11月に2つの日本組の合宿セミナーが『ワンサニット・アシュラム』で実施されました。
(1)11月1日(土)・5(水)+11月5日(水)・7日(金)
(4泊5日+2泊3日)
(2)11月16日(日)・19(水)
(3泊4日)
『ワンサニット・アシュラム(Wongsanit Ashram)』について
→ www.sulak-sivaraksaorg/network24.php (『ワンサニット』のホームページ)
→ http://picasaweb.google.com/hhyoga/WongsanitAshram (写真アルバム)
『ワンサニット・アシュラム』へのマップ
→ http://www.sulak-sivaraksa.org/en/docs/AshramMap2551.pdf
『ワンサニット・アシュラム』は、わたしたちは1998年にタイでの活動を始めた当初から関係を持った団体のひとつです。そもそも、わたしたちをタイに招聘したのは『ワンサニット・アシュラム』の所属する『サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団』のスタッフであったソシアル・ワーカーの方でした。
下は1998年1月にわたしたちが初めて『ワンサニット・アシュラム』を訪れたときのものです。10年前ですね。
『ワンサニット・アシュラム』は『サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団』傘下の団体で、1985年に設立されたインターナショナル・コミュニティです。 シンプルなライフ・スタイルの実践と、社会活動と精神性を平行して追求するための施設です。新バンコク空港から車で約1時間の距離にあります。
『サティラコセーシュ・ナーガプラディーパ財団』 の創立者の「スラック・シヴァラクシャ」氏はタイを代表する仏教思想家・社会活動家であり、世界の「仏教陣営」の重要人物です。ノーベル平和賞にも3回ノミネートされています。
『ワンサニット・アシュラム』の環境と設備は、自然環境を生かしたやや「アウト・ドアー」系で、「自然療法センター」としても利用されています。「ヨーガ」の合宿セミナーにも最適な条件が整っています。
設立当初から『アシュラム』は活発に多くの共同体プロジェクトに関わって来ています。『アシュラム』の活動は、仏教哲学と文化の多様性や環境の維持可能性に根差したライフ・スタイルの促進を模索するもので、人間存在と社会性と自然の密接な相互依存関係を指摘しようとする試みです。
『アシュラム』のメンバーは主にソシアル・ワーカーで、伝統的スタイルの家屋に住み、シンプルなライフスタイルを実践しています。『アシュラム』では環境保護、人権擁護、非暴力や精神性に基づく社会活動に関するコースを含む、数多くのワークショップが年間を通して企画されています。
これらのワークショップでは、学生や活動家(僧や尼僧を含む)や地域社会のリーダーへの、総合的なトレーニングが提供されています。『アシュラム』をベースとしている主要なプロジェクトは以下の通りです。
・地域社会のリーダー養成(Grassroots Leadership Training)
・森の自然の中での諸宗教間の対話と連帯
・エコ・ヴィレッジ・デザイン教育トレーニング
現在『アシュラム』は「ヨーガ・センター」、「自然療法センター」として活用されている他に、他のテーマの合宿セミナーやワークショップでも、プログラムに朝の「ヨーガ」のクラスを組み入れることが定番になっています。
タイの「ソシアル・ワーカー」のコミュニティにも、着実に「ヨーガ」は浸透しています。「ソシアル・ワーカー」はハードでタフな仕事です。「ソシアル・ワーカー」の人たちの健康管理や精神性の向上にも「ヨーガ」は幅広く貢献しているようです。
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以下は、
(1)11月1日(土)・5(水)+11月5日(水)・7日(金)
(4泊5日+2泊3日)
の合宿セミナーに参加された、東京在住の「M.U.」さんのフィードバックです。
「M.U.」さんは体育大学卒、学校や中・高校生を対象とした公共施設からフィットネス・クラブまでの幅広い場で体操や運動の指導に携わって来られた「健康・保健体操」のプロです。幼児・児童体操教室や高齢者の方々の教室の指導、「フェルデンクライシス・メソッド」の指導でも活躍されています。「ヨーガ」歴は4年。スポーツクラブでヨーガ・インストラクターをされたことから、現在「ヨーガ」への興味を深められているところです。
『ワンサニット2008年11月』のフィードバック
(M.U.さん、東京在住)
相方先生
ひろし先生、秀子先生、その後いかがお過ごしでしょうか。日本に帰国した日は、気温9℃で 国の違いを温度から感じました。オプションをふくめ 7日間のセミナー、カフェもトラック荷台にのったこととても楽しかったです。
今回のセミナーに参加できた事、また ここまで導いていただけたことに深く感謝しつつ、今後も 日々誠実にすごして生きたいと思います。
先生方、セミナーでの移動も多くご多忙のことと思います。どうぞお身体御自愛くださいませ。ありがとうございました。
1)『ワンサニット・アシュラム』について
○環境と施設
○ゲスト・ルームと食事
○エコロジーと精神性
○アシュラムの活動やスタッフについて etc.
とても緑が多く、池に咲く蓮の花の茎の太さに驚きました。
施設はシンプルで快適でした。
蚊よりも 蟻に沢山くわれましたが、木々・池・土に囲まれているので虫が多いのは当然、食われる事もアルと思えば、たいしたことはありません。エコですから。。。
部屋で蚊取り線香を たく場合 扇風機はとめたほうが良かったです。灰が 飛び散って床が真っ白に。
アシュラムから出ると、虫たちとの交流は減ります。
食事、抜群に美味しいです。味も目でも楽しませていただきました。
2)合宿セミナーの内容について
○講義
○実習
○ヨーガとご自分の関係を深めるのに有益だった部分
○ヨーガの背景についての理解の深まった部分 etc.
講義・実習ともに 大きな流れ、全体像を体験学習、すべて新鮮で、たくさんの興味というお土産を いただいたような感じです。
3)今回のプログラムの総括と今後期待される企画
・とても贅沢な時間でした。
また今後、自分の体験とともに セミナーへの参加を重ねることで生きた知恵になると思います。
講義・実習だけでなく、食事の時間の何気ない会話も面白い。
・仏陀とカンボジア
4)タイ全般の印象、役立つ情報など
・バンコクは、都会でした。。。驚きました。
・タイ古式マッサージは、考えられたマッサージだな~と感心しました。気持ちいいし、骨格を知る勉強になります。おすすめです。
・セミナーが終了後、カオサンの宿に泊まりました。翌朝、8階の部屋の窓から外を 眺めると お坊さんの托鉢光景、セミナーで観たDVDとリンクしました。
・タクシー、車内のメーター料金表示が大きいタクシーがほとんどでしたが、極小表示のタクシーに遭遇しました。目の悪い人には、見えないかもしれません。
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