
また、10年前のコンピューターOSの「Windows98」の登場以降、社会での仕事の仕方やライフ・スタイルも大きく変わりましたし、今後も変わり続けて行くことでしょう。それは日本でもタイでも同じです。
   
もはや、仕事の上でコンピューターとインターネットと付き合う「ストレス」から逃れることは出来ないですね.....
 
それやこれやで、大学でわたしたちが担当するコースの雰囲気も年々変わって来ています。年毎に受講生の真剣度が上がり、「ヨーガ」への動機も、単なる「健康・フィットネス」からストレスへの耐性を高め精神的にタフになる、という「現代社会サバイバル」の方向性へとシフトしています。  
   
実際、ストレスで病気になったり鬱になる前に、ストレスへの耐性を高め、精神的にタフになることが、みんなの共通の関心事になりつつあります。そうでないと、貴重な人生を無駄にして仕舞うかも知れないご時世ですね。
 
ストレスに強くなり、人生を無駄遣いしないための有益な指針は、「伝統的ヨーガ」に数多く伝承されています。
 
「ハタ・ヨーガ」を実践し継承して来た「サドゥー」は、ヒンドゥー社会のアウトサイダー・外道ですが、やたらと環境的・社会的なストレスに強く、肉体的にも精神的にも、抜群にタフな人たちだったのです。
  
「伝統的ヨーガ」のリソースを読み解き、自分の日常生活の中に応用して行くことで、現代社会に生きるわたしたちも、インド古来から継承されて来た「サドゥー的なタフさ」を身に付けて行くことが期待されます。それは、大いに頼もしく、楽しいことですね。
       
     
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『パナ・ソム(Panasom)』での合宿セミナーのフィードバック
(A.S.さん、東京郊外在住)

  
   
1)『パナ・ソム』の場所と環境

バンコクから車で1時間ほど。睡蓮やハスの花咲く水辺にコテージが点在した、リゾートホテルといった趣の宿泊施設です。
  
緑濃く茂るタイの植生が見られ、一方では田園風景が広がって、南国情緒たっぷり。
 
施設の猫や犬が周辺を散策し、猫のモーちゃんは癒し系アイドルとして人気者に。スタッフの方々もフレンドリーでした。 

 
2)『パナ・ソム』の部屋とセミナー室、食事etc.
   

部屋は、1軒タイプの大部屋とツインの個室タイプなど。エアコン&温水シャワー、水洗トイレ、バスタオル、テレビ付きで、普通のホテルと何ら変わりません。2日に1度は清掃が入り、特に虫の心配もありませんでした。
 
メンバーとすぐに仲良くなれるのが大部屋、マイペースで寛げるのが個室。友人や夫婦で、ツインに泊まるのがおすすめです。
 
セミナールームは、池に面した小屋で、10人はゆったり横になれる広さ。もちろんエアコン、扇風機付きで、建物そばにお茶のセットも用意されています。水場が近いので、ネティーの練習がしやすい。
 
食堂は屋根付きの屋外、オープンです。朝はさわやかですが、夜は虫に刺されやすいので、多少の虫よけ作戦が必要。
   
食事は、ビュフェスタイルのシーフードベジタリアン。日本人の口に合わせたタイ料理ですが、食後の講義に備えて食べ過ぎに注意。メニューのバリエーションは豊富で、滞在中にひと通りのタイ料理が食せます。
  
最終日のデザートには、リクエストしたドリアンが登場。苦手な人は眉をひそめ、好きな人はニンマリ!おいしいマンゴーもあったのでご心配なく。
         
3)合宿セミナーの講義と実習について
 
講義の内容について
   
ヨーガの歴史的背景、近代ヨーガまでの体系的な知識に沿った解説で、客観的に理解を深めることができました。
 
また、今回は仏教の思想や背景も講義の柱となり、夜の講義ではNHKで放映されたブッダのDVDを鑑賞。その他、映像を駆使した講義は、興味を引きつけるものがあります。
    
講義の補助としてダウンロードできる資料や推奨図書の紹介があり、事前に熟読することで、よりよい理解が得られると思います。
 
通常プログラムのほかに、タイ・ヨーガ研究所のカビィさん、参加者のE.Tさんの講義がありました。
 
実習について
      
基本的なアーサナ、ムドラー、バンダ、プラナーヤーマ、クリヤヨーガなど。解説とデモンスレーションの後、流れのなかでアーサナの実習。
   
いずれも伝承されてきた基本的なアーサナで、フィットネス系ヨーガに慣れている人は、物足りなく感じるかもしれません。ところが実習を重ねると、その効果を実感し、身体と向き合って末永く続けられるアーサナのツボがよくわかってきます。これは非常に有益なことでした。
        
短期間ですが、プラナーヤーマ、クリヤヨーガ等、ともに指導者のもとで安全に実習を受けられるのが大きなメリットです。
 
今回の合宿セミナーで特に有益だったこと、理解が深まったこと
   
実は、何度目かのリピーターですが、ようやくヨーガの概念がシンプルに呑み込め、どのように深めていけばよいか、うっすらとわかってきたように感じました。
 
日本を離れ、仏教国のタイでセミナーを受けることにも、大きなメリットがあると思います。 
     

4)合宿セミナーの全般的なご感想と、今後期待される企画
    
インドをはじめ、周辺アジアの精神性に触れるスタディツアーを期待しています。

 
5)タイランドの印象、役立つ情報など
    
フリータイムで訪ねたのが、王立博物館。タイの歴史を知るほか、スコータイやアユタヤなど各時代の仏教美術が鑑賞できます。
 
特に講義を受けたあとだったので、インド、ヒンドゥー文化から繋がる仏像等、タイにおける仏教美術の変遷を興味深く見ることができました。入場料は、120円程度。
 
博物館のある王宮周辺は、ワット・ポーなど有名寺院や観光施設も多く、タイ初めてさんにおすすめです。かつてのバックパッカーの聖地"カオサン"も近く、バンコクならのローカルな乗り物(トゥクトゥクやボート)の利用や路地歩き、食べ歩きが楽しめます!
 
参加した時季は、雨期といってもほぼ晴天が続き、快適快調(日本のほうが悪天候だったようですね)。

短期間ですが、ヨーガに集中できる贅沢な時間を持て、相方先生ご夫妻はじめ、ご一緒したみなさまには大変感謝しております。
ありがとうございました。
 

(このシリーズ続く)
  
       

夏合宿セミナー・フィードバック(5)

夏合宿のフィードバック・シリーズ(5)
             
『タイでの合宿セミナー2008年8月』シリーズです。
合宿セミナーに参加された方からのフィードバックが続いています。 
                       
今回は愛知在住の「T.M.」さんのフィードバックです。好奇心旺盛な20代の女性です。
  
「T.M.」さんはタイが好きで、しばしば旅行で訪ねて来られていましたが、うちの「ブログ」でタイで「ヨーガ」の合宿セミナーが企画されていることを知り、2005年に『ワンサニット・アシュラム』の合宿セミナーに参加されました。
 
その後、『ワンサニット』での2006年お正月合宿セミナーにも参加、引き続き、インドで2006年1月17日の『ロナウラ・ヨーガ研究所』主催の「M.L.ガロテ先生一周忌記念・第1回国際会議」に参加されました。これはタイ組と企画された「インド研修ツアー」の一環でしたが、「T.M.」さんも同行、ロナウラの後、タイ組とリシケーシュにも行かれました。
     
(リシケーシュでは『ダヤーナンダ・アシュラム』に滞在したのですが、「T.M.」さんはご実家が神道の「神主」の家系で、「アシュラム」付属のヒンドゥー寺院での毎日の礼拝行事(プージャー)と神道の礼拝行事の類似性に強い好奇心を持たれ、帰国後、神道系の大学で神主養成講座(受講生は神主の家系限定)を受講された、という後日談があります)。
             
ヒンドゥー教と神道・仏教
   
インドのヒンドゥー教と日本の神道はどちらも「民族宗教」というカテゴリーに分類される、親戚同士の宗教です。ユダヤ教も同じカテゴリーです。
 
つまり、その文化に生まれることで自動的に所属が決まる宗教で、個人の意志で選択可能な「キリスト教」や「イスラム教」や「仏教」とは性格が異なります(それらは「民族宗教」に対して、「世界宗教」と呼ばれます)。
 
ヒンドゥー教はかって東南アジア全般に伝搬していました。カンボジアのアンコールだけでなく、現在のベトナムにまでヒンドゥー教時代の遺跡(チャンパ王国)が残っています。
 
ヒンドゥー教は、かっては現在の「インド共和国」の国境線を遙かに超えた地域まで広がっていた宗教文化、という歴史認識は大切でしょう。
  
日本の「精神性」は、古来からの神道の土壌の上に大陸から伝搬して来た仏教が影響を与えたもの、と言えるでしょう。日本の文化にどこまで「仏教」が根付いたかは、さまざまな見方が出来る興味深い話題です。
 
タイのような上座部仏教国から見ると、日本にはヒンドゥー教や仏教の行動原理の中核である、「因果応報の法則(カルマの法則)」に基づく強靱な個人主義が根付いていない、ように見受けられます。
 
逆に、日本の文化には「色即是空・空即是色」という大乗仏教の「空性」の論理に基づく感性が良く溶け込んでいるように思えます、と言うか、「仏教」の中でも、日本的感性でフィルターが掛けられて残ったものが日本に受容されている、ということでしょう。
      
「色即是空・空即是色」は「インド哲学」による存在理解のひとつの表現ですが、それを哲学的に、論理的に突き詰めて解明するというような思想活動は、日本の文化土壌には向いていないようです。
               
また、インド人やタイ人のように、己の思考と行動のみが自分の未来を左右し、自分の精神性を向上させる、という「因果応報の法則」を背負った明晰な生き方を貫く、ということも、どうも日本の文化土壌には合わないようです。 
      
いずれにしても、興味の尽きない話題ですね.....
      
今、日本で目にする形態の「葬式仏教」を基準にして、古代のインドに発祥し、アジア全般に伝搬し、長い年月に渡り数知れない人々の人生を良い方向に導いて来た「仏教」という哲学・宗教思想の価値を判断することは出来ないものです。
   
「ヨーガ」に興味を持つひとは、「ヨーガ」の勉強の過程で「仏教」への幅広い教養も深めることが、とても有利になります。そのことで、なぜ、自分はあえて「ヨーガ」を選ぶのか、という自覚への厚みが増すことになるでしょう。
       
昨今流行の、アメリカから来たような商業ヨガ・ヨーガのサル真似をして喜んでいるようでは、日本人としての「精神性」のルーツを無視することにもなります。
 
わが恩師の「M.L.ガロテ」先生は、西欧式の流行ヨガ・ヨーガのことを、いつも「Superficial(薄っぺら)」と、一言で切って捨てておられました。
    
タイという文化土壌で、仏教の「精神性」の深いうちのタイのスタッフ連と「ヨーガ」の仕事を進めながら、最近、ガロテ先生のその言葉の意味をつくづく思い起こすことが多くなった、ように思います。
    

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『パナ・ソム(Panasom)』での合宿セミナーのフィードバック
(T.M.さん、愛知在住)
 
 
1)『パナ・ソム』の場所と環境  
 
私は、集合の時刻に間に合わなかった為、空港からTAXIで向かいました。空港から1.5時間くらいです。郊外のためか、ドライバーさんが道に迷い、パナソムのスタッフさんと携帯で何度も連絡をしてもらいながら、やっと見つかりました!
  
環境は、とてものどかでのんびりとした気持ちにさせてくれるところです。南国特有の鮮やかな花々や、生い茂るグリーン、施設の外に広がる豊かな田んぼは「今、タイにいるんだっ!」という気持ちをぐっと盛り上げてくれます。
 
タイ人スタッフのレンさんと一緒に施設内をお散歩をした時に、いたるところに植わっている、タイ料理にかかせないいろいろなハーブや野菜、木、フルーツなどを教えてもらいました。
 
日本では目にする機会のない植物の、香りや使い道を知る事ができるのも、面白い経験だと思います。
    

2)『パナ・ソム』の部屋とセミナー室、食事etc.
   
部屋について

広々とした作りで、クーラー完備、清潔で快適でした。参加メンバーのみなさんといろいろお話ができ、とても楽しく良い経験になりました。
 
ただ、ベッドがぎゅうぎゅうに置かれているため、荷物の置き場所に困りました。6人で使うのは少し窮屈な感じです。3つのセクションに分かれているのですが、各セクションに1人ぐらいがいいかなぁ、と思います。シャワーやトイレ、洗面台も2つずつなので、3〜4人くらいだと、良いと思います。
 

セミナー室について

池を横目に魚を探しつつ、自然を満喫し、猫のモーちゃんを探しながら歩いていると、セミナー室が現れます。

窓が多く、明るく講義に集中しやすい雰囲気です。壁に描かれている白い象の絵も、タイ独特の流れるような涼やかな線や、色とりどりの装飾が素敵です。
 
食事について

野菜中心のタイ料理で、本格的、かつマイルドでとってもおいしいお料理ばかりでした。

私は、日本ではいつもなんとなく胃が重く、朝もあまり食欲がありませんでした。ところが!驚いた事に、合宿中は毎朝「ぐうっ〜」というくらいお腹がすいていたのです。
 
日中も、朝昼晩しっかり食べているのに、胃は軽く、体も軽く感じました。野菜中心のシンプルな献立の立て方は、とても参考になります。
 
合宿終了後に、施設スタッフの方から、「今後の参考にするから」と、合宿中のメニューの1つ1つの感想や、評価を求められました。スタッフの方たちの熱心さと、心づかいをとても嬉しく思いました。
  

3)合宿セミナーの講義と実習について
 
講義の内容について

今回は3度目の合宿セミナーだったのですが、はじめにきちんと基本を押さえて下さるので、しっかりと今までの復習ができました。

先生は、参加するメンバー構成によって、講義のポイントを変えてお話して下さるそうなので、参加する度に新しい知識を吸収できます。復習と、新たな学びによって理解が深まります。
 
実習について

実習も講義同様、基本の流れを押さえながら、参加する度に少しずつ違う実習に取り組む事ができるので、新鮮です。
    
安全に、気持よくYOGAを続けるために、クッションなどでしっかりサポートを入れて進めます。

ともすると、柔軟性を求めてついつい無理をしてしまいがちですが、最小限の力で快適に保持するコツをしっかり学べます。
 
今回の合宿セミナーで特に有益だったこと、理解が深まったこと

NHK仏陀の歩みシリーズを参考に、仏教がどのように伝来し、変化を遂げていったかを学ぶ事ができ、とても有益でした。
 
仏教という1つの宗教が時代と国を経て、個性豊かに変化していくさまからは、そこに広がる、さまざまな宗教観、文化、人、歴史、国、等の違いを窺い知ることができます。
 
複雑に絡まった、その1つ1つの要因を切り離して、「仏教」と考えることは、不可能であり、より俯瞰的に流れをとらえていく事が大切だと思いました。
そうすることで、仏教という宗教から広がる1つの新しい世界のとらえ方ができるように思います。
  
YOGAの理解を深めるためにも、YOGAが経てきたその時々の、世界の大きな流れや時代背景等をつかむ事が、有益だと改めて思いました。
 
もう1つ、カヴィーさんの講義は、自分自身の在り方を改めて考えさせられる内容でした。

タイ仏教徒が目指す、究極のゴールをあげた後で、「あなたたちの日本人の究極のゴールはどこにあるのか?」という問いかけには即答できませんでした。

ゴールがないという事は、さまよい続けるということ。ショックでしたが、とても勉強になりました。
    

4)合宿セミナーの全般的なご感想と、今後期待される企画 
 
恵まれた環境の中で、短期的に集中してYOGAを学ぶ経験は、とても良い心と体のデトックス&栄養だと思います。

YOGA三昧を経験すると、合宿終了後も無理なく自然とYOGAを生活に取り入れていけるようです。

今後もぜひ参加させて頂きたいと思います。今度はインドにも行きたい!と思っています。
 

5)タイランドの印象、役立つ情報など

タイはなんともいえない魅力のある国だと思います。食べ物はおいしく、見るもの全てが新鮮です♪

その中でも特に、私はタイの人々がとても好きです。笑顔が温かく、親切。穏やかで、たまに、びっくりするくらい無邪気な1面をみせてくれたりします。価値観の違いに驚くこともしばしばで、それも又楽しかったりします。
  
タイの人と同じくらいフレンドリーなのが、蚊です。虫よけは、タイではレモングラスの爽やかなものが手に入ります。が、かゆみ止めは日本の製品の方が即効性があるようです。タイでよく使われている塗り薬は、塗った所がまーるく日焼けするので注意です!
    
最後になりましたが、先生をはじめ、スタッフのレンさん、参加メンバーの皆様にも、大変お世話になりました。ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。
 
  
(このシリーズ続く)
 
 
 

2008年9月5日金曜日

秋の合宿セミナーご案内

タイの11月は雨季が終わり、乾季に入るベスト・シーズンです。11月3日(月)の「文化の日」前後の連休に合わせて、『ワンサニット・アシュラム』での合宿セミナーを予定しています。

日時:11月1日(土)・5日(水)
会場:『ワンサニット・アシュラム(Wongsanit Ashram)』
www.sulak-sivaraksaorg/network24.php (『ワンサニット』のホームページ)
     
『ワンサニット・アシュラム』は『サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団』傘下の団体で、1985年にエコロジーと精神性の実践のために設立された施設です。

バンコクから車で1時間ほど郊外の田園地帯、ナコンナヨック県のオンカラックにあります。
『ワンサニット・アシュラム』へのマップ
http://www.sulak-sivaraksa.org/en/docs/AshramMap2551.pdf
      
『ワンサニット・アシュラム』の環境と設備は、恵まれた自然環境を生かしたやや「アウト・ドアー」系で、「自然療法センター」としても利用されています。「ヨーガ」の合宿セミナーには最適な条件が整っています。
    
11月の合宿セミナーに興味のある方は、どうぞお問い合わせ下さい。

コースは参加者6名から成立します。定員は10名前後です。現在6名の方からお問い合わせを頂いています。「参加確認」は1ヶ月の10月1日です。



以下は『ワンサニット・アシュラム』での「夏合宿セミナー2007」に参加された方からのフィードバックです。

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「K.S.(東京在住)」さんのフィードバック
     
<場所・環境>

・自然に囲まれ、ヨーガに専念できる環境です。

・新しいゲストハウスに宿泊したためか、アリの被害は全くなし。

・蚊取り線香を時々使っていたので蚊の被害も特になし。


・部屋にはトイレットペーパー・ボディソープ・シャンプーが備え付けてあります。


・シャワーは水しかでませんが、夕方までに浴びておけば特に問題ありません。夜はさすがに冷たいと感じました。


・トイレはまあ我慢できる範囲内ですが、都会生活に慣れてしまったキレイ好きの人には少々厳しいでしょう。ただ、毎日掃除してましたし、場所によっては洋式もあります。


・新しいゲストハウスは木々に囲まれて日陰になっており、扇風機が天井についているので、比較的涼しいです。


・夜、扇風機を止めると暑くて寝苦しく、つけっぱなしだと体調がおかしくなるので、睡眠には少々苦労しました(とはいっても今年の日本の方が暑かったです)。


・寝る際に、虫・カエル等の鳴声は特に気になりませんでした。


<食事>

・タイの家庭料理といった感じで参加したみなさんに好評でしたが、実は私はなじめませんでした。

・相方先生のお住まいの近所の食堂や昨年参加したPDAパタヤでは随分おいしく感じたので、私の場合はレストランのタイ料理が合うようです。


<講義>

(導入の講義)

・アーサナについて(ヨーガ・スートラ&ハタ・プラピディカー&ゲーランダ・サンヒターより) 


・ヨーガの参考文献の説明 


(メインの講義) 

・プラナヤマの詳細説明 


・ヨーガの概要(カイヴァリアダーマ研究所テキストに基づく)


・インド哲学の概要 


・ヨーガ・スートラの構造と内容の詳細説明 


・ゴーラクシャ・シャタカのポイント説明


(スライド゛・映像を使った講義) 

・インド最大の哲学者シャンカラ物語(超レア映像です) 


・仏教とタイ人に関するドキュメンタリー 


・「ゲーランダ・サンヒター」のアーサナ説明


・講義の順番・内容・構成、全てにおいて素晴らしかったです。事前に相当練り詰めて組み立てていると感じました。


・昨年の内容をさらに発展させた部分と全く新しい部分とで成り立っており、初めて参加する方もリピーターの方もともに満足できる内容でした。


・相方先生の話の進め方が、本題からそれないように注意深くコントロールされていたので、テーマが非常に深まったと思います。


・今年の目玉はヨーガ・スートラの構造説明と内容の理解&ゴーラクシャ・シャタカの内容説明ですね。


・サマーディをキーワードにヨーガ・スートラやゴーラクシャ・シャタカを再構築しての説明により、ヨーガに関する理解が深まりました。


<実習>

・アーサナは基本的かつ無理をしないやり方でした。

・カイヴァリアダーマ研究所の実証研究の結果、この角度が一番効果がある、文献によるとこういうやり方になる等の説明をして頂きました。


・ヨーガ教室等でやっているアーサナはオーバーストレッチになっており、腰痛がヨーガ教師の職業病になっているという話は衝撃的でした。


・プラナヤマの実習が非常に充実していました。日本ではプラナヤマを教えることのできる方が少ないので、非常に勉強になりました。


<今後の要望>

・初日からワンサニットに行った方が良いと思います。WE-TRAINは新空港からは時間がかかることと、宿泊している子供達が夜&早朝大騒ぎするので寝るのに苦労するからです。

・初日は10分程度のガイダンスのみだったのですが、昨年のように1時間程度の講義があった方が良いと思います。


・Mさんも書いていましたが、一番最初の実習時の「古典文献に基づくアーサナの説明」も録音対象にした方が良いと思います。


・ムーラ・バンダ&ジャランダーラ・バンダの練習をネーティの時に1度やりましたが、朝・夕の実習時に組み込んで欲しいと思います。

  
<今後参加される方へのアドバイス>

・蚊取り線香は有効ですが、ずっと使っていると喉が痛くなるので電池式のものも併用した方が良いと思います。

・洗濯は専用のスペースがあり(ここでは蚊取り線香が必須です)、洗濯用のバケツ(たらい)があります。荷物は最小限にして洗濯した方が良いと思います。


・洗濯物を干す場所(ひもが張ってあります)は、洗濯スペースのそば(かなり干せます)と部屋の前にあります。女性はともかく男性はひも等は持参する必要はありません。


・アリの被害は特にありませんでしたが、一応アリ用の殺虫剤は持参した方が良いでしょう。


・タイのトイレは紙を流しません。女性用トイレはゴミ箱があるようですが、男性用トイレにはありません。ナイロン袋等を持っていく方が よいでしょう。


・セミナーに参加する前の予習として参考図書を読むのはもちろんですが、私がお勧めするのは、相方先生の過去のブログを全部読むことです。このブログは知識の宝庫だと思いますし、セミナーへの基礎知識として大変役立ちます。


<最後に>
相方ひろし先生、ひでこ先生。参加者のみなさん。セミナー期間中は大変お世話になり、ありがとうございました。また、みなさんとお会いできる日を楽しみにしております            


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「E.T」さん(東京在住)のフィードバック

「E.T」さんは、
①2004年2月のバンコクでのヨーガ・コンフェレンス(タイ政府厚生省協賛)
②2006年1月のロナウラ・ヨーガ研究所主催のコンフェレンス
③2006年12月のカイヴァリヤダーマ研究所主催のコンフェレンス
の3回のコンフェレンス(国際会議)に出席されています。
また、②と③と同時に実施されたリシケーシュへの「スタディ・ツアー」にも2回参加されました。 
今年81歳になられましたが、精力的に「ヨーガと精神性」の探求を続けておられます。
またインドの学校への経済的な支援活動も続けておられます。

2004年2月のバンコクでの「ヨーガ・コンフェレンス」のときに、インドから故ガロテ先生が主賓として招待されていたのですが、日本から参加されていた「E.T」さんが、時間が空くと何時でも折り紙に専心される姿を見て、ガロテ先生が「Tはヨーギーである」と大いに感心された、という出来事がありました。
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1)環境 

バンコクから車で約1時間半。
着いてまず筏で川をわたり、
森の中へ吸い込まれる。
東京の町中から180度転換。

2)部屋

一人部屋と二人部屋がある。
網戸がしっかり,蚊帳もあり、
私は蚊とり線香もなしですんだ。
夜扇風機は止めるくらい。
日中は熱い、湿度まあまあOK.
網戸のない吹き通しの教室では
小さい蝿虫が目のあたりに
まとわりついて困った。(インドも同じ)

食事

米、そうめん、うどん状、スープ日本人に合う。

3)講義

プロジェクター、白版使用、
質問随時、かみくだいて
分かりやすく教えてくださる。

実習

初心者、ベテランOK.

4) まとめ

タイは近いので気軽に行けます。ビザもいらず日本人に親切。
ワンサニット・アシュラムはエコ志向運動の中心ということです。

相方ご夫妻がご親切にお世話くださりほんとうにありがたく 
心からあつく御礼申し上げます。また行きたいです。

行ったことのない方はぜひともご一緒に。

ヴェーダンダ、ヨーガ、仏教の3本柱。実に奥深いものがあります。
死ぬまで勉強ですね。

一生勉強               呑気に
  一生ヨーガ                陽気に
    一生不悟                朗らかに



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「C.O.」(広島在住)さんのフィードバック

1)「ワンサニット・アシュラム」の場所と環境について

小動物さんと共に、緑豊かな環境で最高でした。蚊取り線香を常に携帯していましたが、一番かまれてました・・・
     
2)部屋と食事について
   
ひでこ先生のご指摘どおり、日本人にとって使いやすくなっているようで、個人的にはとても快適で食事もおいしかったです。
        
3)合宿セミナーの講義と実習について

講義について

「ヨーガ・スートラ」のココロの分析が簡潔でわかりやすかったです。昨年よりますます簡潔でした。自分が実践できているかどうかは別として、こういったことが書いてあるのか!と感動。今まで聞いてきた他のセミナーでは、「わけわからん」でした。

「ゴラクシャシャタカ」では講義中の説明である程度把握できました。邦訳まってます!  
       
実習について

「毎日ヨーガ」を目標にしていますので非常に参考になりました。
      
4)全般的感想
   
私個人的に、今後の方向性が明確になりとてもよかったです。「毎日ヨーガ」を実践していきます。昨年くじけたことをバネに、なんとかがんばっていきたい、と思っています。

王宮周辺半日観光、お世話になりありがとうございました。Sさん、Sさんありがとうございました。

DVDよかったです。今後ヨーガ、仏教(哲学)、ヴェーダーンダを関連して理解を深めていければいいなと、思ってます。今後とも宜しくお願いします。ありがとうございました。



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「A.M.」さん(タイ在住)のフィードバック

初めての参加です。ヨーガは自己流でストレッチ程度にするぐらいの初心者レベル。さらにインドの哲学や歴史にいたっては超~初心者でしたが、合宿に先生のブログにあったお薦め書籍4冊を読んでおいたので、何とか講義についていくことができました。

5日間、暑さと湿度に少々バテ気味(タイの南の島ライフでは、暑い昼間に活動しないタイ式に慣れていたので)だったのですが、すばらしい環境と講義実習に、感動&エンジョイしました。

2日目朝、We-Trainでの一番最初の講義から私には衝撃的な内容で、「私はこれを知りたかったんだー!」と心の奥底で感じるものがありました(この時の講義は録音されていませんでした。。。残念。)。

ヨーガやインド哲学初心者の私には、講義で出てくるインド人の長い名前やアーサナの名前、次々と先生の口から出てくるサンスクリット語に少々混乱ぎみでした。

先生が講義されたヨーガの歴史や流派の流れを簡単につかんだドキュメント、また、アーサナの名前リストなどがあればと思いました。

これまでアーサナをした次の日はいつも全身筋肉痛で、私にはヨガはきつすぎるのかも。。。と続けるのをあきらめかけていました。ところが、今回の合宿での実習ペースは私にぴったり!

さらに、これまでのアーサナを続けていたら健康になるどころか身体を壊す危険性があることを知り、びっくりしました。

ワンサニットではアリや蚊に悩まされることもなく、また、美味しい食事に少々太ってしまいました。最初の晩、We-Trainではなく、直接ワンサニットに入っても良かったのでは(静かでシャワー室も大きく、食事も良いので)と思いました。

そんな田舎に位置するワンサニットでさえ、大音量のスピーカーから流れる音楽やアナウンス(ラジオ?)がしょっちゅう聞こえてきて、残念でした。まぁ、これも本当のタイランドを垣間見る経験なのかもしれませんが。。。

学生のころ、Vandana Shiva(ヴァンダナ・シバ)女史の本を読んで頭をガツーンとやられたのを思い出しましたが、今回も相方先生の講義を通して、再びインドにやられました。。。

私の頭をガツンガツンさせる、そんなインドなのですが、まだ足を踏み入れたことがありません。今後「アーユルヴェーダ&自然療法・体験ツアー」なるものがあれば、ぜひ参加したいです。一人より多くの人と旅するほうが楽しいですから。。。

また、ロナウラの6週間コース、参加してみたいのですが、まずはスートラ・ネティを克服せねば。。。

ヨーガとどう向き合うかを考えるきっかけになった5日間でした。そして宗教とどう付き合うかが、私の中で今後の課題として浮かびあがってきました。

本物のヨーガとインドの真髄を教えてくださったひろし先生、ひでこ先生、そして私の超初心者レベルの質問に付き合ってくださった参加者の皆さん、お世話になりました。すばらしい時をともに過ごせたことに感謝します。どうもありがとうございました!

P.S.
最終日、皆さんとお別れしてから、バンコクのホテルに1泊したのですが、チェックインしようとホテルに入ったところ、ちょうどインドからの団体客50人くらいも到着したところのようで、ロビーはインド人特有の喧騒と体臭でものすごいことになっておりました。

いつもなら「あちゃ~、ついてないわ。。」と思うところなのですが、この時は彼らの大声も体臭もさほど気にならず、親しみをもって彼らを観察している自分がいました。。。


その後、以前の同僚に会いに、バンコク市内にあるアイリッシュ・バーへ行ったのですが、そこで往年のヒットソングを生で歌っていたのがなっ、何とインド人!アイリッシュ・バーで「わ~いえむしーえ~!」と歌うインド人。。。

最後の最後までインドにやられました。。。