2011年7月14日木曜日

沖縄編2011:久高島にて(7)

日程:2011年5月20日(金)-24日(火)4泊5日 
会場:沖縄・久高島にて (→
http://www.kudakajima.jp/) 
  
このシリーズは、5月に実施された沖縄・久高島でのヨーガ合宿セミナー「沖縄編2011」の話題です。

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2011年5月20日(金)-24日(火)の4泊5日の日程で実施された「沖縄編2011」には19名の方が参加されました。

「沖縄編2011」について

「伝統的ヨーガの理論と技術」のサイトに「沖縄編2011」のプログラムの詳細が掲載されています。
https://sites.google.com/site/hhyoga/okinawa2011 


フィードバックの項目

【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガを始めたきっかけ
⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴
⑥ヨーガがご自分に持つ意味

【フィードバック】
1)「久高島交流館」の場所と環境
①環境と施設
②宿泊室/ホール
③食事について
2)講義について
①インド思想の概観
②ヨーガ・スートラ
③ハタ・ヨーガ
3)実習について
①プラーナーヤーマ
カパーラバーティ(クリヤー)
・バストリカー
・クンバカでのプラーナーヤーマ
②ムドラー
・3つのバンダ(ジャランダーラ・ウッディヤーナ・ムーラ)
・マハー・ムドラー
3)「沖縄編2011」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
②久高島探訪ガイド・ツアーのご感想(5月22日午後)
③ご自分にとって、久高島での合宿に参加したメリットがあったかどうか
④沖縄の役立つ情報などetc. 

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「沖縄編2011」のフィードバック・シリーズ(7)
三重在住のS.I.さん(女性) 

日常に戻り、今一度、久高島での日々の消化をしています。時間を重ねるごとに、智慧となって、理解するのに時間が必要でした。本当にいつもありがとうございます。


【プロフィール】

①住んでいるところ

三重県の志摩半島に住んでおります。

②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと

以前は、保育士の免許を持っているので、託児所で働いておりました。
そのあとは、お金が貯まったら、インドやアジアへの渡航を重ねておりました。

現在は、ヨーガの講師をぼちぼちと古民家を改装しまして、そこでモノづくり、ワークショップを時々行っております。


③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

ヨーガ・仏教・ものづくり

④ヨーガを始めたきっかけ

インドが好きで、そこにヨーガがありました。

⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴

4年半。
2010 穂高養生園プログラム。ワンサニット。
2011 久高島

⑥ヨーガがご自分に持つ意味

自分の立ち位置を調和へと導いてくれる。


【フィードバック】

1)「久高島交流館」の場所と環境

①環境と施設

自然や海に囲まれ、そこに息づいている土地の力があり、すべてのバランスが取れているところだと感じました。
施設も4~5人部屋は快適で、シャワーもたくさんあるし、とても快適に過ごせました。


②宿泊室/ホール

畳の部屋で、とても快適でした。
ホールも風がよく通り、心地よかったです。
座布団がもう少し多ければ良かったかな~と思います。マイ座布団があればいいのかもと思いました。


③食事について

 
本当に手の込んだお料理に毎日、感激でした。最終日の葉っぱでくるんだお弁当には、涙物の感動でした。



2)講義について

①インド思想の概観

「ヴェーダ」というとてつもない叡智に、さらに興味が深まりました。自分が知っていたものがいかに氷山の一角であり、 「ヴェーダ」について偏った理解になっていたかに気づかせてもらいました。

「ヴェーダ」と「仏教」の関連も全体から観ていくとより理解が深まりました。インドの歴史的背景に基づいた


②ヨーガ・スートラ

心の問題はいつの時代も表面的には変化があるように見えても、元は同じで、分析して、解決していくには、やはり伝統的文献に基づいて進めていくものだと思いました。

「ashtanga yoga」におけるヤマ・ニヤマの基礎の部分では、何回も自分の中に落とし込んで、ヨーガを続けるうえでの基盤であることの再認識。何度も聞くこと、生活を実践の場としていくとの大切さを身に染みて感じます。

第3章の部分もとても興味深かったです。


③ハタ・ヨーガ

いかにリラックスして、最小限の力で行うか・・・簡単なように思えて、本当に難しいと思いました。
自我意識の領域、無意識の領域(自律神経の領域)、両方に働きかけるためには、いかに安定して、落ち着いて行うかが鍵となることを実感しました。



3)実習について

①プラーナーヤーマ

・カパーラバーティ(クリヤー)

ムーラバンダの動きに意識を向け、土台が安定してくると、不思議と2分していても疲れるということなく、すんなりできました。
久高島の土地の力もあったのかもしれません。

・バストリカー

バンダを一気にかけるのが初めは難しく感じましたが、回をこなすごとに慣れて、バストリカーを行った後、体の働きが沈静化していくように感じました。

・クンバカでのプラーナーヤーマ

クンバカを行うことがすんなりとでき、リラックスして行えました。
段階を踏んで、プラナヤマを実習することの大切さ、メンタルでの鎮静化を感じました。


②ムドラー

・3つのバンダ(ジャランダーラ・ウッディヤーナ・ムーラ)

一個一個、かけることは簡単なのが、3ついっぺんに行おうとすると中々、難しく感じられました。実践が必要ですね。

・マハー・ムドラー

身体全体を巡るライン、とても繊細、微細な感覚を感じました。ウッディヤーナ・バンダをかけることが難しかったです。



3)「沖縄編2011」の総括

①プログラム全体の総括的なご感想

今まで参加したプログラムの中でも時間的にゆとりのあるプログラムでした。リピーターの方も多かったということもあると思います。

実習、講義においても少し突っ込んだ内容にもかかわらず、相方先生の進め方、講義がとてもわかりやすく感じれました。

土地の力やその場に集まる人たちのおかげもあったのだろうと思います。


②久高島探訪ガイド・ツアーのご感想(5月22日午後)

伝統的なお話や実際、島を周りながら、肌で実際感じていくツアーは、本当に体感し、理解が深まるものです。

下調べなど、できない性格の私にとって、このツアーのおかげで、久高島がどういった島で、どのような歴史的背景があるかを知れたことで、よりこの島の持つ土地のエネルギーを感じれました。


③ご自分にとって、久高島での合宿に参加したメリットがあったかどうか

大いにありました。

久高島とよほど波長があったのと、相方先生のセミナーが三回目ということ、あの場にいてくれた人たちのおかげで、心身共に本当に調和が取れました。

こちらに帰ってきて、この土地の持つ波長や風土が久高島に似ていることもあり、その調和をここでも感じながら生活でき、その中で、久高島での日々の消化をしています。

沖縄のもつ、ゆっくりペースが自分にも合っていて、帰ってきてからも、自分のペースをつかめ、『受け入れる』ということがすーっと自分の中で腑に落ちました。

このように、その土地の力、静寂さやヨーガを集中的に学ぶ機会を与えてくださった相方先生、久高島の方々、ともにコースに参加したみなさまに深く感謝しております。ありがとうございます。


④沖縄の役立つ情報などetc.

じゃらんにて、沖縄の宿情報を探していたのですが、当日予約だとかなり安くいいホテルに泊まれます★ぱんやさんもとてもおいしくて、お店の内装もとっても素敵なところがありました。

宗像堂 http://www.munakatado.com/

水円 http://www.suienmoon.com/ パン好きな方必見です★

久高島という土着の文化が深く根強く残っているところで集中的にヨーガを学ばせていただいたことに、本当に感謝しています。

相方ひろし先生、ひで子先生、コーディネートしてくださったKさん、参加した皆様、久高島の方々に深く感謝しています。また、皆様にお会いできる日を心待ちにしています。
 
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