2007年11月28日水曜日
リトリート・センター:「パナ・ソム(Panasom)」
2007年11月19日月曜日
日印交流年記念フェア
【開催場所】 セシオン杉並(東京都杉並区梅里1丁目22番32号)
ヨーガの実演:地下1階の体育室
どの回も定員30名を超える参加者がありました。
「ロナウラ・ヨーガ研究所・東京事務所」は、インド・マハーラーシュトラ州ロナウラの「ロナウラ・ヨーガ研究所(インド)』だけでなく、バンコクの「MCB財団タイ・ヨーガ研究所」、シーナカリン・ヴィロード大学人文学部ヨーガ研究室(哲学宗教学科内)とも共同しながら、正統的で常識的で安全で、みんなに役立つ「ヨーガ」の啓蒙・普及活動を展開して行く予定です。
ロナウラ・ヨーガ研究所(インド)
2007年11月15日木曜日
ソンクラー大学看護学部
ソンクラー大学看護学部は、実は、わたしたちがタイランドでの「ヨーガ」の活動を最初に始めた場所でもあります。1998年1月のことでした。ほぼ10年前になります。
いろんな意味で、医療系のプロフェッショナルとの付き合い方は、むつかしいものがあります。
やはり、根本的なスタンスの違いがあって、先方にはまず「職業」としての「医療」ありき、それに「ヨーガ」を押し込める、というアプローチになります。
どうしても、医療側は、「ヨーガ」から自分たちの「都合のよい部分」だけ切り取る傾向が出ます。
また、医療従事者が勤務時間の範囲内で消化できる運営形態にする必要があります。
しかし、一般社会で継続した仕事として「ヨーガ」を成立させるには、どうしても医療系との付き合いが重きを成すことになります。医療系の仕事には「予算」が付くのです。
特に看護系は、臨床の現場で個人的に患者さんと接する職種ですので、モチベーションの高い人たちで、「ヨーガ」の強力な味方でもあります。
タイでは「看護学部」の力が強いですね。タイの強い女性陣の牙城でもあります。
2007年10月18日木曜日
SSA財団のリトリート・センター
SWUの「ヨーガ副専課程」の学部の学生のヨーガ合宿に使う施設の下調べです。
タイランドには、研修施設として使える「リトリート・センター」がたくさんあります。たいてい、非営利活動をしているNGO団体が運営しているもので、バンコク周辺にも車で2時間くらいの範囲に、数多く分布しています。
2007年10月15日月曜日
チュラ大病院60周年イベント
朝10時から夕方6時まで繁華街の通りに面して、「メディカル・チェックアップ」のブースや、「健康・医療」についてのインフォメーションを提供するパネルが並びました。
チュラロンコン大学病院以外にもバンコクの主要な病院が参加した大イベントで、夕方遅く、国民に絶大な人気のあるシリントン王女も参加されました。
この1年半ほどタイは「政治の季節」で、このシーロム通りも、しばしば各陣営の「政治キャンペーン」の舞台となっています。
昨日は「国民の健康」をテーマにした、国民の幸福と調和を図る、平和なイベントでした。
昨日のイベントの担当はうちのスタッフのターとバードでした。ター(本名スジットラ・ニムヴィジット)の本業はイベント・マネージャー、バード(本名ニーラチャ・フングホキアット)は劇団員です。こういった「公開イベント」のときは、両名が活躍します。
両名とも2002年に「タイ健康促進基金(SSS)」の助成で実施された、マヒドン大学看護学部(シリラート大学病院)でのわたしたちの「ヨーガ・コース」を修了しています。また、2004年にはロナウラの「カイヴァリヤダーマ研究所」の6週間集中コースも受講しています。
2007年10月14日日曜日
「赤十字病院」で1日セミナー
この赤十字病院も今年度の『MCB財団タイ・ヨーガ研究所』の仕事先のひとつです。
6月にうちのスタッフで「7日間集中コース」が病院内のセミナー・ハウス行なわれ、その後1年間、月1回のシリーズで「ヨーガ・セミナー」が実施されています。対象はこの赤十字病院と周辺地区の病院の医療スタッフで、今年度は25名が登録されています。
今日は直接わたしたちが出かけて、講義と実習を担当しました。
バンコクの都会ストレスから離れ、海に面した環境の良いキャンパスに1ヶ月滞在して、医療スタッフ対象の密度の濃い「ヨーガ・コース」を指導していたので、わたしたちも1ヶ月で「ずいぶん健康になった」と感じたものです。
2007年10月12日金曜日
「TYI」 の7日間集中コース
今回は、昨日10月11日(木)からSWU(シーナカリン・ヴィロード大学」の人文学部の講義室で始まりました。朝7時から午後6時までの終日で、木金土の3日間、日が休日、それから月火水木の7日間です。
定員は25名です。7日間の集中プログラムで、毎回モチベーションの高い受講生が殺到しています。
この7日間コースは、王立看護大学やシーナカリン・ヴィロード大学の講義室で実施されています。今回はシーナカリン・ヴィロード大学です。現在大学は前期試験が終わり中間休み中なので、講義室が使えます。
現在、「タイ・ヨーガ研究所」の常設の教育プログラムとしては、
・10時間オリエンテーション・コース(1回2時間で5日間)
・7日間集中コース(終日プログラムで7日間)
が実施されています。
それらのプログラムの受講経験者が、SWU人文学部でわたしたちが企画と指導を担当している1学年間(前期・後期で7ヶ月)の「ヨーガ専攻コース」に進んで来る体制になっています。
また、「ヨーガ専攻コース」の修了生が、10時間オリエンテーション・コースや7日間集中コースのアシスタントになり、「インターン」として経験を積む、という体制です。
2007年10月11日木曜日
ヨーガを取り扱う体制
自分の身体、自分の呼吸、自分の感覚、自分の感情、自分の思考、自分の願望、自分の人格、自分が持つ関係、自分のする行為、自分の取る行動、自分の向かう方向、そして、「自分」からの自由、、、、これら全般に「ヨーガ」は関与しています。
「ヨーガ」と良好な関係を築き、自分の人生に「ヨーガ」をプラスに役立てて行くには、1920年代から西インド・マハーラーシュトラ州ロナウラの「カイヴァリヤダーマ研究所」で始まった「ヨーガ」の「近代化」のプロセスと、その時代と社会的背景を把握しておくことが有利です。
「カイヴァリヤダーマ研究所」の創立者の「スワーミー・クヴァラヤーナンダ(1883−1966)」は、「ヨーガ」の近代化を志向し推進した重要人物のひとりです。
www.kdham.com
彼のことを知らないと「ヨーガ」は始まらない、と言っても良いですよ。
また、実社会で「ヨーガ」が中立で責任のある活動として受容され、社会的にプラスな貢献をして行くには、「大学・研究所」といった「教育・研究」の枠組みで扱う体制が成立していないと、どうしても、むつかしいですね。
いつの間にかおかしな方向に行ってしまう、というのが、「ヨーガ」の宿命でもあります。
ここ10年間でバンコクで「ヨーガ」を「中立で責任ある活動」として成立させる体制が出来たことは、不思議なことでもあるし、実に好運であったことに思えるのです。
2007年10月8日月曜日
SWUの日本人コース(続々)
タイランドでのヨーガの活動が始まったのは1998年のことです。そろそろ10年になります。
シーナカリン・ヴィロード大学(SWU)の人文学部での仕事が始まったのは2001年です。
現在は学部の学生が卒業単位を取得できる「副専攻(3学期間)」と、一般受講生対象の「ヨーガ専攻コース(前期・後期300時間)」が運営されています。
以前からわたしたちは、SWUでバンコク在住の日本人の方を対象とした「伝統的ヨーガ」のコースを運営することも構想していました。
今回環境と条件が整い具体化できたことに、たいへん満足しています。参加者のみなさんのご理解とご協力に、深く感謝いたします。
今後もSWUでバンコク在住の日本人の方のニーズに合わせたプログラムを定期的に実施して行く予定です。
また、今までバンコクでの仕事に注力して来ましたが、こちらの大学・研究所の仕事も安定して来たので、今後、日本でも定期的にセミナー活動を行なう体制を準備中です。
そのステップとして、今月中には東京に『ロナウラ・ヨーガ研究所』の「東京オフィス」が置かれる予定です。
インドの伝統文化である「ヨーガ」は、「人間」という複雑な「存在」の本質的な領域にまで踏み込む作業ですから、かなり、取り扱いに「注意」が必要です。
「ヨーガ」と良好な関係を築き、自分の人生に「ヨーガ」を役立て行くには、1920年代から始まった「ヨーガ」の「近代化」の背景とそのプロセスを良く把握しておくことが有利です。
そして、「ヨーガ」の全体の枠組みと、「ヨーガ」を構成しているそれぞれのコンセプト、そして、スタンダードな技法群を明確にしながら、自分自身の毎日の実習を組み立てて行くことが、「ヨーガ」で成功する「処方箋」です。
2007年10月6日土曜日
SWUの日本人コース(続)
午後6時から8時までの2時間のクラスです。
講義の部分は「ヨーガ」の背景と概論が中心です。
なぜ「ヨーガ」という活動があるのか?「ヨーガ」を学ぶとはどういうことか?「ヨーガ」は何の役に立つのか?といったポイントについての、簡潔な解説を試みています。
実習では、アーサナの基本となるパターンと練習法、「クリア」の「カパーラバーティ」、「プラーナーヤーマ」の「アヌローマ・ヴィローマ(ナーディ・シュッディ)」を紹介しています。
明日土曜日は午前7時半から12時半までクラスです。
2007年10月3日水曜日
SWUで日本人コース
2007年10月1日月曜日
2007年9月30日日曜日
SWUコース第2回目合宿(2泊3日)
今年度のシーナカリン・ヴィロード大学(SWU)人文学部哲学宗教学科の、一般受講生対象のヨーガ専攻コースの2回目の合宿です。
この合宿で、6月末の第1回合宿から始まった前期が修了しました。
会場は「We-Train International」というセミナー・ハウスです。www.we-train.co.th.
6月末の第1回合宿は「オリエンテーション・キャンプ」で、受講生に「ヨーガ」の全体像とコース中のカリキュラムの流れを把握して貰うことが目的です。
前期末に実施される第2回目の合宿のテーマは「ハタ・ヨーガ」の「クリヤ(浄化方)」です。
「ジャラ・ネーティ」「スートラ・ネーティ」「ボーマナ・ダウティ」が必修で、夜のセッションでは「トラータカ」を実習します。また、3日間の合宿中の食事は「フルーツ」のみ、というダイエットです。
前期は第1回キャンプの後、7月第1週から9月末までの13週間、週3回のコース・ワークが続きました。
火・木が午後5時半から8時までの2時間半、土が午前7時から午後3時まで、途中休憩が入って6時間、週11時間の講義と実習を消化します。
前期・後期で総授業時間は300時間以上、24単位のコースです。今年度は33名の受講生で始まり(受講資格大卒以上)、平均年齢40歳、という「成熟した社会人」が中心でした。
わたしたちの担当は前期の講義・実習で、後期はうちのタイ・スタッフが中心にコースを回して行きます。
2007年9月27日木曜日
「チャオパヤ・アバイブべージ病院」で1日セミナー
今から約100年前、ラーマ5世・6世の治世時代だった1909年に王族のお屋敷として建築された歴史的建造物が、その後政府に寄付され、今はその建物を中心に地方都市の中規模の公立病院になっています。
今年度「MCB財団タイ・ヨーガ研究所」の仕事として、6月から1年間、月1回のシリーズで「チャオパヤ・アバイブべージ病院」の医療スタッフを対象とした「ヨーガ・セミナー」が実施されています。
うちのスタッフの「スパポーン・タナファンタルック」が担当していますが、昨日は直接わたしたちが出かけて、講義と実習を担当しました。
同様な「病院」や大学の「看護学部」での1年間プログラムは、4箇所で同時進行中です。「タイ健康促進基金」の助成による「プロジェクト:人間の顔をした医療」の一環です。
「チャオパヤ・アバイブべージ病院」では代替医療への取り組みに注力しており、タイ古式マッサージをベースにした本格的な医療マッサージを実践する統合医療センターも併設しています。
また「ハーブ・プロダクト」の部門もあって、「チャオパヤ・アバイブべージ病院」のブランド名でデパートや大手スーパーの「自然派コーナー」でも販売されてます。
このプロジェクトの一環として、来月はバンコク郊外のシーラチャにある「赤十字病院」に1日セミナーに出かけます。
H&H
2007年9月24日月曜日
シーナカリン・ヴィロード大学の日本人の方を対象とした短期コース
そこで、10月の第1週にバンコク在住の日本人の方を対象とした「伝統的ヨーガ」の短期コースの開講を予定しています。
バンコク在住で興味のある方は、どうぞ、お問い合わせ下さい。
日時 :
10月2日(火)ー6日(土)の5日間
時間 :
10月2日(火) 18:00−20:00
10月3日(水) 18:00ー20:00
10月4日(木) 18:00−20:00
10月5日(金) 18:00ー20:00
10月6日(土) 07:30ー09:30、10:30−12:30
※1回のクラスは2時間で、2日(火)ー5日(金)は夕方2時間、6日(土)は午前中2回、合計6クラス・12時間のコースです。
目的 :
このコースの目的は、バンコク在住の日本人の方たちに、スクンヴィット通り23のシーナカリン・ヴィロード大学人文学部でロナウラ系の「伝統的ヨーガ」の理論と実習を学習する機会を提供することです。
そのことで、「伝統的ヨーガ」を毎日の健康維持・管理と、総合的な自己コントロール力の向上に役立てて頂くことを意図しています。
異国の自然風土や文化環境で生活しながら、仕事や勉強面で生産的な結果を出して行くのは、それなりに大変な作業ですね。
自然・社会環境への適応力を高めて、心身の健康を維持・促進するには、シンプルで自律系に良く作用する「伝統的ヨーガ」の方法論が効果的です。
会場 :
シーナカリン・ヴィロード大学人文学部6階講義室(スクンヴィット通り ソイ23)
会場への交通アクセス :
・スカイトレイン・ソイアソーク駅より徒歩15分
・地下鉄ペブリー駅より徒歩5分
・セーンセーブ運河ボート・プラーサミット船着場徒歩1分
お問い合わせ・受講申込み先 :
人文学部ビル3階・ヨーガ研究室
・ヴィーラポン・クライヴィット(Veerapong Kraivit)
・相方ひろし・ひでこ