2011年7月24日日曜日

穂高編2011:穂高養生園にて(9)

日程:2011年6月3日(金)-14日(火)
会場:長野・穂高養生園
(→
http://www.yojoen.com


このシリーズは、6月に実施された長野・穂高養生園でのヨーガ合宿セミナー・シリーズ「穂高編2011」の話題です。 

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穂高養生園での合宿セミナー・シリーズは、今年で4回目になります。今年度は2011年6月3日(金)-14日(火)の日程で、
次の4つのプログラムが実施されました。

①6月3日(金)/5日(日):「ヨーガの歴史的背景」「ヨーガのコンセプト」
参加者23名+アシスタント1名
②6月6日(月)/8日(水):「アーサナ」「プラーナーヤーマ」
参加者13名+アシスタント1名
③6月10日(金)/12日(日):「プラーナーヤーマ」「ムドラー」
参加者17名+アシスタント2名
④6月12日(日)/14日(火):「ヨーガ・スートラ読解」「ハタ・ヨーガ文献」
参加者11名+アシスタント2名

今回は、「穂高編2011①②」に連続参加された神戸在住のK.N.さん(女性)のフィードバックです。

毎回、合宿セミナーに参加されたみなさんから戴くフィードバックは、たいへん貴重な資料となっています。ご理解とご協力に、深く感謝いたします。



「穂高編2011」について

「伝統的ヨーガの理論と技術」のサイトに「穂高編2011」のプログラムの詳細が掲載されています。
https://sites.google.com/site/hhyoga/okinawa2011


合同アルバム

ウエブアルバムのPicasa上に、参加者のみなさんが撮られた写真を集めた合同アルバムが作成されています。
2011JAPAN_Hodaka/Nagano(穂高編2011)


ご自分自身の体験から、ヨーガの有用性を十分に納得されて来た方が次に進むステップとしては、ヨーガの伝統的な知識や技術についての洞察をさらに、深めて行くことがあります。

わたしたちの課題は、ロナウラに集積されて来た伝統的ヨーガのリソースを活用しながら、日本のみなさんのために最適化された、効率的なヨーガの学習プログラムを構築して行くことです。

参照サイト:
伝統的ヨーガの理論と技術


穂高養生園について(→
http://www.yojoen.com
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7258-20

穂高養生園は1986年に設立された「セルフ・ケア」のための滞在型の療養施設です。

現代人の生活習慣病(こころとからだの不調)は、おもに誤った食事(過食・美食・偏食)運動不足、ストレスの3つのマイナス要因が原因と考えられます。そのため、「自分の健康を自分で守る」習慣を身に付けるには、毎日のライフ・スタイルをプラスに向ける動機付けを可能とする環境に身を置くことが、有利になります。

穂高養生園は、穂高の豊かな自然の中で、自然食や積極的運動、ヨーガやリラクセーションなどにより、内側にある自然治癒力を高め、身心に備わる癒しの力を活性化させる「場」を提供している施設です。


穂高養生園についての参考図書
穂高養生園の週末ごはん [単行本] 
穂高養生園の週末ごはんpic
福田 俊作 (著) 穂高養生園スタッフ (著)
単行本: 95ページ
出版社: 主婦と生活社 (2007/04)
ISBN-10: 4391133652
ISBN-13: 978-4391133653
出版社/著者からの内容紹介
長野県、安曇野市。緑豊かな森の中に、ひっそりとたたずむ「穂高養生園」。「自分の健康は自分で守る」をモットーに、心と体の総合的なケアを行うホリスティック宿泊施設として人気があります。毎日の忙しさで疲れた体を癒すために、全国から年間のべ3000人もの人々が訪れています。なんとなく体調がすぐれない人、病後の生活改善を望んでいる人、のんびりと体を休めたい人たち、、、。そんなゲストたちのいちばんの楽しみは、玄米と旬の野菜がたっぷりの、一汁三菜のおいしいごはんの時間。にんじんの麻の実あえ、豆腐の味噌漬け、車麩と野菜の肉じゃが風煮もの、、、「穂高養生園」の人気メニューが初めて一冊の本になりました。多くのゲストたちがずっと待ち望んでいた、四季の味覚を楽しむ献立集です。


フィードバックの項目

【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガを始めたきっかけ
⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴
⑥ヨーガがご自分に持つ意味

【フィードバック】
1)穂高養生園の場所と環境
①穂高の環境と養生園の施設
②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)
③食事について
④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応
2)講義について
①ヨーガのコンセプト
②アーサナの理論
③プラーナーヤーマの理論
④ヤマ・ニヤマの理論
3)実習について
①アーサナ
②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)
③ムドラー・バンダ
3)「穂高編2011②」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
②ヨーガについて理解が深まった点
③物足りなく思われた点
④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか
⑤今後期待されるヨーガ・プログラム 


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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「穂高編2011」のフィードバック・シリーズ(9)
神戸在住のK.N.さん(女性)


相方ひろし先生 ひで子先生、大変遅くなり申し訳ございません。フィードバックを作成いたしましたのでお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。


【プロフィール】

①住んでいるところ


兵庫県


②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと


ヨーガを教えさせていただいております。つい先日まではHOT YOGAのインストラクターでしたが、穂高での勉強が節目となり、このたびHOT YOGAはやめる事としました。

これからは今回学ばせていただいたことを私なりの形で、場所を借りてお伝えしていきたいと思っております。

また去年まで10年間税理士補助をしていました。


③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

趣味は映画鑑賞です。


④ヨーガを始めたきっかけ

20代慢性的な体調不良に悩んでいました。30代になってこのままではいけない。健康になりたい!と思いヨーガをはじめました。


⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴

ヨーガ暦は5~6年になります。プログラムへの参加は今回がはじめてです。


⑥ヨーガがご自分に持つ意味

毎日のリセット。どうやって生きていくか・・・道しるべ



【フィードバック】

1)穂高養生園の場所と環境

①穂高の環境と養生園の施設

マイナスイオンたっぷりのとても素敵な空間でした。

日々の喧騒から離れて、静かに時をすごせる場所でした。

①と②のあいだに原生林に行きました。緑の雰囲気がかわり、自然のパワーが満ち溢れていました。

もっと奥まで今度は歩いていきたいです。ちゃんとクマ除けベルを持って。。


②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)

森の家に宿泊させていただきました。川のせせらぎが最高のBGMでした。


木と人カフェホールの手作り感が素敵でした。2階にある窓の外のベンチ?で足をブラブラ~としながら、緑を眺めるのは気持ちがよかったです。


③食事について

1日2食の生活は新鮮でした。毎食愛情たっぷり手のこんだ食事は見ても楽しく!そして本当に美味しかったです!


④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応

スタッフのみなさんとても優しくて素敵な方ばかりで、気持ちよく過ごさせていただきました。



2)講義について

①ヨーガのコンセプト

なんとなくしか分からなかったものが、ようやく自分のなかで少し整理されたと思います。

インドの歴史は学校でも習ってきたはずですが、お恥ずかしい話はじめて理解しました。

ヒンドゥー教のこと等、とても分かりやすく、スッキリしました。体系化されたインド哲学に感心してしまいました。


②アーサナの理論
③プラーナーヤーマの理論


静かに座ることのできる身体をつくる。深層の筋肉を使うことの大切さ。なぜやっているか?

教科書的に答えることしかできなかったことも、やっと理解した上で、これからは答えられるようになった、と思います。


④ヤマ・ニヤマの理論

何故まずヤマ・ニヤマなのか。日常生活の過ごし方が大事ということも改めて納得させられました。



3)実習について

①アーサナ


シャワアーサナでは先生の心地よい声に導かれ、本当にリラックスしていました。

ステラ・スッカ・・・力を抜くことの難しさ。。
骨盤をしめることの大切さ。。。
足首の柔軟性の大切さ。。を実感しました。

穂高から帰ってから、足首の柔軟を毎日心がけ、開脚など骨盤をひらくことをしなくなったら、腰の歪みが少し改善されているようにおもいます。


②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)

一日に何度も実習をするからだと思いますが、カパーラバーティの後の自己観察の時間に、自然なる呼吸停止を味わうのがいつも以上に心地よかったです。


③ムドラー・バンダ

ようやくウディヤーナ・バンダをつかめてきた気がしました。洗濯バサミのおかげです。


3)「穂高編2011②」の総括

①プログラム全体の総括的なご感想

勉強する環境の大切さ、そして集中して勉強することの大切さを感じました。

よい環境で朝から晩までヨーガ三昧の生活はとても有意義な時間でした。

早朝のメディテーションはとてもすがすがしい初体験でした。


②ヨーガについて理解が深まった点

毎日することの大切さ。ドゥッカ・トラヤ・・・私の心に響きました。

4次元の意識。真我(プルシャ)という言葉は今までも見聞きしておりましたが、今回はじめて理解できました!

ようやくスートラの言葉が、私にもなじみやすくなってきたように思います。
ヨーガの生きる智慧をただ学ぶだけでなく、日々の生活で実践していけるようにしていきたいです。


③物足りなく思われた点

なし


④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか

参加させていただき、本当によかったと思っています。

今この時期に学べたことは 私にとって大きな意味がありました。

先生のお話の中では 耳にイタイことも沢山ありました。でもおかげで私自身も少し最適化することができました。そしてご一緒させていただいた方々との交流も、とても大きなメリットでした。

特に①②と続けてご一緒させていただいた方々には、大変お世話になりました。

普段の生活ではお会いする接点もなかったかもしれない方々と共に時を過ごして、いろんなお話ができて楽しかったです。ありがとうございました。


⑤今後期待されるヨーガ・プログラム

続きの③④。


☆☆☆☆☆

相方ひろし先生、ひで子先生、大変お世話になりました。難しいお話を分かりやすく説明していただき、本当にありがとうございました。

そして11月のワンサニットは参加させていただけることに感謝いたします。また違った環境で集中して勉強できることを楽しみにしております。

どうぞよろしくお願いいたします。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2011年7月22日金曜日

穂高編2011:穂高養生園にて(8)

日程:2011年6月3日(金)-14日(火)
会場:長野・穂高養生園
(→
http://www.yojoen.com


このシリーズは、6月に実施された長野・穂高養生園でのヨーガ合宿セミナー・シリーズ「穂高編2011」の話題です。 

 DSC02310

穂高養生園での合宿セミナー・シリーズは、今年で4回目になります。今年度は2011年6月3日(金)-14日(火)の日程で、次の4つのプログラムが実施されました。

①6月3日(金)/5日(日):「ヨーガの歴史的背景」「ヨーガのコンセプト」
参加者23名+アシスタント1名
②6月6日(月)/8日(水):「アーサナ」「プラーナーヤーマ」
参加者13名+アシスタント1名
③6月10日(金)/12日(日):「プラーナーヤーマ」「ムドラー」
参加者17名+アシスタント2名
④6月12日(日)/14日(火):「ヨーガ・スートラ読解」「ハタ・ヨーガ文献」
参加者11名+アシスタント2名

今回は、「穂高編2011①②③」に連続参加された東京在住のS.M.さん(男性)のフィードバックです。

毎回、合宿セミナーに参加されたみなさんから戴くフィードバックは、たいへん貴重な資料となっています。ご理解とご協力に深く感謝いたします


「穂高編2011」について


「伝統的ヨーガの理論と技術」のサイトに「穂高編2011」のプログラムの詳細が掲載されています。
https://sites.google.com/site/hhyoga/okinawa2011


合同アルバム

ウエブアルバムのPicasa上に、参加者のみなさんが撮られた写真を集めた合同アルバムが作成されています。
2011JAPAN_Hodaka/Nagano(穂高編2011)


ご自分自身の体験から、ヨーガの有用性を十分に納得されて来た方が次に進むステップとしては、ヨーガの伝統的な知識や技術についての洞察をさらに、深めて行くことがあります。

わたしたちの課題は、ロナウラに集積されて来た伝統的ヨーガのリソースを活用しながら、日本のみなさんのために最適化された、効率的なヨーガの学習プログラムを構築して行くことです。

参照サイト:
伝統的ヨーガの理論と技術


穂高養生園について(→
http://www.yojoen.com
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7258-20

穂高養生園は1986年に設立された「セルフ・ケア」のための滞在型の療養施設です。

現代人の生活習慣病(こころとからだの不調)は、おもに誤った食事(過食・美食・偏食)運動不足、ストレスの3つのマイナス要因が原因と考えられます。そのため、「自分の健康を自分で守る」習慣を身に付けるには、毎日のライフ・スタイルをプラスに向ける動機付けを可能とする環境に身を置くことが、有利になります。

穂高養生園は、穂高の豊かな自然の中で、自然食や積極的運動、ヨーガやリラクセーションなどにより、内側にある自然治癒力を高め、身心に備わる癒しの力を活性化させる「場」を提供している施設です。


穂高養生園についての参考図書
穂高養生園の週末ごはん [単行本] 
穂高養生園の週末ごはんpic
福田 俊作 (著) 穂高養生園スタッフ (著)
単行本: 95ページ
出版社: 主婦と生活社 (2007/04)
ISBN-10: 4391133652
ISBN-13: 978-4391133653
出版社/著者からの内容紹介
長野県、安曇野市。緑豊かな森の中に、ひっそりとたたずむ「穂高養生園」。「自分の健康は自分で守る」をモットーに、心と体の総合的なケアを行うホリスティック宿泊施設として人気があります。毎日の忙しさで疲れた体を癒すために、全国から年間のべ3000人もの人々が訪れています。なんとなく体調がすぐれない人、病後の生活改善を望んでいる人、のんびりと体を休めたい人たち、、、。そんなゲストたちのいちばんの楽しみは、玄米と旬の野菜がたっぷりの、一汁三菜のおいしいごはんの時間。にんじんの麻の実あえ、豆腐の味噌漬け、車麩と野菜の肉じゃが風煮もの、、、「穂高養生園」の人気メニューが初めて一冊の本になりました。多くのゲストたちがずっと待ち望んでいた、四季の味覚を楽しむ献立集です。


フィードバックの項目

【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガを始めたきっかけ
⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴
⑥ヨーガがご自分に持つ意味

【フィードバック】
1)穂高養生園の場所と環境
①穂高の環境と養生園の施設
②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)
③食事について
④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応
2)講義について
①ヨーガのコンセプト
②アーサナの理論
③プラーナーヤーマの理論
④ヤマ・ニヤマの理論
3)実習について
①アーサナ
②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)
③ムドラー・バンダ
3)「穂高編2011②」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
②ヨーガについて理解が深まった点
③物足りなく思われた点
④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか
⑤今後期待されるヨーガ・プログラム 

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「穂高編2011」のフィードバック・シリーズ(8)
東京在住のS.M.さん(男性)


相方先生、穂高では大変お世話になりました。だいぶ遅くなってしまいましたが、フィードバックを送らせていただきます。よろしくお願いします。


【プロフィール】

①住んでいるところ

東京都杉並区


②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと

会社員です。資産運用(株式投資)の仕事を20年あまりしています。


③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

ヨーガの学びを深めること
子供たちが幸せに暮らせる社会を創ること


④ヨーガを始めたきっかけ

13年前、杉並区主催の「働く人のためのヨーガ教室」に参加したのが起点です。


⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴

相方先生には、たしか2000年にガロテ先生が日本ヨーガ禅道友会の夏期研修会にお出でになったときにお目にかかりました。その時は1週間休みがとれず2~3日だけで後ろ髪を引かれながら研修所を後にした記憶がありました。


⑥ヨーガがご自分に持つ意味

資産運用の仕事は、損得がリアルタイムに計算されるストレスの多い仕事ですが、ヨーガの知恵のおかげで無事続けてくることができました。



【フィードバック】

1)穂高養生園の場所と環境

①穂高の環境と養生園の施設
②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)

とても快適でした。
滞在させていただくだけで、ゆったりとした心持ちになれました。


③食事について

こんなに手をかけた美味しい食事を毎日いただけて幸せでした。


④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応

暖かくお世話していただきセミナーに集中することが出来ました。

2)講義について

これまで学んできたことを整理し、さらにたくさんの新たな智慧を学ばせていただくことが出来ました。


3)実習について

基本がスティラ・スッカにあることを再確認させていただいたことは大きな収穫でした。

これを基礎として、今後もしっかり実習を積み重ねていきたいと思っています。


3)「穂高編2011③」の総括

①プログラム全体の総括的なご感想

たいへん有益でした。

②ヨーガについて理解が深まった点

今回学ばせていただいた多くのことの中でも、「スティラ・スッカ」「最適化」の2つがキーワードであったと感じています。

この2つを肝に銘じて実習を続けていきたいと思っています。


③物足りなく思われた点

ありません。


④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか

自分にとって、この時期に穂高で学ばせていただけたことは、とてもタイムリーであり、有益でした。

⑤今後期待されるヨーガ・プログラム

来年も是非開催していただければと思います。今年学ばせていただいたことを、自分なりに深め、来年またチェックすることが出来れば有り難いです。

ご指導ありがとうございました。



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2011年7月17日日曜日

日本での活動2011年5月・6月


こんにちは!!
みなさん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
日本は、早く梅雨が明けましたね。

今年も、何かと暑い夏、になりそうですね。

わたしたちは、6月29日(水)に今年の日本での活動を無事に終えて、バンコクのオフィスに戻りました。

こちらバンコクは雨季ですが、暑い気配です。今年は暑い、と、うちのスタッフも言っています。

それでも、雨季ですから、雨が降ると、天然水冷クーラーで、一気に涼しくなるのですが、降らないと蒸します。低温サウナに入っているような状態です。

先々週から仕事先のシーナカリンヴィロード大学哲学宗教学科での
通常クラスも始まりました。27名の受講生のみなさんと楽しくやっています。

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さて、今年5月・6月の日本での活動の総括です。

毎年、6月に日本でヨーガのセミナーをすることになって4年目。今年は、3月に大震災があったため、確かに、日本全体の空気が一変していました。

ヨーガの関係でも、今までヨーガをしていた人だけでなく、何となくヨーガが気になっていた人たちも、もう一歩深くヨーガについて知りたい、という気持ちが強くなっているように感じられました。

わたしたちは長くインドやタイで生活して来ていますが、日本との大きな違いは、こちらは政府が信用できないし、しばしば問題山積みの社会が不安定になるので、あまり国や政府に頼らすに、自分たちで自分自身を守る生き方がふつうです。

インドやタイでは、まず、自分たちの財産は、親族で集まり力を合わせて守りますし、いろいろな悩みがあったら、日頃から馴染みの僧侶に相談事を持っていくのが習慣です。

また、医療制度や保険制度が十分でないし、医療自体のレベルが低いので、自分の健康は自分で守る、という意識が強いです。

そして、何かと、この世で生きるのは大変なことだから、健康を維持しつつ、且つ、生きているうちに高い精神性を目指す、というのが、意識の高い人たちの志向性です。

こちらでは、そういう人たちに、ヨーガも大きな関心を持たれています。
ヨーガには、長い歴史に裏付けられた、ひとが人生の問題を最小限に抑えながら生きて行く知恵が蓄積されていますから。

日本でも、今回の自然災害と原発事故で、今までと違うレベルの問題意識を持つ人たちが増えているように思います。

日本には、他国からの侵略、異教徒の侵入、長引く内乱や内戦といった世界史的な問題が無い代りに、定期的に、地震や津波や火山噴火による自然災害の試練がやって来ます。

そのような自然災害が来るたびに、内省を深め、さらに自然を理解し、さらに自然と共存するように前に進む、というのが、日本人の生きてきた道に思えます。

外の自然は、技術的にある程度制御出来ますが、内なる自然は、ヨーガで理解を深め(自覚の技術)、自ら制御する(自己修養の技術)、というのが、東洋人が生きて来たアプローチに思えます。



1)沖縄・久高島セミナー

今年2度目の開催となった、沖縄・久高島では5月20日(金)から24日(火)の4泊5日の合宿セミナー「沖縄編2011」が実施されました。

IMG_0468

沖縄編2011
https://sites.google.com/site/hhyoga/okinawa2011


参加者19名の方全員がリピーターで、特に、タイの「ワンサニット・アシュラム」での10日間の専門コース「ワンサニット2009」「ワンサニット2010」に参加された方が11名で、日本での再会に親睦を深められた方々も
多かったようです。

沖縄・久高島は、歴史的にも、現代的にも、いろいろな逸話のある場所ですね。

参加者の方々も、久高島自体にも大変興味を持って来られており、伝統的ヨーガの勉強を深めるには、とても恵まれた条件だったと思います。

参加者の方のフィードバックがこのブログにまとめてあります。
→ カテゴリ
[沖縄編] 


今回のコースはリピーターの方ばかりだっだので、次のステップとして、実習ではムドラーとバンダを集中して練習して行きました。

そして、参加者の方たちに、ご自分の進度に合わせて、それらを日常の練習に取り入れてもらうようにガイドしました。

また、プラーナーヤーマでも、次のステップとして、1:2:2と、クンバカを入れての練習を試みました。

合宿のような環境設定があると、十分にリラックスしてプラーナーヤーマも深まりますが、日常生活に戻ると、なかなか1:2:2を10回繰り返すのが難しい
ことは、実習を続けて行くと感じられると思います。

こういった自覚が、
まず自分自身がヨーガを続けて行くことの出来る環境を整えること、つまり、あせらずに、いつも身の回りの身辺整理を心掛けることが、次のレベルに自分のヨーガを進めるポイントとなることへの理解につながるのでしょう。



2)長野・穂高セミナー

長野の穂高にある穂高養生園での合宿セミナーは、今年で4年目になりました。

DSCF4467

穂高編2011
https://sites.google.com/site/hhyoga/hotaka2011

穂高の方では、長く休みを取ることがなかなか難しい日本の方に合わせて、今年も、学習モジュール別に2泊3日の4つの合宿セミナーの組み合わせで、全体のプログラムが組み立てられました。

今年も2泊3日のプログラムをいくつか組み合わせて、受講された方も数名おられました。

4つのプログラムの延べ参加者数は、アシスタントの方を含めて70名でした。

参加者の方のフィードバックをブログの方にまとめてあります。
カテゴリ
[沖縄編]



養生園の木造りの「木と人ホール」は、本当に気持ち良く、ヨーガの実習をするのに最適なホールと思います。

このホールを作ってくれた方々に感謝の気持ちと、今年も「今ここにいる」ことを嬉しく思って、過ごしていました。

最初の一般コースは、ほとんどの方が初対面で、また、ヨーガが始めてという方や、医療関係者、ふつうのお勤めや、ベーカリー経営、自営業の方など、いろいろな方が参加されました。

一般のコースは、参加者も23名と多いので、宿舎の「森の家」や「里の家」との移動の時間や、入浴にも時間をゆっくりと取って、なるべく穂高の自然に触れて楽しんでもらうようにスケジュールが組まれています。

初めての参加者の方には、最初、どうしてもサンスクリットの名前や用語が耳慣れないようですが、講義が進んで行くにつれ、ヨーガの全体像が少し見えてきた! インドのヨーガの位置している所が解った! といった、前向きなフィードバックを戴きました。


☆☆☆☆☆

沖縄・久高島も長野・穂高のセミナーも
梅雨中ながら天候に恵まれ、全日程が無事に進行したのも、交流館や養生園のスタッフの方々のきめ細やかなサポートと、アシスタントとして参加して下さった方たちのご助力があってのことと、深く感謝しております。

また、このようなヨーガのプログラムで大切なことは、
見えない力も味方に付いてもらうことですね。

ヨーガのセミナーをインドの外でする場合には、ヨーガの大本であるパタンジャリさんやゴーラクシャナータさん、
さらには、諸々のインドの神々にそっぽを向かれないよう、とても注意が必要です!

そして、たくさんの神様がいらっしゃる神の島・久高島でも、また、穂高の有明山神社の麓にある養生園でも、
それぞれの地元の神々のご機嫌を損ねることのない様、いつも、正しい意図をもって、正しい行いを心がけること!

これが、参加される側にも、運営する側にも、
どちらにも有益で、みなさんの願望が成就する秘訣! と思われます。



3)東京事務所にて


6月26日(日)の午後、
東京・目黒の「ロナウラ・ヨーガ研究所・東京事務所」で、「アマナスカ・ヨーガ」をテーマにしたセミナーがありました。

東京事務所20110626s

主題:「アマナスカ・ヨーガを語る:ヨーガの伝統文献の世界」
日時:2011年6月26日(日)午後1時ー4時
場所:ロナウラ・ヨーガ研究所・東京事務所
対象:「ロナウラ・ヨーガ研究所(インド)」のメンバーの方


このプログラムは、
「ロナウラ・ヨーガ研究所(インド)」のメンバーシップに参加されている方を対象としたイベントで、20名の参加者の方がありました。

この本は、今年1月17日の
「第6回ガロテ博士記念セミナー」で出版発表された新しい本です。

amanaska1

「アマナスカ(amanaska)」を直訳すると、「無心」「心を超えた」という意味で、インドでは大いに盛り上がる、
大人気のテーマです。

1月17日のロナウラでのセミナーでも、「アマナスカ」のテーマにゲスト講師連は大変盛り上がり、それぞれの立場から、思い思いに「心の向こう側」についての考えを熱心に述べられていたことを、今でも鮮明に思い出します。

ただ、日本でこういう話題を取り上げるには、やはり、
その背景となる状況をある程度分かっていることが必要となるので、インドの精神文化の背景や、ヨーガの伝統文献を通して心について考えることがどういうことか、などの解説が入りました。

ややむつかしいテーマなのですが、
「ロナウラ・ヨーガ研究所(インド)」が精力的に進めているヨーガの伝統文献の研究と出版活動の意義について理解を深めていただく機会を持ちたいと思ったのです。

今後も、「ロナウラ・ヨーガ研究所(インド)」のメンバーシップに
参加され、研究の活動を支援して下さっている日本のメンバーの方たちを対象としたプログラムを増やして行きたい意向です。

よろしく、ご理解とご支援をお願いしたいと思います。



4)第1回・第2回翻訳会議

また、東京事務所では、5月15日(日)と6月19日(日)の2回、
第1回・第2回の翻訳会議が開かれました。

参加メンバーは、
近年カイヴァリヤダーマ研究所に短期・長期留学した卒業生が中心で、また、出版関係に従事している方にもご参加願いました。

テーマは、カイヴァリヤダーマ研究所とロナウラ・ヨーガ研究所の
出版物の、日本語版の出版計画でした。

ずいぶん前から構想はあったのですが、ようやく、ロナウラのテキストの日本語訳出版に向けての準備がスタートしたところです。

ロナウラのテキスト・文献は、一般に出回っているヨーガ本とは異なり、
学術書・研究書・教科書レベルのテキストです。それらの日本での出版に関して、いろいろな意見が取り交わされ、有益なミーティングとなりました。

ヨーガについての真剣な関心が高めるにつれ、
今後、ますますロナウラ系のテキストの日本語版へのニーズも高まって行くと思われますので、スムーズな作業の進行を望んでおります。



相方ひでこ(HH)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2011年7月15日金曜日

穂高編2011:穂高養生園にて(7)

日程:2011年6月3日(金)-14日(火)
会場:長野・穂高養生園
(→
http://www.yojoen.com


このシリーズは、6月に実施された長野・穂高養生園でのヨーガ合宿セミナー・シリーズ「穂高編2011」の話題です。 

DSC02303

穂高養生園での合宿セミナー・シリーズは、今年で4回目になります。今年度は2011年6月3日(金)-14日(火)の日程で、次の4つのプログラムが実施されました。

①6月3日(金)/5日(日):「ヨーガの歴史的背景」「ヨーガのコンセプト」
参加者23名+アシスタント1名
②6月6日(月)/8日(水):「アーサナ」「プラーナーヤーマ」
参加者13名+アシスタント1名
③6月10日(金)/12日(日):「プラーナーヤーマ」「ムドラー」
参加者17名+アシスタント2名
④6月12日(日)/14日(火):「ヨーガ・スートラ読解」「ハタ・ヨーガ文献」
参加者11名+アシスタント2名

今回は、「穂高編2011③④」に参加された神戸在住のN.I.さん(女性)のフィードバックです。


「穂高編2011」について

「伝統的ヨーガの理論と技術」のサイトに「穂高編2011」のプログラムの詳細が掲載されています。
https://sites.google.com/site/hhyoga/okinawa2011


合同アルバム

ウエブアルバムのPicasa上に、参加者のみなさんが撮られた写真を集めた合同アルバムが作成されています。
2011JAPAN_Hodaka/Nagano(穂高編2011)


ご自分自身の体験から、ヨーガの有用性を十分に納得されて来た方が次に進むステップとしては、ヨーガの伝統的な知識や技術についての洞察をさらに、深めて行くことがあります。

わたしたちの課題は、ロナウラに集積されて来た伝統的ヨーガのリソースを活用しながら、日本のみなさんのために最適化された、効率的なヨーガの学習プログラムを構築して行くことです。

参照サイト:
伝統的ヨーガの理論と技術


穂高養生園について(→
http://www.yojoen.com
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7258-20

穂高養生園は1986年に設立された「セルフ・ケア」のための滞在型の療養施設です。

現代人の生活習慣病(こころとからだの不調)は、おもに誤った食事(過食・美食・偏食)運動不足、ストレスの3つのマイナス要因が原因と考えられます。そのため、「自分の健康を自分で守る」習慣を身に付けるには、毎日のライフ・スタイルをプラスに向ける動機付けを可能とする環境に身を置くことが、有利になります。

穂高養生園は、穂高の豊かな自然の中で、自然食や積極的運動、ヨーガやリラクセーションなどにより、内側にある自然治癒力を高め、身心に備わる癒しの力を活性化させる「場」を提供している施設です。


穂高養生園についての参考図書
穂高養生園の週末ごはん [単行本] 
穂高養生園の週末ごはんpic
福田 俊作 (著) 穂高養生園スタッフ (著)
単行本: 95ページ
出版社: 主婦と生活社 (2007/04)
ISBN-10: 4391133652
ISBN-13: 978-4391133653
出版社/著者からの内容紹介
長野県、安曇野市。緑豊かな森の中に、ひっそりとたたずむ「穂高養生園」。「自分の健康は自分で守る」をモットーに、心と体の総合的なケアを行うホリスティック宿泊施設として人気があります。毎日の忙しさで疲れた体を癒すために、全国から年間のべ3000人もの人々が訪れています。なんとなく体調がすぐれない人、病後の生活改善を望んでいる人、のんびりと体を休めたい人たち、、、。そんなゲストたちのいちばんの楽しみは、玄米と旬の野菜がたっぷりの、一汁三菜のおいしいごはんの時間。にんじんの麻の実あえ、豆腐の味噌漬け、車麩と野菜の肉じゃが風煮もの、、、「穂高養生園」の人気メニューが初めて一冊の本になりました。多くのゲストたちがずっと待ち望んでいた、四季の味覚を楽しむ献立集です。


フィードバックの項目

【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガを始めたきっかけ
⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴
⑥ヨーガがご自分に持つ意味

【フィードバック】
1)穂高養生園の場所と環境
①穂高の環境と養生園の施設
②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)
③食事について
④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応
2)講義について
①ヨーガのコンセプト
②アーサナの理論
③プラーナーヤーマの理論
④ヤマ・ニヤマの理論
3)実習について
①アーサナ
②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)
③ムドラー・バンダ
3)「穂高編2011②」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
②ヨーガについて理解が深まった点
③物足りなく思われた点
④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか
⑤今後期待されるヨーガ・プログラム 


DSC02206

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「穂高編2011」のフィードバック・シリーズ(6)
神戸在住のN.I.さん(女性)

【プロフィール】

①住んでいるところ

兵庫県西宮市。
六甲山、夙川からの風が吹き抜ける所です。


②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと

2009年まで20余年ブティック経営。
その傍らヨーガ講師として5年。


③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

関心は自己とヨーガの係わりを深めていくこと。

ヨーガの学びを深めたくブティック経営からLife Workをヨーガに移しました。


④ヨーガを始めたきっかけ

22歳の時、仙骨骨折の大事故を経験。

大好きな仕事(ブティック)を継続、存続の為にも「しなやかに動ける心と身体」が自身の長年のテーマでした。

その日々の延長線上で、自然にヨーガと出会い繋がりました。


⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴

ヨーガ歴7年
2010 穂高編①②


⑥ヨーガがご自分に持つ意味

日々の生活がヨーガで成り立っています。

直感的に「大好き」だけで繋がったヨーガが、具体的な日々の実践と、知的な学びと裏付けながら、確実に「私」が確立されつつあるのを実感しています。(遅々たる歩みですが・・・)


【フィードバック】

1)穂高養生園の場所と環境

①穂高の環境と養生園の施設

今年は雨の穂高を体験。
静かな雨音。
天の恵みを受け雨に洗われ輝きを増す深い山の緑。

雨上がりの朝もやにけむる養生園を囲む山々は、不思議な空気に包まれ、一枚の絵画を見ているようで、しばし足が止まりました。


②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)

宿泊した森の家1号室は、ロフト付きのガラス窓の大きなSpaceの3人部屋。

実習・講義に使う「木と人カフェホール」はその名の通り、外観・内観共に自然と調和した建物。

双方「私も自然の一部」と感じる施設は“心地好い”の一言に尽きます。

③食事について

ホールの前のハーブ・ガーデンは昨年は完成したばかり。

土の中に眠っていたのは、忘れな草・マリーゴールド・デイジー・ラベンダー・タイム etc. 今年は見事に咲き揃い、1年間の成長に目を見張りました。

大きな葉の上にキラキラ光る朝露をのせたラングワートは、余りに綺麗でかわいく、毎朝声をかけてホールに通いました。

ガーデンのルバーブを使ったジャム、シナモンのきいたスイーツは忘れられない一品です。

毎回採りたての食材の説明と、調理の手順の説明を伺い、作り手の顔が見えるお食事を頂けることは何よりの贅沢です。


④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応

タイトなスケジュールを、ハードと感じさせないスタッフの方々の心遣いと配慮で、日々を支えていただきました。

自家製のバジルとラベンダーのハーブ・サウナでは、9時に入るために夕刻から薪をくべて準備を整え、すべてに時間と手間をかけていただき、本当に感謝です。
 
 
2)講義について

①ヨーガのコンセプト

今年の私自身の学びとなったのは、「Sadhaka(人物)」。

私の人格や人間性が最重要であり、人格の統合レベルを常に高めること。

日々24時間、自分のリズムにあわせてどう的確に運用していくか・・・・

ヨーガに携わる自身の基礎部分が固まり、方向性が見えてきたように思います。


②アーサナの理論

日々実践しているアーサナは運動ではなく、姿勢(心構え)であること。

瞑想が前提であり、「心と身体の安定(統合状態)」=「とどまること」を生理学的、心理学的解釈でアーサナをひも説く事。

ハタ・ヨーガ教典との比較もとても興味深かったです。


③プラーナーヤーマの理論

自律系の最適化。

プラーナヤーマの技法は身体から心へのアプローチ、繰り返すことにより深まること。

一定の枠組みに入れこみ、敢えて自律神経失調状態をつくり、ホメオスタシス(恒常性機能)を高めている・・・・という説明がとてもわかり易かったです。


④ヤマ・ニヤマの理論

日常生活の行動に一定の方向性を与え、「心の健康」を促進する方法。

自分で抱え込み、捉われることの多い我々にとって、自己を解放し、弱さを自己コントールする方法として常に確認する必要を感じました。



3)実習について

①アーサナ


ヨーガと並行して、筋肉と関節に負担をかけない身体の使い方を学んでいます。

絶えず自身にとって無理がない、よい加減を内観する意識を持っていますが、ついつい 身体が過剰に伸びすぎる傾向があり、筋肉質な身体もあいまって、力を使っているように見受けられます。

アーサナは刺激の「型」であることを心に留めて、筋緊張のコントールを最適に行い、緊張と弛緩のリズムを繰り返し、全体的な快適感覚を磨いていきたいです。

今働きかけていることに集中し、頭を身体からはずし、心を無辺なるものに合一していけるよう、薫習していきたいです。


②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)

カパーラバーティは呼吸筋を粗く使っていた部分を認識し、訂正しました。

頃から肺の中の空気を、残気を残さず吐ききる習慣が大切であること。

体内の働きかけが拡がり、吸気がupすること。

特にバストリカーではバンダ・クンバカの細かな注意点を押さえることによって、呼吸筋の扱い方がlevel upできたと思います。

制御された呼吸と、自然な呼吸の繰り返しを深めていくこと。

枠組みバリエーションの拡げ方などの学びが多く、いつもプラーナヤーマの時間が楽しみでした。


③ムドラー・バンダ

今年は「法則を理解して、操作すること」の理解が深まり、文献で比較しながら学んだことで実習する時の意識が変わり、大きくlevel up出来ました。

トリ・バンダで適切な場所に内圧がかけられた時の、中心に向かう感覚が新鮮でした。

日常生活でも絶えずムーラをあげる感覚は習慣化したいものです。

相方先生命名の“バンダ・マスター”は、クラスのみなさんも扱い方が徐々に上手になり、効果upにつながる必須アイテムです。



3)「穂高編2011③④」の総括

①プログラム全体の総括的なご感想

去年初めて受けたセミナーでヨーガの枠組み、概論を学び、スタートラインに立ちました。

今年はヨーガに携わる日々の気づきに、学術的・科学的な裏付けが必要であり、伝統的な確かな学びを積み上げる事が、私自身を確固たるものに導いてくれる、と確信しました。

学びの必要性と、学べることの幸せを実感いたしました。


②ヨーガについて理解が深まった点

インドの思想。

哲学体系をその歴史からひも説き、今その全体の中に自分がどの位置にいるのか捉える事が出来ました。

神戸Meetingで復習した結果、大きな枠組みの中で断片的に学んだことが少しずつ整理され、まとまりました。


③物足りなく思われた点

心の可能性を論じた「禁断の章」、ヨーガ・スートラ3章の扉がひらきかけた状態・・・

次回のセミナーに期待します。


④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか

多いにあり感謝です。

断片的に学んできたことがつながり、拡がっていく・・・日々繰り返し実践している内容が、より深まっていく・・・

まだまだ学びの入り口ですが、「もっと学びたい!」意欲・エネルギーが増してまいりました。

日々感じる多くの気づきに、確かな裏付けを頂いたことに感謝申し上げます。


⑤今後期待されるヨーガ・プログラム

11月のタイ・ワンサニットに心して参加させて頂きます。

10日間の集中期間。ワイルドな環境に於いて、よい学びの時を迎えられるよう、その時までコツコツ励みます。


末筆になりましたが、穂高で同じ時間を共に過ごした皆様、いつか再会の時を心待ちにしつつ、猛暑の折ご自愛くださいませ。。。

相方先生 秀子先生
あるパターンに偏り、固まりがちな自分の世界を溶かし、思い込みを訂正し、自分の堅い壁がシームレスに動いていくよう・・・日々努め歩みます。

11月の再会を楽しみしております。
感謝をこめて・・・

N.I.


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穂高編2011:穂高養生園にて(6)

日程:2011年6月3日(金)-14日(火)
会場:長野・穂高養生園
(→
http://www.yojoen.com


このシリーズは、6月に実施された長野・穂高養生園でのヨーガ合宿セミナー・シリーズ「穂高編2011」の話題です。 

DSC02314

穂高養生園での合宿セミナー・シリーズは、今年で4回目になります。今年度は2011年6月3日(金)-14日(火)の日程で、次の4つのプログラムが実施されました。
 
①6月3日(金)/5日(日):「ヨーガの歴史的背景」「ヨーガのコンセプト」
参加者23名+アシスタント1名
②6月6日(月)/8日(水):「アーサナ」「プラーナーヤーマ」 
参加者13名+アシスタント1名
③6月10日(金)/12日(日):「プラーナーヤーマ」「ムドラー」
参加者17名+アシスタント2名
④6月12日(日)/14日(火):「ヨーガ・スートラ読解」「ハタ・ヨーガ文献」 
参加者11名+アシスタント2名 

今回は、「穂高編2011③④」に参加された千葉在住のC.K.さん(女性)のフィードバックです。


「穂高編2011」について

「伝統的ヨーガの理論と技術」のサイトに「穂高編2011」のプログラムの詳細が掲載されています。
https://sites.google.com/site/hhyoga/okinawa2011


合同アルバム

ウエブアルバムのPicasa上に、参加者のみなさんが撮られた写真を集めた合同アルバムが作成されています。
2011JAPAN_Hodaka/Nagano(穂高編2011)


ご自分自身の体験から、ヨーガの有用性を十分に納得されて来た方が次に進むステップとしては、ヨーガの伝統的な知識や技術についての洞察をさらに、深めて行くことがあります。

わたしたちの課題は、ロナウラに集積されて来た伝統的ヨーガのリソースを活用しながら、日本のみなさんのために最適化された、効率的なヨーガの学習プログラムを構築して行くことです。

参照サイト:
伝統的ヨーガの理論と技術


穂高養生園について(→
http://www.yojoen.com
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7258-20 

穂高養生園は1986年に設立された「セルフ・ケア」のための滞在型の療養施設です。

現代人の生活習慣病(こころとからだの不調)は、おもに誤った食事(過食・美食・偏食)運動不足、ストレスの3つのマイナス要因が原因と考えられます。そのため、「自分の健康を自分で守る」習慣を身に付けるには、毎日のライフ・スタイルをプラスに向ける動機付けを可能とする環境に身を置くことが、有利になります。

穂高養生園は、穂高の豊かな自然の中で、自然食や積極的運動、ヨーガやリラクセーションなどにより、内側にある自然治癒力を高め、身心に備わる癒しの力を活性化させる「場」を提供している施設です。 


穂高養生園についての参考図書
穂高養生園の週末ごはん [単行本]
穂高養生園の週末ごはんpic
福田 俊作 (著) 穂高養生園スタッフ (著)
単行本: 95ページ
出版社: 主婦と生活社 (2007/04)
ISBN-10: 4391133652
ISBN-13: 978-4391133653
出版社/著者からの内容紹介
長野県、安曇野市。緑豊かな森の中に、ひっそりとたたずむ「穂高養生園」。「自分の健康は自分で守る」をモットーに、心と体の総合的なケアを行うホリスティック宿泊施設として人気があります。毎日の忙しさで疲れた体を癒すために、全国から年間のべ3000人もの人々が訪れています。なんとなく体調がすぐれない人、病後の生活改善を望んでいる人、のんびりと体を休めたい人たち、、、。そんなゲストたちのいちばんの楽しみは、玄米と旬の野菜がたっぷりの、一汁三菜のおいしいごはんの時間。にんじんの麻の実あえ、豆腐の味噌漬け、車麩と野菜の肉じゃが風煮もの、、、「穂高養生園」の人気メニューが初めて一冊の本になりました。多くのゲストたちがずっと待ち望んでいた、四季の味覚を楽しむ献立集です。


フィードバックの項目

【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガを始めたきっかけ
⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴
⑥ヨーガがご自分に持つ意味

【フィードバック】
1)穂高養生園の場所と環境
①穂高の環境と養生園の施設
②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)
③食事について
④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応
2)講義について
①ヨーガのコンセプト
②アーサナの理論
③プラーナーヤーマの理論
④ヤマ・ニヤマの理論
3)実習について
①アーサナ
②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)
③ムドラー・バンダ
3)「穂高編2011②」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
②ヨーガについて理解が深まった点
③物足りなく思われた点
④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか
⑤今後期待されるヨーガ・プログラム


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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「穂高編2011」のフィードバック・シリーズ(6)
千葉在住のC.K.さん(女性)

穂高では、お世話になりありがとうございました。 合宿から戻り、早くも日常の現実に流されつつあります。 だからこそ、時空を超えて自ら学びの場へと挑む必要性を感じています。

今回のフィードバックは、2回目となります。 何日かに亘りようやくレポートのようにしてまとめてみますと 納得の度合いがよくわかります。


【プロフィール】

①住んでいるところ

千葉県


②現在している仕事、今までにしてきたこと

ヨーガ講師・モデル(nonno専属、いきいき通販雑誌他)


③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

ヨーガ・音楽・映画・美術芸術・登山・サイクリング・算命学


④ヨーガを始めたきっかけ

モデル(表現者)として一番大切なことは何かと考えた時、 それは呼吸であるとおもい、ヨーガを始めました。


⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴

25年以上
穂高編2009①
穂高編2010②③


⑥ヨーガが自分に持つ意味

身体の調整、心の安定そして個の確立



1)穂高養生園の場所と環境

①穂高の環境と養生園の施設

松本駅から電車を乗り継ぎ有明駅で下車、 早く到着した為に一人タクシーに乗り養生園へと向かう 途中の景色の素晴らしいこと、 360度見渡す限り山々のオンパレード!

到着後、セミナーまで時間がありましたので、 有明神社へお参りに、後お蕎麦をおひとり様して養生園へ。


②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)

今回は、シトシト雨模様でしたが、 さほどに湿度を感じることもなく快適に過ごすことができました。ホールもガウディ木造建築さながら存在感あり、 アーサナ・プラーナーヤーマ・瞑想どれをしていても 温かく包まれているようでした。

そして露天風呂からの眺め、 緑一色に染まり何とも言えない清々しい感覚、 解放感を感じました。


③食事について

毎食の度に丁寧な説明があり、 良くぞ素朴な材料でこんなにも美味しい作品と思う程の出来栄えに 驚き感激しました。


④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応

スケジュールは、やや忙しいと感じましたが、 内容に納得していますし、それを陰で支えてくださる スタッフの方々には感謝感謝です。 お世話になりました。

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2)講義について

①ヨーガのコンセプト

サマーディ(Samadhi)の追及が高度なレベルでの 人格・人間性の統合になること。努力すれば達成可能。

修練を積んでいて周到に準備していく、、、と ああ、エベレストは、未だ遠し。 人が人である知性を、磨いていこう。


②アーサナの理論

緊張と弛緩のリズムの練習が大事。 そして個々の経験していることを自覚することがとても 大切であると痛感。伝統文献の解説とともに進んだ為、理解が一層深まりました。


③プラーナーヤーマの理論

一定のパターンを崩さない。 考え事をしない。

アーサナや他の技法は、 プラーナーヤーマの準備と基礎作りである。 プラーナーヤーマが更に高度な技術の準備になること。 そしてプラーナーヤーマを理解することで全ての技法が うまく補完関係にあること。


④ヤマ・ニヤマの理論

昨年のセミナーよりもまた深く理解できたように思います。 先生の講義は、的確でとてもわかりやすいです。



3)実習について

①アーサナ

強制的に自動的に筋肉がアジャストしている姿勢反射の メカニズムがよくわかり、 常に胸部を開き骨盤を閉める方向へトレーニングすることの大切さ、 そして、自律神経系に対する制御レベルを上げる意味が 理解できました。


②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)

制御した呼吸のメカニズムが身体の部位一つ一つに 深く感じられ昨年以上に浸透し、 レベルアップできたと思います。そして自然な呼吸の流れに心を同期することの意味合いが よく理解できました。

カパーラバーティの長さやアヌローマ・ビローマの丁寧な流れ、 そしてパストリカの心地よいコンビネイションは、新鮮でした。

又オイル(ギー・飽和脂肪酸)、炭水化物を摂ると良いとのこと、 これも興味をもちました。


③ムドラー・バンダ

体内感覚を探っていくホメオタシスの感覚を見る。 ムドラー・バンダをしていく過程そして解除後の変化は、 何とも言えない快いものがあり、 マハー・ムドラーは、その最高峰な気がしました。

先生考案のバンダ・マスターは、今一番ホットなグッズ!これを、使用することで集中力がアップまちがいなしです。 マイ・クラスでも早速使わせていただいています。



3)「穂高編2011③④」の総括

①プログラム全体の総括的な感想

現代社会に生きる私達にも大いに役立つ理論的な考え方、 実用的な技術、それも科学的な洞察からのアプローチは、何度聞いても納得の行くばかり、 先生方の講義の進め方に敬服いたします。


②ヨーガについて理解が深まった点

ずっと昔からずっと前の世から流れてきた結果、 現在の形を取っていて今の境遇を生きていると。

算命学では、 生年月日からその人のエネルギーの流れを見ることが可能ですが、、、 それ以上に、ヨーガをすることによって、 少しでも高度なレベルへと近づく努力をして人格の統合が はかられるのであると理解できました。


③物足りなく思われた点

自分自身の脳内クローゼットの整理不足から理解できない、 又理解しにくい部分があり質問できる時間、 余裕があると嬉しく思います。


④自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか

私的に結婚・子育てと現実的なことから、 今こうしてヨーガを通じ精神性を学ぶことへの切り替えが、 想像していた以上に難しく、かなりスローテンポで行われています。帰宅後、ふっと頭に宗教・ヨーガ用語が浮かんできます。

そんな時は、それについて考え、時に調べたりと、 以前には、ただ漠然とヨーガの言葉ひと括りにお団子状態でしたが、それが、相方先生のセミナーを受け始めてからは、 一句一句と自分の中に浸透してきているのがわかります。

インド哲学への理解を深めるには、 人が人である知識を磨いていくことが大切であること。生き方への導きとしてヨーガ・スートラを始め 多くを学ぶ必要があると痛感しました。それは、どこにも自分というこだわりがなくなり、 ‘シームレスな私’が現れるまで To be continue!


⑤今後期待されるヨーガ・プログラム

これからも一層されるであろう相方先生方のセミナーに 進んで参加したいと考えています。まずは、タイのワンサニットへ予定しています。 10日間のセミナーでどのくらい進化していけるだろうか?!

今から楽しみに「タイを知るための60章」を当面の愛読書として、 毎日のヨーガ・クラスの充実をはかり研鑽を積んでいこうと思います。

最後に、 様々な学びの機会を提供して下さる 相方 宏先生、秀子先生に心から感謝を申し上げ、 また、学びの時を共有できたお仲間の皆さん、 家族を支えてくれている夫、子供達に、 ありがとうを言いたいと思います。合掌 C.K.




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穂高編:2011穂高養生園にて(5)

日程:2011年6月3日(金)-14日(火)
会場:長野・穂高養生園
(→
http://www.yojoen.com


このシリーズは、6月に実施された長野・穂高養生園でのヨーガ合宿セミナー・シリーズ「穂高編2011」の話題です。

DSC02312 

穂高養生園での合宿セミナー・シリーズは、今年で4回目になります。今年度は2011年6月3日(金)-14日(火)の日程で、次の4つのプログラムが実施されました。
 
①6月3日(金)/5日(日):「ヨーガの歴史的背景」「ヨーガのコンセプト」
参加者23名+アシスタント1名
②6月6日(月)/8日(水):「アーサナ」「プラーナーヤーマ」 
参加者13名+アシスタント1名
③6月10日(金)/12日(日):「プラーナーヤーマ」「ムドラー」
参加者17名+アシスタント2名
④6月12日(日)/14日(火):「ヨーガ・スートラ読解」「ハタ・ヨーガ文献」 
参加者11名+アシスタント2名 

今回は、「穂高編2011①②」に参加された高知在住のA.Y.さん(女性)のフィードバックです。


「穂高編2011」について
 
「伝統的ヨーガの理論と技術」のサイトに「穂高編2011」のプログラムの詳細が掲載されています。
https://sites.google.com/site/hhyoga/okinawa2011


フィードバックの項目

【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガを始めたきっかけ
⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴
⑥ヨーガがご自分に持つ意味

【フィードバック】
1)穂高養生園の場所と環境
①穂高の環境と養生園の施設
②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)
③食事について
④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応
2)講義について
①ヨーガのコンセプト
②アーサナの理論
③プラーナーヤーマの理論
④ヤマ・ニヤマの理論
3)実習について
①アーサナ
②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)
③ムドラー・バンダ
3)「穂高編2011②」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
②ヨーガについて理解が深まった点
③物足りなく思われた点
④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか
⑤今後期待されるヨーガ・プログラム


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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「穂高編2011」のフィードバック・シリーズ(5)
高知在住のA.Y.さん(女性)

【プロフィール】

①住んでいるところ

高知県


②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと

絵描き 絵本の制作 ヨーガ教室 子育て


③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

趣味 田畑を少し 自家製酵母パン作り


④ヨーガを始めたきっかけ

子どもの妊娠中に助産院でのマタニティーヨーガクラスに参加したこと


⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴

ヨーガは8年ほど。
相方先生のワークショップは今回が初めてです。


⑥ヨーガがご自分に持つ意味

心身の調整 リラクゼーション
自分を鍛える一つのツール



【フィードバック】

1)穂高養生園の場所と環境

①穂高の環境と養生園の施設

素晴らしかったと思います。

空気がしんと澄んで乾いていて気持ちがよく、施設も天然素材で心地よく過ごせました。


②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)

森の家に宿泊しました。
窓からみどりが一面に見え、落ち着きました。

木と人カフェホールも居心地よかったです。


③食事について

毎回美味しく頂きました。

工夫を凝らしたお料理が次々と現れて、見るのも楽しみでした。一日二食の菜食が、自分に合っている気がして、自宅に帰った今もなんとなく続けています。

DSC02214


④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応

スムーズでした。

お風呂と食事の時間もちょうど良く、退屈している暇は全くなく、満ち足りた3日間でした。スタッフの対応もさわやかで丁寧でした。


2)講義について

①ヨーガの歴史的背景
②ヨーガのコンセプト
③ヨーガの技法

奥の深さを覗き見た気持ちです。

ヨーガとは、なんと懐の深い総合的な文化なのだと感じ入りました。自分の中でどう租借するか、これからの課題です。

自分にとって興味深い分野だと思ったので、少しずつでも伝統文献に親しみたいです。そしてゆくゆくは、人にうまく説明できるようになりたい。


3)実習について

①アーサナ

「常にスティラ・スッカム」「毎日やるとよい」繰り返し聞きながら実習したことで、家に帰った今も頭に残っています。


②プラーナーヤーマ

正確な方法がわかってよかったです。これからに生かしたいです。



3)「穂高編2011①」の総括

①プログラム全体の総括的なご感想

難解な内容も、相方宏先生の軽快な語り口調と巧みな比喩で、すんなりと気持ちがついてゆけたと思います。

そして、 秀子先生とお二人の調和のとれた暖かい雰囲気が、全体のお話の信憑性を増幅している気がしました。


②ヨーガについて理解が深まった点

歴史的背景、コンセプトについて、自分なりに深まったと思います。


③物足りなく思われた点

先生も仰っていましたが、それぞれのアーサナの科学的な解説が、もっと聞きたい、と思いました。


④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか

非常にありました。


⑤今後期待されるヨーガ・プログラム

既にあるプログラムに、次に参加することが非常に楽しみです。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

穂高編2011;穂高養生園にて(4)

日程:2011年6月3日(金)-14日(火)
会場:長野・穂高養生園
(→
http://www.yojoen.com


このシリーズは、6月に実施された長野・穂高養生園でのヨーガ合宿セミナー・シリーズ「穂高編2011」の話題です。

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穂高養生園での合宿セミナー・シリーズは、今年で4回目になります。今年度は2011年6月3日(金)-14日(火)の日程で、次の4つのプログラムが実施されました。
 
①6月3日(金)/5日(日):「ヨーガの歴史的背景」「ヨーガのコンセプト」
参加者23名+アシスタント1名
②6月6日(月)/8日(水):「アーサナ」「プラーナーヤーマ」 
参加者13名+アシスタント1名
③6月10日(金)/12日(日):「プラーナーヤーマ」「ムドラー」
参加者17名+アシスタント2名
④6月12日(日)/14日(火):「ヨーガ・スートラ読解」「ハタ・ヨーガ文献」 
参加者11名+アシスタント2名 

今回は、「穂高編2011②」に参加された東京在住のA.H.さん(女性)のフィードバックです。


「穂高編2011」について
 
「伝統的ヨーガの理論と技術」のサイトに「穂高編2011」のプログラムの詳細が掲載されています。
https://sites.google.com/site/hhyoga/okinawa2011


フィードバックの項目

【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガを始めたきっかけ
⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴
⑥ヨーガがご自分に持つ意味

【フィードバック】
1)穂高養生園の場所と環境
①穂高の環境と養生園の施設
②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)
③食事について
④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応
2)講義について
①ヨーガのコンセプト
②アーサナの理論
③プラーナーヤーマの理論
④ヤマ・ニヤマの理論
3)実習について
①アーサナ
②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)
③ムドラー・バンダ
3)「穂高編2011②」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
②ヨーガについて理解が深まった点
③物足りなく思われた点
④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか
⑤今後期待されるヨーガ・プログラム

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「穂高編2011」のフィードバック・シリーズ(4)
東京在住のA.H.さん(女性)

ありがとうございました。早速今日のクラスで、教わった実習と、アヌローマ・ヴィローマを実施致しました。楽にヨーガができたと、皆さんに喜ばれました(*^_^*)(特にパスチモッターナ・アーサナが)


【フィードバック】

1)穂高養生園の場所と環境

①穂高の環境と養生園の施設

とても気に入っています。毎年一度は行きたいです。


②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)

とても気に入っています。快適でした。特にカシミアの毛布が気持よかったです。


③食事について

今回は、森のキッチンでいただきました。とてもおいしくいただきましたが、去年と比べると、品数が少なかったような?気が致します。自宅に帰ると、養生園の食生活に戻りたくなりました。

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④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応

皆さん親切で、大変よくしていただきました。



2)講義について

①ヨーガのコンセプト

②アーサナの理論

③プラーナーヤーマの理論

言葉が解らず、付いていけないところがありました。


④ヤマ・ニヤマの理論

昨年の概論につづき、2回目でしたので、より深く理解できたように思います。おそらく相方先生の講義は、何度聞いても新鮮に感じるのでしょう。



3)実習について

①アーサナ

去年の実習もありましたので、覚えてしまいました。普段無理をしないで、実施しているつもりでしたが、やはりまだ無理をしていることに気が付きました。

特に緊張と弛緩のシャワ・アーサナが、印象に残っています。週3回を10週間続けたいものです。


②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)

一番勉強になりました。カパーラパーティが苦手だったのですが、ゆっくりと手ほどきいただいたので、自分でもできそうです。毎日練習しています。


③ムドラー・バンダ

洗濯バサミの効果が驚きでした。これも自分で練習しています。



3)「穂高編2011②」の総括

①プログラム全体の総括的なご感想

スケジュールがハードでした。散歩の時間や、お風呂の時間がゆっくり欲しかったです。

②ヨーガについて理解が深まった点

欧米のYOGAとの違いは、
前回のセミナーで認識していたつもりですが、今回は佐保田先生のヨーガとの違いが、少し解りました。

今後どのような方向性でクラスを実施していくか、少し迷いがあるところです。


③物足りなく思われた点

床に長く座ると、腰痛が現れるので、もっと身体を動かしたかったです。


④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか

身に付くように、教えていただいた内容を復習し、早速実習してみました。
私も生徒さんも、普段より楽にヨーガができました。


⑤今後期待されるヨーガ・プログラム

シートカーリー?日本は節電で、アツそうですので、身体を冷やす呼吸法を試してみたかったです。日本中で役に立ちそうです。(*^_^*)



☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆

穂高編2011:穂高養生園にて(3)

日程:2011年6月3日(金)-14日(火)
会場:長野・穂高養生園
(→
http://www.yojoen.com


このシリーズは、6月に実施された長野・穂高養生園でのヨーガ合宿セミナー・シリーズ「穂高編2011」の話題です。

DSC02314 

穂高養生園での合宿セミナー・シリーズは、今年で4回目になります。今年度は2011年6月3日(金)-14日(火)の日程で、次の4つのプログラムが実施されました。
 
①6月3日(金)/5日(日):「ヨーガの歴史的背景」「ヨーガのコンセプト」
参加者23名+アシスタント1名
②6月6日(月)/8日(水):「アーサナ」「プラーナーヤーマ」 
参加者13名+アシスタント1名
③6月10日(金)/12日(日):「プラーナーヤーマ」「ムドラー」
参加者17名+アシスタント2名
④6月12日(日)/14日(火):「ヨーガ・スートラ読解」「ハタ・ヨーガ文献」 
参加者11名+アシスタント2名 

今回は、
「穂高編2011③:プラーナーヤーマ・ムドラー」に参加された東京在住のY.A.さん(女性)のフィードバックです。

  
「穂高編2011」について 
 
「伝統的ヨーガの理論と技術」のサイトに「穂高編2011」のプログラムの詳細が掲載されています。
https://sites.google.com/site/hhyoga/okinawa2011


フィードバックの項目

【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガを始めたきっかけ
⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴
⑥ヨーガがご自分に持つ意味

【フィードバック】
1)穂高養生園の場所と環境
①穂高の環境と養生園の施設
②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)
③食事について
④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応
2)講義について
①ヨーガのコンセプト
②アーサナの理論
③プラーナーヤーマの理論
④ヤマ・ニヤマの理論
3)実習について
①アーサナ
②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)
③ムドラー・バンダ
3)「穂高編2011②」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
②ヨーガについて理解が深まった点
③物足りなく思われた点
④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか
⑤今後期待されるヨーガ・プログラム

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「穂高編2011」のフィードバック・シリーズ(3)
東京在住のY.A.さん(女性)


【プロフィール】

①現住所

東京都狛江市


②仕事

現在はヨーガ教師,
以前は銀行員


③特技・趣味

モダンバレー 歌 ウクレレ フラダンス


④ヨーガを始めたきっかけ

40歳の時子宮筋腫の摘出により自律神経失調症になり、症状改善の為


⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴

タイのワンサニット2005
養生園3回、2008、2009、2010


⑥ヨーガが自分に持つ意味

自身の理解と生徒さんに正しく伝える為


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【フィードバック】


1)穂高養生の場所と環境

①穂高の環境と養生園の施設

環境は勿論最高です。施設は一箇所になく、里と森・研修所の移動が少々難点かな・・・・・


②宿泊室とホール

宿泊室は今回は3人部屋でしたが、広々としていて心地よかってです。お布団も申し分ありませんでした。


③食事について

勿論素晴らしかった。休憩のカフェはとても良いと思いました。


④セミナーの運営全般とスタッフの対応

今回はプログラムが密で余裕がないぐらいでしたが、充実しておりました。スタッフの皆様は気遣いがありとても親切でした。


2)講義について

①ヨーガのコンセプト

勿論充実していました。特に、なかなか確り教えていただけぬ呼吸法・バンダ・ムドラーが良かった。ただ、もっと自身で深る事が大切ですね。


②アーサナの理論

今までのアーサナの捉え方と違いますが、理論上は理解できます。ただ、カルチャーなどの所では、多少変化のある動きもせざるを得ません。但し骨盤に気をつけながら・・・・です。


③プラーナーヤーマの理論

プラーナーヤーマは実践が何より・・・個人によって体は異なるので、注意をして積み重ねる事ですね。


④ヤマ・ニヤマの理論

仏教との関連づけは分かり易い。


3)実習について

①アーサナ

座布団・ブランケットなどを使用しての動きは参考になりました。が・・・カルチャーなどには用意がありませんので残念です。同じ動きの繰り返しの中に今回はアレ・・・と思うようなアーサナがあり興味深かったです。


②プラーナーヤーマ(カパーラバーテイを含む)

今回はプラーナーヤーマ・ムドラーの研修にふさわしくたっぷり実践出来ました。私は前半参加で後半帰宅しましたが、
後半ももっと良かったそうで残念です。来年に期待します。


③ムドラー・バンダ

ムドラーは会得が難しいですが、洗濯バサミのアイデアーは良かったです。分かりにくいウッディヤーナ・バンダが入り易い。

ただ、吸って止めるのは危険と伺いましたが・・・・プーラカ・レーチャカと言うくだりがありますが・・・・呼吸法なのでしょうか?


4)「穂高編2011③」の総括

①プログラム全体の総括的な感想

とても良かったと思います。


②ヨーガについて理解の深まった点

様々なヨーガの普及している折、きちっと自分の求めるヨーガを学ぶ事、深める事が大切ですね。

それには智慧のある深い先生に学ぶ事です。今回も沢山の教えを戴きましたが、日々反芻して理解を深めていきたく思います。


③物足りなく思った点

後半参加出来なかったことです。


④合宿に参加したメリット

勿論大いにありました。


⑤今後期待するヨーガ・プログラム

同じくプラーナーヤーマ・ムドラー・バンダ・ハタヨーガ総論です。

来年も楽しみにしております。お元気にお過ごしくださいませ。講義のメール有難うございます。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



 

穂高編2011:穂高養生園にて(2)

日程:2011年6月3日(金)-14日(火)
会場:長野・穂高養生園
(→
http://www.yojoen.com


このシリーズは、6月に実施された長野・穂高養生園でのヨーガ合宿セミナー・シリーズ「穂高編2011」の話題です。

DSC02302 


穂高養生園での合宿セミナー・シリーズは、今年で4回目になります。今年度は2011年6月3日(金)-14日(火)の日程で、次の4つのプログラムが実施されました。
 
①6月3日(金)/5日(日):「ヨーガの歴史的背景」「ヨーガのコンセプト」
参加者23名+アシスタント1名
②6月6日(月)/8日(水):「アーサナ」「プラーナーヤーマ」 
参加者13名+アシスタント1名
③6月10日(金)/12日(日):「プラーナーヤーマ」「ムドラー」
参加者17名+アシスタント2名
④6月12日(日)/14日(火):「ヨーガ・スートラ読解」「ハタ・ヨーガ文献」 
参加者11名+アシスタント2名 

今回は、「穂高編2011①:ヨーガの歴史的背景・ヨーガのコンセプト」に参加された東京在住のA.K.さん(女性)のフィードバックです。


「穂高編2011」について
 
「伝統的ヨーガの理論と技術」のサイトに「穂高編2011」のプログラムの詳細が掲載されています。
https://sites.google.com/site/hhyoga/okinawa2011


フィードバックの項目

【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガを始めたきっかけ
⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴
⑥ヨーガがご自分に持つ意味

【フィードバック】
1)穂高養生園の場所と環境
①穂高の環境と養生園の施設
②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)
③食事について
④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応
2)講義について
①ヨーガのコンセプト
②アーサナの理論
③プラーナーヤーマの理論
④ヤマ・ニヤマの理論
3)実習について
①アーサナ
②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)
③ムドラー・バンダ
3)「穂高編2011②」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
②ヨーガについて理解が深まった点
③物足りなく思われた点
④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか
⑤今後期待されるヨーガ・プログラム 

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「穂高編2011」のフィードバック・シリーズ(2)
東京在住のA.K.さん(女性)

【プロフィール】

①住んでいるところ

東京都八王子市


②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと

図書館司書


③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク

言葉の力、体を動かすことと言葉の力の関係について


④ヨーガを始めたきっかけ

エクササイズの一貫として


⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴

二年

⑥ヨーガがご自分に持つ意味

自分観察


【フィードバック】

1)穂高養生園の場所と環境

①穂高の環境と養生園の施設

昨年一泊の滞在を経験しましたが、ほとんど食事を楽しむというだけの短い滞在でしたので、 今回はワークショップに参加しながら 周囲の環境を楽しもうとしました。

季節の進みが東京より一カ月ほど遅いような新緑の中を 里の家と森の家を楽しみながら行き来できました。


②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)

里の家の居室、気持ちよく過ごせました。 木と人の家ホールでのヨーガ実習、 木々の緑や、鳥のさえずりが思い起こされます。 ブランケットがお気に入りです。


③食事について

食べている途中から体が熱くなります。(汗ばむほどです) 食材の持つ力と、手間ひまかけた力を感じます。

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④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応

気持ちよく、スムーズに過ごさせていただきました。


2)講義について

①ヨーガの歴史的背景

ヨーガを理解するためには、 インド思想をよく理解していなければならない、 という点に著しく納得です。 ただ、インドの人には矛盾がない、 というのがわかったようでわからない。

自分の常識の範囲を超えているのでしょう。 東洋思想と西洋思想の関係にも興味津々です。

東洋思想(仏教その他)と西洋思想の教育が混在している 自身の体にインド思想がどういう風に入り込んでくるのか
経過観察中です。

ヴェーダとヨーガ系思想の歴史的経過の関係も 今回初めて知りました。 「ヨーガは異端なんですよ」という先生の言葉が印象的でした。


②ヨーガのコンセプト

サマーディ(という語がすっと出てくるようになりました) の追求のために組み立てられている構造がよくわかりました。体の統御と心の統御で、自己紹介に述べた、心の統御へのある怖れの感じが 完全に払しょくされるところまではいっていません。

なので、アーサナがまず第一段階にあることが より実感できました。 睡眠の構造によるサマーディの解説で 「眠っているけれど起きている」 状態は想像しやすくなりましたが、 四次元が出てくるとお手上げです。

言葉で表すことができないということは、 考えることができないということですね。「感覚」をイメージしてみるということでしょうか。

余談ですが、 「ことば」は二次元の媒体であり、 ゆえに四次元を表現できない、というのがピンときません。
「ことば」で表現できないものがある ということは理解できますが、 「ことば」は残っていき、いつでも甦らせることができる点で、 もっと力を持っているような気がするのです。


③ヨーガの技法

体のコントロールとともに、 自律神経系のコントロールが大きな柱となって、 ヨーガの技法が組み立てられている構造がわかりました。

体を動かしてとても調子の良くなった自身の経験から、 内臓に効きそう、という単純な理由で、 ウッディヤーナ・バンダに興味を持ちました。


3)実習について

①アーサナ

三分間の逆転のポーズの実習では、 アーサナは無理のない範囲で行わねばならない、 というのが実感できました。

全般的に、 普段練習していることはスムーズにでき理解が深まりましたが、 初めてのものは、紹介を受けた、にとどまっています。


②プラーナーヤーマ

アーサナの実習と同じく初めて触れることには、 もう少し時間が欲しいと思いました。片鼻呼吸をインドの数の数え方で行う実習では、 習熟しないと呼吸のほうに集中できないと思いました。 (数えるのに一生懸命な初心者)


3)「穂高編2011①」の総括

①プログラム全体の総括的なご感想

いきなり衝撃的なイントロで始まった感がありますが、 今では自分なりに消化できたと思います。

書物で少しずつひもといていくよりも、 当たり前ですが、ライブ講義のすごさを実感しております。

しかも至れり尽くせりの環境で、こうして復習まで 出来てしまうのですから。

今回こうして書き連ねていますと またもう少し理解が深まったとき自分がどんな感想を抱くのか、 楽しみです。


②ヨーガについて理解が深まった点

人間の身体感覚やコントロール力が弱くなった、 ということがいろいろ散見されていますが、 今回、今までボワッと感じていたことが明確になりました。

それに対する対処法がすでに古くより体系的に構築されていたこと、 すなわち、ヨーガのコンセプトにしても技法にしても 古くからその体系が構築されており、 科学的なアプローチをかけてもきちんと理にかなっている、 という点に驚きを覚えました。


③物足りなく思われた点

自身が追いついていくのが大変なほどの、 盛りだくさんな内容だったので、ありません。


④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか

ワークショップ中、 自分自身の軸が相方先生のほうにすーっと引き寄せられている (相反する内容があるにしても)感がありましたが、 こちらの日常の生活に戻って二日目ぐらい、 自分軸が居心地の良いところにすっと立つ感がありました。

ちょうど座法の前に、 お尻をもぞもぞと動かしてから背筋を伸ばすように。 この感覚を覚えられたことに、なによりうれしさを感じますし、 元の場所に戻ったのではなく、 自分に最適な場所を探したのだと思います。


⑤今後期待されるヨーガ・プログラム

ヨーガ・プログラムとは言えないですが、 自分が知りたいことの一つは 日本の仏教思想とインド思想の対比。 (今は言葉こそ違え、言っていることは同じ) と思うばかりです。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2011年7月14日木曜日

穂高編2011:穂高養生園にて(1)

日程:2011年6月3日(金)-14日(火)
会場:長野・穂高養生園
(→
http://www.yojoen.com


このシリーズは、6月に実施された長野・穂高養生園でのヨーガ合宿セミナー・シリーズ「穂高編2011」の話題です。

DSC02311 


穂高養生園での合宿セミナー・シリーズは、今年で4回目になります。今年度は2011年6月3日(金)-14日(火)の日程で、次の4つのプログラムが実施されました。
 
①6月3日(金)/5日(日):「ヨーガの歴史的背景」「ヨーガのコンセプト」
参加者23名+アシスタント1名
②6月6日(月)/8日(水):「アーサナ」「プラーナーヤーマ」 
参加者13名+アシスタント1名
③6月10日(金)/12日(日):「プラーナーヤーマ」「ムドラー」
参加者17名+アシスタント2名
④6月12日(日)/14日(火):「ヨーガ・スートラ読解」「ハタ・ヨーガ文献」 
参加者11名+アシスタント2名 

今回は、「穂高編2011②」に参加された名古屋在住のF.K.さん(男性)のフィードバックです。 

 
「穂高編2011」について
 
「伝統的ヨーガの理論と技術」のサイトに「穂高編2011」のプログラムの詳細が掲載されています。
https://sites.google.com/site/hhyoga/okinawa2011


合同アルバム

ウエブアルバムのPicasa上に、参加者のみなさんが撮られた写真を集めた合同アルバムが作成されています。
2011JAPAN_Hodaka/Nagano(穂高編2011)


ご自分自身の体験から、
ヨーガの有用性を十分に納得されて来た方が次に進むステップとしては、
ヨーガの伝統的な知識や技術についての洞察をさらに、深めて行くことがあります。

わたしたちの課題は、ロナウラに集積されて来た伝統的ヨーガのリソースを活用しながら、日本のみなさんのために最適化された、効率的なヨーガの学習プログラムを
構築して行くことです。

参照サイト: 伝統的ヨーガの理論と技術


穂高養生園について(→ http://www.yojoen.com
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7258-20 

穂高養生園は1986年に設立された「セルフ・ケア」のための滞在型の療養施設です。

現代人の生活習慣病(こころとからだの不調)は、おもに誤った食事(過食・美食・偏食)運動不足、ストレスの3つのマイナス要因が原因と考えられます。そのため、「自分の健康を自分で守る」習慣を身に付けるには、毎日のライフ・スタイルをプラスに向ける動機付けを可能とする
環境に身を置くことが、有利になります。
 
穂高養生園は、穂高の豊かな自然の中で、自然食や積極的運動、ヨーガやリラクセーションなどにより、内側にある自然治癒力を高め、身心に備わる癒しの力を活性化させる「場」を提供している施設です。 


穂高養生園についての参考図書


穂高養生園の週末ごはん [単行本]
穂高養生園の週末ごはんpic
福田 俊作 (著) 穂高養生園スタッフ (著)
単行本: 95ページ
出版社: 主婦と生活社 (2007/04)
ISBN-10: 4391133652
ISBN-13: 978-4391133653
出版社/著者からの内容紹介
長野県、安曇野市。緑豊かな森の中に、ひっそりとたたずむ「穂高養生園」。「自分の健康は自分で守る」をモットーに、心と体の総合的なケアを行うホリスティック宿泊施設として人気があります。毎日の忙しさで疲れた体を癒すために、全国から年間のべ3000人もの人々が訪れています。なんとなく体調がすぐれない人、病後の生活改善を望んでいる人、のんびりと体を休めたい人たち、、、。そんなゲストたちのいちばんの楽しみは、玄米と旬の野菜がたっぷりの、一汁三菜のおいしいごはんの時間。にんじんの麻の実あえ、豆腐の味噌漬け、車麩と野菜の肉じゃが風煮もの、、、「穂高養生園」の人気メニューが初めて一冊の本になりました。多くのゲストたちがずっと待ち望んでいた、四季の味覚を楽しむ献立集です。


フィードバックの項目

【プロフィール】
①住んでいるところ
②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと
③関心の深いこと、特技・趣味やライフワーク
④ヨーガを始めたきっかけ
⑤ヨーガ歴・プログラムへの参加歴
⑥ヨーガがご自分に持つ意味

【フィードバック】
1)穂高養生園の場所と環境
①穂高の環境と養生園の施設
②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール)
③食事について
④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応
2)講義について
①ヨーガのコンセプト
②アーサナの理論
③プラーナーヤーマの理論
④ヤマ・ニヤマの理論
3)実習について
①アーサナ
②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む)
③ムドラー・バンダ
3)「穂高編2011②」の総括
①プログラム全体の総括的なご感想
②ヨーガについて理解が深まった点
③物足りなく思われた点
④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか
⑤今後期待されるヨーガ・プログラム

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☆☆☆☆☆

「穂高編2011」のフィードバック・シリーズ(1)
名古屋在住のF.K.さん(男性)


【プロフィール】

①住んでいるところ:

名古屋市


②現在されていること(仕事etc.)、今までにされて来たこと:

昨年3月、地元の市役所を定年退職し、現在は地元の大学院博士課程(後期課程)に在籍


③関心の深いこと、ライフワーク:

自治体職員の人材育成、ヨーガ、インド


④ヨーガを始めたきっかけ:

インドのペンパルを通じて相方先生を存じあげることとなり、2000年にカイヴァリヤマーダでの合宿研修に参加


⑤ヨーガ歴・プログラムへの主な参加歴:

2000年2月 カイヴァリヤマーダでの1週間の合宿セミナー
2000年8月 ガロテ博士京都セミナー
2008年6月 穂高編2008


⑥ヨーガがご自分に持つ意味:

心身の安定



【フィードバック】

1)穂高養生園の場所と環境

①穂高の環境と養生園の施設:
 
素晴らしいの一言です。


②宿泊室とホール(里の家・森の家・木と人カフェホール):

木と人カフェホールが新しくでき、 ますます施設の充実ぶりを感じました。


③食事について:

毎回の食事が本当に楽しみです。とにかく他の場ではとても味わうことのできない逸品の連続でした。

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④合宿セミナーの運営全般とスタッフの対応:


皆さんとてもフレンドリーで本当に気持ちよく過ごすことができました。


2)講義について

①ヨーガのコンセプト:

ますますヨーガというものが身近に感じることができました。


②アーサナの理論:

なぜアーサナなのか、すっきり腹に落ちるようになりました。
 

③プラーナーヤーマの理論:

つい呼吸法と考えがちでしたが、そうではなく自律神経系の最適化を図るということと、その重要性が理解できました。


④ヤマ・ニヤマの理論:

日常生活を平穏に過ごすガイドラインとして、あらためてその理論の実践を心掛けていく必要性を感じました。


3)実習について

①アーサナ:

つい無理をしそうになりますが、落ち着いて無理のない姿勢とでいうことですので、これからこのことを念頭にやっていきたいと思います。


②プラーナーヤーマ(カパーラバーティを含む):

実習しながら、 日常の生活の中でもっと取り入れていけそうな気がしました。


③ムドラー・バンダ:

今の私にとっては少々難しく感じることもありました。 少しずつ練習を積み重ねていきたいと思います。


3)「穂高編2011②」の総括

①プログラム全体の総括的なご感想:

限られた時間の中で、バランスのとれたとても深みのあるプログラムだと思いました。


②ヨーガについて理解が深まった点:

ヨーガの技法は6つのカテゴリーに分類されるとのことですが、それぞれの持つ意味とヨーガが目指すこととなど、ヨーガの全体像が以前より、より明確になった気がします。

「なるほど」と納得することが多くありました。


③物足りなく思われた点:

特にありません。


④ご自分にとって、穂高での合宿に参加したメリットがあったかどうか:

久しぶりに参加させていただき、本当に有意義な3日間でした。

た、平常の生活に戻ると、「急がしさ」ゆえにヨーガを実践できないといういいわけに終始する自分に戻ることになるかもしれませんが、少しずつ取り組んでいこうと思っています。


⑤今後期待されるヨーガ・プログラム:

ますます充実した内容をご提供いただいており、先生のご尽力に敬服するばかりです。



☆☆☆☆☆