『ワンサニット2008年11月』シリーズの最後です。今年のバンコクでの「仕事期間」の最終総括です。
今年は日本の方対象としたタイでのヨーガ合宿セミナーが計5回実施され、延べ51名の方が参加されました。
・『パナ・ソム(森のアシュラム)』:1月、8月、10月
・『ワンサニット・アシュラム』:11月(2回)
参加されたみなさんからは、毎回、好意的なフォードバックを戴いています。ご理解とご協力に、深く感謝します。
来年もバンコクでの「仕事期間」中に、日本の方を対象としたヨーガ合宿セミナーを企画します。例年通り7月・8月の夏合宿、11月の秋合宿の予定です。
10名前後の少人数制ですので、興味のある方はお早めにお問い合わせ下さい。
ご希望によって、来年は
・ホリデー・コース(4泊5日)
・プロフェッショナル・コース(7泊以上)
の2種類を考えています。
また、今年と同じく6月中・下旬に、長野・穂高の『穂高養生園』で合宿セミナーを予定しています。
こちらも10名前後の少人数制です。興味のある方はお問い合わせ下さい。
日本では参加しやすい2泊3日の日程で、複数のプログラムを実施する予定です(同一グループでの参加を歓迎します)。
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11月に大学のタイ組のコースのスケジュールを調整して、2つの日本組の合宿セミナーが
『ワンサニット・アシュラム』で実施されました。
(1)11月1日(土)・5(水)+11月5日(水)・7日(金)
(4泊5日+2泊3日)
(2)11月16日(日)・19(水)
(3泊4日)
以下は、
(1)11月1日(土)・5日(水)
(4泊5日)
の合宿セミナーに通しで参加された、東京在住の「C.T.」さんのフィードバックです。
「C.T.」さん編集関係の仕事をされています。インド古典舞踊を習われている関係で、インドの文化や宗教にも幅広い興味をお持ちです。インドも頻繁に来られています。
ヨーガ歴は2・3年、2006年12月にわたしたちの企画した北インド・リシケーシュ研修ツアーに参加、引き続き『カイヴァリヤダーマ研究所』第5回国際会議と「プラーナーヤーマ・ワークショップ」に参加されています。
『ワンサニット2008年11月その1』のフィードバック
(C.T.さん、東京在住)
相方ひろし先生、ひでこ先生
こんにちは、インドは、インドでしょうか?
その後ニュースで時々伝えられるムンバイの様子はなんとなくぴりぴりしているように見えました。どうぞお気をつけてお過ごしくださいますように。
さて、ワンサニット・アシュラムでの合宿セミナーではたいへんお世話になりました。どうもありがとうございました。
すっかり年も押し詰まってのご連絡となってしまったこと、失礼をお詫び申し上げます。
ほかの参加者のみなさまのレポートを感心しながら読みました。ほとんどの情報は、みなさまがわかりやすく書いてくださっていますので、とくに追加することもありませんが、一番の感想は、内容と環境のおかげで、とてもリラックスすることができたということです。
どなたか書いていらっしゃいましたが、旅から帰った後というのはなんとなく疲れているものですが、まったく疲れがなく、むしろ元気になっている自分を感じました。
年に1回くらいこのような時間を持ちたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
1)『ワンサニット・アシュラム』について
ヨーガセミナーには、ぴったりの自然が豊かで静かな環境。
施設も手作り感あふれ、リラックスできました。
食事は、種類が多く、野菜や果物が豊富で、おいしい。
日本では火を通すようなものがけっこう生で出てきて、
こんな食べ方もあるのですね。
スタッフの方々はいつもゆったりして、安心感がありました。
虫刺され(たぶん蟻)は、その場ではそれほどではなかったのですが、むしろ帰国してから、かゆみと腫れがひどくなりました。10日間くらいひどい状態でした。これから参加される方で、虫に弱い方は、対策を入念に。
講義では、ヨーガの歴史や骨子について学べる貴重な機会となりました。インドでのヨーガの位置、近年の世界的なヨーガがどういう流れにあるのかがよくわかりました。
ただ、重要なインド哲学的な面は複雑で、理解するのはなかなか難しい。熟睡理論による説明は、けっこうわかりやすいのですが、体験が認識できないことゆえ、理解するのは困難、やっぱりすっきり、とはいきませんでした。
インドやインド的考え方については、相方先生のフィルターを通すことで、すこし理解が進んだところがあったように思います。プンニャ(ポイント)は、インドの舞踊などの中にもよく出てくる、インド理解にははずせないものですが、なるほどでした。
サンスクリット語を説明していただけたことも、理解しやすくなり、よかったです。
実習では、今回参加の主要目的のひとつが、ヨーガを生活に取り入れるための糸口にするというものでした。それにはとても満足のいくものでした。
セミナーでは、基本のアーサナ、プラーナーヤマを、毎日ほぼ同じメニューで繰り返しやっていただいたので、家でも同じようなメニューを、全部とはいきませんが、一部を繰り返すことができます。
初心者の私にもわかるように、また体が硬い場合の対応についてなど、それぞれのレベルや状況に合った方法を教えてくださってありがたかったです。
3)今回のプログラムの総括と今後期待される企画
毎日夜のプログラムが終わって、ほとんどすぐ寝てしまいました。自習時間(本日の復習をする時間)があると、ありがたい。整理する時間がとれなかったことが、ちょっと残念でした。
今後もホリデープログラムをぜひ続けてください。
よい環境でゆっくりアーサナやプラーナーヤマを行い、非日常的なお話を聴くことができる貴重な場のように思います。年に1回くらいのペースで、継続的に参加したいと思いました。
4)タイ全般の印象、役立つ情報など
今回、すこし早めにタイに着いたので、相方先生のご好意で、バンコクの大学のヨーガクラスを見学、参加させていただきました。
大学のクラスなので、かしこまった雰囲気を想像していたのですが、けっこう途中から来る方、自分のやりたいアーサナまでは瞑想(寝てる?)している方などなど、みな自由にヨーガに取り組んでいらっしゃるのが印象的でした。
人数も多く、熱心に取り組まれていて、きちんとヨーガが浸透していることを改めて認識しました。参加者は日本同様、女性のほうが多かったです。
クラスでは、相方先生は英語で説明されるのですが、タイ語の通訳の方がいらっしゃいます。シャヴァーアーサナのとき、体の力を抜いて、というところ、タイ語はリラックスするのにぴったりのやさしい響きで、とても心地よく感じました。タイ語版のシャヴァーアーサナCDがありましたら、購入したいです。
セミナーの参加者がみなさん、魅力的で、楽しい時間をすごすことができました。
いい雰囲気だったのが、なによりでした。これも相方両先生のおかげだと思います。どうもありがとうございました。
どうぞよい年をお迎えください。
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