日程:2011年5月20日(金)-24日(火)4泊5日
会場:沖縄・久高島にて (→ http://www.kudakajima.jp/)
このシリーズは、5月に実施された沖縄・久高島でのヨーガ合宿セミナー「沖縄編2011」の話題です。
2011年5月20日(金)-24日(火)の4泊5日の日程で実施された「沖縄編2011」には19名の方が参加されました。
「沖縄編2011」について
「伝統的ヨーガの理論と技術」のサイトに「沖縄編2011」のプログラムの詳細が掲載されています。
→ https://sites.google.com/site/hhyoga/okinawa2011
ご自分自身へのヨーガの有用性を十分に納得されている方たちに、1920年代からロナウラに集積されて来た学術的リソースをベースにして、ヨーガの伝統的な知識や技術への洞察と理解を深めてもらうことが、これらの合宿セミナーの目的です。
参照サイト: 伝統的ヨーガの理論と技術
合同アルバム
ウエブアルバムのPicasa上に、参加者のみなさんが撮られた写真を集めた合同アルバムが作成されています。
→ 2011JAPAN_Kudaka/Okinawa(沖縄編2011)
沖縄・久高島について(→ http://www.kudakajima.jp/)
沖縄の久高島は、日本に、大陸から「仏教」や「儒教」といった「大陸文化」が入ってくる前の、日本の・基底部分を知ることが出来る貴重な場所のひとつです。歴史的にも、現代的にも、いろいろな逸話のある場所です。
→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E9%AB%98%E5%B3%B6
久高島についての参考図書
日本人の魂の原郷 沖縄久高島 (集英社新書)
比嘉康雄 (著)
出版社/著者からの内容紹介
沖縄久高島に琉球王朝以前から連綿とつづいてきた女性神職者たちによる祭祀。それは、沖縄の古層、さらに日本人の魂の原郷をみごとに具現している。現代社会が失ったものを再発見できる一冊。
フィードバックの項目
【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガを始めたきっかけ
⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴
⑥ヨーガがご自分に持つ意味
【フィードバック】
1)「久高島交流館」の場所と環境
①環境と施設
②宿泊室/ホール
③食事について
2)講義について
①インド思想の概観
②ヨーガ・スートラ
③ハタ・ヨーガ
3)実習について
①プラーナーヤーマ
カパーラバーティ(クリヤー)
・バストリカー
・クンバカでのプラーナーヤーマ
②ムドラー
・3つのバンダ(ジャランダーラ・ウッディヤーナ・ムーラ)
・マハー・ムドラー
3)「沖縄編2011」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
②久高島探訪ガイド・ツアーのご感想(5月22日午後)
③ご自分にとって、久高島での合宿に参加したメリットがあったかどうか
④沖縄の役立つ情報などetc.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「沖縄編2011」のフィードバック・シリーズ(9)
大阪在住のM.S.さん(女性)
久高島の合宿は本当に有意義な時間でした。相方先生のヨーガ合宿で、あの土地へ、あのメンバーで、あの自然の中で、、、、学べたことは有益でした。改めまして、ありがとうございました。以下、フィードバックです。
【プロフィール】
①住んでいるところ
大阪の中心、梅田で生まれ育ちました。
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
一般事務や旅行業界の職に就いていました。現在は自宅隣にてヨーガ教室をしています。その他、カフェやアジア料理屋さんのお手伝いなどなどしております。
③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
ヨーガと旅。 瞑想。
④ヨーガを始めたきっかけ
ヨガというものが最近流行っていると知り、体型・体力維持の為にスタジオにいってみたら気持ちがよかったから。
⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴
約5年ですが、ヨーガ歴は約1年ほどです。
2010 穂高養生園
2010 ワンサニット
⑥ヨーガがご自分に持つ意味
客観的に自分を観れるようになってきた。心身のバランスをヨーガにより調えることができるようになった。
【フィードバック】
1)「久高島交流館」の場所と環境
①環境と施設
船着場から徒歩7・8分でしょうか。シーサーが見守りブーゲンビリアが咲く沖縄民家などの中を歩き交流館が見えてきます。久高島の中では大きな建物なので目立ちます。資料館があり久高島の歴史・文化を知ることができます。
シャワーは4つありましたが、女子の比率が完全に多い為夕方時には男性シャワー室も利用させてもらいました。
②宿泊室/ホール
宿泊部屋は4~5名一室の和室でした。私は4名で宿泊させていただきましたが広さもちょうどよく快適でした。
講義・実習ともにホールで行われましたが、実習時もかなりスペースに余裕がありました。時折、耳に入ってくる鳥の鳴き声・風の音・やさしい日差しがなんとも心地良い空間でした。
③食事について
久高島のお祭りイザイホーの儀式を行ったおばぁが毎食心のこもった沖縄料理を作ってくださいました。沖縄で有名なカラフルなお魚のグルクンやちょっと苦味のある苦菜を使った料理など、今まで食べたことのない料理もたくさんありました。毎食ワクワクしていました。
おばぁが私達に食事を提供することは、とても作り甲斐があり楽しいと最後に言ってくれました。感動です。
2)講義について
①インド思想の概観
ヴェーダの体系について押さえておくことでその中にあるヨーガや仏教の位置を把握しておくことは必要だと感じました。
②ヨーガ・スートラ
テッパンであるヨーガ・スートラ。今までの合宿では第1章・2章の説明を主にしてくださいました。何回も相方先生を通してヨーガ・スートラの解説をお聞きしていますが、回数を重ねているのと同時に、この久高島の力もあるのか、より深まった気がします。
第1章・2章でヨーガの土台・基盤を築き、そして、第3章へと進んでいく。第3章は、これから深めていきたいです。
③ハタ・ヨーガ
理論を学んだ上で、実習できることは大切ですね。合宿の醍醐味。安定して落ち着いていられることの重要性を再確認。
ハタ・プラディーピカーについての説明も相方先生を通してお聞きしたいです。
3)実習について
①プラーナーヤーマ
・カパーラバーティ(クリヤー)
2分間のカパーラーバーティは初めてでしたが、どんどん内圧が変化していくのが感じられ、終わった後、勝手に呼吸が止まっている間はとても静寂でした。
・バストリカー
日常でも練習を重ねていましたが、カパーラバーティを深めたこともあったせいか、途中のクンバカではバンダの感覚がいつもより微細でした。特にムーラバンダ。
・クンバカでのプラーナーヤーマ
クンバカ時のバンダの必要性を体感しました。
②ムドラー
・3つのバンダ(ジャランダーラ・ウッディヤーナ・ムーラ)
今回の合宿ではバンダをかなり意識してアーサナもプラーナーヤーマも行ったので、体内感覚がより高まりました。
・マハー・ムドラー
初めてのマハー・ムドラーでしたが、まずは安定して落ち着いていられる姿勢を保つことが大切だな、と改めて感じました。体内圧より肩の首の緊張が気になり、あまりバンダの感覚がわかりませんでした。日々の練習が必要です。
3)「沖縄編2011」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
久高島というと神聖な島で、相方先生より伝統的なヨーガの知識と技術を同じ目的を持ったメンバーと共に学べたことは
大きな収穫がありました。日常から離れ、久高島の土地のパワーを感じ、南国特有の草花、海、風の中で身を置きヨーガを学ぶことは、とても自然な流れであり、調和がとれていると体感いたしました。
都会の中で生まれ育った私にとってこういった時間は、メトロノームの揺れが少しずつ静まり、真ん中に戻り止まる。。。そんな感じでした。
②久高島探訪ガイド・ツアーのご感想(5月22日午後)
前日に久高島についてのドキュメンタリー映像も見せてもらっていたので、この島に昔からある独特な儀式、文化を予習できました。島案内のスタイルが「世界ふしぎ発見」のように質問形式で、ユーモアを交えながら多くの知識を私たちに伝えてくれた
Y.U.さん。より一層、久高島の魅力を知り得ました。島の祭事イザイホーで女性がバリ島のケチャダンスのような声を出しながら一列になり進んでいく姿が印象的でした。Y.U.さん曰く、その声は「胎盤をつぶせ」という、意味らしいです。興味深いです。
③ご自分にとって、久高島での合宿に参加したメリットがあったかどうか
とてもとても有益でした。伝統的なヨーガを集中的に学び、それが成功するにはその土地の持つ力も必要となる、と、先生がおっしゃっていました。
久高島。。。ベスト・スポットです。大阪に帰ってからも久高島パワーなのか、調子がとてもよかったです。
④沖縄の役立つ情報などetc.
久高島の船着き場のショップにあった「えらぶ粉」(滋養強壮に効く粉)は、お土産にいいかもしれません。かつおの粉のような味で味噌汁に入れたりして食します。友達夫婦にあげましたところ、すごいらしいです。
ヨーガ合宿後に、希望者を募って「斎場御嶽」へいきました。1グループ1200円でガイドさんがついてくれました。こちらも、とても神聖な場所でした。
ヨーガ合宿をご一緒できた皆様、久高島の皆様、素晴らしい時間を本当にありがとうございました。
以前より興味のあった久高島へ、相方先生のヨーガプログラムを通じて行けたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
伝統的なヨーガの体系を学んでいくこと、日々のヨーガの実践を積んでいくことの大切さを感じました。また、どこかでみなさまとお会いできることを楽しみにしております。ありがとうございました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2011年7月14日木曜日
沖縄編2011:久高島にて(9)
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